神獣の箱庭

shinjuu no hakoniwa

神獣の箱庭
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
7
得点
72
評価数
20
平均
3.8 / 5
神率
50%
著者
李原ろね 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
KiR comics
発売日
電子発売日
価格
¥709(税抜)  
ISBN
9784815530297

あらすじ

過去の大戦により人類は絶滅寸前になり、『神獣・霊獣』と呼ばれる聖なる獣たちが統治する世界。
彼らは、いまや希少種となった人間の少年少女を"愛玩人間"として養育することを趣味としていた。
小さな村でお年寄りたちと静かに暮らしていたメリクは、ある日突然、この世で最も高貴とされる【竜族】の男・アテスに連れ去られる。
今年21歳になるメリクは "愛玩人間"としてはとっくに旬が過ぎているはずなのに、なぜか囲われたあげく、初夜の儀式で処女まで奪われて……!?

表題作神獣の箱庭

レビュー投稿数7

美しい

竜族の神獣・アテスと人間のメリクが、主と愛玩人間という関係から対等に愛し合うまでが描かれたお話でした。

メリクは何もわからぬまま連れ去られてしまったので、最初こそアテスに反発したり抵抗したりするけれど。
一緒に暮らすうちにアテスの優しさを知ることになり、心を開いて自分から彼を求めていくようになるという…
絆されたわけではなくて自然に恋に落ちた感じが伝わってすごく美しかったです。

人間の様々な過ちのせいで気持ちが噛み合わずハラハラするところもありましたが、そういう部分を曖昧にしないでしっかり解決させるのもふたりの良いところで。
解決した上で気持ちを伝え合うのでより甘さが増してみえた気がします。
プロポーズのシーンも感動的で素敵だったし、番になった後の彼らも見てみたいなと思いました。

1

話は素敵!

話はファンタジーですごく好みでした!
が、ごめんなさい!作画がちょいちょいおかしいなと思う箇所が多々あり、走り方のコマとかセックスシーンでも違和感を感じてしまいました。キャラの顔はとても良かったのでちょっと残念でした。
あと擬音や喘ぎ声のシーンは違和感を通り越してもはやちょっと面白かったです。セックスシーンで冷静になるってあんまないのですが、ん?と思う表現があったりしたので…。
話自体は深く作り込まれていた世界観で面白かったです。二人の距離が近づくのも初々しくもあり良かったです。
ただ、気になる点もありまして!
従者の説明がざっくりなので、あそこまでキャラを使うのならもうちょいなにかストーリーがあってもよかったのかなと思っちゃいました。

0

美しい絵柄にうっとり

初め目の作品とは思えないクオリティの高さに、電子コミックの時から連載を追ってました。
書籍になると聞いて即買い。2、3度読み返してはうっとりしております。
本当にいい作品をありがとうと言いたいです。

ガツガツしすぎない二人の柔らかな雰囲気と、そこに住む種族と人間の過去の出来事や傷跡に時々胸を苦しくなる時もあって、本当に素敵なお話になっています。
神秘的な雰囲気も勿論ですが、両想いになった時の二人の結末にドキドキさせられた一冊でした。
脱いだら2人とも凄かった…(笑)
糖度高めです。

この作者さんは当たりだなと思います。

1

美しい

キャラクターもストーリーもすごく良かったです。お話にすごく引き込まれました。
そしてなによりも先生の絵がすごくキレイで初めて見た時、見惚れてしまいました。
もう表紙だけでもずっと見ていられるくらい美しい!

本編ではアテスのメニクに対する溺愛具合がたまらなく良いです。メリクのことが好きな気持ちがすごく伝わってきました。
メリクとアテスの二人の気持ちが通じ、愛し合うところがすごく良かったです。
本当にプロポーズシーンは最高でした!!
あそこのシーンは何回読んでもキュンキュンします。
エッチシーンは濃厚!

ハッピーエンド最高でした!

2

美しいスパダリ人外攻め最高

とにかく綺麗で繊細なのに男前さが伝わる絵柄がぐっときて買いました。

クールで傲慢そうな人外攻の飄々とした表情が
終盤恋心で動揺してしまう!!(それでもまだまだ優雅で美しい)
ところが大変良かったです。

ストーリー的には人外物ならではの身分差や種族差を含む
ちょっと重い世界観をベースにしてるけど、
これがまた童話や神話っぽい感じがして神秘的な絵の雰囲気と混ざって
なんかよかったわ…。

受けのメリクが元気で心優しいエエ子なだけでなく
世界や神獣に対して純粋な興味をもっているところが可愛いかったなあ。
竜姿のシーンは人外好きのロマンを感じて
「背中に乗せてもらって良かったね、メリクちゃん!」と思いましたわww
あと予想外結構男前な体型でいい意味で驚きかな。

エッチはあまり期待してなかったものの、
繊細なタッチで描かれるアテスさまの顔がかなりエロかった・・・
最初は強制的関係なので苦手な方もいるかもしれないけど
話が進んでいくうちに段々と二人が解り合い、
最後なんか「糖度上がりすぎじゃないですか?」と思うくらい甘かったです♡

できれば他の神獣たちの話も読ませて頂きたいです。

1

デジタル版からずっと見させていただいてます。

絵が好みで見ていたのですが、紙の本に出版されてすぐ買っちゃいました。
辛口のレビューもありますが、作家さんが初めての単行本とのことらしいので、最初にしてはすごく丁重に絵を描かれてあるなーと思いました。
淡々としたストーリーが好きなので、話の流れとしても読みやすかったです。
むしろS〇Xシーンではすごい感情が爆発してる感じでそのギャップが良かったですね。
ファンタジーで人外×人間大好きとしてはたまらない作品でした。
次回作も期待です!

2

気になるところが多すぎる……

一冊丸々表題です。
絵柄は癖があり好みが分かれると思います。
個人的には気になるところが多くて苦手でした。


高位な竜族であり人に興味が無い攻×村育ちな俗世に疎い受というカプです。


お話は争いを繰り返し希少生物になった人間。
神獣や霊獣が支配階級となりその愛玩用として囲われることがあり愛玩人間と呼ばれていた。
小さな村で育ったメリクは愛玩人間などの存在も知らず暮らしていたがある日竜族であるアテスが訪れて訳も分からない内にアテスの屋敷に連れていかれてしまい……という感じで始まります。

すみません。
以下辛口です。

【感想】

作者様の初コミックということらしいのですが……うーーん………。
かなり気になることが多すぎました。
絵柄に関していえば顔と首が以上に長いし顎が尖ってる。
表紙はかなり美麗な絵柄でかなり期待して本を開いたときにショックを受けてしまうほどでした……
しかもアテスもメリクも表情が動かないので今どういう感情なの?トーンや台詞はめちゃくちゃ盛り上がってるけど表情は殆ど変わってないよ?とこちら側の感情が追い付かないことが多々ありました。
お話に関しても神獣や霊獣が多数派で人間は希少となっている筈なのにメリクの村には人間が普通に生活してる。
しかも争いの繰り返しで数を減らしたのなら尚更警戒心や歴史については徹底して教育されている筈なのにメリクは何にも知らず危機感もなく温室育ちのような感じでん?この世界って人間って希少生物なんだよな?と疑問符だらけに。
しかも神獣や霊獣を敬っている筈の人間側のメリクはアテスを速攻に呼び捨てにするわアテスの知り合いの心中が来ていても無視をするわであれ?これって人間を好ましく思ってない神獣や霊獣側からすると最悪なのでは?と首を傾げました。
というかアテスはこんなので良くメリクを好きになれたなと思いました。
設定や世界観などは面白いと思いますが話の流れが悪くメリクを良く思っていない人物を複数出すけど結局彼らとの確執や蟠りまでは解決せずに突然アテスとメリク2人の関係の取って付けたようなハッピーエンドを迎えツッコミしかなかったです。
ただ神獣側が人間を嫌悪し嫌っている理由は解りましたが結局神獣や霊獣側が数を減らして弱者となった人間に愛玩とかいってしている行いも結局は過去に自分達がされてきたことを強者になりやり返しているとしか思えなかったので全く共感は出来なかったし寧ろ神獣や霊獣側にも好感が持てなくなりました。
結構な厚さがあるけど個人的にこんな長さは要らなかったと思ってしまいました。

再読は無いですね。

5

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