異世界の沙汰は社畜次第 3

isekai no sata ha syachiku shidai

異世界の沙汰は社畜次第 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神61
  • 萌×214
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
10
得点
371
評価数
79
平均
4.7 / 5
神率
77.2%
著者
采和輝 

作家さんの新作発表
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原作
八月八 
デザイン
大橋キッカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
B’s-LOG COMICS
シリーズ
異世界の沙汰は社畜次第
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784047369993

あらすじ

離れれば離れるほど抱き寄せられる!? 二人の関係がクセになる異世界BL

異世界のロマーニ王国に転移したサラリーマン・近藤誠一郎は、王国の経理課副管理官として転移後も仕事に追われていた。騎士団長のアレシュから世話を焼かれ、宰相のカミルからも重用される誠一郎だったが、暴漢に襲われて生死を彷徨うことに……。傷付いた誠一郎を目にしたアレシュは――。描き下ろし番外編「騎士団長のご機嫌はクッション次第」も収録!!

表題作異世界の沙汰は社畜次第 3

アレシュ・インドラーク,22歳,騎士団団長
近藤誠一郎,29歳,異世界召還に巻き込まれた会社員、文官にて働き中

その他の収録作品

  • 番外編「騎士団長のご機嫌はクッション次第」

レビュー投稿数10

世話焼き攻め

原作既読済です

前巻暴漢に襲われて……!?というとても気になるところから始まる回。
事件を知るやいなや汗をかきながらかけつけるアレシュの余裕のなさがたまらないです。
行為そのものは描写しないのに良いアングルで満たされました(アレシュの背中とか誠一郎を抱きしめる表情とか)魅せ方が上手い!
こんなに嫌がらせを受けているのに読んでてそれほどつらく感じないのは誠一郎が淡々と処理して自分の要求を通す打算的なところが読んでてスッキリするんですよね。

アレシュは自覚しているのかはわからないけれども誠一郎のことを好きじゃん!て行動が垣間見れてにっこり。表情は仏頂面なのにってところが最高です。

描き下ろし番外編「騎士団長のご機嫌はクッション次第」は従弟視点のアレシュがクッションを送った君は誰だ!?から始まり誠一郎視点。最後のアレシュの表情かわいい。コミカルで楽しい描き下ろしでした。

0

最高におもしろい!

原作小説もよかったですがコミカライズがすごくいい!原作のおもしろさはもちろんですが絵が綺麗!キャラの表情がとにかく素敵!気持ちがとてもよく伝わってくる。背景、道具、全てが丁寧に描かれていてワクワクする。頭の中で想像していた以上の世界観を表現してくれている。

2

3

キャラクターも増え、ストーリー展開も面白くなりましたね。
恋心を隠さない攻、顔に似合わない言動がすこぶる可愛くて好きです。
え?お前、好きな子できたん?
周りのソワソワも合わせて楽しく読ませていただきました。
というか、これだけ露骨に好きを放出してるのに
受にまったく伝わっておらず、暖簾に腕押しな姿が
滑稽でそれもまたワタクシ好みなのです((´∀`*))ヶラヶラ
こっそり送ったクッションを大事にしてくれてる、
え?家にまで持って帰ってるの?じゃぁ、俺も(お揃い)
なにそれ可愛い(爆笑

暴力的なシーン、展開も含むので
苦手な方はあれですが
恋愛だけのBLではないのがまた面白いなと思うところで
ございます。
いいところで終わってるので早めに続きいただけると嬉しい

3

絵が好き

小説で読んでいたご本のコミカライズ、3巻目。1巻目は?だったのですが、2巻目から俄然好きになりました。素の絵が好きなのと、ちょこちょこ入ってくるデフォルメでの表情が楽しいんです!原作好きだった方にもおすすめしたいです。

2巻最後でぼっこぼこにされたセーイチロー。運よく宰相カミルに見つけてもらえて、アレシュに直してもらい(魔力なじませ行為もあり)、和解金をもぎ取り、聖女の遠征を早めさせ・・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
カミル(宰相、セーイチローの力を見込んでいる)、オルジフ(攻めの従兄弟)、シーロ(医務局長)、ノルベルト(受けの同僚)、優愛(一緒に召喚された聖女)、ゾルターン(宮廷魔導課長官)、イスト(宮廷魔導課副管理官)、ユーリウス(第一王子))等々。オルジフがいい役どころをもらっていてめっちゃ楽しい。

++好きだったところ

社畜(受け)はあれやこれや異世界で、自分の立場は不安定なのをなんとかせんと、頑張るんですよね。うんうん、何もないところからよく頑張るー、えらいー。押さえるべきところ(宰相とか攻めとか)をちゃんと押さえて、瘴気あふれつつあるこの世界を何とかしようとするんだもの、えらいよ!正義感熱いとか、攻めが大好きだから、とかじゃなくって、淡々と限られた資源をいかに有効に使って目的を達成するかってことのみ考えているってところで、大いに攻めとすれ違っていて楽しいです。

攻めは小説で読んでいた時より、受けLOVE感が伝わってくる気がします。表情少ない、いつも怒ってばっかりな印象の黒わんこなんですけど、顔がやたら好みなので、セーイチローをぎゅってして一緒に眠っているのを見ると「おおぅ♡」と胸キュンです。今回セーイチローを後ろからハグして肩に頭ぐりぐりしている一コマがあってですね、「やーん、わんこー♡」とめっちゃ嬉しかったでした。(原作にこんなのあったっけ・・?)

そしてアレシュが誰かに恋していることに気づいたオルジフが、私たちの気持ちを代弁してくれているように「あれやこれや聞きたい」「いや話してくれなくなってしまうから我慢我慢」というようにジタジタしてくださるんです。このキャラ楽しい!

読んで知っているお話なんだけど、とっても楽しくって4巻が待ち遠しいわと思う一冊でした!原作読みの方もぜひぜひ。

5

いよいよBL

読めば読むほど設定が美味し過ぎて身もだえします。
魔力をなじませないと息ができない、アレシュがいなければ生きていけない…誠一郎の身になってみれば辛いのですが、申し訳ないことに読み手としてはごちそう様としか言えない。

なんだかんだと誠一郎が気になって仕方ない様子のアレシュが愛おしい。
誠一郎の悲観しつつも現状を把握して極力前向きに生きていこうとする様子が健気で好感が持てます。

密着して魔力をなじませる行為が定着していくのがよい。
当たり前に一緒にいるようになり、相互理解も深まってるようす。

コミカライズ2巻読了時に我慢できなくなって原作を一気読みしましたが、
原作を知ったうえで読んでも、なおキュンキュンしました。

6

ストーリー重視の本格派異世界BL!

『異世界の沙汰は社畜次第 2』の続編です。

異世界の第三騎士団長 アレシュ=インドラークと現代世界の社畜 近藤 誠一郎のお話。

聖女召喚に巻き込まれ異世界に転生した社畜の誠一郎。
王宮経理課で働き始めましたが魔法や異世界の食事に耐性がないため中毒症状を起こしてしまいます。
生命の危機から誠一郎を救ったのは第三騎士団長のアレシュ…ところが、何故か誠一郎の健康管理をするようになりました。
仕事をしたい誠一郎と休ませたいアレシュの攻防戦は続くも、少しずつ距離が縮まっていく2人。
今作は、その続きになります。
カミル宰相と遠征の件で話をした後、誠一郎が人気のない通路を歩いていると突然強い衝撃が…。
引きずり込まれた倉庫で一方的に殴る蹴るの暴行を受ける中、誠一郎はすぐさま状況を理解しました。
しばらくして、近道のため通路を歩いていたカミル宰相が倉庫のドアが少し開いていることに気が付きます。
何気なくドアを閉めようとすると呻き声が聞こえ…。

物語が大きく動き出した3巻‼
とうとう聖女の浄化遠征の日程が決まりましたが、第一王子の嫌がらせで誠一郎も同行させられることになりました。
聖女の優愛ちゃんと比べ魔素に耐性がない誠一郎が瘴気の森へ行くことは危険な行為。
言うまでもなく、アレシュとカミル宰相から猛反対をされますが…。
いや~、すごい!常に先のことを見据えて行動する誠一郎に感服です。
小説では想像しながら読んでいましたが、漫画は絵によって、服装や背景、人物の表情なども見られるので臨場感が味わえました。
八月八先生の原作を忠実にコミカライズされているからこそだと思います。
小説を既読の方以外は、ぜひネタバレなしでご覧くださいね。

今回も当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、前作同様に聖女の白石優愛ちゃん、カミル宰相、王宮経理課のヘルムート長官とノルベルト、医務局長のシーロ、アレシュの従兄 オルジフ、そして第一王子が登場します。
他には、新キャラで宮廷魔導課のゾルターン長官と息子 イストが登場しますよ。
お気に入りは、アレシュの従兄で副団長でもあるオルジフです。
普段はイケメンなのに、アレシュの恋バナになると…(笑)

Hシーンは、本編に1回だけありますよ。
暴行された誠一郎を治療するための行為なので、エロさや甘さなどは一切ないです。
…が、意識を取り戻した誠一郎を抱き締めるアレシュは必見ですよ♡
この後、アレシュが過保護になるのも頷けました。

描き下ろし『騎士団長のご機嫌はクッション次第』
本編の途中のお話です。
アレシュが使用しているクッションに何かあると予想したオルジフ。
そのクッションについて調べてみると、アレシュが自分用と贈り物用に購入したことを知り…。

最後は、誠一郎の本領発揮!
社畜の誠一郎が導くロマーニ王国から瘴気を護る方法とは?

シリアスな展開が続いていますが、全体的にコミカルな要素もあるので、最後まで楽しく読み進められました。
采和輝先生の絵柄のギャップがすごい(笑)
また、アレシュの独占欲が表面化してきたのでドキドキワクワクしちゃいました。
お互いに名前呼びにもなったことだし、続編ではもっと甘くなることを願っています♡

異世界BLの中では、他と一線を画すクオリティの高さ。
少しでも気になっている方は、ぜひ1巻から併せてご覧いただくことをおすすめします。

8

アイモカワラズ

 巻き込み事故のように聖女召喚の儀によって異世界に召喚された、近藤誠一郎三十路目前の社畜リーマン。異世界に耐性の無い近藤は魔力酔いを起こし第三騎士団長インドラーク•アレシュ治療を受ける。
 社畜魂で異世界の経理に風穴を、この国の宰相カルヴァダにも気に入られる。しかし、中には心良く思わない輩に手酷い仕打ちで死にかけ、、、、。

 治療、魔力を一番手取り早く身体に馴染ませる行為に、ふたりともまだ、『愛』はなくとも『情』があり、互いの気持ちどうこうな段階では無いのが面白い。
 カルヴァダ宰相はイケおじ様なのでもっと出番を下さい!!
 
 聖女の浄化遠征に何故か誠一郎もメンバーに、、、浄化はうまくいくのか、、、
 普段は誠一郎を心配?!のあまり監視して降りますアレシュが予算に関わると社畜魂の誠一郎に振り回されるアレシュはなんか可愛い。
 周りは勘違い?!のままアレシュを見守っているが、この先はどうなるのか見ものです!!

5

まんまとハマりました

コミカライズにありがちなんですが、ストーリーの進みが原作準拠で丁寧過ぎて、スロースターターになってしまう作品。

原作を読まずに1〜2巻を読んでいたんですが、どうにもBLの進みが遅くって異世界転生BL風味だなぁと思って読んでました。

3巻は、BLとしての話もすごく動き始めました!
そして気になる所で終わる!速攻で原作全部買いました。
コミカライズも最後まで追いかけるつもりですが、原作の最後まで描いてくれる事を切に望みます。

3巻はアレシュの気持ちがダダ漏れになってきて、いい顔するんですよ。
独占したいって気持ちに溢れててたまらないです。

セイイチローはまだ治療だと思ってて、アレシュの気持ちにも気付いてませんが、行為はガッツリしてますからね、描写がほぼなくても。

異世界転生物としても、かなり楽しめる話だと思います。
登場人物は多いですし、設定も色々あって、2人の話だけ見ていればいい訳じゃないので、コミカライズは何巻までかかるのかと不安になりますが、異世界転生チートが使えなくても、元の世界の知識で成り上がるセイイチローは、なかなか魅力的です。

ガッツリエロいのが見たい人とか、異世界転生が嫌いな人には向きませんが、どんどん面白くなってきますし、お勧めです。

10

好きなんだけど 顎が疲れると無理矢理飲み込む悪いクセが

1巻のピリッとした空気とは打って変わってコミカルにすすんだ2巻


いい加減 暢気な聖女とやらに働いていただきたい気持ちはあるんですが お話は2巻最後 宰相と立ち話をしたあと暴漢に襲われた続きからッ


コミカライズだからなんですかね? それとも異世界の時代感出すため?
普段遣いで「懸想」なんて言葉聞き慣れないもんで なんか うん

がッ! そんなことどうでもいいくらいこの巻 多方面でお話が動くのでしっかりついていきたいところです


暴漢に襲われた傷を治すために施される治療 そこに附帯する魔力酔い
その症状の緩和のはずの行為に他意はないはず

なのに考えてしまう


異世界自体が身体に悪影響な近藤ですからね あの非力な小動物や子どもを守るような感覚だったはずなのに

年下なのに年上感半端ない男前さと変なとこポンコツなアレシュ
ここにきてやっと 自分のモノに勝手される不満や思い通りにならない近藤への苛立ちを露にしだすんだけど 何せコイツも無自覚なのが厄介なところ



あの…個人的にはすんごい面白く読んでいるんですが きゃっきゃうふふメロメロでデロデロ が好きな方にはどうなんだ?って思うんです


正直な話 3巻までくれば主人公ふたりにカップル感が出て いい雰囲気になったあたりでどうでもいい当て馬引っ張りだして揉めさせて 危機乗り越えて絆深まりました だからヤろうぜみたいなものが多い中 今だ問題の瘴気にも聖女出陣にもたどり着けず 臨場感や危機感も薄い

ひたすら近藤の身体を心配するアレシュと 仕事への執着と業務改善だけを追い求める近藤の財政難甚だしい細腕繁盛記ばかりをみせらる超鈍行展開

これを「中だるみ」と感じてしまう方も もしかしたらいるのかな?と


なんだけど この展開がなきゃ近藤のドヤ1000万円スマイルは拝めなかったし
もぎ取った賠償の使い道も 味方を増やすことも 王室に近づくことすらできなかったわけで

作り込んでますよね ほんと

なんだけどコレ 仕事にしか興味がないニブちん近藤がアレシュの意を汲み取る日は来るのか?って些か心配にはなります


聖女にベタ惚れの第一王子のイヤガラセで身の危険は盛大にあるものの やっと瘴気にたどり着き 聖女の意識革命も遂げついに ってところで「次へ続く」

もぉおおおん 焦らしすぎぃぃいい 続きはよぉ 

とは思うんですが たぶんあたしだけなんだろうど 噛んでも噛んでもうまく飲み込めないホルモン焼きみたいな部分が1か所あって いやホルモン(特にギアラ)は好きだからいいんだけど もうひたすらここを解読というか もぐもぐしながらじっくり次に備えてみようと思います

3

異世界の沙汰は、まさしくセイイチロー次第なのだ。

そうか!私はここでポンと膝を打つ。タイトルの妙意よ。
異世界の沙汰は、正しくセイイチロー次第なのだ。
セイイチローは、聖女ユアの召喚に巻き込まれてしまった、ただの実直なサラリーマンだ。
働き者の彼は、この異世界で文官として主にこの国の財務状況を改善しようと努めている。
その貢献度にいち早く気付いた宰相のカルヴァダに目をかけられてもいる。
セイイチローは、ユアの聖女遠征が莫大な費用をかけてまでやる意味を考えていたが、
聖女に懸想する不届き者だとの汚名を着せられ、馬鹿な騎士共に闇討ちに遭い、大怪我をして死にかける。
もちろん。いつもセイイチローを救うのはアレシュ。彼は過保護なまでにセイイチローを守り、文字通りその全身でセイイチローを救う。しかし。救うという行為そのものはエチエチであるのに対して、そこは詳しくは描かれず。どちらかというと、必死なアレシュの表情と気怠げな「事後」が描かれるのみ。ははっ。
死にかけたセイイチローを救えるのはアレシュしかダメ!なのは、アレシュが優秀な魔法士なだけでは無い。アレシュ自身がセイイチローを他の誰かにその身を預ける事が出来なくなっている。アレシュはもぅ、セイイチローに恋をしているのだ。
そんなに抱かれていながらも、アレシュの気持ちに気付かないセイイチローが歯痒い。
仕事漬けのセイイチローは、人の心の機微に疎い。疎いどころの騒ぎでは無い。哀れアレシュ。
セイイチローは、聖女として召喚されたユアと違い、魔素に耐性が無く。回復魔法なども使えない。所謂「異世界チート」が何一つ備わっていないのだ。
ユアはただ一人、この国に巣食う「瘴気」を浄化すると言われているが、それにはまた莫大な時間と費用がかかる。それよりもその「瘴気」自体に結界をかければ良いのではないか、という逆転の発想に気付いたセイイチローは、それを国の魔道士達に持ちかける。
物語はここまで。
それこそ、聖女の召喚を無意味なものにしてしまう。聖女を有り難がって大事にしている王家がそれを許すのか。どちらが国の為になっているか、は火を見るよりも明らかなのに。
正しい、という事はいつだって通らないのが世の常だ。
セイイチローはこの国を救う英雄になれるのか。
まさしく「異世界の沙汰はセイイチロー次第」。ドキドキしながら次巻を待ちます。
セイイチロー、勝って欲しい‼︎ 王家へのザマァ展開期待します。
ユアはまだ高校生だから、自身の世界が狭くて、王家に流されるまま「聖女」という身分を受け入れているが、この子は全く健気さや聡明さの無いただの子供だ。
彼女が図々しくもアレシュに横恋慕しているのもイラッとするので、罪の無い子供かもしれないけれど、この子にもちょっとだけザマァして欲しい。ただの女の子である自覚をしてほしいだけなんだけどね。

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