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yagacho
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
2巻においてペク・ナミンは贈答品の鏡台を一日も経たずに破壊してしまう。
ぱりーん。
その死亡した鏡台が2巻表紙を飾る。
春画を描くのに鏡台は現役活躍している。
表紙には本編では存在しないシーンが描かれているのだ。
イヤイヤながらもナミンに自分を受け入れてもらい、仲良くなる未来をスンホは夢見ていたようだ。
本編では、ぱりーん⇒逃亡のコンボを極められこの期待は大きく裏切られる。
初見の読者には「恋女房に捨てられる毒夫の見る夢表紙」にはきっと見えないだろう。
2巻表紙は、まるで恋人同士のように穏やかな時間をスンホが欲していたようで微笑ましいシーンである。
夢中であるはずの春画を手にし、それよりも春画師であるナミンに見惚れている。
しかしこんなシーンはない。
本編に存在しない。
「甘々な作品なんだね」と騙されてから本編を読んで欲しい。
期待と現実の落差から、本編では家来たちを殴る蹴るドつく出血させるの暴行に及んだと思われる。
そしてお仕置きの長時間耐久セックス。
甘々な表紙と違って2巻はセックス&バイオレンスが満載だ。
全編フルカラーの韓国BLです。
話題になるのも納得な作品でした。
自分の地位を利用してやりたい放題のスンホ。ナミンの書く春画に心奪われますが、2巻ではどうもナミン自身にも惹かれている様子。
傲慢クズ野郎なスンホがこれからどんな変化を遂げるのか楽しみです。
また、ナミンの泣き顔がたまらない!!
めちゃくちゃかわいいです。
スンホは自分と愛人達との情事をナミンに書かせてるため、攻めが他の相手とするのが苦手な人は注意です。私も地雷なのですが、なぜかスンホなら許せちゃいました。
シリアス好き!どエロも好き!を満たしまくってくれる待望の2巻!!
ページ開いただけでニヤニヤしてしまう~
今回も幸せが見えない絡まりっぷりを堪能しました。
受けのナミンくんは相も変わらず可哀想でそれが可愛くて…可哀想萌えマンにはたまらぬ。
不幸になればなるほど輝く子だと思ってる。
痛がってるところもしゅき…
一冊通してほぼほぼ泣いてる気がする。
目がイっちゃってる猛獣に囚われた哀れな子うさぎちゃんぶりにゾクゾクが止まらない。
泣き顔隠さず、おっきな瞳から涙ボロポロ流して怖がり怯えるその素直な様は、攻めじゃなくてもくるものがあるでしょう。
ところで、「果てます…」ってあまり聞かないからインパクトやばないです?
攻めの若旦那は相変わらず類を見ないえげつねぇ目力ですね。
視線からこんなにも圧や感情がダイレクトに伝わってくるなんて。眼球さえも意志持っていそう。
プレイ内容も強引ばかりで、だからこそやめられない止まらない大好きの嵐。
豪華フルカラーという強烈な肌色の波にさらされていたいのに、憎き白抜き!前巻でもキレていた気がする。どうしたら見せてもらえますか(涙)
行為の最中、呼吸の乱れに気付き若旦那がわざわざ息を吸わせようとしてくれたところに特にキュンときました。
でも結局酷い男であることに変わりはないポジに大満足。
お師匠さんにはもっとどん底に突き落としてくれないか期待しているんですけども…これからどうなるのでしょうね。
卑劣な男に変わりはありませんが…自分の身と出世が何より大事だからこそどう転がるか分かりませんね。
盛大にかき乱して、痛々しいくらいに一途なナミンくんをもっともっと泣かせてください。期待してます。
続きがまた読めるまでどう精神を安定させていればいいか分かりません。
お酒に酔っていたとはいえ、よりによって間違えるか!?…な、どじっ子ナミン。
そんなチャンスを逃さないスンホ…( ̄▽ ̄;)
今回は主役二人の絡みをしっかり描写するページが多かったな。
それはそれで良いのかもしれないが
個人的にはもう少しエピソードの濃さがほしかったな。
この作品の肝はユン・スンホの魅力にあると思いました。ハッキリいって酷い人間だし、酷薄そうな表情は何を考えているか全く分かりません。
それでも無自覚にナミンに執着し、振り回される様子に読んでて激萌するんです。
彼がこれからどう変化するのか、ナミンはこのまま師匠のチョン・イノンを慕い続けるのかとっても気になります。
個人的にはこの師匠のチョン・イノンが嫌いなんですよね。ナミンがこんな裏表ある人物のどこを敬愛出来るのかが理解不能です。
チョン・イノンの企みも気になるし、早く続きが読みたくてしょうがありません。
スンホのあまりの傲慢さに、こんな人絶対嫌だわーないわーと思いつつ、こんなにスンホに萌えるのは何故だろうか!
傲慢、鬼畜、無理やり描写って萎えにも繋がる難しい匙加減があるよなと個人的に思うのです。…その要素を全て兼ね備えたスンホに、いっさい萎える事なく、めちゃくちゃハマってます。
って事は上手い匙加減が成されているのかと言うと、成されていないと思います。笑
傲慢っぷりも鬼畜っぷりも振り切れているし、無理やり描写も、受けは泣くわ逃げるわと全力で拒否していますし。
甘さなんかなくて、愛なんだよね…?と思わず訝しみたくなるようなスンホの無自覚な執着。
甘くないからこそ、スンホが見せる感情の機微がめちゃくちゃ萌えるのではないだろうか。
って事で、2巻も最高に面白かったです。
スンホの事しか書いていないなと思いつつ、スンホの話を続けます。
スンホの感情の無い瞳孔が閉じたような酷薄気な目が良いんですよね(´⊙ω⊙`)受けを見る目じゃないでしょうよと言いたくなるような目が。
スンホの背面も良いんですよね。絵とは言え誰かの背中に萌えたの初めてかも。スンホの背面に萌えたという方と三日三晩語り合いたいくらいです。
そして、受けが居なくなった時のスンホの様見ました?暴れてるだけの人にまさかあんなに自分が萌えるなんてーーでしたよ。
そして、受けが寝込んでからの……
まるまる一冊ネタバレしながら語りそうなのでこの辺で。
はぁぁ。3巻が待ち遠しい。
『夜画帳』の2巻目。
続きものなので1巻未読だと話が理解できません。未読の方は1巻から読まれることをお勧めします。
さて。
人気絶頂中の今作品。
超絶綺麗な絵柄で、しかもオールカラー。うんうん、人気があるのは分かる。でも、俺さま、しかも理不尽な俺さまって個人的にあまり好きな属性ではないので1巻を読んだときにあまりツボらないなあ…、と思っていたのです。
が、2巻は…!
ヤバ!萌える!
傍若無人で手に入らないものはなく、しかも権力を笠に着てやりたい放題のスンホが、ナミンに振り回されるさまがめちゃめちゃ良い。まさに外道、傍若無人といったスンホが、ナミンに惹かれていく。執着していく。しかも、無自覚に。
そしてナミンの無自覚小悪魔的な魅力も。彼の泣き顔がめちゃめちゃそそる…!
ナミンがなぜ春画を描かなくなったのか、彼が一番守りたいものは何か。
彼は「守りたい人」のためにスンホの無謀な要求に応えますが、三者三様、ベクトルの向きが違うのでどんどんすれ違っていく。
スンホが無理やりナミンを抱くシーン(はっきり言うとレイプです)があるので、苦手な方はご注意を。はじめはナミンの勘違いから始まるスンホ×ナミンの身体の関係ですが、二人のこじれっぷりがどこまで行くのか楽しみで仕方がない。スンホという人物はその恵まれた美貌と環境ゆえに本当の愛を知らないんですよね、きっと。そんな彼が、ナミンと出会いどう変わっていくのか―。
絵柄も良いですが、色のつけ方がまた良い。
鮮やかな色を使わないことで、淫靡でダークな世界観がくっきり浮かび上がっている感じ。今作品は閨のシーンが多いのですが(いかんせんスンホがああいう人物なのでね)、その雰囲気にぴったりでこれまた萌える。
二人の関係に、ナミンが敬愛してやまないお師匠さんのチョン、そしてスンホに執着するチファも加わり、BLというストーリー展開だけではなく話がどうなっていくのかわからない不穏さと奥深さも相俟ってますます目が離せない展開です。
3巻も楽しみに待っていようと思います。