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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
2006年/2007年の作品を集めた短編集。
私は1冊丸ごと「鋼鉄の大天使」と思い込んでいたのでちょっとびっくり。
前半は、軍服と無関係の現代物が3作品収録されています。
「だまっていてあげる」
兄の同僚・滝川に好意を抱いている弘(ひろむ)。
滝川も可愛くて家事万能の弘に妄想して、つい風呂上がりの弘に…!というお話。
冷蔵庫に押し付けて声を殺してのHシーンがなんともエロ〜。
「ストライクゾーン」
部費を集めて野球用品を買いに行く部長の渉。だが店に着いたらお金を落としてしまったらしい。泣いている渉に店長さんが…!
渉はHなことをさせてあげたら道具がもらえると覚悟を決めて身を捧げちゃいます。
でも店長さんが優しくて本当に好きになっていき…
店長さんがクール眼鏡の美形、渉が短髪ショタ。お金も見つかったし良かったね。
「好きにしていいよ」
町中華を営む坂本の店に、全く交遊の無かった同級生の藤村が弟を助けてくれ、とやってくる。だが様子を見に行った隙に店の金を藤村に盗まれ。
街金に怯えていた弟くんを家に匿ってあげる坂本。恩義を感じて一生懸命店を手伝う弟くん。
健気で可愛い弟くんに辛抱たまらんの坂本と、坂本になら…という弟くんの両想いラブです。
「鋼鉄の大天使」
軍人の兄を戦死で亡くした弟のハンスの元に、知らせをもたらしたミハエル・ロスナー大佐。
ミハエルは悪い大人だけど、兄を亡くしたハンスはいつの間にかミハエルに恋をしていた…
「大天使の花嫁」
「ロスナー大佐の一日」
ここからミョ〜なギャグテイストが現れてきて面白い。
戦線に復帰したミハエルは全然仕事をしない。困った部下たちがハンスを呼び寄せてミハエル大佐と結婚してくれと頼むのです。
そして本当に結婚!だが初夜だハネムーンだと、やっぱり仕事をしないミハエル。
ハンスは見た目がもろにショタ!軍服も麗しい大佐とのエロは背徳感マシマシです。
しかし、大佐の部下たちが不憫で不憫で。思わず笑っちゃいます。
現在まで4冊が刊行されている『大天使シリーズ』の一冊目、『鋼鉄の大天使』です。久しぶりに大天使シリーズ読もう~っとページをめくると「あれ?軍服いない…」と肩透かしになります。なぜならこのコミックスの半分以上がその他の短編になっているからです。
ショタ受けの現代が舞台の短編が3編と大天使シリーズが2編と描き下ろしです。がっつり大天使を読みたい人はがっかりしてしまうかもしれません。でもね、先の3編もかなり良いのですよ~ヾ(≧∇≦)ノ"
私のお気に入りは『だまっていてあげる』です。両親を事故で亡くしてから社会人の兄に養ってもらっている弘と、弘(の手料理)を目当てに訊ねてくる兄の友人の滝川。お互いに気になっているのですが、弘の色気がやばいんですっ!水上先生のショタは可愛らしい天使のような子が多いのですが、この弘のなんとも危うげな色気が色気が… (*´д`*)ハァハァ
これで「兄さんには…ナイショにしておいてあげる…」なんて言われたら止まれるわけがありません!!声を出さないようにTシャツの裾を咥えた弘の姿は可愛すぎて凶悪な程ですよ\(//∇//)
『ストライクゾーン』は高級スポーツ店のオーナーと野球部の生徒の開発モノ。イケナイことを教えられてすっかりオーナーの虜になってしまう高校生です。
『好きにして良いよ』は脱サラしてラーメン屋を営む男と、ろくでなしの兄に借金の担保にされた弟のお話。弟のように大切にしたいと思いながらも欲望を抑えるのが大変な攻め。中々手を出さない攻めに「早く恋人にしてくれよ!」とキレてから「好きにしていいよ」と囁く受け…。
どちらのショタも本当に可愛くて色っぽくて、水上先生の描くショタは最高です!
高校生なのでショタというにはギリギリ?とも思うのですが、見た目の幼さと青さが充分ショタだと思います。
・『鋼鉄の大天使』『大天使の花嫁』
シリーズのメインカップル、ミハエルとハンスの出会いから結婚までが描かれています。たった2編で結婚まで行く強引さ。さすがミハエル様です。
ミハエル・ロスナ―大佐はハンスの戦死した兄の友人だった男で、傍若無人で俺様、奔放で天然と大変魅力的です。兄の代わりをする兄とはまったく正反対なミハエル。敬虔なクリスチャンのハンスには、堕落したように見えるミハエルですが、溢れる魅力にどんどん惹かれていきます。
ハンスの可愛さも半端なしです!無垢な中にある淫靡な魅力。これはミハエルも堕ちるわー。ほんと可愛い。
ハンスに入れ上げて仕事を放棄しちゃうとか、ミハエルの為にハンスと結婚させちゃえと奔走する部下たちとか、戦場で結婚式とか、はちゃめちゃなストーリーが楽しくて、ベッドは甘くて思いっきりエロい。軍服好き、ショタ好きにはたまらない一冊でした!
シリーズは
『鋼鉄の大天使』
『堕天使に捧げる詩』
『童貞最前線』
『ベッドの下の秘密』
の順番になります。
水上シンさんの作品で一番好きなのが、『大天使シリーズ』です。
軍服がカッコ良くて、エッチシーンが色っぽくて、ため息が出ます。
ミハエル大佐の、唯我独尊で高慢なところが好きです。
眠れないハンスに話そうとするのは、自分が寝た女性の内容だったり。
プロポーズした時には、すでに養子縁組してたり。
部下には、いつも毒舌だったり。
敵の前でも、イチャイチャしてるし。
ハンスは、少年なのに、色っぽいんです。顔が可愛いのに、そのギャップにやられます。
ミハエル大佐に振り回される、可哀想な周りの部下達とのやり取りにも、笑えます。一番の被害者は、ミュラーですね(笑)
同時収録のお話も、面白かったです。
戦場と言えば…軍人と言えば…
水上シンさん!!
戦死した兄に代わりハンス少年の援助を申し出たのは、
防衛軍司令部のミハエル・ロスナー大佐だった。
傲慢な大佐に反感を抱きながらも、
その奔放で官能的な魅力に堕ちていくハンス。
ミハエルとハンスの出会いから…
ミハエル大佐は戦争の出立の前の夜に気持ちを確かめ合った2人。
(その切なさの2人に少し涙が出そうになっちゃいました>0<
ミハエル大佐の戦争場は停戦状態へ入る…
その間も…ずっと会えない事にイラつくミハエル大佐は…
仕事を放棄する!!(本当に傲慢な人なんですね…
それに困った部下達は…ハンスを連れて来る!!
(部下達も大変ですね…
その…運命の出会いから最前線でのウエディング&ハネムーン★
(ハンスが色っぽい姿に…キャーv(>w<)v
同時収録:他、誘い受け弟と兄の友人、
借金の担保として差し出される高校生、なども…!!
「堕天使に捧げる詩」へと続く…。。。
軍人シリーズ系の多い 水上シンさん。
その中で3作品続いてきた第1作目の鋼鉄の大天使。
ハンスの兄が戦争で亡くなり…
それをきっかけにミハエルに出会う。
どちらも惹かれあいながら
一夜、抱き合いながら…気持ちを確かめ合う。
だが…ミハエルは戦争へ出掛けてしまう。
ハンスは1人で待ち続ける中…
そこへやってきたのは…ミハエルでなかった!?