何回も思い出すんです あんたのいく時の顔とか声――

朝まで延長希望です

asa made enchou kibou desu

朝まで延長希望です
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×28
  • 萌13
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
140
評価数
39
平均
3.7 / 5
神率
33.3%
著者
灰咲きり 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784047369146

あらすじ

これまで誰に対しても性欲を感じたことがない日高は、バイト先のラブホをよく使っている
風俗で働くみずきに初めての性的な衝動を覚える。
そんな自分に戸惑う日高だったが、次に会ってもやはり彼に対して同じ衝動を感じる。
しかしそれだけでなく、彼自身のことをもっと知りたいと思うようになり……。

表題作朝まで延長希望です

日高良平、20歳、大学2年生
黒井深月、23歳、フリーター、ウリ専

同時収録作品朝まで延長希望です

槙也、風俗店オーナー
黒井深月、23歳、ウリ専

その他の収録作品

  • 朝のその先
  • カバー下/あとがき、キャラ設定

レビュー投稿数4

性欲のわからない大学生×臆病なウリ専ボーイ

ラブホでバイトする、性欲のわからない大学生・ヒダカくん(彼女がいたことはあるがドーテー)が主人公。ある日、バイト帰りに泣いている男を見つけ声をかけると、それはいつも違う男を連れている常連客のウリ専ボーイ・ミズキ(本名ミヅキ)だった。

直接身体的に痛めつけられている描写はないものの、店のスタッフである恋人(?)や客にハードなプレイを強要されているミズキ。はじめはただただエッチが好きでやっているのか?と思わせるような表情ですが、本当は「必要とされたい」という思いで、嫌なことも嫌と言えないでいる。

そんなミヅキの心を溶かしていくヒダカ。ミヅキのバイトや境遇を頭ごなしに否定したりせず、ミズキのことを大切にしてくれる。傷ついてほしく無いと、優しくしてくれる。

勇気を振り絞って「辞めたい」と言ったミヅキに対して、恋人は比較的あっさり。大きな修羅場などはありません。やさしいハッピーエンド。

ストーリー的に、BLである必要はなかったかも?と思ってしまいますが、二人がすごく可愛いのと、エッチな描写が意外にもすごくドキドキさせてくれるので、萌2です。読後、優しい気持ちになれる本です。

はじめましての作者様。単行本2冊目とのことで、ときどき絵のバランスが崩れたりしますが、全体を通して魅力的なキャラクターたちで◎です。

3

灰咲きり先生。
デビュー作で惚れている先生の新作ということで迷わず拝読。

人を好きになるという感情がわからず模索中の大学生日高と人懐こくて距離感が近いウリ専をしているフリーターの深月。

明るく振る舞う深月ですが、その裏でちょっと影のある雰囲気を纏っていて、静かに淡々とストーリーは進みます。
身体を使うことでしか居場所を得られず、飄々としているようで愛に飢えている深月。
人に対して感情が動きづらい日高。
お互いの肌に触れるたびにだんだんとふたりの心情に変化が…。

深月に執着していた槙也が良くも悪くもあっさりと引いてくれたので修羅場になることもなく。
ただ、あまりにもさっぱりとしているのでやや拍子抜けしてしまう部分ではあるかな、と思いますが個人的にどろどろとしたかんじは得意ではないのでちょうどよかった(?)です。

前作に比べたらかなりエロが多くてびっくりでしたが、先生の描かれるエッチなシーンや表情がたくさん見られて嬉しかったです。

お話しとしては前作の方が好みでしたが、等身大のキャラが自然にわちゃつくところはどちらも好き。

朝が苦手だった深月が日高の隣で明るく幸せな朝を迎えられてよかったな、と思いました。
きり先生の次回作も楽しみにしています。

3

気軽に読める一冊

初作家さんです
知り合いのおすすめで購入しました。
タイトルからどうしてもエロを期待してしまいますが、
エロいことに関心のないラブホ受付をやっている攻めとそのラブホの常連客風俗"嬢"受けのピュアピュアラブストーリー。
それぞれ抱えている悩み、この出会いによって一歩前に進み出す。
どっちかというと人物の心情描写が多めのイメージですが結構あっさりめで、穏やかな気持ちで読めました。
すっきりした絵柄、エロが少なめ、胸を締め付けるような内容ではなく、BL初心者でも気軽に読める一冊だと思います。

1

靴は脱ぐ

性欲の分からない童貞がラブホのフロントバイトをしていたら風俗嬢に襲われた(未遂)話です。2話冒頭ママ。嬢じゃないけど。

灰咲きり先生のデビュー作が大変好みだったので意気込んで買いましたが、正直うーん…うーん……次作で今後追いかけるか決めよう。
デビュー作は個性が感じられましたが、今回はどこかで見たことがあるキャラクター、展開、演出で構成されていたのが残念。

真面目そうな攻めがコロッとこのタイプに惚れちゃう感じもあまり好みではなかった。「慰めるってこういうことかよ…」といいつつしっかり靴脱いでベッドに上がってるところになんか面白くなってしまう。

0

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