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shiritu teijou gakuenn shiitsu
とても一般的な高校には真似できない壮大なプレバレンタインイベントの景品が、市販で買えそうなピスタチオ1袋だったり、相変わらず謎な世界観ですね。庶民の心も忘れず……ということなんでしょうか。イベント当日の、子供やマダムの登場する流れや台詞もちょっと上手くいきすぎかなと感じました。ただ、葵木の見た目と性格がとても好みなので、彼と春太の距離が徐々に縮まり始めたのは嬉しいですね。景品がカカオ豆(原材料)だったのには笑いました。堅物の葵木が春太とどこまで進めるつもりがあるのか、気になります。
それぞれに特徴ある素敵男子4人を頂きに、ヒエラルキーが構築されている学園のお話。
四逸と呼ばれる彼等のバディになるため、みな必死の努力をしているのだが。。
メインカップルは純粋な春大と、真面目で秀才の葵先輩。この4巻ではメインカップルの恋の行方に焦点が当たってきています。
択一生と呼ばれるバディに選ばれようと、様々なイベントをクリアするべく奮闘する春大たち。
葵先輩に憧れる、同じΩの同級生をあえて助けるなど、春大の純粋さが目立ちます。
お話上、春大が選ばれしパートナーになっていくのだろうなとは思うのですが、要所要所で葵先輩のひいきがすごくて、そこだけがちょっと引っかかってしまいました。
春大なりのいいところ、こういう環境だから特に発揮される特異性、みたいなところがフィーチャーされて、ハッピーエンドに向かっていくともっとしっくりくるのかも、と思ったりします。
バレンタインイベントや、逃走中を彷彿とさせるイベントなど、ちょっとゲーム感覚が強い今回の巻。
しかし、最後の方で、春大が決意し、葵先輩にプレップ(Hな誘惑に負けない訓練)を申込み、ふたりでダンスするシーンがめちゃめちゃHだった。。
ごちそうさまです、と最後は気分よく読了しました。
続き気になります。
四巻目は萌えというよりも、物語が面白い!と思うことが多かったです。
プレバレンタインのイベントで、友情、努力、勝利(食材を手に入れる)の少年漫画要素があり、読んでいてワクワクしましたし面白かったです。
もちろん、萌えもありまして、葵木先輩が春太を助けているのはキュンとしました。助けるのありなのか?って思いましたが、きっと春太は特別だからいいんですよね、特別って萌えます。
ダンスシーンも萌えました。手の甲にキス、喉にキス、顎にキスで、キュンキュンです。
待ちに待った4巻!かなり丁寧な流れで話が進んでいるのですが、今回は葵木先輩ちょっと押しが強めです!
4巻の表紙の葵木先輩のかっこよさったら!!『極上のα』…容姿、学力、財力、誠実さ、忍耐強さ、そしてノブレス・オブリージュ。すべてを兼ね備えた極上のαとは、まさに葵木先輩そのものです。
とても10代とは思えない葵木先輩の落ち着きとジェントルマンぶりは健在、ほんの少しずつですが春太との距離が縮まってきました。
さすが超お金持ち学校なだけあって、バレンタインのイベントも超破格!超豪華版リアル鬼ごっこみたいなプレイベントがあって、身を隠す四逸を見つけてバレンタインの材料を獲得するというもの。
春太は葵木先輩の助けもあって、葵木先輩からカカオの実をもらえます。
カカオの実(笑)そのまんまやないかい(笑)こういうところ、本当に葵木先輩ぽいというか(笑)
春太はカカオからチョコレートにする方法を一生懸命研究して、バレンタインイベントにチョコレートのお店を開くんだけど、惜しくも売上トップにはなれず。このイベントで売上トップの学生は択一生になれるとあって、春太も気合を入れてがんばるんだけども、春太の優しくピュアな行動から1位を逃します。
春太って本当にピュアで素直で裏とか闇とかまったく知らずに育ってきた少年で、きっと葵木先輩も春太のそういうところが気に入っていると思うんですよね。葵木先輩も紳士で完璧なαだけど、社会の裏側も、大人の駆け引きも知る人だからこそ、春太のピュアさに新鮮さを感じて、春太には特別な感情を抱いているのだと思います。
ただそんな春太だからこそ、こちらの世界に引きずり込んでいいのか、葵木先輩自身も悩んでいる様子が伺えます…。
択一生になるためにプレッジを受けることにした春太は葵木先輩のもとに。
葵木先輩の秘密の部屋はまるで美女と野獣に出てきた、野獣のお城にある図書館そのもの!あまりのすごさに圧倒される春太だったけど、外部の人間として、初めて春太を自分の秘密の部屋へ招いた葵木先輩へ、春太は笑顔で感謝の言葉を伝えます。
やっぱり葵木先輩にとって春太に対する特別な感情が垣間見える。
秘密の部屋でレコードをかけて二人だけのダンスタイム。4巻のハイライトはこのシーンかなぁと。二人の距離が縮まり、葵木先輩にリードされて踊る春太が葵木先輩に、もうプレッジは始まっているのか?と聞くと。
葵木先輩は春太の手の甲に優しくキスをして、
『さあな』
ここ!初めて葵木先輩がオスの顔を見せたところでもあると思うんです!常にジェントルマンの葵木先輩から、男らしい試すような駆け引きめいた言葉…!!
今作ではスイスにいる那治ともスカイプみたいので会話する春太も描かれていて、那治とも仲の良い関係を継続している様子。
春太が最終的に那治と葵木先輩、どちらとくっつくのか、はたまたまったく予想外の人とくっつくのか、まだまだわからない展開ではあるのですが、概ね那治派と葵木先輩派と分かれるかなぁとも思います。
私は葵木先輩とくっついてほしい派なので、4巻では葵木先輩が今まで以上に押していて、きゃーん!と胸が高鳴りました!(那治派の皆様、申し訳ありません…)
かなりいい感じにはなったのですが、葵木先輩はそれ以上は押さず…。でも、春太は葵木先輩の今までとは違う一面に触れて、ドキドキが止まらない!葵木先輩〜!どこまで奥手なのー!でも、本棚から落ちた本の間から何やら写真がチラリ…葵木先輩の忘れられない人なのか…。
その後、バレンタインイベントで頑張った生徒を招いての四逸がホストのお茶会があり、紅茶をこぼした春太のお世話をしながら、葵木先輩が春太の耳元で囁く。
『私が無意味なプレッジをしないのは事実だ』
かっこいいーー!!葵木先輩、どこまでかっこいいんですかー!それを聞いた春太も、それってー!?と、またまた胸がドキドキ!で、この巻は終わり。
なかなか進まない二人の関係にモダモダするも、葵木先輩らしい攻め方でもあり、キャラクターが完璧に確立されていて、ここで無理展開しなくて良かったなと思いました。
そして、他のレビュアー様も書いていらっしゃいますが、巻末にある参考文献の凄まじさと言ったらすごいです!この作品に膨大な時間を費やし、完璧な世界観を作るための研究と調査をされている作者様に、心からの敬意を表します。
四逸、択一生など独特な制度やそれになるための試験やらなにやら。とても複雑で、何だっけ?とか、読み直してしまうときもあるのですが、ここまでの巻数を費やしても、主人公の恋愛はまだ始まってもいない…!それにただの学校生活なのに、いろんな出来事もあって、登場人物たちそれぞれの恋愛もあって、情報量も半端ない。どんな大作になるのだろうか…予想もつきません。
ここまできたら、どんなに進みが遅くとも、この世界観、徹底的に貫いてほしいです!
ちょっと待って!が最初の感想。
だって、だって、表紙めっちゃエロいじゃないですか!!
色気ダダ漏れですぜ!…なのにチョコの材料を賭けた?鬼ごっこ??
え…??╭(°A°`)╮←この状態で4巻の半分以上経過(爆)
やっと「プレッジ」まで来たぜ!!と思ったら
あっという間に4巻終了!ちょっとぉー!!
まぁ、なんていうか、4巻も春太はドジっ子なんですよ。
良家のご子息しかいない環境で珍しいから?
葵木先輩から絶大な愛を受けちゃってます。
那智はええんか?と聞きたくなる。
那智の背後の♂︎も気になるけども…。
所々、ドキッとする様な色っぽい瞬間があるのに
どうも話が進まない…。
重厚な路線で攻めてほしいのにちょいちょい笑い?を挟もうとするバランスがどうも気になる…。
表紙のようなどシリアス展開にならないかな〜。
と、希望を書いてみた!!
編集者に届け〜(っ ¨̮ )╮=͟͟͞͞→→→ ✉
設定が綿密に練られていて奥が深いこの話、普通の話の4巻だったらもっと話が進んでいるだろうに、丁寧に話が進んでいきます。
登場人物も多く、それぞれの恋愛事情なども描かれたりして、主役の話があまり進まないなんて事もあります。
今回は、主役の春太と葵木先輩にスポットが当たっていた様に思いました。
イベントが色々ありましたが、ちょっとホワホワ気味な春太が前に進む自覚を持つ為で、とうとう葵木先輩との「プレッジ」まで話が進みました。
那治ルートはなくなって葵木先輩ルートに入ったのかな?なんて思わせる話でした。
那治ルートも好きなので、何だかさみしいですが、那治がこのまま黙っているとも思えないので、この後も波乱が続くんでしょうか?
連載再開が秋との事。最終話まであとどれくらいなのでしょうか?
大作の予感に、追い続けられるのかと不安も感じます。
1巻を読んだとき、これは続きがある程度出てから読むべきだと感じたので、4巻が出るまで待って一気読みをしました。
徹底的に作り上げられた世界観と、何がどうなるか予想がつきそうでつかない展開に、どきどきとさせられます。
恋愛に特化したBLではないので、そこを求める方は物足りなさを感じるでしょう。
さらにオメガバースの世界ですが、それを強調してもいないので、オメガバースらしさを求める方も同様かと思います。
けれど、綿密に練られた物語は心をくすぐってくれます。
普段の1巻完結型に慣れていると、話の進みが遅く感じてしまいますが、じっくりと読ませてくれるBLも魅力的です。
世界観に没頭し、巻末の参考文献を見たとき。
この物語を作るにあたっての熱量を感じました。
物語の歩みの遅さは確かに感じてしまいますが、完結まで見届ければきっと感動できるものだと信じて、今後も楽しんでいこうと思います。
いい感じで葵木先輩に気に入られている春太。
葵木先輩は他の四逸のメンバーの様には『プレッジ』をしない。フェロモンで誘惑して簡単に択一生になる事が出来ない、難攻不落の真面目人間の筈。ところが。葵木は春太のウブな素直さを好ましく思い、じわじわと春太を誘惑する。
スイスに留学した那治はワケありの様だが、春太は無邪気に連絡を取りつつ。
心はいつしか葵木先輩でいっぱいになっている様で。ちょっと待って。那治は⁈ もういいの⁈ と、不安になってしまう。表紙にデカデカと『極上のアルファ、葵木啓文』と銘打っていても。そりゃ一番魅力的な紳士として描かれているけども。
私は春太の初恋である那治との恋の成就を願ってしまう。那治は那治で、サングラス会長に未だに狙われている。(想われている。)互いに想ってくれる「別の人」が居ても。そこはやっぱり、初志貫徹を願う。那治は家の為に春太を一度諦めようとした。彼が本当の意味で反対を押し切る力をつけて、春太を迎えに来てくれる日が来たらいいな、なんて願っている。
帝城学園はトンデモ設定の学園なので、イベントも独特。四逸に認められ、択一生になる為に、「逃走中」ばりのそこそこ命がけの鬼ごっこを繰り広げ、「プレバレンタイン」なるイベントではショコラティエ顔負けのチョコレートを作り、販売する。
売り上げは「ノブレス・オブリージュ」の精神に則って、援助が必要な学生や途上国の子供達へ寄付されるという。非常に立派なものだが、学生たちはその経験を経て、物販に携わり、「どうやって物を売るか」を学んでいる。
椿先輩の思惑を超えて、鬼ごっこを勝ち抜き、三富とバディを組む事になった辻は、イマドキらしくSNSでの宣伝が当たり。春太は葵木から手に入れた最高級カカオから苦労してチョコレートを作る。小さな子供に「凄く特別な事をしてるのに、誰にもそれが伝わってないんだ。」と指摘され、「売り方」を考える春太。春太が取った行動は、イマイチ弱い。
それは結果にも現れてしまう。一応物語的には「いい線行ってた」風になっているけども。
帝城学園の設定は色々ぶっ飛んではいるけども。こと教育としては秀逸である。
いつもの様に差し込まれる「帝城あるある」というか、こぼれ話的な細やかな設定も唸るモノがある。どこかに具現化した学園が出来ないかな。
テールスーツを着た良いとこの坊ちゃん、しかも端正なイケメン揃い、の学園なんて。ファンタジー。この風雅で風変わりな学園の作者的「あるある」を楽しみにしている。
本巻は、描き下ろしや「奥様はα」の番外編が無くて残念。隆臣と一昌、2人のベビーの物語の続きも楽しみに待ってます。