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majoto neko
めっちゃ良かったです…!
すごく切なかったんですけど、何が切なかったかって言うと攻の須藤が自分を全然大事にしないこと…!
わからないんですよね、須藤には…
傷だらけになって蔑ろにされてもへらへら笑ってる…自分の命を大切にするというコマンドが実行できない重大なバグがあるのです…
自分を愛して大切にしてあげるってのができないんだなというのがいろんなシーンでにじんでて、それが心臓をギュッとされたみたいに切ないです…
死にかけた須藤が受の寿一くんに生きたいかと聞かれた答えが「わからない」(しかも本人はいつ死んでもいいと思ってたから、わからないという答え自体驚いている)で、やり残したことが
「笑ってほしい…おれにも…」だなんて…ほんと…
でも!寿一くんとの逃避行で、いままで片道切符しか持ってなかった須藤の生き方が変わっていく所は本当に良かった…と感慨深いものがありました…!
ただいまを言える存在ができて本当に良かった…!
その後の2人も見たいですよね〜!安らげる場所を見つけて末永く生きてくれ〜!
あと!!夏美と啓悟という素晴らしい敵キャラがいるのですが2人がどうやって契約を結んだのか考え始めると余裕で100000年経ちますね。スピンオフしてくれぇ〜!!
⇣こんな人におすすめ⇣
︎︎︎︎︎︎☑︎ ドラマチックなストーリー
︎︎︎︎︎︎☑︎ ストーリー重視
︎︎︎︎︎︎☑︎ 包容力◎受け
︎︎︎︎︎︎☑︎ 忠犬(猫)攻め
⚠ 注意 ⚠
◻︎ 流血
◻︎ ほんのり微グロ
◻︎ 受けの攻め以外とのキスシーン(愛情は無し)
私自身シリアス系がかなり苦手で、発売前の作者様の宣伝で念を押すように『本編はどどどシリアスです』と仰っていたのでビクビクしながら購入しました。
読み終わってからすぐに出た感想なのですが、
この作品、もしかしなくてもあまあまなのでは…?
もちろん、戦闘シーンや流血シーン、人間関係のいざこざや過去の生い立ちなど暗いお話のてんこ盛りなのですが、BLの部分を切り抜いて言いますとこのメインの二人はめちゃくちゃ純愛なんです。
最初から最後までお互いへの好意が逸れることはありませんし、常にお互いを守るのに必死です。
(私が勝手に思っている)シリアスの定番の「一方的な行為」「浮気」「裏切り」「すれ違い」はございません。
※二人が言い争うシーンはありますが秒で解決します。
そしてこの作品を語るにして外せないのはお話の運び方の上手さでしょうか。
黒井よだか先生の作品はお恥ずかしながら初読みなのですが、こんなにも複雑なお話をこの薄さの本一冊にまとめていることに驚きました。
最後読み終わった時、もやもやが残る部分は私はなかったです(敢えて曖昧に終わらせている部分はございます)。
しかもこんなにもダークな部分だけでいっぱいいっぱいなはずのお話なのですが、しっかり合間合間にラブロマンスも挟んでいます。
例えば
・敵の使い魔から逃げている最中に隠れてキス
・敵の使い魔からキスされてしまった寿一へお清めのキス
など。
この作品はキスや行為が重要なキーになっているからというのもあるのですが、この二人は自分らの命のためにしている訳では無いと私は思います。
こういったように解釈によってはめちゃくちゃドラマチックでドキドキしてしまうシーンも沢山ございます。
また、普段受けに対してはかなり優しい攻めと芯を持った心が強い受けですが、行為中はしっかりかっこいい攻めと可愛い受けに変貌するのも個人的な見どころです☺︎
このお話は二人の悲劇を悲しむお話ではなく、明るい未来へ向かう二人を見守るお話です。
私のようにシリアスを少し勘違いしてしまっている方がいましたら、ぜひ地雷には気をつけて手に取ってみてください。
思ったよりしっかりファンタジー設定なので、ファンタジー好きは是非読んで欲しい!バトルの暴力描写はなかなかにエグいので、苦手な人は注意が必要かもです。
とにかく設定が好きでした。こんな話膨らませそうな素敵な設定、1巻だけなんて絶対もったいないので、是非長編シリーズ化してほしい!
個人的にはあらすじにもう少しファンタジー部分の設定を出しといてくれたらもっと早く読んだかもと思ったので、あらすじよりもう少しだけ多めに紹介しておきます~
舞台は現代日本。実はひっそりと存在していた魔女の末裔は、契約によって相手を使い魔にすることができた。使い魔は魔女の血筋によって猫、犬、鴉、蛇などの生き物の特性をもっており、規定回数死んでも生き返ることができる。魔女も使い魔もその特殊生態ゆえ裏社会では高値で取引されるのだが、メインCPもとあるヤクザ達に追われ、逃げ回ることになる。
どうです?ファンタジー好きちょっとテンション上がりませんか??笑
魔女の血筋によって使い魔が猫の特性(夜目)をもったり、犬の特性(嗅覚)をもったりする。本編では猫と犬の使い魔しか出てきませんが、ほかにも鴉や蛇等もいるとのこと!こんなの、続編で色んな血筋の魔女&使い魔カップルが出てくるんじゃないかと、わくわくしますよね!
裏社会なので命がけの戦いになるし、使い魔は不死身ではなく各々残基が決まってますのでハラハラだし。。あとは、魔女が死ぬと使い魔も死ぬとのこと。そういう運命共同体的な設定大好物なので、いやまじで、こんなおいしい設定盛りだくさんの話、1巻だけなんてもったいなすぎるので、是非シリーズ化して欲しい!と心から思うファンタジーBLでした~
完全に油断していた。
もうね…すっごく面白かった!
ストーリー、キャラ、設定、エロ、どれをとってもツボすぎました。
タイトルや表紙は一見地味ですが、
そんな視覚情報に惑わされたりせず、
ぜひ手に取ってこの興奮を味わっていただきたいです。
ただ、一点だけ。設定上、本格的な戦闘シーンが多く、
かなりの流血や痛々しい描写もあるので苦手な方はご注意ください。
裏社会のの運び屋として投げやりな日々を過ごす須藤は
ひょんなことから隣人の寿一とささやかな交流をもつようになります。
ある日、街中で男に絡まれる寿一を見かけ助けたところ、銃で撃たれた
須藤は瀕死の状態に。
目を覚ますとなぜか傷口は癒えており、傍にいた寿一は
自らを「魔女」、須藤を自分と契約した「使い魔」と称し、
「俺とセックスしないと死ぬ」と言われてしまい…。
“魔女”や“使い魔“というと思いっきりファンタジー要素満載ですが、
作中の雰囲気はファンシーやハッピーとは程遠く、シリアスでダークそのもの。
魔女として生まれたために命を狙われる寿一を幸せにするため、
使い魔として生まれ変わった須藤の命を今度こそ長らえさせるため、
互いが互いを守るために逃避行に及ぶ二人の物語でした。
前作『オメガの婿取り』でも感じたことだけれど、
著者の作品って“二人”の関係性にとても萌えを感じます。
今作に登場する須藤と寿一もまた単なる恋愛関係ではなく、
“魔女”と“使い魔”という特別な絆で結ばれています。
魔女が死ねば使い魔も死ぬ、という両者はいわば一蓮托生の関係性で、
だからこそ罪悪感だとか義務感だとか複雑な感情が絡んできて、
すんなりと恋に踏み切れないわけで、その辺りの葛藤がすごくいい!
殺伐とした世界で二人だけは純粋で、ごく普通に惹かれあい、恋に落ちてゆく。
常に誰かから狙われ、明日に命を落とすかもしれなくて、
そんな中で一生懸命恋をする二人だけが熱っぽくて、浮いていて、
だけど、その温度差が逆にロマンチックを掻き立てておりました♥
最後はとりあえず、一時の安寧を得た二人ですが、この1冊で終わるのかな?
余韻的にも絶対続きが読みたいところです。
そこそこの厚みはあるけれど、内容的には上下巻でもよかったくらいですもの。
二人の追手として登場した魔女と使い魔(犬)のカップルのお話も
ぜひスピンオフを希望いたします!
表向きはただの配達員だか夜は裏社会のなんでも運び屋、須藤正輝。いつもヘラヘラ笑ってはいるが目の奥に光がない、、、
須藤のアパートの隣の住人、宇野寿一。須藤に挨拶をされるが他人とは関わる気は無いとシカト。でもめげずに会話をしようと頑張る須藤。
ある日街中でヤクザに絡まれてる宇野を須藤が助けようとして、、、。
『魔女』や『契約』に関しての設定が秀逸。かなり面白く、表紙だけではわからない作品。
なので、他の魔女のスピンオフを読みたい!のでまずは、飯田と浅倉のディープな話が読みたいです。
現代社会の闇の様なヤクザ。
魔女としての闇、人間の闇。
魔女と使い魔いうファンタジーの世界観。
様々なダークとその中での『愛』という光を求めた作品。
電子はスペシャル修正は海苔修正!!!!!
ありがとうございます!!!
『魔女』の設定や『使い魔』との契約や設定がかなり面白く巻末の説明やキャラクター設定や説明が良きです!!
日本語が上手に話せなかったらごめんなさい。私は海外の読者です!
黒井よだか先生の作品、『魔女と猫』買いました!。本当に大好きな話です! SNSでこの作品の感想をたくさん伝えてきたと思いますww
アクションシーンが本当に良いですね! 先生のイラストも大好きです。I really enjoyed reading this BL comic. I absolutely loved the way sensei wove the scenes together to make an interesting plot. I like the characters, too! The fantasy element was a nice touch to the story! And I also like the erotic scenes! 是非とも続きが欲しいです! もし、先生が続きを出す予定があれば、楽しみに待っています! I hope that sensei and the editorial department consider a continuation! I would love to read more of the characters!
黒井よだか先生、ありがとうございます for making this wonderful and interesting BL comic. I absolutely loved it! I also feel embarrassed because I am not fluent in Japanese, but I hope that sensei knows I will continue to support them!
すごくすごく良かったです!
前作がとても好みだったので期待していましたが、間違いありませんでした!
ストーリーもテンポ良く展開していて、キャラが徐々に見えてくる程に彼らに感情が入り込んでしまって涙が出ました…
男性の魔女とその使い魔、という設定も面白かったし、暗い道を歩んで来た二人が愛する人を得て明るい場所へ向かう様に胸が熱くなります。
以下ネタバレあります。
お金を稼ぐために丈夫な体を活かして危ない仕事をしている須藤、彼は過去に人を誤って殺めており、その結果すべてを失うとともに、自身の内にある危険な衝動を抱え漫然と生きていました。
隣りの住人の寿一は魔女であり、彼自身はほぼ人間と変わらないものの、使い魔を持てます。
血筋によりますが、寿一は猫の魔女であり、彼と契約した場合猫の使い魔になります。
猫の使い魔となった場合、寿一から肉体関係により魔力供給を受けている間は傷も治り、9つの生命を持つことができます。
その性質により魔女は使い道も多く狙われる存在であり、寿一が魔女狩りにあっているところを須藤が助けたことで、二人の関係が隣人から魔女とその使い魔となり物語が展開していきます。
寿一は誰よりもやさしく、その素直さや思いやりに触れた須藤は、自分の生命は寿一が笑って暮らせる場所に連れて行くために使うと決めます。
一方寿一は、拒絶しても関わりを持とうとし、巻き込んでしまったにも関わらず助けようとしてくれる須藤に、ただそばにいて欲しいと願うようになります。
そんな中、寿一を狩ろうとする犬の使い魔、夏美に拉致されます。
孤独だった須藤と寿一。
ひとを不幸にしか出来ない、いつ死んでもいいと思っていた須藤が悲しくてせつなく、寿一の為に生命を削る様に心がキュッとなります。
一方攫われて人の延命の為に使われそうになる寿一、須藤が来てくれることをひたすら信じ、自分を拉致した犬の魔女である啓悟の苦しみにすらやさしさを見せます。
素直でやさしく善い人である寿一もまた、魔女であったが為に狙われ続ける不幸な日々を過ごし、それでもやさしいままなのが切ない。
だからこそ、彼らだけの絆で固く結ばれて欲しいと思います。
もう既に肉体関係は何度もあるのに、気持ちが結ばれた二人が出かけて、デートみたいだね、とドキドキするところが可愛らしくて、この先の更なる幸せを願わずにはいられませんでした。
寿一を攫った啓悟と夏美の行く末も気になります。
彼らは外道ですが、彼らの絆もまた特別であってほしいと勝手に思ってしまいました。
暗さやせつなさ、悲しさ、生き辛さ、そういうものを含んでいるからこその幸せを感じられる、素敵な物語でした。
作者様の書籍は前作に続き2冊目の購読。
前作の設定とストーリーの上手さ&面白さから新刊楽しみにしてました。新刊だ!といわゆる作者買いです。
読了→おもしろかったです。
前作もヤクザがオメガで…と色々な状況設定を他にない感じで上手くまとめておられましたが、この度もファンタジーにシリアスを掛け合わせ私には目新しく、おもしろかった&良かったです。
ストーリーはファンタジーの類いかと思います。
「魔女」と「使い魔」のお話。
ワード的にはふわふわファタジーですが、中身は裏社会がピッタリお話に引っ付いてますのでシリアスでイメージ的にはブラックな雰囲気です。
ファンタジー作品なので、読みはじめは非現実な状況設定の理解に少し頭がこんがらがりましたが、ストーリーはテンポ良く進み2時間サスペンスを見ているような「どうなるのー!?」とちょっとドキドキしながら読みました。
「魔女」と「使い魔」という名目でつながった2人ですが、それを越える気持ちの結びつき素敵でした!
流血などの痛々しいシーンもありますが、お話上は必須。私には気になりませんでした。
纏まったラストになってはおりますが、2人は今も何処かで幸せでしょうか?続きがあったら見たいです。
と、言うかないでしょうか?と思ったり。
気になっておられる方オススメ作品です。
いつも笑顔の裏社会の運び屋 須藤と、お隣さんの寿一。
いつも無愛想な寿一ですが、怪我をした須藤の手当てをしてから少しずつ近づきます。
須藤はある日、街で絡まれていた寿一を見かけ救出しますが、その時に寿一が魔女であることを知り、使い魔の契約をして・・・
とお話が始まっていきました。
魔女と使い魔のお話なのですが、ファンタジー感はなかったと思います。
裏社会で生きてきた須藤と、魔女であることで狙われながら暮らす寿一の逃避行、ダーク寄りなお話でした。
ダーク寄りではあったのですが
須藤と寿一が出会い、お互いを必要として生きていく関係性や心の過程もすごく丁寧に描かれていて
美しい世界ではないけれど、愛し合いながら生きている二人に希望や光が見えるお話でした。
寿一は最初無愛想ですし、萌える要素少なめかな〜?と思っていたのですが
だんだんと心を開いていってからは、実は優しくて可愛いい人に!しかも魔女だけど善良!そしてエッチの時の表情エロい!!すごく好きになりました。
須藤は命がけで寿一を守ってくれます。
BLって事を一瞬忘れるぐらい本格的に戦います。
元々筋肉のついた良い体をしているし、強いし。
最初はヘタレっぽいですが、だんだんとカッコ良くなってきます。
裏社会のお話なので、暴力や流血する描写もありますが、私は大丈夫でした。
そういった描写以上に、二人の愛やストーリーに胸を打たれるものがありました。
もし苦手ではなければ、是非読んでほしいです。
お話のテンポも良かったです。
それでいて、それぞれの登場人物のキャラや心理描写、ストーリーをわかりやすく丁寧に描かれていて引き込まれました。
ほんとに読んで良かったです。
すごく面白かった!
まさにダークファンタジーBL。
結構盛り盛りな設定で??とならないで
描けててなかなかの力作ではないでしょうか!
黒井よだか先生は初読みの先生で
ヤクザのオメガバのやつも読んでいないんですが
魔女狩りってストーリーも面白くて世界感に引きこまれたしバトルも大迫力でありつつ
しっかりBLもしているしめちゃくちゃドラマチック?で良くてこれはいいめっけもんしました。
カップルの属性は一応ワンコ攻めなのかな?
猫だけど。
作画やキャラは一見萌えが薄そうですが
魔女と使い魔の関係で愛し合うの
めちゃくちゃ萌えます〜
セックスで魔力を供給するんですが
濡れ場もお上手でとってもエッチです。
分厚いコミックスで読み応えありまくり。
カバーを後からみるといつも糸目で笑ってる須藤の眼光が鋭いのめちゃくちゃ良いな。。
で狩る側の敵のヤクザもよかったんだよねと。
あちらのカップルもどうなったんだろ、、
ラスト書き下ろしも
じーんとしてすごくよかった。
孤独な2人が一緒に生きてくあれです。
血とか出まくりでかなりシリアスだしハードですが
ラブラブハピエンの光のラストですので大オススメです。満足度高でしたよ!
黒井先生の他の作品も読んでみたいです。