モノローグ・オン・ザ・リバー【完全版】

monologue on the river

モノローグ・オン・ザ・リバー【完全版】
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
145
評価数
31
平均
4.7 / 5
神率
74.2%
著者
村上キャンプ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ひかりTVブック
レーベル
pirka⋆2(ピリカピリカ)
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

ラジオパーソナリティの濱内(はまうち)は、大学時代に付き合っていた先輩の『たんまちさん』と思い出の場所・大阪道頓堀で再会する。運命を感じて舞い上がる濱内だが、ラジオ局の狭いブース内のたんまちさんは、あの頃とは全然違う他人行儀な態度だった。

表題作モノローグ・オン・ザ・リバー【完全版】

レビュー投稿数5

やっぱり村上キャンプさん好き!

村上キャンプさんの新作。紙書籍派の私ですが電子オンリーだったのでつい買ってしまった。買って良かった!この話の主人公は素直になれない年上受けと声の良いヒゲの年下攻め。素敵な再会愛ストーリーですが、タイトルの通り「道頓堀」という川と関西弁も主役であり物語にとっての重要な要素です。

付き合ってた頃の切ない回想シーンも大人気ない素直になれない大人達のちょっと笑える純情も、笑いあり涙ありの丁寧なストーリー展開はさすがです。個人的に電書だとストーリーに入り込めなくて一度読んだきりという作品も多いのですがこれは何度も読みたい。というか紙で出たらまた買ってしまうかも。

ストーリーにジーンとさせられた後の幸せなえっちシーン。村上キャンプさんのマンガ、結構エロいんですよね。その部分でも期待を裏切りませんでした。

すごくスカしてカッコつけてるけど結局自爆してプライド粉々になっちゃう可愛い受けのタンマチさんをぜひご堪能ください。

3

思い出の場所で、忘れられない人との再会

作家買い

大学生の頃に付き合っていた先輩。
付き合うきっかけも、初めてキスをしたのも、ここ道頓堀。
大好きで、大好きで、大好きで……。
でも、振られてしまった……。

そんな先輩と、道頓堀を見下ろす仕事先でバッタリ再会したけど、他人行儀な先輩の様子を見て、俺と付き合っていたことも無かったことにしたいのかな……と落ち込むんですよね、濱内は。

それにしても先輩は、め〜〜ちゃめちゃ難儀なお方。
でも両視点交互だし、先輩の本当の気持ちもわかるから、こいつめんどくせーとはならなかった。

「思い出の場所で、忘れられない人との再会」だなんて、美味しい題材すぎます。
先輩にそっけない態度を取られて傷つくも、どうしてもどうしても忘れられない濱内が、道頓堀に佇みながら昔のことを思い出すシーンとか、なんかとてつもなくグッときちゃう。

願わくば、濱内のヒゲは剃ってもらいたいなぁ。



1

素直になれない大人の可愛さにキュンとしたよ

学生時代付き合ってた先輩と職場で再会ラブモノです。
ラジオパーソナリティ×放送作家
舞台は大阪道頓堀、リバープレイスにあるFM大阪なんかなー?って描写。諦めきれず復縁期待してしまう後輩と、自分の狭量さに耐えきれず別れた過去を引きずってやっぱり意地張ってる先輩。

村上キャンプ先生って絵柄はへなちょこなんですが、キュンキュンします。
ちょいちょい小ネタ挟んでくるのが憎いんよね〜。
例としてこんなところ。
たんまちさんって反町って書いてタンマチって読むんだって。あだ名かと思ってたら。
最初の出会いで攻めが間違えてソリマチさん連呼してたら「反町って書いて『タンマチ』やから!お前もずっとポイ●ンポ●ズンって思ってたんやろ」

たんまちさんカールが好物なんだけどいつも箸で食べてて、「なんで箸で食べるん?」って聞かれて「手が汚れへんねん」って答えるんだけど、本当コレ私もするし、私がするから家族もしてたりする。
私がやり始めたキッカケは高河ゆん先生がお箸でポテチ食べるって書いてたから。そしたら原稿描きながらでも汚さず食べられるって。
私物書きじゃないけど30年くらい箸でお菓子食べてるかも。
って脱線しました。

2人共がお互い意識しまくりでちょっとした後押しで素直に言葉で伝え合うようになってその時の2人がめちゃ可愛くてきゅーーーーんとなりました。
大阪弁のゆるさもいいよ。

すんごくいいお話だから読んで欲しい素敵な作品です。
あとがきでキャンプ先生が、たんまちさんの事を潮吹き呼ばわりしてるのが面白かったです。

シーモアで購入。
白抜き修正。

0

愛すべき天邪鬼

たんまちさんのの天邪鬼っぷりがかわいい

0

道頓堀がキラキラ!?

最初、濱内の未練がましさがすごくて。髭似合ってへんねん!とツッコんでしまったんですが、柄シャツ含め、そういう意図的なキャラデザですよねw

たんまちのめんどくささも相当で。
なのにあのかわゆさがやられた感満載で。
本人自覚しているからまだいいけど。

と、マイナスからスタートするということは、上がっていくお話なので、そこを楽しみに読みました。

あの小汚い道頓堀川でも、好きな人といたらキラキラするわね、と思えるお話でした(そのまま)
ぶっちゃけ、一言で言うと長い痴話喧嘩だったなとw

金剛寺さんがいいキャラでした。

海遊館の後、お寿司に行くのは、大阪人ならシャレであるかも。
水族館で魚を見て「うまそう」「美味しそう」とか冗談か本気かよく言いますもん。
先生はそれをご存知だったのかなと。

それと唐突にぶっこまれた、指輪買われへんやんけとケンカしてたモブ、見○り図の南大阪のカップルのネタですよね。たぶん。

濱内とたんまちという名前は、か○いたちっぽいなと思いました(違っていたらすみません)先生お笑いお好きだから。

シーモア限定特典の
たんまちが濱内に「オモロイから」と3回も言うの、照れ隠しもあるけど、大阪人のいちばんの褒め言葉ではないかなと思いました。

余談ですが、読んでいる時「大阪ラプソディー」が脳内流れました(単純)
♪道頓堀ま〜で〜歩き〜ましょ〜ぉ〜かぁ〜♪
♪よいやみ〜の〜大阪ぁ〜は〜ふたりづ〜れ 恋のま〜ちぃ〜♪

1

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