王さまのがっこう

ousama no gakkou

王さまのがっこう
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神27
  • 萌×226
  • 萌18
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
17
得点
297
評価数
78
平均
3.9 / 5
神率
34.6%
著者
小中大豆 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
カワイチハル 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784041126820

あらすじ

クールな有能教師×努力家教師。名門学校で繰り広げる恋と勝負の決着は!?

名家の子女が集う名門校に白龍家の専属教師として訪れた思雨は、学生時代に因縁のある静嵐と再会する。ライバル関係にあった思雨は教師としても負けられないと息巻くが、静嵐は何故か思雨のことでは取り乱して…?

表題作王さまのがっこう

冬静嵐,黒龍家の子息である深黒の家庭教師,27歳
秋思雨,龍族・白龍家の子息、卯雪の家庭教師,27歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数17

ちびっことその家庭教師の、ほんわか子育てラブ❤︎

面白かった〜〜!✨小中大豆先生の中華風ファンタジー。

竜族のちびっこ達と、人族の家庭教師たちの子育て(?)/教育ラブです。
竜族の学校で、文字通り親代わりとなり子供を見守り導き、育てる様子が微笑ましくて可愛らしくて、自然に口角が上がっていました。

家庭教師同士の交流は先生のあとがきにあるように、「ママ友」のよう。

カワイチハル先生の挿絵が大好きなんですが、今回も美麗な主人公二人の絵、そしてちびっこたちのイラストに、電子で読みながらスマホをなでなでしちゃいました。。笑

卒業試合で思雨(しう・受)が体勢を崩した際、思雨への恋情に気付いた静嵐(せいらん・攻)がどうしても追撃することができなかった‥と終盤種明かしされた際は、(分かってはいたけど)ニヤニヤ。

そして攻撃を受けて倒れた静嵐が、仙術の気を流し込んでもらう…とかこつけて何度も思雨にキスをねだり、舌まで入れちゃうシーンは自分の中の萌えが爆発しました。
静嵐ーーーーーーーー!!!!!(*´艸`)‪

えちの方は、最後に一回だけ。…割とあっさり、ページ短めで、正直ちょっと物足りなさも感じた…もっと二人のイチャラブが見たい…!!けれど、それを払拭するようなお話の面白さ◎

学校で起こる事件から子供たちを守るため、家庭教師同士の結束が必要になり、7年前のわだかまりが少しずつ消えていくー
その過程が本当に見事に描かれていて、夢中になってページをめくっていました。

二人のイチャイチャが…という意味ではもっともっと、と思うのですが、それでも最大限に萌えることができたので、「神」評価で。
続編とかあったら読みたいと思うぐらい、自分の中では大好きな作品になりました✨

静嵐と思雨の公子たち、シェンヘイ×ウーシェ(攻め受け不明だけど!)の成長とラブも見たいよ〜!!

0

ちびっこカプのほうが萌える

主役カプは、学生時代トップの座をめぐって切磋琢磨しあった親友かつライバル同士の再会ラブなんだけど、ラブの香りが薄め。

受けの思雨と教え子のウーシェの関係が非常にほほえましくて良かったですね。
家庭教師という単語からイメージするよりも遥かにウーシェのことを可愛がっていて、ウーシェの愛らしさに頬をデレっと緩めては、「うちのウーシェ様はめちゃくちゃかわいいぃぃ!!」と親バカならぬ教師バカ全開。
子供達4人でお泊まり会してキャイキャイしてる様子とか、教師たち4人でお茶飲んでる様子とかはママ友の集まりって感じで、子育てBL要素もいっぱいでした。

攻め受けよりも、攻めの教え子であるシェンヘイと受けの教え子ウーシェのやり取りがめちゃくちゃかわいくて、これっていわゆる幼馴染ものの馴れ初めってやつですよね!って感じで萌えました。
シェンヘイはウーシェと仲良くしたくてとっておきのお宝(蛇の抜け殻)を見せるも、ウーシェは怖がって泣いてしまうとか、あぁ幼馴染モノあるある!!尊い!!と思いながら読みました。

シェンヘイはウーシェが特別枠でこのままずーっと一途に育っていくんだろうなぁ。
シェンヘイってめちゃ優れた資質を持ってるし、さぞかし立派な青年になるんだろうなぁと想像してワクワクしちゃいました。
あぁ、ここに将来性&スペックめちゃ高な攻めが爆誕してる!!と。

1

可愛い可愛い可愛い♡

学生時代、親友でライバルで恋情を抱いていた静嵐に、人生を賭けた最後の試合で勝ちを譲られた思雨。その後を疎遠になった2人が、龍族の公子の家庭教師として学校にあがり、再会して‥というお話。

思雨にとって最後の試合での静嵐の態度が、苦い記憶になったのは当然。それだけ思雨は必死だったから。再会しても目も合わせない静嵐の態度には腹が立った。
けど、静嵐の心情も推察できたので微笑ましくもあったかな。寮で事件が起こり、静嵐の賢明さに改めて想いが募る思雨。
2人が素直になれば、あぁなるのは必然。初々しい2人が可愛かった。

あと2人が教えるウーシェとシェンヘイがまた可愛い。小さくても思いやりがあって賢い。この2人の将来も諸々含めて楽しみ♡

5

家庭教師さんの恋(*´˘`*)♡

中華風ファンタジー。
大好きなカワイチハル先生のイラストだしで楽しみ倍増でした(*´ ꒳ `*)

龍族や人族、他の獣人族が住んでいる世界。
トップは龍族で、龍族の子供には人族の家庭教師がつくのが習わしで。
読んでいて、家庭教師というより春日局みたいな乳母みたいだなって思いました。
それぞれの特性や関係等の世界観を理解するのに、何度か読み返しつつ、楽しく読ませて頂きました( ^ω^)


受け様の思雨と攻め様の静嵐は、家庭教師養成学校の同級生。
卒業前の試験で遺恨を残したまま別々の龍族の子の家庭教師となり、この度その子たちの入学に付き添って再会。

受け様である思雨視点で進みますが、どう見ても両片想い。

7年ふりの再会の時に思雨の顔が見れない静嵐とか、お風呂上がりの思雨を前に挙動不審になってる静嵐とか、いろいろ可愛くて微笑ましくってにやにや(*^^*)

また「自分の目が曇っていた」と反省する思雨が、素直でいい奴で、そりゃ惚れちゃうよなぁ、とにまにま( ¯▽¯ )

また、龍族のお子様達がとっても可愛くて癒されました(´ω`)
他の家庭教師の方々も魅力的でとっても気になるわ~\( ´ω` )/

静嵐が、えち用のローションを夏先生に分けてもらったって言ってたけど、え!?夏先生、それをどなたとお使いで!?もう使ってんの?これからの予定?
って、読まれた方、みんなツッコんだと思っちゃいます(๑˃̵ᴗ˂̵)

Loveの方は若干薄めですけど、かわいいお子様達のおかげでニコニコきゅんきゅん。
この子達の将来も楽しみ。
イラストも可愛らしく、特におチビちゃん達は癒しでした(´ω`)

5

おまけ程度のラブ

 二人のBLがメインじゃない……。
 自分たちが教育担当してる龍の子供たちと、通っている龍士学校での事件がメイン。なので誰でも読めます。地雷要素が無いに等しい。
 最後の方に、「あっやべ! 主役ふたりの恋愛忘れてた!」みたいな感じでおまけエッチがあるくらい恋愛要素が薄かった。

2

人族家庭教師の育児日記

「王さまのがっこう」・・何故このタイトルにしたのかなー、と思いながら読了。

龍族の卵を孵化させて、育児と教育を受け持つ家庭教師は人族の仕事。
龍の仙気を錬成して、使いこなせない龍は、気の暴走で早死にしてしまうので、上手く調整と教育が出来る人族が雇われていた。
名誉ある家庭教師役を得る為に切磋琢磨する人族。

家庭教師は、龍族の子弟が通う全寮制の教育機関にも同行する。
龍族の学園の校長と副校長や教師の老子、管理をする猫族・・と、色々な生き物がいる世界。

学園で、ハズレ者の龍族と、それを上手く使って利を得ようとする副校長が興す騒動に対応するうちに、すれ違っていた恋が修復される。

頁の兼ね合いだと思うけど、ぷっつり切れるような結末。
恋愛要素は少ない。 
可愛い龍族幼児の萌。
 

5

長髪イケメン×長髪美人

先生買い。さらっと読み終えてしまったので萌にしました。ロン毛好きな方や保育園お泊り会の雰囲気がお好きな方でしたら良いのかも。なんちゃって中華で全寮制幼稚園?小学校?舞台のお話、230P+あとがき。

龍士学寮に入る白龍公子のウーシェ(卯雪)に付き添った家庭教師の思雨。入寮した蒲公英寮には、黒龍公子のシェンヘイと、その家庭教師で、思雨の学生時代のライバルだった静嵐も同時期に入学していて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は、
ランティエ(青龍公子)、緑涙(ランティエの家庭教師)、ムーホン(赤龍公子)、杏樹(ムーホンの家庭教師)、ロンダン(担任教師)、ルーラン(黄龍族の当主三男)、副校長、校長ぐらいか。ルーランなあ・・

++ 攻め受けについて

攻めは人族の家庭教師として優秀、冷静沈着、仙気を大変よく操り、仙気を持って争うシーンが一部ありますが、お強い印象です。うっかりすると漏れそうになってしまう恋心もあってか、最初は受けを避けているような感じなので、「受けを構い倒して溺愛」という印象は無かったです。変態とか押しが強いという印象もないし。正統派イケメンかと思います。

受けは昔攻めとあったわだかまりを心に抱えて、なかなかすっきり甘えるとか、親しくするという感じはないです。家庭教師として優秀!というシーンがいっぱい記載あるわけではないですが、ウーシェのことは目の中に入れても痛くないという様子で可愛がっているのが良かったかな。養子として迎え入れてくれた父母のため、一生懸命学んで、龍公子の家庭教師になって・・て感じです。ウーシェのことは可愛くって可愛くって「うちの子一番!」って様子で可愛がってます。

お子様方は可愛かったのですが、攻め受けのキャラにクセがなく(まあルビーさんだからか?)さらっと読み終えてしまいました。読みやすい王道ファンタジーなので、BL初心者さんなどには良いかもと思った一冊でした。

5

龍を育てる学校にて恋に再会しました

今回は黒竜王の弟の家庭教師と
白竜王の末子の家庭教師のお話です。 

受様が師範学校で拗れた攻様と
龍士学寮での再会を経て変えていくまで。

この世界は人族や獣人族など数多の種族が共存し
最も神に近いとされる竜族が統治しています。

龍族は持って生まれた仙気が膨大過ぎるが故に
仙気を効率よく複雑に錬成するのは不得意で
仙気を操る事に長けた人族を
子供達の家庭教師とする慣例が生まれます。

そして家庭教師のための師範学校が設立され
龍の有力氏族である五世家の家長の話し合いにて
龍士学寮が創立されるのです。

受様は師範学校を卒業後、
白竜王の末子の家庭教師となり、
公子の龍士学寮入学に伴って入山します。

白龍王の末子は普通の龍族より成長が遅く
内向的な性格ゆえに受様の心配は絶えませんが
早く学校生活を慣れるように尽力するのみです。

今年の新入生は4人ですが全員が五世家の子弟です。
他の公子は青龍族と赤龍族、黒龍族の子ですが
受様は黒龍族の家庭教師と受様は
師範学校でともに切磋琢磨した攻様でした。

受様は攻様と卒業後も友情を育むつもりでしたが
攻様との最後の試合で勝ちを譲られて
怒り心頭となった受様は彼との関係を断つのです。

それでも攻様の次代の黒龍王と目される卵の
家庭教師となった事は知っていましたし
同じ年頃の公子と共に入山する事も考えられ

受様は攻様と再会したら同じ家庭教師として
屈託なく接しようとしていたのですが

再会した攻様はまじまじと受様を見た後、
なんとプイッとそっぽを向いたのです!!

怒っているのは自分の方なはずなのに
なぜこんな態度を取られるのかと
受様は頭に血がのぼってしまいます。

再会した攻様のすげない態度の理由とは!?
こんな攻様との龍士学寮生活は前途多難!?

受様との最後の試合で勝ちを譲った攻様と
攻様に可知をずられた事で憤る受様の
中華ファンタジー風再会ラブになります♪

攻様の龍族にも一目置かれる家柄の直系の嫡男で
貴公子然として学業は抜群に優秀ながら偉ぶらず
同級生や後輩からも慕われる男でした。

受様も名門の家柄ですが
その優秀さで養子となった孤児であり
友人も作らず勉学に励ん無ことを良しとしていました。

それ故に周りから浮いてもいましたが
そんな受様に声をかけてくれたのが攻様であり
受様は攻様に友情以上の気持ちを抱いていたので
攻様の行動はより深く受様の矜持を傷つけたのです。

読者には2人が両片想いだろうと早いうちに判りますし
ツンデレな受様が攻様の真意にどうやって気づくのか
ワクワク&ドキドキ、

龍士学寮で家庭教師を狙っておこる不可思議な事件が
攻様の教え子である黒龍の公子と関っていき
ハラハラ&ワクワク、

問題児の影に隠れて暗躍していた黒幕が捕まり
受様が攻様との恋を実らすまで
とっても楽しく読ませて頂きました。

子供達もとっても可愛くてカワイ先生のイラストも
物語世界の雰囲気にぴったりで良かったです (^-^)/

5

男子だけど

ひとことで行っちゃうのもなんですが『子育てBL』なんだと思います。
卵から孵った子どもの龍には、彼らが持つ『仙気』をブラッシュアップするために人間の『家庭教師』が付くという世界でのお話です。

師弟愛は私の萌えツボのひとつなんですけれど、主人公たちが家庭教師をしている龍たちって幼稚園の年長さんとか、小学校の低学年さんくらいの設定で。
そう、この家庭教師、教師って言うよりナニー寄りなんですね。
だから師弟愛と言うよりは母性愛的なものをより大きく感じちゃいました。

お話の世界観は練り上げられていて矛盾がなく、登場人物の造形もいわゆるキャラ立ちしています。その分(って言って良いのかわからないんですけれど)ドラマが素直すぎて私は喰い足りない感じでした。

と、思って読み終わったら、あとがきで小中さんが『疲れた時の気晴らしなどに、少しでも楽しんでいただけたら(後略)』と書かれておるではないですか。
ってことは『どっぷり浸って、心を削りながら読むタイプのお話ではない』ってことですよね。
それならこのお話、その通りですわ。
勧善懲悪だし子どもたちだけじゃなく大人も可愛いので、今すぐに癒しを求めちゃっている、本当に疲れている姐さま方に、強くお勧めします。

4

世界観が素敵!

小中大豆先生が大好きなので、新刊は欠かさず購入しています。

今回は設定も好みだったのでとても楽しみにしてました。
でも、中華ファンタジーなので名称が覚え難かったり、難解な漢字だったら嫌だと思っていましたがそんな事はありませんでした。
また主要人物たちに凄く大変な事や酷いことも無かったので、最後まで安心して読めました。

人族の家庭教師と龍族の子どもの関係が新鮮で面白かったですね。卵から関わっているのでまるで我が子のように龍族の子に愛情を持っているのと、子ども達も実の親より懐いてるのもホッコリして癒されました。

静嵐と思雨の学生時代の因縁については想像通りだったものの、後半から2人が協力して害意から子ども達を含め蒲公英寮を守るべく、共闘する姿にワクワクしながら読みました。

人間の家庭教師や小さな龍の子のいる蒲公英寮を狙った犯人と黒幕は想像通りでした。
でも、誰までが味方なのかは終盤まで分からないので、ハラハラと想像しながら楽しんで読むことが出来ました。

レーベル的にラブが少ないのは良いんです。子ども達が常に一緒なのにほって置いて、恋愛中心の家庭教師なんて嫌ですからね。

でも、何ていうか物足りなかったので萌2にしました。

退学させられたあの子が立ち直ったその後とか、子ども達が成人して静嵐と思雨が家庭教師では無くなった後にどんな交際の仕方を選ぶのかとか、2人が育てた子たちの幼い恋の行方とか、静嵐に潤滑油を渡した人物の恋愛話とか凄く気になりました。

全然足りないんですよ。ルビー文庫さんはもっと厚くても良いと思います!

5

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