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3作品収録のアンソロジー。
お題が「双子x両片想い」。
片方だけでも十分なお題なのに2つが重なると……⁉︎
以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)
「慈と善」ネオショコ
宗教二世? 幼少時、毒母の支配に震えていた双子の慈(ちか)と善。母の死後も心は縛られている。
不安になると善は慈にキスをねだり。
慈は心の底でその行為は異常だと苦しむ。何より慈は他人の期待/依頼を断れない。
善も慈の悩みに気付き…
両片想いというより、お互い助け合う2人のお話。キスまででHはなし。
「双子相愛には程遠い」くらげ壱
小さい時に口をきいてくれなくなった弟。ところが最近時々刺すように自分を見ていて…
弟は兄を嫌っているのではなく、逆に強い執着心を心に飼っていたのです…というお話。確信犯すぎてコワい。
この2人は外見も体格も全く似てないです。双子設定に無理があるかも。
「恋と指切り」茶渋たむ
酒造会社の双子御曹司。片方が跡取りのいない祖父の親友の家に養子に行ってしまい、そのまま外国へ。しかし高3になっていきなり目の前に現れて…
なぜひとりで別れて行ってしまったのか。彼には恋を続けていくための強い意志を秘めていた、ということ。
この作品が一番「双子x両片想い」のテーマに合っていると思いました。
双子と両片想い、ひとつでも強い設定なのに2つ重ねる事でムリが出るかなぁ…という印象。欲張りすぎなんですよね。