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手を触れるとその人の記憶を呼び起こす能力を持つユージンと接触恐怖症を克服する為に記憶を辿りたい尋輝
この作品はBLではないけど、ブロマンスに近い友情の温かい物語。
ユージンは尋輝の記憶をお手伝いするには尋輝自身が心を開いてくれないと見れないという。少しずつ距離を縮めるも会わない期間が長いとなかなか仲良くなれない。
そんな中、結花ちゃんというボーダレスな性格のJKがヒロ(尋輝)の心を簡単に開かせてしまう笑。ユージンは少し嫉妬でも、そのおかげでユージンを名前で呼ぶようになる。そこに萌える。
少しずつ過去の記憶が蘇っていく中でヒロがコンプレックスになった原因が。それでも傍で支えようとするユージンが素敵✨ヒロの純粋さが心の傷がなんとも言えないけど、心に響く。
結果、少し傷の癒えたヒロはユージンをかけがえのない存在だと思ってるとこも良くて。
本当に温かい物語だった。
特典も良かった~癒された☺
結花ちゃんはこの物語の立役者❣️大好き★
2巻が発売されるとのことで再読。
BLというよりも、友情のようななにかだったり、ブロマンスをお求めの方向けの作品かなと思います。
つゆきゆるこ先生作品らしいやさしいお話です。
触れるだけで相手の記憶・思考を共有出来る能力を持った、コネクタと呼ばれる子供が産まれるようになって久しい世界が舞台。
そんなコネクタであり、気安い性格で面倒見が良いおおらかなユージンと、どうしても自分の過去の記憶を思い出したい依頼主の尋輝。
尋輝は人との触れ合いに拒否反応を示してしまうのが悩みの種。その原因もいまいちよくわかっていなくて…とユージンに助けを求めたものの、ユージンは触れないと記憶が読めないわけです。さあ困ったぞと進む冒頭。
よく知りもしない間柄では心を開けるはずもないでしょう?と、雑談をしてみたり、食事を一緒に食べてみたり…
なんでもないごく普通の友人のような、境目が曖昧な関係を少しずつ育てていくのがなんだか素敵。
何が嫌いではなくて、ああおでんの大根が好きなんだなだとか、相手が好きなささやかなものを発見をする度にほんのちょっとうれしくなる。
そんな関係性の描き方が自然かつ丁寧でとても良いです。
尋輝はものすごく真面目で不器用なんです。
でも、ふとした時の本音が素直で正直なかわいい人です。
コーヒー店のオーナーの妹・結花ちゃんに写真について一言言う姿は、彼の不器用で素直なかわいらしさをぎゅっと詰めたようで愛おしかったな。
触れることに極度に怯えてしまう尋輝の過去のトラウマがぽろぽろと判明していきますが、重たくなりそうなのになりすぎない前向きさが見られるのは、ユージンのキャラクター相性とここまでの間に築いてきた2人の関係性がカチッとはまっているからなんでしょうね。
すごくやさしくて良質なブロマンス作だと思います。
タイトル通り、辛いことだけではなく楽しいこともシェア出来る2人でした。
深い闇が晴れていく。
駄目な自分を救っていく。
受け容れてくれる人がいる。
少しずつ満たされるような優しいお話でした。
でも、、、、
( 」゚Д゚)」{ ん?BLじゃないよねぇぇぇ???
( 」゚Д゚)」{ え?BLじゃないよねぇぇぇ???
( 」゚Д゚)」{ あ?BLじゃないよねぇぇぇ???
とね。読書中ずっと心のどっかでBLを求める私が叫ぶ。
あらすじにある『最高の関係性』に惹かれて
BL味が薄いのは覚悟してたけどなんか違うというか…。
空気感で萌えるのが下手なので上手く乗れなかった…。
でもお話としては浄化系の温かさが沁みて、
BLを切り離して考えたら素敵な作品だったと思います。
BLにカテゴライズされていなければ評価が変わるかな。
でもBLに特化したサイトで作品ページが掲載されてて、
非BL表記ナシを信じて購入したので真ん中評価の☆3で上げます。
いや~~~、カテゴリ確認って大事ですね。
レーベルをよくよく確認するべきでしたm(_ _)m
さてさて。
特別な能力を持った人間が稀に生まれる世界。
ユージンは手を繋いだ相手の思考を読むことが出来、
本人が忘れてしまった記憶を思い出させる能力があります。
人に触れられるのを極端に苦手とする尋輝は
忘れた記憶を取り戻そうとユージンの力を求めてやってきました。
しかし触れられるのが苦手な尋輝と手を繋ぐと
ユージンには不快感のノイズしか流れてこないんですね。
尋輝の記憶を探る以前の問題で。
じゃあまずは仲良くなりましょう!と次第に距離が縮まるお話です。
もし"何か"に気付いてしまえばBLに、
気付かないままなら一生友達ルート、
という微妙なラインの関係性だったなーと思いました。
(空気感としては気付かないままズッ友でいそうな気が…)
(お互い彼女作らないでお前がいるからいいやーみたいな)
(でも恋じゃあないよ、みたいな?個人的な解釈ですが;)
尋輝の忘れた記憶というのは記憶喪失とは違って、
強いトラウマとストレスで自己防衛本能的なヤツです。
その記憶がユージンによって蘇るんですが、
幼い子供が強いストレスで大粒の涙流すのはしんどかった。
大事なときに親に守って貰えない悲しみがドッと溢れてね。
人と接するのが苦手なトラウマを抱えたまま大人になり、
時々非常に無垢な様子をみせる尋輝は切なキュンでした。
ユージンと出会ってようやく前に進めて良かったです!
(尋輝が笑うとホッとするんだよ~~~~!(;////;))
あとコミュニケーションを取るのが苦手な尋輝が、
モジモジとユージンの名を呼ぶとこが可愛かった!!!
ユージンは自己評価が低い尋輝の良い所を拾い上げ、
明るく寄り添って、根気よく向き合っていきます。
で、ユージンは尋輝の心を掬い上げるけれど、
逆にユージン自身も尋輝の無垢な心に触れて楽になってね。
互いの浄化が作用するお話は大好きなのでグッときました。
ちなみに1巻表記になっていますがキレイに終わってます。
2巻の予告は違う主人公になっているのでオムニバス形式かもしれません。