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mahou no ouchi
とても穏やかな気分になれる作品でした。時の流れがゆったり。メインキャラは成熟した雰囲気のカップルで、自然いっぱいの田舎で暮らす幸せそうな二人をたっぷり見せてくれます。背景絵がどれも綺麗で丁寧で見惚れました。
タイトルから分かる通り、ただの日常物語では終わりません。いきなりファンタジー?な設定で、碧唯が手のりサイズになっちゃいます。この絶妙な五頭身が可愛い!
理由はすぐに明かされるので、謎解きのお話ではないみたい。日が昇ると小さく、日が沈むと大きくなります。太陽の動きに関係するの、何か意味があるのかな…ないのかな…。夜は彼氏と同サイズになっていちゃついてました。(エロなし)
二人の出会い編も描かれていて、とても良かったです。弧帆の玄関しか作らないドールハウス作家って設定が良い!勝手に深読みできそうなやつ!笑。
今のところ一話完結形式になってるので、続きが気になるギギギ…となる終わり方じゃないですが、二人を見守りたいから次巻も読む!ってなる作品。すでに出来上がったカップルで、恋愛の過程を楽しみたいときは物足りないかもですが、癒やし効果は抜群でした。
お気に入りは一ページまるまる使った風景画!なんて贅沢な!他のコマも細部の小物まで描き込みが丁寧で、田舎の空気を感じられる画面の数々が良かったです。
私にとって好きな要素が多い作品でした。
・家具や背景などの書き込みが多い
・生活感がある
・動物が出てくる
・特殊な職業
・癒されるストーリー
背景の書き込みがすごくよくて季節感や空気感、風の音や日差しまでもが伝わってくるし、素敵なお家や家具、キャンプ用品やド●キの店内までとっても丁寧に描かれてて好き!
掃除やご飯など日常の生活感のある描写も多いのも大好き!そしてご飯が美味しそう!
猫ちゃんを可愛く書くというより猫そのもの。姿形がかわいいというより行動が可愛いというリアルな猫ちゃん。
そして攻めのコハンがあんなワイルドな風貌なのにドールハウス作家という特殊な職業なのもまたいい!
ストーリーはほのぼの癒しなのに、巧みだなと。
ドールハウスにコハンが梯子を作り「(梯子があった方が)ちいさい人が便利だと思ってさ」と言う会話があるのですが、ドールハウス作家ゆえの単なるメルヘンジョークみたいなものかと思ったらまさかまさか!
タイトルの回収がお見事です。
どこまでも平穏でほのぼのな日常なのに、急にメルヘンちっくなトンデモ設定が!
そしてそのトンデモ設定がまったく違和感がなく、浮いていないのがすごい。
あくまでも2人の日常の同棲生活がメインで、トンデモ設定はサブのように見えるくらい。
エロは無いのにちゃんと湿度高い2人でお互いが大好きなのが伝わる〜!
2人がどうやって出会ったのかは書かれていたので、付き合うに至るまでのこともこれから先の巻で描いてくれることを期待します。
楽しみがまたひとつ増えてうれしいです。
最初は高尾滋先生の初BLと知って購入を躊躇っていました。でもですね試し読みで「ナンジャコレ!」と衝撃を受けて、思わずポチッてました。
凄く良いですし購入して大正解でした。
この作品にはハッキリ行ってエロシーンはありません。なので受け攻めを想像するしかありません。
でも、エロは無くてもこの2人は間違いなくCPですし、2人の日常から愛が溢れていると分かるし読んでいてとても癒される自分がいました。
現実とファンタジーの混じり具合が絶妙な作品でした。幼い頃にシルバニアにハマった人とか、ドール好きな方には堪らない作品ではないでしょうか?
派手さは無い作品ですがたまに思い出しては読み返したくなる作品でした。一度でも読めば弧帆の格好良さと碧唯の可愛さがクセになると思います。
次巻は2023年の夏頃らしいのですが、既に待ちきれないです。
あらすじにも書いてないから
ネタバレするのは、下の方に書かないとですねっっ
初BLだそうで、いやぁ良い❤︎
今回もハズレなしですわ
初BLデビューの作品を通して感じるのは
ほんとマンガ力と書いてマンガりょく!
背景やキーアイテムやらが
画力と取材力に裏打ちされた拘りでもって
話の中で生き生きと演出されてる感じ。
細かいとこまで魅力的でワクワクする
今回も、そこらへんが余すことなく発揮されてて
その上で、癒される日常BLが展開されて
ほんと読み応えありました。
内容は、タイトルのまほうが気になりつつも
ほのぼのした同居を始めたばかりなのかな?
恋人2人の悲喜交々な日常が描かれてます。
付き合って間もないのと、
攻め様の魅力に、どうやら受の一目惚れで始まったらしい馴れ初めもなんか素敵そう❤︎
これから続く2巻でもっと詳しく知りたいなぁ
あとはなんと言っても、ちびキャラ好きには
たまらないファンタジーな要素(アレ)ですよね〜
書こうと思いましたが、どう書いても
読んだ方が可愛い萌えが楽しめると思うので
ここでは敢えて伏せておこうと思います。
ほんと可愛い〜〜
古いまほうのおうちと、ゆっくりと流れる時間に巡る季節。
その中での暮らしがほんと素敵なんです❤︎
ぜひぜひ堪能して下さい♪
正直に申し上げて苦手なジャンルの話だったので、まぁこういう感想の人もいるのだな程度でお願いします。こういう現代のファンタジーでも稀にハマるときはあるのだけど、これは響かなかった。
小さいサイズの時の胃はどうなっているのだろうか。持たされてるあのサイズのご飯は絶対食べきれないだろうが。サンドイッチは具までたどり着くのか。
とか、どうでもいいことが作品への没入を阻害してくる。アオイが大変粗暴で、会話のテンポとかノリもうまくハマってこない。アオイの下まつ毛は好きだけど。
アオイにはできないけどお婆さんは服ごと小さくなれるのな。