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kimi ga inai happyend
両親の墓参りで故郷に帰った左右介は、幼なじみの礼人に再会します。
左右介は、東京で小説家として伸び悩んでいるところで、礼人は、サラリーマンとバンドマンの両立をしていますが、バンドマンとして伸び悩んでいるところでの再会でした。
左右介は礼人の家で同居しながら、新作の小説を書くことになります。ほかのバンドメンバー曰く、礼人は潔癖でメンヘラホイホイなのだとか。確かに、幼なじみでも簡単に同居しようなんて言わないかもしれません。
左右介は新しい編集者、宇津見と一緒に恋愛小説の執筆を始めて、小説家として再び歩み出します。
ふたりで人生のハッピーエンドはどこか、左右介が礼人がいないハッピーエンドはつまらないと話しているところにぐっときました。
学生時代は時間があってやりたいことに一直線だったのに、社会人になった途端急にうまくいかなくなること、熱を失ってしまうことがありますが、そんなふたりを通して大人のほろ苦さや再スタートを感じられるお話です。
両親のお墓参りのため地元に立ち寄った左右介。
10年ぶりに幼なじみの礼人と再会し、小説家としてなかなか芽が出ず生活に困っていることを打ち明けると、礼人が「面倒を見てやる」と提案してくるところから始まる幼なじみ同士のお話でした。
その後左右介は礼人のもとへ引っ越しをして、10年ぶりに会うのに?ろくにお互いの近況もわからないのに?という疑問を感じつつ、同居生活が始まるという急展開。
冒頭で左右介を見つけた礼人はめちゃくちゃ複雑そうな顔をしていたのに、なぜ突然「養ってやる」だなんてスパダリみを見せたのか謎すぎました。
そして酔った勢いでセックスしたことから、友達なのか?恋人なのか?という曖昧な関係になるという、あるある的な展開に。
バンドマンとしてうまくいかなかった過去や親との確執など礼人の過去が明かされたりもするのだけど、色んなものが詰め込まれすぎていてこちらの感情が追い付かず、ふたりの気持ちもなかなか理解できず。
当て馬風の編集さんも良い仕事をしたんだかしてないんだかという微妙な感じで、色々と中途半端だったように思いました。
帯にもあらすじにも「社会人バンドマン×小説家」という言葉があるけれど、礼人のバンドマンらしいところが少なかったのが残念すぎて…。左右介の小説家な設定もほとんど活かされていなかったし、そういう部分にもかなりモヤモヤしました。
もっとスッキリしていたら読みやすくて面白かったのかもしれませんが、気になるところばかりで萌えを見つけられませんでした…。
設定は面白いけど、攻めがすきになれなかった。
同級生だった二人。小説家を志していた左右介は、その夢を叶えて、町売れっ子というわけではないが仕事を続けている。
そんな左右介に再開した礼人。バンドマンの夢をあきらめ、今はサラリーマンをしている。仕事もできてモテる礼人。けれどなんかいろんな人に対して偉そうで上から目線。そんなキャラに今ひとつ好感が持てなかった。
オマエ、オレのこと好きだろと左右介を無理矢理抱いたり。。
しかし礼人のそんな態度も、ラストになってみれば、成功した左右介への嫉妬、あるいは挫折巻の裏返しだったと分かります。
そんな礼人を包み込む左右介が包容力高すぎる。