ひんやり廊下、万華鏡

hinyari rouka mangekyou

冰凉的走廊、万花筒

ひんやり廊下、万華鏡
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神16
  • 萌×223
  • 萌19
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
20
得点
229
評価数
60
平均
3.9 / 5
神率
26.7%
著者
池玲文 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
スーパービーボーイコミックス
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784862632425

あらすじ

毎週木曜。夕陽が万華鏡のように乱反射する西館廊下で。
奨学生の稿左は、教師の永井に立ったままで犯された。
怖かった筈なのに、嫌だったはずなのに。
彼を見るとカタクなる。そんな稿左を縛り上げ淫具を駆使し何度も何度も射精へと誘う。だけど勃起は止まらない。
だって・・・先生あなたが好きだから!! 描き下ろしあり。

表題作ひんやり廊下、万華鏡

ムッツリエロ教師
けなげな奨学生

同時収録作品喰って泣いて笑って眠る

同時収録作品惑乱宇宙デート

高校生,デート部後輩
高校生,デート部先輩

同時収録作品真っ逆さま

高校生,デート部後輩
高校生,デート部先輩

同時収録作品アタシじゃダメかしら

その他の収録作品

  • 廊下の先、二人きり
  • 喰って泣いて笑って眠る

レビュー投稿数20

愛して差し上げてよ

これは、とにかくエロいです!
なんだろー、池先生の絵はもともと好きですが、とにかく雰囲気あってエロいです。
エロエロなのに下品にならずきゅんとするお話3つ。

先生と高校生
稿左くんは学内のアルバイト中に担当の永井先生にレイプされてしまうが、実は稿左くんも…
永井先生は稿左くんのことが好きすぎて教師としてあるまじき行為を働きますが、でも想いが通じると興奮して鼻血まで出しちゃうおちゃめさんw
ウブな生徒にエネマグラを使っちゃうところがかなりえっちです。

先輩と後輩
高校生の円童は後輩の隼成くんが好き。そこで「デート部」なる部を作って隼成くんを部員にして下見と称してデートするが…
円童先輩はもちろんですが、男には興味なさそうなふりして隼成くんもふたりとも気持ちがダダ漏れなのに素直になれないところがかわいいです。
プラネタリウムでのデートはどきどきですね。遠い記憶がちょっとだけ蘇りましたw
えっちな隼成くんは初々しさが足りませんが(笑)告白後の方がかなり初々しくて好感です。

リーマンの兄ちゃんと高校生の弟
実の兄弟もの。短編でさっぱりした感じなので読みやすいです。
兄ちゃんの樒が彼女との同棲を解消して実家に戻って来て以来、弟の邦春は毎晩帰りを狸根入りで待っていた。ふたりきりになってしまったある夜…
いけないと思いつつ一線を越える瞬間。兄ちゃんがエロ過ぎですー。
リードする弟も良いです。でも家事は出来ないダメ弟を面倒みるのは兄ちゃん。このふたりだと応援したくなります。

それぞれのお話が同じ高校の生徒と言うことでちょっとだけリンク。
素晴らしくバランスのよい短編3編です。

7

3カプとも可愛いけど、表題作の2人が特に可愛い!!

池玲文さんの描かれるキャラとカップリングが高確率で自分の萌えツボのド真ん中にハマるもんで、どの作品も心の中で「やばい萌え死ぬ!!!」ってぎゃあぎゃあ叫びながら読んでるんですが、このコミックは表題作の2人に特にガッツリとやられました。
2人ともなんて可愛いの!

1カップルにつき2編ずつ、計3カップルのお話が入っています。

『ひんやり廊下、万華鏡』『廊下の先、二人きり』
教師×生徒
受けの稿左くんがとにかく可愛いんです!
S側の嗜虐心をこれでもかとくすぐってくる稿左くんの可愛い表情や言動に永井先生じゃなくとも心乱されます。
永井先生が教師の立場をかなぐり捨てて、高校生に向かって「クビになろうが君を傷つけようが構わないくらい君にのぼせている」なんて熱く告白しちゃうのも、相手がこの可愛い稿左くんなら仕方ない。
「先生になら何されてもいい」とか何なのこの子、天使か!
余裕を保ちたいだろうに保てないでいる先生の姿もまた堪らなく可愛いです。
タイトルの「万華鏡」は、先生にめいっぱい愛されてる最中の稿左くんの心が見せる情景を表現したもの。
池玲文さんのこういう言語感覚、グッときます。

『惑乱宇宙デート』『真っ逆さま』
後輩×先輩
これもタイトルは恋している2人の心情を感覚的に表現したもの。
惑乱宇宙が先輩で、真っ逆さまが後輩君です。
実際に読んで「なるほどそういうことねー!」となってくださいませ( ´艸`)
冷静になって読むと攻めの後輩君、これただのエロいおっさんじゃね?って思わなくもないんだけど、私の萌えのメーターは池作品では振り切れ過ぎて正常に作動しなくなっているので大丈夫(笑)
表題作の稿左くんには負けるものの、こちらの先輩もとても可愛いです。
遊び慣れてるはずの後輩君が先輩の可愛さにやられていっぱいいっぱいになってるのも可愛いです。
設定的にはBLファンタジー感満載の作品です。

『アタシじゃダメかしら』『喰って泣いて笑って眠る』
弟×兄
兄弟モノは弟攻めに限る。でもって弟はお兄ちゃんのこと好きになりすぎてちょっとおかしくなってるくらいがちょうどいい。っていう私の兄弟モノに対する腐った要望がしっかりと詰まっていたので大いに萌えました。
しかもこのお兄ちゃん何なの、悪魔か!小悪魔か!
こんなこと言われて理性の吹っ飛ばない弟がいたら弟じゃないから!(※偏った意見です)
と思いながらページをめくったら…
「殺されたって愛して差し上げてよ?」
弟の返しが期待以上のパーフェクトさで悶え死にかけました。

池作品を全部読み終わる頃には、私、池作品のキャラ達のセリフに萌え殺されてそうです(笑)

6

丁寧語に萌えます!

  『ひんやり廊下、万華鏡』、なんて詩的なタイトルだろうと心惹かれて購入。読んでみたら学校を舞台にした、いやらしくて可愛い作品でした!!!

・『ひんやり廊下、万華鏡』『廊下の先、二人きり』
 黒髪の永井先生がやばいです!黒髪とか細い切れ長の目とか眼鏡とか、そしてクールな表情のままエネマグラを出して、丁寧語でグイグイ攻めます 。どうしよう~!私、大好きなんです、丁寧な話し方のキャラ。 
 散々「ですます調」で攻めていたのに、キスをせがまれて「勘違いさせないでくれ」と急に余裕をなくす先生もとてもいい!お相手の稿左君も可愛いし、最初から先生のことが大好きだし、レイプのシーンは描かれていないので、甘~い作品になっています。
 ところで、玩具とか道具を使うプレイにエロを感じないほうなのですが、池先生の描くお道具はすごかった(//∇//) めっちゃいやらしいです!

・『惑乱宇宙デート』『真っ逆さま』
 見かけは『王子』と呼ばれる先輩と、経験豊富な後輩。プランニングの為の下見デートで先輩の可愛さに欲情した後輩はキスをして・・・。後輩が余裕を持ってリードする形で曖昧な関係は続いているのですが、先輩を振り回しているようでいて、実は後輩の方が振り回されている感じが楽しいです。先輩が女子にデートを申し込まれたことで、猛烈に嫉妬したり、デート部をやめると言ったり、我慢できずに抱いてしまったり、駆け引きなんてなく、気持ちのままに突っ走る。青春っていいなーって思っちゃう。気持ちが通じて二人で帰る公園で「これはデートだ」と真っ赤になる後輩。男らしい見た目で経験豊富なはずの後輩が初々しくてすごく可愛いのです!

・『アタシじゃダメかしら』『喰って泣いて笑って眠る』
 女と別れて実家に帰ってきた兄と、高校生の弟。兄の帰宅を寝た振りして待つ弟と、寝た振りしているのを知っている兄。お互いの気持ちはとっくに知っている兄弟です。あとがきで「タイトルに対するイメージが変わってくれたら成功」と池先生が書かれているのですが、はい、変わりました!成功です!みなさんはいかがでしたでしょうか?
 
 どのカップルも相思相愛の甘い甘い短編集です!表題作以外はエロは控え目ですが、池先生の描くHシーンは短くてもやたらと「いやらしい」ですね。好きだーーーー(笑)

4

表題作…!

コミックス自体は、短編集ですので、テイストもえろ度もさまざま?です。

ですが、ええと、とにかく表題作!が!><
あの、
自分では描く力のない人間が、ぼんやりと「こういうえち萌えるな~」って妄想していたことがばっちり漫画に描かれていたら、「うぎゃあっ」てなりま、す。

表題作は根本的に、陵辱とかは言葉だけでしかないというか、いかにもBL脚色のかかった、「いやよいやよも好きのうち」、「むりやりされても感じるのは、好きな人だから」っていう展開なんですが、
先生×生徒で、
空き教室ではなく、「人気のない廊下」…!

えち中に人が通って、見られちゃうかもしれない、というシーンで、誰もいない廊下のコマが描かれるんですが、柱の影から先生のスーツの端が見えてて、なんだかもう、それだけで悶えます。

うああ、見たかった妄想が漫画になってるよーっっ。


その後もえねまとか持ち出してくるフトドキな先生ですが、稿左くんへの想いは純真?ぽくて、それもいいなあって思います。

0

表題作のエロさに驚きます

先生と生徒、先輩と後輩、兄弟と3組のカップルが登場する学園ものです。

◎表題作
先生と生徒のお話です。とにかくエロエロです。だけど、生徒の稿左が嬉しそうなので、無理やり感がなくて安心して読めます。稿左の色っぽい表情にも萌えます。結局、バカップルだった結末にニヤニヤします。

先輩と後輩の話では、モテモテで、去る者追わず来る者拒まずだった後輩が、先輩に惚れてオロオロしてるのがおかしくて微笑ましいです。デートをプランニングしてくれる部、というのも面白いです。

一番好きだった兄弟の話では、兄の切ないお願いにキュンキュンして、兄が大好き過ぎる弟に萌えます。もちろん、相変わらずの綺麗な絵にもウットリします。

4

不器用な男たち


「ひんやり廊下、万華鏡」
話の8割方がエロなんじゃないか、と言っても良い位エロエロです。
純真で健気でプルプル震えてる稿左はさながら子兎のような愛らしさでした。そして永井はそんな子兎を喰らう狼な印象。

「惑乱宇宙デート」
デートプランニング部通称デート部という珍しすぎる部活のお話。
学校一のタラシでいまいち掴み所のない隼成。
そんな隼成が気になるけど、自分はからかわれてるだけなの?と悩む円童がいじらしくて可愛かったです。

「真っ逆さま」
上のお話の続編で、隼成視点のお話。
本当の恋を初めて知った隼成は不器用で、掴み所のない姿とは一変、余裕のない姿を見せてくれました。
そんな隼成とちょっと天然で健気な円童は最後はとってもお似合いなカップルへと成長していました。

他、ガチ兄弟もの1つ含め不器用な男たちがたくさんてできた印象です。

3

3種の恋の詰め合わせ

このタイトル。数あるBLコミック・小説の中でも、一二を争う素敵タイトルだと思います!

「ひんやり廊下、万華鏡」「廊下の先、二人きり」
だがしかし、裏表紙の粗筋にて高校生が教師に犯される、と知り躊躇。苦手設定だなぁ…と半ば仕方なく読み始める。が!いやいやどうして。
この生まれたての子鹿のような稿左くん。キミの恥ずかしいあんな所こんな所、みんな見ちゃってごめんね。そんな気持ちになっちゃいました!(永井の鼻血、わかる〜)

「惑乱宇宙デート」「真っ逆さま」
強引モテ男系後輩x美人天然系先輩。
恋愛強者隼成くんは大人しい円童をセクハラ的にからかって。
ある日、二人の「デート部」に『…円童先輩とデートしたいんです』という女子の依頼があって、モテ男隼成は初めて焦りや嫉妬を感じる。
円童に告白して付き合って下さいと懇願する時の隼成は、ひざまずいてまるでプロポーズみたい。なかなかにロマンチックです。

「アタシじゃダメかしら」「喰って泣いて笑って眠る」
ガチ兄弟。弟x兄です。
私はガチ近親がとても苦手設定なのですが、池先生の作品だと読めますね〜。兄弟が似てなくて生々しさが薄れるからかなあ。
この話では、弟が腹を括ってます。弟の『アタシじゃダメかしら』には感服!この一言で兄の不安や罪悪感や諸々、すべて包んであげたよね。
この二人には未来の暗い予感は感じません。やっぱり弟の度量?

3組の恋物語の詰め合わせ、共通点は「不器用で健気な受け」かなあと思いました。
絵柄も素晴らしく美しくて、神寄りの萌x2です。

3

ひんやり してます

先生!!鬼畜ですよ!
相手はまだこどもですよ!
ハードすぎて 受けちゃんこわれちゃいます。
廊下でSEXですよっ。

あんた  バカァ???

そりゃあ ひんやりするわよ!!
ちょっとっ!!あんたたちっ!いいかげんにしないと人通るわよ!
でもそのドキドキがたまらないのよね。
ドSとドMの熱き戦いで 読者はお腹いっぱいです。
ご主人様を信頼しきっている下僕の表情がたまりません!
エロス超充実してます。
好い物を読むと心が軽くなるわね。


2

先生が鬼畜だっ!

[ひんやり廊下、万華鏡]
教師・永井×生徒・稿左です。
短編なんで、詳しい設定とかはわかりませんが、
とりあえず先生が鬼畜です( *´艸`)

稿左は奨学生で学校の資料室?でバイトをしているんですが、ちゃんと仕事を
しているのは、1コマだけでした。あとはほとんどヤッてますww

あと、エネ○グラって道具がある事をこの作品で知りました(・ε・`*)
道具関係は、ほぼ無知なので、色んなのあるなぁ~って思いましたww

あと最後の先生の萌死はちょっと吹きました(笑)

[惑乱宇宙デー]
後輩・隼成×先輩・円童です。
学校の部活「デート部」(という名のデートプランニングをしてる)の先輩・後輩です。
で、依頼人で表題作の稿左くんが出ていました。
そして依頼の為にプラネタリウムに行くのですが・・・。

フ○ラまでしちゃダメだっ!!

いくら人が少ないからってww
・・・なんか永井先生も何かやりそうな感じですがww←後日談で、稿左くんは、とてもよかったそうです( *´艸`)

そしてこちらの2人はヤることだけやって、お互い女子と仲良くしているのに嫉妬して
お互いの気持ちを伝えてめでたく付き合う事になりました。

[アタシじゃダメかしら?]
弟・邦春×兄・樒です。しかもこのCP・・・義兄弟ではなく、
ガチ兄弟でびっくりしました((( ;゚Д゚)))

池先生は近親相姦が好きなのでしょうか?
この作品の後ですが、別作品の「≠ノットイコール」というガチ親子BLもありますし。

しかし、兄ちゃんよく泣くなぁ~。萌えるじゃないかい((´∀`*))

正直・・・
1作目が鬼畜教師(縛るし道具使うし)で3作目がガチ兄弟で2作目の印象が
すごく薄くなりました(ノ∀`;)


2

なんとまぁまぁ!

池先生欲してる病の中、鬼のように購入させて頂きましたが、中でもこちらはインパクトの強い作品!
いやぁ…表題作が凄くてもうもう。
ぐはっとなって一度閉じてしまった私はまだうぶなのでしょうか…違いますねすいません。

表題作の他、【惑乱宇宙デート】【真っ逆さま】【アタシじゃダメかしら】の3本、そして表題作の描き下ろし【廊下の先、二人きり】、アタシじゃ~の描き下ろし【喰って泣いて笑って眠る】の2本。
池さんの描き下ろしは割とボリュームが有るので、とっても嬉しいです。
絵柄からして、池さんの初期?と思わせる感じがします。

その中でも、特にお気に入りのものをば。


――【ひんやり廊下、万華鏡】【廊下の先、二人きり】――
廊下でいきなり教師に犯された生徒・稿左(コウサ)と、その教師・永井のお話。
中身はとってもエロ満載で、わわわーっとなる感じで良かったです。

けれどしかし、永井は何故稿左を犯したのでしょう。
好きだから、という気持ちだけで片付けちゃうんでしょうかね。
そもそも稿左が永井を好きだという気持ちが有るのであれば、稿左に関しては、その後もアルバイトとして放課後、永井の元に変わらず訪れるのも分かる。
好きだから許せる、好きだから気持ちを伝える、好きだからキスして欲しい、そんな気持ちが素直に伝わるので良いのですが。
永井はちょっと…なんですよね。

後々、彼は稿左を大事にしたいとか言うんですけど、「その口が言いますか」と思ってしまった。
あたかも稿左に煽られたから二度目の行為に及びました、と感じ取ってしまって、永井の気持ちに感情移入出来ませんでした。

まぁ、書きおろしで天然で素直な稿左が、永井に「先生になら何されてもいい」みたいに言うから思わず鼻血(笑)
真顔で鼻血だなんてどれだけムッツリなんですか。いいですよもっと出しなさい(笑)

描き下ろしの時点で、稿左が随分と永井を好いているのが分かります。でも、何で稿左は許せたんだろうなぁ…と不思議です。

2

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