バカとαの研究室

baka ro alpha no kenkyushitu

バカとαの研究室
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×212
  • 萌8
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
5
得点
96
評価数
28
平均
3.6 / 5
神率
14.3%
著者
多賀(多賀タイラ) 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784864424417

あらすじ

オメガバース世界の衰退期
αとΩを実地で研究!

アルファやオメガの人種が少なくなり、オメガバースの知識も一般的に 衰退しつつある世界。オメガと判定された高校生・耀太は幼なじみでア ルファの重幸とずっと親友でいるためにアルファになろうと、同好会を 作りバースを研究することに。
ベータの研究員も加わり、いろいろな研究が捗り喜んでいた矢先に、耀 太の身に異変が起こりーー!?

表題作バカとαの研究室

春日井重幸,α,高校2年生,第二性別研究会
清水耀太、Ω,高校2年生,第二性別研究会

レビュー投稿数5

神じゃん……

 受けの行動が全部かわいい。AVの真似して攻めを扱いたり、気持ちよくしたくてフェラしたり(この時点では受けは攻めへの好意無し)。
 攻めが、好きな人のエロいとこ見て発情しちゃダメ、という状況に苦しんでるとこも最高だった。
 ヒートになると‪Ωの本能が出てしまって、本命以外であろうと‪目の前にいるα‬に抱かれたいと思ってしまう。受けにとっては恐怖やら悲しいやらで混乱してしまうシーンがよかった。
 最後、番わないという展開でズコーオチなのが10%くらいの残念要素だった。

0

こじらせ幼馴染と近未来オメガバース

タイトルからもご存知、多賀先生の4作目は
幼馴染男子高校生たちのピュアなオメガバースです!
既刊では大人のこじらせ愛を描かれるイメージだったので
今作の甘酸っぱいオメガバース作品というのは少し意外でした。

本作はオメガバースはオメガバースでも近未来設定など
ちょっぴり王道を踏み外した設定があって面白いです。
そして、オメガバースというと影のある雰囲気の作品が多い中、
ちょっと変わり者な主人公・耀太のキャラクターのお陰か、
切なさはありつつも全体的に明るくコミカルなトーンでした。

本作の舞台は第二性は衰退期を迎えた世界。
人口の殆どはβで、αとΩは既に希少な存在となっていました。
そんな世界でそれぞれΩとαとして判定を下された幼馴染の耀太と重幸。

けれど、互いの性別を知っても二人の友情は変わることなく、
耀太は重幸とずっと一緒にいるためにαへの変転を望み、
重幸と共にバース研究を開始します。
けれど、ある日実験中のAV視聴でエッチな雰囲気になってしまい…。

最初は耀太のセクハラまがいのバカバカしい実験に、
ただの好奇心で重幸の切ない思いも知らず何やってんのー!!と
その無自覚天然っぷりが罪深く思えましたが、
耀太の性別変転への真剣な思いが明らかになると
単なるおバカじゃなかったんだね…と少し見直しました(笑)

そして、そんな耀太にずっと子供の頃から想いを寄せながら、
振り回され続けてあげる重幸。
見た目のドライさに反して、その中身はめちゃくちゃ健気な男でした。
自分の恋心を秘めながら耀太に献身し、期待させられては諦めを繰り返し、
その報われることのない片想いが不憫で仕方ありませんでした。

けれど、βの転校生・敦の介入により二人の関係に変化が起き始めます。
ある日、耀太は突発的にヒートを起こしてしまい…。

ここからの展開はあっという間でした。
突発的なヒートによって衝動的に身体を重ねてしまう二人ですが、
心はすれ違うばかりで、耀太を傷つけてしまうことを恐れた重幸は
耀太から離れようとしてしまいます。

重幸から距離を置かれてようやく自分の気持ちを自覚する耀太ですが、
二人が見事なまでに恋愛に不器用すぎてじれじれしてしまいました。

さらに念願の両想い後も遠距離恋愛になってしまい…
ハピエンではありますが、少し物足りなさが残りました。

両想いまでが大分もたついていただけに後半はやけにスピーディーで
若干あっさりしていたのもなんだかもったいなかったです。
長年の片恋が実って幸せそうな重幸が見られたのは良かったけれど、
できるなら恋人同士になった後の甘い二人がもう少し見たかったなぁ。

裏表紙やα・β・Ωの3バース性の登場人物が出てきたので、
てっきり三角関係ものかと思いきや、全然違っていました。
当て馬かと思われた敦も結局はただのお節介役?だったようで、
重要な役どころだったのかもしれないけれど、何とも中途半端な
立ち位置なせいかキャラが薄めでした。
とはいえ、最後には件の叔父との感動的な再会も描かれ、
なんだかワケあり感漂う二人の空気ですが…
もしやこれは今後のスピンオフへの伏線だったりするのかな?

3

面白い系かと思ったら

1話試し読みして面白い系かなと思って購入してみました。
読んでみたら、面白い系ではなく意外と内容がありそれぞれのキャラにちゃんとした意思があっていい話でした。
オメガバースの話ですが、αとΩが少人数でβが多い世界の話だし、両片想いの穏やかな性格の2人なのでエロいことしてもエロく感じなかったです。
見守ってる感覚で読んでました。

1話の時のテンションで進んだら楽しい作品だったと思いますが、それぞれ第二性別に不安があって接しているので切なく感じる場面が多く感じました。

3

何でもするとは言ったが

オメガバース作品
αとΩが希少な存在になった世界です。

αになりたいΩ耀太が、幼馴染のα重幸と第二性別についての研究、実験をしていきますが、実は重幸は耀太のことが好きで……というところから始まります。

耀太が提案する実験の内容が毎回突拍子もなく、重幸は振り回されています。重幸の心の中でのツッコミがおもしろいです。

コミカルな内容ですが、それぞれが自分や相手のバース性に向き合って悩み葛藤する姿に切ない気持ちにもなりました。

最後の2人の決断はたくさんあるオメガバース作品のなかでも、珍しい選択なのかなと思い新鮮でした。

0

新しいオメガバ

第二次性別が過去のものになった世界(ほとんどベータばかり)で、アルファとオメガと診断された幼なじみDKの話。

「ずっと友達でいるために、オレもアルファになる!」と宣言し、研究を進めるオメガちゃん。tkbイジってもらったり、セーエキ採取しようとしたりするオメガちゃんにたいし、オメガちゃんのことが好きなアルファくんはタジタジで・・・。

オールギャグ×エロで進んでいくのか?と思いきや、意外と人間ドラマ。なんだかサラッと読めてしまいました(ページ数も多くはない)。作画ももう一声!という感じですが新鮮なオメガバでした。

1

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