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saenai ore no ijou na kouhai
執着ハイスペ後輩と平凡ほだされノンケ、
しかもふたりは幼馴染設定。
初作家さんですが、好きなキャラクター設定なので即購入しました。
第一印象は絵がすごく綺麗でした。
美しすぎて、少し無機質な感じもしました。そして描写がとても丁寧で、特に情事シーンの描写や汗の描写が好きです。
主人公の受け視点で物語が始まり、定番的な展開といっていいでしょう。
タイトルやあらすじほど、攻めの「異常」(不気味な意味合い)を感じず、異常なほどハイスペという意味の異常でしょう。
情事シーンも、官能的な描写で美しいエッチでした。
個人的に攻め受けの感情があまり流れてこなかったです。
モノローグや表情などでもちほん感情の描写はあるが、ストーカー攻めに対する恐怖や警戒、攻めの受けに対する執着などそう言った強い感じをあまり感じられず、
全体的に淡々とした印象がありました。
そしてカバー下やカバー、後書きなどもなかったので漫画家さんの情報が一切ないです。なんとなく、最後まで無機質な感じだなと思いました
地味系リーマンの望月とハイスペ後輩くん・日向。
地方の会社に勤めているけれども、実は小学校からずっと一緒の幼馴染。
そんなふたりのお話でした。
登場のシーンから日向の眼差しには光が無く、ゾクりとするような執着が見えていて。
これはさぞ重たい愛を持っているな…?と期待したんですが。
中盤で明かされたその理由は結構薄くて、それがストーカー気味な言動に繋がるか?と疑問に思ってしまいました。
ただ、どんな始まりであっても望月のことが欲しくてたまらないという日向の想いは伝わったので、執着寄りな展開でなければ逆にもっと萌えられたような気がします。
そして日向があまりにもチョロすぎてなんとも言えない気持ちに。
チョロい受けは大好きだけども、危機感もないし抗うつもりないよね?というレベルでチョロすぎる。
なのに女の子と付き合いたいと思う浅はかさ…
厳しく指導したくなりました(笑)
お話の流れやバランスがしっくりこないところもありましたが、絵はとても綺麗で読みやすかったです。