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灯さんの「はじめて」はぜんぶ僕がいいのに 初恋拗らせ大学生×天然美容師のエモーショナルな恋物語
sekai de ichiban kirei na hoshi
絵柄がキラキラして少し懐かしい感じの優しさがあり、手に取りました。読んでみると、受けはとても優しさがあり、しかも、年上なので暴走しがちな攻めを優しく前向きな心に導いてあげている。そんな感じの温かさがあるラブが読めました。
攻めの景介は、引きこもっていた小学生の時に出会った美容師見習いの灯さんに優しくされた事を忘れられません。しかし、突然、美容室に行くのを止めてしまいます。大学生になり、たまたま、独立してお店を持った灯さんを知り、いても立っても居られずに会いに行くところから話が始まります。
受けの灯さんは恋愛に無自覚だし、攻めの景介君は内向的で自分の中で好きな気持ちがどんどん負の感情に行きがちです。しかし、美容室のアシスタントや景介の大学の友達など、周りの人が良い感じで2人に関わってきて、灯さんは、好きだという恋愛感情に気づき、景介君は、灯さんさえ居ればその他の生活はどうでも良い!っていう子供っぽい感情を、灯さんに優しく諭されて、前向きに恋人同士になっていくのが良かったです。景介君は気持ちが重いけど、目が綺麗で絵柄のせいかそれほど重たい恋愛感情が感じず、ひたすら真っ直ぐな子なんだなぁとも思いました。
特に激しい展開などはありませんが、キラキラした優しい絵柄と、灯さんの優しさに、疲れた時に読むと癒しや温かなラブの気持ちが得られます。
今作が初読みの作家様でした。
なんというか、可愛らしい絵柄もなんですが、
醸し出す空気感といい、温かみがハンパない…。
超ド級の執着攻めなのに、このほこっと優しい読後感。いいなぁ。
ストーリーは10年の空白を経て再会した二人の再会ものです。
念願叶って自分の店を開いた美容師の日野灯は
昔担当していた顧客の天見景介と久々に再会を果たします。
10年前はまだいたいけな子供だった景介は大学生になり、
灯に愛を囁いてきて…。
10年間、子供の頃の初恋を引きずるって愛が重すぎるにも程がある…!
それだけの年月拗らせてきただけあって中々の執着攻めっぷりでした。
初めてのカットモデルに嫉妬するわ(当時小学生)、弟子に嫉妬するわ、
はじめから終わりまで独占欲の塊!
文字通り、灯のことしか見えておらず、大きな図体をしているのに
中身は子供みたいで母性本能を擽られまくりでした。
なんとか灯に意識されようと一生懸命尽くすも、想いが強火すぎて
空回ってしまい、そんなひたすらに一途で不器用な健気っぷりにも
いとおしさが込み上げてくるのでした(* ´艸`)
この一歩間違えればヤンデレ街道まっしぐらな重すぎる執着と
甘~い溺愛の狭間感がいいんですよね♪
普段は寡黙で無表情なのに対灯限定で笑顔が柔らかかったり、
意外に泣き虫だったり、喜怒哀楽が豊かなところも可愛いのです♡
灯を想ってぽろぽろと涙を流す場面では切なさといとおしさで
胸がいっぱいになってしまいました。
けれど、そんな景介の激重愛も当の灯にはちっとも伝わっておらず、
欲求不満と勘違いされてしまったり、報われぬ景介が不憫でした。
こんなにもわかりやすく猛アプローチされてるというのにピュアを
通り越して罪深すぎる…(っω`-。)
だけど、景介からキスされるのも触れられることも、
それ自体には嫌悪感はなくて、恋に無自覚だっただけなのかな、と。
元々景介には甘々なのもあって、恋人同士になると加速度的に
糖度が増してゆく灯にニヨニヨしてしまいました。
描き下ろしでは肌を重ねながら尚も「もっともっと」と貪るように
灯を求める景介の底なしの執着愛にキュンときてしまいました///
そして、恥じらいながらも景介への愛情に素直に応えようとする灯に
二人が心から両想いになったことが実感できて多幸感が溢れました。
景介×灯
灯との出会いによって人生が輝き始めた景介。
忘れることはできない・・・
星が灯るように眩しい・・・。
一途な大学生の景介と、
天然美容師の灯が
10年にわたって
織りなす静かな美しい恋物語。
美容師の灯には、
10年前に担当した忘れられない小さなお客さん・景介がいた。
当時の景介は、
外見など様々な葛藤に苛まれ、
登校に苦労していた。
灯は、彼の心身を守りたいと思いながら、
同時に彼の華奢で俯いている様子や、
長い前髪から覗く美しい瞳に惹かれていた。
大学生の景介は、
10年前に初めて灯にカットしてもらって以来、
彼に初恋を抱いていた。
当時の景介は不登校で、
自分の顔を好きになれずにいた。
灯との出会いは、
景介の人生を変えてくれることだった。
景介は自分自身を再発見し、
輝きを取り戻すことができた。
景介にとって、
灯は人生に輝きを与えてくれたかけがえのない存在である。
10年ぶりに再会した2人。
灯がふっと自然な笑顔を浮かべると、
景介は感情が大いに湧き上がる。
10年間も止まっていた2人の恋心が、
キスひとつで再び動き出すーー。
穏やかな物語の中、
景介が灯への激しい慕情に心を蝕まれていく様子がはっきり。
灯は、
景介への気持ちに焦燥感を募らせる。
学生で年下で男同士という立場からの不安もいっぱいになる。
その結果、ついには動けなくなってしまう灯。
一方、景介は灯に対して一途で、
灯以外には目もくれない愛情を抱いている。
「灯さんに初めて会ったときからずっと、ずっと好きで・・・大好きで」と
涙を流すほどに好き・・・。
不器用だけど、
彼は自分の気持ちをきちんと伝えようとする姿勢も見せる。
その心から溢れる愛情が、
切なく痛いくらいに伝わってきて、
感極まって涙を流すほど・・・。
価値観や生き方が異なる2人が、
年の差を超えて結ばれる姿に
感心させられた。
ラストには、
2人が互いを思いやる温かいセックスは、
愛し合っていることを示す証拠である。
この作品の雰囲気も一層盛り上げるでしょう。
ゆっくりとしたペースで感情が丁寧に描かれ、
繊細な作品としての魅力に溢れていました。