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その眼差しに、唇に、吐息に、心に、──貴方にふれたい。
pink heart jam
※上下巻読破済
良い作品ってその気持ちを言葉にして伝えるのが難しいですよね。今、そんな気持ちで書いてます。風〇を取り扱ってる作品は多くあるけれど、リアルを感じられるものって中々ないんですよね。というのも、テレビで放送される医療ドラマもそうですが制作側は寄せてるつもりなだけで実際の業界に詳しい人が見ると、「これ違うよ、こんなことしないよ」とツッコめちゃうんですよね。かくいう私も、そんな理由で夜職に関してはシビアな目で見てしまうというのが根底にあります。(忠実でなくともファンタジーとして十分楽しめますが)
こちらの作品では、受けのカナエ先輩がゲイ向けのマット専門の箱ヘルスで働いてるということでそれなりに店内の様子や接客描写が出てきますが、とても忠実だと思いました。洗体の仕方やマット上の足の関節を使った技、三指も実際にあるものなので忠実さに驚きました。
恋愛過程も丁寧で、変に贔屓せず店では客として、学校では先輩として接してるところも、夜職特有の割り切った感がカナエ先輩から伺えて、関係がリアルだな〜とあっという間にピンクハートジャムの世界に入り込んでしまいました。
攻め視点が苦手な私ですが、主人公(攻め)が健気すぎてついつい感情移入してしまい、あっという間に下巻まで読み終わってしまいました。
しっけ先生の作品ははじめて拝見しましたが、他の作品も見てみたいと思いました。今まで読んだBLコミックの中で1.2を争うくらいに好きになりました。
表紙からダークな雰囲気を想像していましたが、実際は軽音楽部に所属する大学生同士の、爽やかな青春シーンも多いからっとした空気感の作品でした。4年生の金江が風俗店でバイトしているのも何か悲劇的な理由があるわけではなく自分の意思からで、そこにやってくる1年生の灰賀も自分のセクシャリティに迷っており、導入からちょっとした台詞、挙動まですべて大学生らしくリアルでした。
性欲がないわけではないけれど、男性相手に急に積極的に責めたいと思うほどではない。でも相手から触られていたら徐々に欲が顔を出す。そんな灰賀の微妙な変化も解像度が高いなと思いました。一方の金江も、ゲイだからといって自分に好意を寄せる灰賀にすぐ絆されるわけでなく、どっちつかずの後輩に最初は特に好意も芽生えず、関係が深まってきてからも、いつでも引き返せるくらいの距離感を保つところが、先輩として、またバイを相手にするゲイとしてとても自然な態度に感じました。指コンドームを商業BLで見るの、かなり貴重な気がします。傷付けないようにというのはもちろん、経験のない灰賀の抵抗感が少なくなるようにという気遣いもあったんじゃないかな。下巻で灰賀が行動を起こすのか、楽しみです。
長髪美人の男の子が大好きな私が、商業BLに手を出し始めた頃、出会ってしまった作品です。
この表紙を見た瞬間「なん何だこの美しい表紙はぁぁぁ!!こんなに綺麗な表紙初めて!読むしかない!」と金江さんに一目惚れし、即購入しました!
やはり金江さんが受けでもう美味しい^^
攻めの灰賀くんお顔もイケメンで性格までイケメンなんて!最初こそヘタレワンコだと思っていましたが、それだけじゃない。あなたスパダリやん...ええ男やん...と関東住みなのに関西弁になってしまうほど沼りました。
金江さんのお顔が大優勝すぎてひとコマひとコマ見入ってしまうほどで、本当に綺麗、美しい。
序盤から金江さんを強く意識している灰賀くんの気持ちが分かる表現や表情が最高です。
金江さんの笑顔が見れたり灰賀くんにどんどん心を開いていく姿にキュンキュンします!
お話目的で来ていてもサービスされて結局気持ちよくなっちゃう灰賀くんのお顔も、金江さんの一つ一つが色っぽすぎる所作や表情も全て大好き❤︎
金江さんが学食奢ってあげるシーンの灰賀くんの幸せそうなお顔可愛すぎる!金江さんの適切なツッコミも込でお気にのシーン♡
灰賀くんはいつもそうですが、金江さんも会っていなくてもお互いに考える事が増えて今ではそのシーンがもう愛おしくてしょうがない!
合宿2日目に早起きして灰賀くんの歌声に気づいたのはもう運命ですよね( ¨̮ )(圧)
灰賀くんも金江さんもとっても楽しそうな2人の時間...ずっと見ていたいと思ってしまいます♡♡♡
ここもドラマCDで楽しみのシーンのひとつです!
亜美ちゃんや積極的な先輩の存在を快く思っていない描写があるシーンでは金江さんの心情の変化が分かります。それだけで読んでいて幸福度ぶち上がりなのにページをめくっていくと!お風呂上がりに灰賀くんを誘ったり、キスしたり...最後には「灰賀じゃなかったら誘ってなかったし、こんなに緩まないか」って...金江さんもう好きやん♡
しっけ先生天才作家様すぎる、最高すぎると思いましたね。
初めて見る金江さんの感じている姿もえちすぎますし、上になった灰賀くんめちゃめちゃいい、最高です⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
そして最後は花火を見ながら、灰賀くんが恋心を自覚して終わる、綺麗すぎて上巻だけでもよいほどの満足度です!(絶対に下巻も読んじゃいますが!)
序盤からしっけ先生の作画に心奪われました。
キャラクターの感情の変化やそれがわかる表情も綺麗でとっても丁寧でこれは好きになる要素しかないなと思ってしまうほどに大好きが詰まっています。しっけ先生に、この作品に出会えてよかったと心から思いました!!!
受けの金江さんがクールビューティーでカッコよくて、
大学の憧れの先輩がゲイ風俗で働いていて行ってみるという展開にドキドキしました。
絵柄のカッコ良さがあるしプレイも気持ち良さそうで、ドキドキしながらも安心して読みました。
美人年上ロンゲ受けってところが好みです。
ちょっと某漫画の某カプと似た容姿、属性ではありますがw
あと、私はメインキャラに淡い片想いするかわいい女性当て馬がいるとHLに勝った感がするという悪趣味な理由で好きです。好き嫌い分かれる要素とは思いますが。
ピンクハートジャムbeat1発売前日ですね!
ここに戻ってきました。
タイトルにも書きましたがしっけ先生の最高傑作(他作品は同列1位ということで)かもしれません。新刊発売ということで気になっている方は是非!今のうちにお買い求めを。(あ、各種復刻書店特典もありそうなので見逃さないでね!)
さて、上下巻ですが、参考にレビューを見にきている方もいらっしゃると思いますので上巻に書き込み失礼いたします。
というわけで古の注意事項を。
※上下巻のネタバレを含みます。
※書き込んでいる人先生の他既刊も読んでいます。直接的には話題に出しませんが、しっけ先生の作風とかを語る時に被弾するかもしれないので注意してくださいね!多分大丈夫だけど!
※ダメな方はブラウザバーーック
それでは。
ジャムセッション。その場その場でフィーリングで展開するセッションのこと。
言葉の意味を知ったのは朝の爽やかな空気の中で歌う灰賀の元にやってきてギターを合わせる金江のシーン。
きっとピンクハートジャムのジャムはジャムセッションのこと。読む前はいちごジャムのジャムかと思って、可愛い名前だなと思っていました。違いました。ともかくここで多分初めてタイトルの「ジャム」が回収されたのはしびれました。
しっけ先生の漫画はとにかく空気感がすごいと思っています。新入生のわちゃわちゃした賑やかな青春の雰囲気。歓楽街の薄暗くてビビットな雰囲気。朝の爽やかな空気。
その空気の中の全てに灰賀と金江がいて、場所が違って雰囲気が違って、しかしどれも二人の日常。全編通して同じ空気の中進むわけではなく、場所がうつりかわりながらゆっくり前に進んでいく。絶妙なリアリティがすごいのです。さっきから全くカプの話をしていないのにレビューが書けています。私は本当に今商業BLのレビューを書いているのでしょうか……?
もちろん背景描写だけではございません。灰賀も金江も手探りの恋なのです。この人が大好きだーー!!と一目惚れで突っ込んでいけるなら楽でしたが現実はそうもいかず。そもそも自分は女性が好きなのか男性が好きなのか?この感情は恋なのか?そんな心の揺れ動きもしっかり描かれます。それが!この作品を最高傑作と称した所以……!!
それにしても、憧れのダウナー系美人先輩が男性向け風俗店で働いていた!?からはじまるこんなしっとりスローな青春恋愛物語があってたまるか。あったわ。ありがとう世界。ありがとうしっけ先生。
大丈夫です。しっかり満足度の高いBL要素もございます。青春、恋愛、男子大学生同士のちょっと淫らな欲求。エロもしっかり大満足。ありがとうしっけ先生……。
というわけで!
そんな二人のその後のお話、ピンクジャムハートbeat1!2024年3月25日(月)発売です!(※回し者ではございません)
皆様各書店特典のチェックはお済みですか!?みんな大好きIFパロディ!スマホに入るサイズのチェキ!大丈夫!?チェックした!?!?
そしてピンクハートジャム以外の先生の既刊(復刻書店特典チェックした?)も当日は書店に並ぶことでしょう!皆様!!こぞってお買い求めください!
新刊発売おめでとうございます!!
いい‥めっちゃよかったです。
ダウナー系なのかなーと思ってちょっと元気なときに読もうと思ってのらりくらりしてたんですが、
この攻めっ、灰賀くん!スーパーいい子‥!
セクシャリティ不安定大学生灰賀くんが恋していく過程、でも二丁目風俗絡んでる!のになんかさわやか!!
いや控えめに言って最高とはこのことです。
ダウナー系だとおもっていた受けの先輩、アーティスティックなところはありますがほだされですねこれは。あんなかわいいワンコに尻尾ブンブンされてますので、ほだされて当然ですね。
それでいて灰賀くんに告白されたいって‥!!乙女か!!
ちゃんと告白があるのはいいですよね。
ないがしろになってしまいがちですが、ワンコくんはちゃんと告白する子でしてた。
そしてただのワンコじゃない。
感じが良くてほどよく鈍感、でも嫌味がなくてまっすぐ。気持ちの良い若者って感じでした。
いやこんな気持ちが晴れやかになる作品ならもっと早く読めばよかったです。
あー‥幸せってこういうことですよね。。。
上下巻セットでの購入(なんか1冊になった特別版があった)。
設定がちょっと独特。
大学の音楽サークルが舞台。みなバンドを組んでいるのですが、適宜イベントもあり、ライブや旅行など色々な舞台でお話が進みます。
しかし最初の出だしがなかなか強烈です。
新入部員の灰賀。見かけた先輩、金江のことが気になっています。すごく綺麗で、ギターがめちゃめちゃ上手くて。
ある日新歓コンパに行くと、新入生への”プレゼント”としてお金を渡され、これでHなお店に行きなさいと。。
まあ、お話を動かすためとはいえ、学生のこういう行動はあんまり気持ちのいいものではありませんね。
行くフリをして帰ろうと思った灰賀ですが、やっぱり行くことに。そこで何と接客に現れたのが金江先輩というきっかけなのでした。
(レビューは下巻へ)
すんごい人気あるんだな〜…って対岸から眺めていたのですが、やっと読みました。おっされーー!な青春のもだきゅんですよね!内容はと〜てもわかりやすく青春(2回め)だと思いました。
んでね…そんなに複雑さがないのに、表紙(装丁)とタイトルから内容がぜんっぜん想像できなかったんですよね。さらに読んでみて、「なんでこのタイトルでこの表紙(装丁)なの…?」っていうモヤモヤが解消しきれなかったので、トータルの印象がちぐはぐなままっていう不思議w
んでもってね、、最初にスケベったときに「あ、こっちが攻めか!」っていう意外性。(きっと作品の個性を最初に掴めてないからこうなるんだろうな…)いや、いいんす。この受けパイセンのビジュアル、とても素敵です。美人好きですもん。ただ、バンドやってて箱ヘルバイトして大学生っていう彼の個性も掴みきれなかったんですよね…。
攻め→受けへの感情も、バンドやってる攻めがかっこいい素敵!音楽を通じて気持ちも通じ合っちゃう…くらいが好みだな〜って思っちゃいました。箱ヘル設定って必要?(必要なんですよね!)って5回くらい考えてしまったのも、”めちゃくちゃ好き!”ってところまで気持ちを持っていけなかった敗因です…。
”続編”を勝手に”スピンオフ”って脳内誤変換してて、「あ、あの箱ヘルのパイセンと受付のひとかな♪」って期待しちゃったのって私だけでしょうか…?
ちなみに、下巻のほうが好きでした。