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ashita koso zettai en wo kiru!
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
試し読みでドスッとやられました!
これは面白い。面白いし楽しいし…泣けました。。゚(゚´ω`゚)゚。
Sっ気たっぷりの元ホスト営業部エースの三好と、陰気で仕事熱心な清掃員・マモルの、お金で繋がるラブストーリー。
マモルが三好にちょっかいを掛けられて、ベッドの上でエッチなことをした迷惑料として、三好からお金を受け取ったことで、2人の関係が始まっていきます。
マモルはお金に困っている様子で、三好は何故かマモルに執着しています。
エッチな取引は、いわば2人にとってWIN-WIN。マモルはこれで良いのか…と苦悩する一方で、三好は嬉しそう。
今後2人の間にラブめいた何かが起きていきそうで、序盤からワクワクです。
物語の冒頭はエロで始まるのですが、エッチな描写は実はそんなにないです。エッチなことをするが目的じゃなく手段になっているのが、このストーリーの見どころになっています。
そもそも、三好がマモルに近づいたのは、面白い暇つぶしになりそうだから。
キッカケはゲスいんですけど、マモルとの関係や一緒に過ごす時間に心地よさを感じていく三好の心に、少しばかりの変化が起きていきます。
マモルが誰かと仲良くしてるのを見ると嫉妬していくのも、そんな変化からです。
この辺りからストーリーの深みの部分が少しずつ露わになってきて、それが2人の気持ちの変化や自覚に思いっきり絡んできて面白いです!
三好がなぜマモルに目をつけたかとか、マモルに惹かれたのかとか、そういった裏の部分が分かると同時に、三好の過去と心に負った闇の部分が明かされていきます。
三好の過去も含めマモルへの想いに切なくなる彼の姿に……くそぅ…。泣いてしまいました。
マモルの方にも気持ちの変化があって、2人ともお互いに想い合っているんですけど、お金繋がりの関係でいたことが邪魔をして素直になれません。
最初から誠実な関係でいたらと思うけど、でもお金キッカケの繋がりがあったから2人はこうして近い距離になれたのも事実。
最初は無理やり〜みたいな始まりなのに、後半戦は2人の素直になれない行動と感情の心理戦に惹き込まれてしまいました。
勘違いで三好が乱暴に抱くシーンがあります。
2人が心の奥で泣いているように見えて痛々しくて胸が苦しくなりました。本当はこんな風に抱きたくないだろうに、好きな気持ちと願っている状況がかけ離れていて悲しくてもどかしかったです。
三好の感情のアップダウンは、特にこの作品の注目すべきところだと思います。最初のイメージとガラッと変わりました。
最後なんかはがむらしゃにドロドロになって、マモルを追いかけていく姿は最高です!応援必至の胸熱シーンでした。
最初から最後まで目が離せなくて、それにストーリーにメリハリもあって話全体のバランスがすごく良いなと思いました。
私個人としては、受けのマモルの方が体格も良いし、アレも大きいというのが萌えたポイントでした(〃ω〃)
そしてダサさ満点のマモルが実はイケメンだったことも加えて、萌えバロメータがバイーンと振り切っちゃいました(笑)
素直じゃない2人の恋の行方と結末は、切なさもあったけど楽しくて大満足です(*´︶`*)
初読みの作家さん。
表紙の眉毛の太さに何故!?何故こんなに!?と、惹かれて…。
なるほど。
イケメンが冴える。
イケメンバージョンが凄い良かった。
と、言っても…イケメンマモルの登場シーンは少なかった。
なんせ、三好は普段のもさっとした髪型のマモル君がお好みのようなので。
お話のテンポが良いのか悪いのか…お話が深いのか浅いのか…なんとも言いようがない不思議な感じ。
鍋のお湯被ったり、泣いたり、すっ転んだり…なかなか忙しい2人。
そんな2人と一緒に私のハートも上下する。
義姉と食事のシーンでミニトマトが転がっちゃうような細かいシーンが好きなんだよなぁ。
なかなか判断が難しい。
もう少しお話の流れが良いといいのかなぁ…。
たまに置いてけぼりくらってる様な感じになってしまう。
などと偉そうな事を言ってしまい申し訳ない…。
ですが、次の日に再読。
って、事は私の中では好きな作品って事…。
一読でそのまま本棚で眠る作品も沢山あるので…。
また、暫くしたら読み返すと思う。
って、好きじゃん…。
アニメイトの有償特典は、2人らしいイチャラブ。
昔からの繋がりでどちらかが執着してるのかなと思ってたんですけど全然違いました笑
内容は可もなく不可もなくちょっとぶつ切り感があって無理矢理繋げてる感じはありますが、場面展開も早いのでサクッと淡々と進んでいきくので最後まで勢いで読めます。
読んでる途中で、何でこうなったのか?とか人物の過去などは最後に解ったりするタイプのストーリー展開でした。
内容はもう一押し!ってところは正直ありますが(何様)絵も見やすいですし読みやすかったです。
オフィスビルで清掃員として働くマモルは、同僚とさえも打ち解けるつもりがないほどに周りとの関わりを断っているような人。
過去のツラい経験が彼をそんな風にさせているのだけど、お構いなしにマモルにちょっかいを出しグイグイ迫っていく営業マンの三好は懐に入り込むのが上手いので、いつの間にかマモルも絆されてしまうわけです。
周りと壁を作っているマモルはわりとわかりやすい性格だったのに対して、三好は外面がいいのでどこが本音かいまいち見えてこなくて。
本当にマモルが騙されているような気さえしてちょっぴりハラハラしていましたが、少しずつ三好の素の部分が見えてくると結構お似合いなふたりだなと思えたのでした。
マモルの真っ直ぐなところに三好は救われ、マモルも三好がグイグイきてくれたおかげで自分の殻を破ることができて。
不思議なバランスだけれど絶妙に相性の良い、そんなふたりのやり取りを楽しむことができたお話でした。
表紙からは想像できない、登場人物の背景の重さに驚きました。
とはいえ、8割くらいは表紙のイメージそのままのお話が展開されています。
お話も面白くて良かったのですが、どこかブツ切れ感があり勢いでストーリーが進んでいるように感じてしまいました。
2人の始まりがかなり急で、心を通わせる要素が少ない。
広げた風呂敷が、急速にたたまれてしまったのでそのように感じたのだと思います。
物語の終盤で人物背景がわかり、それまでの行動原理が理解できたのですが、BL的な萌え要素は感じられませんでした。
ちょろすぎる受けは可愛かったです。
攻くんの生い立ちが想像以上に重めでした・・・人生イージーモードだと思っててゴメン・・・!
受ちゃんは、“ちゃん”をつけるのは憚られる容姿で、見た目は決してかわいくはないんですが(失礼)、内面が可愛い。というかただの良い人。根は優しいけど、お母さんのことがあって警戒心バッキバキになっちゃったんだなあ・・・。
攻くんがもっとチャラついていてずーっと明るい本かな?と思いましたが、心の傷を癒していく、というか、救いがあるストーリーでした。萌かと言われると難しい、、ですが人間味があって良い本です。