DEADLOCK 2 DEADHEAT

DEADLOCK 2 DEADHEAT
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神254
  • 萌×253
  • 萌14
  • 中立5
  • しゅみじゃない6

144

レビュー数
34
得点
1529
評価数
332
平均
4.6 / 5
神率
76.5%
著者
英田サキ 

作家さんの新作発表
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イラスト
高階佑 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
DEADLOCK
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784199004254

あらすじ

宿敵コルブスを追えば、いつかディックに会える―。
密かな希望を胸にFBI捜査官に転身したユウト。
彼を縛るのは、愛を交しながら決別を選んだCIAのエージェント・ディックへの執着だけだった。
そんなある日、ユウトはついにコルブスに繋がる企業との接触に成功!!ところがそこで変装し別人になり済ましたディックと再会し!?敵対する二人が燃え上がる刹那―デッドエンドLOVE第2弾。

表題作DEADLOCK 2 DEADHEAT

ディック・バーンフォード29歳,CIAエージェント
ユウト・レニックス,28歳,FBI捜査官

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数34

主人公……

脳が完全に恋愛になってるよー!!!
ディックディックディックディック!!!
主人公がひたすらディックのことを考えてる(笑)

FBIになった理由もテロリスト追いかける理由も全部好きな男に会う為!!!! 強!!!!!!
ここまで来ればいっそ清々しい。ディックに会うことが全て。
ディック第一な所は好感が持てるのですが、テロリストの件が片付かない限りどうにもならない。それが分かった時点で、テロリストに頭を切り替えて欲しかったです。
そもそも主人公、そんなにテロリストに興味無いだろ? そんなんで大丈夫かよ……と思ったのですが、その辺もしっかり回収してくれました。

色々と迷走していた主人公ですが、最終的にどうしたいのか意志を固めます。恋愛大前提ではあるのですが、方向性を提示してくれて良かったです。テロリストに集中してくれとずっと思っていた(笑)

捜査については説明されてる感が強くてちょっと疲れる。展開自体はトントン拍子でした(ご都合主義とも言う)。
スケールがデカいわりにFBIの捜査はなんとも言えない緩さで、CIAよりも一歩遅れているような構図。FBIがちょっとダサく見えます。
というかディックが謎にヒントを出してくるんですよね。どういう立場なんだ。

1

(受)が諦めて立ち去ろうとした時の(攻)のバックハグ!!!!

#DEADLOCK の続編(2作品目)、晴れて冤罪の疑いからシャバに出られたユウト。だけども監獄暴動で檻から脱獄したディックが忘れられず、ディックが追うコルブスを自分も目指せばディックとの再開を果たせるはず、、とFBIに入るお話からスタート。
ユウトの所属するFBIとディックの所属するCIAは対立関係にあるので敵対するふたりが、、、ってのも萌えます
この回からは犯罪心理学者で大学教授のロブが相棒になるのでユウトロブのタッグもいい感じまあでもこの2人はロブがユウトをひたすら口説くけどユウトはディックオンリーって感じなので割とコミカルな感じで進みます
ユウトとディックが追っていたコルブスの陰謀やバックの勢力も徐々に見えて来て刑事ドラマ要素がより強くなっててボーイズラブだけではない面白さが新鮮でいいですね
とはいえ、ガッツリBLなので、ユウトは寝ても覚めてもディックとあの日の熱烈な夜を思い出しながら恋焦がれてるところが健気で切なかったなあ。
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そしてお待ちかねのディックとの再会シーン。冷たくするディックに縋りながらも、諦めて立ち去ろうとした時のディックのバックハグ!!!!

うぁぁぁぁ〜〜〜と喚き散らかしました❤️サキ先生ありがとう〜〜‍‍‍
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その先はとんとん拍子です、ユウト良かったねぇ(;ω;)とはいえ、2人はCIAとFBIという敵対関係。直ぐに別れの時はやってきます...。俺のことは忘れろというディック、2人はどうなってしまうのだろうか‍
ここで2巻目は一旦終了です、兎にも角にもユウトが健気で...
.
ディックとのロミジュリのような関係がこの作品の醍醐味ですが、相棒ロブとユウトの事件の真相を追いながら常にユウトのメンタルケアをするロブも中々作品の良さかなあと思いました
.
ディックを忘れてロブを好きになれたら楽なんだろうけどなぁ。3巻はクライマックスになるので楽しみです

1

読者に親切すぎるのも考えもの……

場を整え次巻の盛り上がりを御膳立てしてくれているような第二巻。シリーズものとしての枠組みが王道パターンで安心感がある。
ラスボスに迫りながら、ユウトが迷いを断ち切り今後への決意を固めるまでの話かな。新キャラで仮の相棒?のロブが魅力的で良かった。

前半は一巻のあらすじ説明を随所に挟み込みながら、末端の事件を次々解決していく。何でも上手くいきすぎなのは一巻同様。背後も含めた追うべき敵の姿が、じわじわと明かされていく。そこで見える国家最高権力の影なんて話をBL小説で読めると思わなかった。

BLに関係のないところで好きだったのが、FBIの描写。リアルな内部は知らないのでイメージだが、権力とプライドのすごくそれらしい感じが出ていて、ぽいな~と楽しく読めた。

ロブとユウトの禅問答みたいな会話も面白かった。深いのか煙に巻いてるのか絶妙なラインのようでいて、単に翻訳文章的雰囲気の妙でもあるような。
でもユウトは押せばいけそうな空気を出しておいていざとなったら拒むんだから、ちょっとロブに同情するかも……この不憫な当て馬感大好きだけど(笑)

メインカプは気持ちを確かめた後に別々の道に進むと決める。ある意味では同じ道だが、それゆえに敵対関係となる。この関係性はめちゃくちゃ萌える!燃えるともいう。

今作で進んだストーリーだけを見ればとても面白い。ただあまりに前作のあらすじ説明を作中に懇切丁寧に入れすぎていて、テンポが悪くなっているのがイマイチ。一巻を読んでいなくても分かるよう配慮したのかもしれないが、正直クドいと思ってしまった。
用語の説明も親切すぎ、そのせいでスピード感が失われており残念。数十ページ前の出来事だと説明セリフで補足するのも読者に過保護すぎだった。

カタカナのキャラ名・社名等がどんどん出てくるが、この作品は不思議と混乱することなく一度ですっと頭に入ってくる。逆にそれで説明を不要と感じてしまったところもあると思う。余計なものを省くと物語があまり進んでいない気がする。

今作ですっかりロブ推しになってしまったが、最後はディックが巻き返してくれるんだろうか。何はともあれ次は最終巻、とても楽しみ。

2

切なくて硬派で

切なくて切なくてハードボイルドで面白くて、でも切なくて!!!
ユウトがディックに再会できたらとFBIとしてコルブスを追うも、CIAのディックとは敵対する関係。そんな必死の思いを捜査協力してくれることになったロブのアプローチや言葉から考えさせられることになって思い悩むのが切ないんだけど、きちんと気持ちを切り替えて進められるのがユウトのカッコいいところ!!そんなユウトがディックを見つけた時はやっと会えたね!と喜んだものの簡単にはいかない…分かっちゃいたけど切ない。ユウトを切り離そうとした時のディックの言葉が辛くて辛くて、ユウト想ってとしてもそんな余裕ないのでとにかく辛くてユウトの健気な対応に涙しちゃいます…からの展開が!!!そりゃエレガントでプリティでセクシーでチャーミングなユウト(ロブの言葉に完全同意)をそのまま帰せませんよね!!限られた時間での逢瀬に滾ります!!事件の方もコルブスが狡猾すぎてアクションがすごくてハラハラ!!!甘みは量は少ないけど濃密で、想いが深くて硬派の塩梅がすごい!!

0

切ないロブにも惹かれちゃいます!

前作で別れてしまったふたりの行方が気になりすぎて2巻も爆速で手に取りました。
ディックを追うユウトの想いの強さに心打たれ、せっかく会えたと思ってもディックはユウトから離れてしまい、本当に切ないです。でも当然ディックにも事情があって、でもでもディックもユウトを想うあまりにその仮面の下を覗かせる……両思いなのに大きな壁を前にして結ばれない二人——。
3部作の2巻。わかっていても切ない!
1巻で描かれた刑務所の時のユウトの辛さも描かれていて、それも切ない!
そして2巻から登場したロブが、ディックを想うユウトに片想い。これも切ない!
ユウトに片想いのロブがまたいい奴なんです!ディックを諦めてロブでもいいんじゃない?って思うくらいに優しくて、でもそんなロブがユウトに振られちゃう。
こんなに焦らされては3巻に手をつけずにはいられないです!

0

面白い!!

英田先生にとっても共感する刑務所作品大好きな人なのですが、刑務所を出た続刊のこちらも大変楽しみました。この1冊で神というよりは、1巻を読んだ上での神!!

じれじれに焦らされた上での再会シーンが非常に良かった!!会おうと決意するのも、別れを決意して出て行こうとするのも、ユウトが愛しい…
漫画では然程ページ数さけないので、小説はキスシーンが長いと嬉しくなるタイプです。気持ちが盛り上がる!
オリーブオイルのためにピザを頼む男(笑)ディックはあまり多く登場しませんが、3巻はもっと見られるかな。早速読みます!

ロブが黒幕かと思いながら読んでましたが、そんなことはなさそうでよかった。ユウトがすぐに人を信用してしまうの、良いところですがヒヤヒヤ。

0

ピザをとる想に脱帽w

コミックスから小説に飛んできました!
面白かったです^^
しかし、やっぱりコミックスも同じくらい面白かったと思い、
高階先生の作品のクオリティの高さも再確認致しました。

FBIのユウトとCIAのディックーー
敵対する組織同士という立場で再開した二人……

非情な態度のディックに少しイラつきましたが、
ユウトはそんな態度を取らせている自分に怒っていましたね。
ユウトの思慮深く懐の深い様を目の当たりにし、
自分の器の小ささに嫌気がさしました(´Д` )

〝Hのためにピザをとる男〟最高でした!
その発想はなかったわ(笑)

新キャラ・ロブも魅力的だし、ネトの登場には歓喜しました!
次は、トーニャにも会いたいです^^

完結編の次巻も早く読まなくては!
続きがすぐに読めるのは既刊作品を読む利点ですよね♪

2

後半の怒涛のBL展開に激萌えw


捜査で大きな進展もなく、息つぎ的なインターバルの巻かと思っていると、後半でユウトとディックとの再会から怒涛のBL展開にやられました。。
ホント終わり良ければ、全て良しですね!

昔から創作物では、警察と泥棒だったり、警察とヤクザや殺し屋だったりと、対立する立場の人達が恋に陥るものが多いですが、CIAとFBIのカップルも複雑だなーと二人の立場を見て実感しました。
最後まで読むと、この事件、国家ぐるみの大きな陰謀に繋がるようですね。同じ事件を追う限り、また二人の軌跡は交差するんでしょうね。 前半部分では、任命されたFBIの仕事に職務を果たす使命感で挑んでいたユウトでしたが、ディックに再会してから、ディックを止めるという野望に燃えることとなったユウトに怖いものは無い…。事件と二人の終着点が気になります。

ディックも相変わらず愛するユウトの前でもクールな所もいいし、ディックに恋するユウトの姿が可愛かったです。お互いへの想いが深いけれど、男である以上、志や面子、生き様も簡単に変えられない二人。読んでいて切なくて、 でもそこがまた萌える、萌えるww

一巻の刑務所での出来事を忘れかけていたので、この巻を読む合間に思い出しがてら、漫画版の方も読みましたが、こちらも情景が伝わってきやすく、作画がデッドロックの世界観に合っているので、小説のダイジェスト版として楽しめました。ユウトとディックの色々な表情を見れるのが嬉しい。こちらも三巻の発売が待ち遠しいです。

1

シリーズ第二弾!

ユウトが可愛い!
FBI捜査官として再出発なんだけど、ディックへの想いがいじらしくってキュンっときます。
第一弾の刑務所からは飛び出し、晴れて無罪の身となったけれども、CIAとFBIという水と油な関係の組織なのに大丈夫かな・・・と思っていたら案の定・・・でした。
でも、それは二人の関係性は勿論、ユウトが自分の気持ちをしっかり認識するには相対する組織での再会がベストだったんだなと思いました。
ディックの示唆やロブの手助けでコルブスへの謎に迫っていくのですが、この道のりが山あり谷ありで楽しませてくれます!
次巻に続く・・・ため、まだ収束してないので取敢えず萌×2ですが、面白いのは確実です!

1

海外ドラマのような展開!シリーズ2作目

DEADLOCKシリーズ2巻目です。
前作は刑務所が舞台でしたが、今作はいろいろな経緯をたどり出獄したユウトとディックがそれぞれが思い悩みつつにコルブスを追っていきます。
おもしろい…!深い!読む手が止まらない!
ユウトの相棒としてロブが登場しますが実に良いキャラクターです。
この巻はユウトやディックが思い悩むみすれ違うことが多いので、明るく聡明なこの人なしでは読み進められない!ってぐらい重要な人物となります笑
今作でディックは単独でコルブスを追っているため自ずとディックの描写が少なく、ユウトが会いたがってる以上に読んでるこっちもディック要素欲しました。欠点が大よそ無い恐ろしい攻め様…ディック。
コルブスを廻る大きなストーリーの中では起承転結の承とちょい転でしょうか。DEADLOCKシリーズの世界の深みが増す一冊でした。

2

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