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papa to chichi no koi kurashi
ゆるゆるとしたお話が読みたかったんです
子持ち同士なら ほのぼのゆるゆる なのでわ?と
あまかった Orz
いや エロはほぼなかったし 当て馬も激しいすれ違いもなく
泣くことはなかったけど大人ではわからない子どもの世界もそれなりに読めて 全体的に見ればほのぼのではあったんです サクサク読めたしね
ただ 思いの外話の流れが強引だったな
姉夫婦を事故でなくし一人息子を引き取った真昼(まひる)と
妻と別れて息子とふたり暮らしのベテランパパ 灰(かい)
縁あってパパ友になってからがびっくり展開の連続
家事全般が苦手な真昼にとって なんでも手際のいい灰は憧れではあるだろうし 極意を伝授してもらうのに距離が縮まるのもわかる
真昼がゆっくりと灰の存在を意識して その想いを自覚していくのはいいんだけど
どーーーにも 灰の気持ちが読めないッ!
そう あたしはまたなにかを読み落としているのか? きっと 読みおとしたに違いないッ!
そう思って何回も戻って読み直すんだけど やっぱり読めない
なのに真昼を混乱させ 変に意識させる言動ばかり
もう 最初に戻ってあの日のお願いに急に引っ越しを決めたそのあたりの気持ちからプリーズッ!
だってね 子どものお願いで即決でマンション1室借りちゃう?
しかも壁ぶち抜くって 賃貸じゃないのその部屋? 買ったの?たかが子どものお願いで?
確かに小さくても玩具会社(育休中)の社長だし 子どものワガママにも羽振りいいのかも知れないけど
うぅぅぅん
もうほんと申し訳ない 重箱の角つつきだすと止めらんない性格で
なんなら爪楊枝までだしてきてつつくからね その隙間を
大人が自分たちのことで一生懸命になってる先で起きる 子どもたちの小さな大冒険
悪くはないんだけど そんなミーハーな案件から話を振らなくてもいいような
おかげで 失くした家族に小さな胸を痛めるいい場面なのに なんだか薄い
そもそも 陽人(真昼が引き取った姉の子)が園児なのに涙も見せず 自分の気持ちを淡々と しかもすらすら筆談しちゃうところに哀れさを感じられないというか
あぁぁ 勿体ない!
グイグイいく攻めはいんだけど 強引に既成事実に持ち込んだ感じになったのも
せっかく言葉を取り戻した陽人だったのに 切っ掛けが読めなかったのも うーーーん
ごめんなさい
二人の子持ちが助け合い一つの家族になっていく ふんわり優しいお話ではあったんですが 恋も子育ても中途半端な後味が残ってしまったかな…… サメ好きな子どもは無邪気でよかったんだけど
いや 新規開拓の礎にはなったので ありがとうございましたッ!