鬼と天国 再

oni to tengoku

鬼と天国 再
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神330
  • 萌×246
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
32
得点
1863
評価数
391
平均
4.8 / 5
神率
84.4%
作画
お吉川京子 

作家さんの新作発表
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原作
阿賀直己 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
鬼と天国
発売日
電子発売日
価格
¥740(税抜)  
ISBN
9784801974869

あらすじ

養護教諭の天獄と高校教師の青鬼。
恋人同士になって数ヶ月、惚気たり嫉妬したり、
少しずつ"付き合う"ということを体現していくふたり。

そんなある日、青鬼にかかってきた友人からの電話。
「いまの恋人とは結婚する気はない」と以前友人に
話していたことを傍にいた天獄に聞かれてしまう。

翌日は休みだというのに早々に帰ろうとする天獄に
違和感を感じた青鬼は見送りがてら駅まで向かうことに。
人気のない夜道でキスを重ねるふたりだったが
通りすがりの人に見られ思わず「最悪だ」と呟いてしまう青鬼。
その言葉に天獄は様子を豹変させ、ひとりその場を去る。
順調だと思われたお付き合いだったが――。


お吉川京子・阿賀直己のハイパータッグが贈る
大人気作待望の続編、コミックス化!

ハイスペックバブ保健医[アラサー]
×くたびれオジ教師[アラフォー]
大人の純愛

表題作鬼と天国 再

高校の保健医
高校の国語教師

レビュー投稿数32

最高すぎて泣いてしまった

前作雨余曲折の内に結ばれるには二人はある意味自分を見つめ直し受け入れるという作業が必要で
よりその作業が進んでいたのは青鬼だったと思う
その差が今作浮き彫りになってとてもよかった

今回は二人の関係を見つめ直す外的ファクター(青鬼の問題に母と同僚に入ってきた女性)が両者とも女性だったのも面白い
この二者の二人の関係を受け入れる方向もよかった

ゆっくりと薄皮を剥がす様に変わっていく天獄と既にある程度受け入れてどんと腰が落ち着いてきた青鬼
天獄が内面から光ってるように美しく
青鬼が枯れてるのに満たされていているのが伝わってきて
もう最高です
としか言いようがなかった

人でなしが愛に出会い人になる物語
続編決定おめでとうございます
嬉しいです

27

とにかく最高としか言えない

鬼と天国シリーズ最初から読み返して、さあここから2人の関係性はどうなったのか!?と気持ちを盛り上げて本作に臨みました。
一言で言うと、最高でした。

前作の当て馬的存在の波多野や天獄兄に加え、新キャラも登場。
青鬼の家族話も描かれて、非常に盛りだくさんな内容でした。
しかし彼ら彼女らの物語があるからこそ主役ふたりの関係性がより鮮明に描かれており、読みごたえがある、上手いとしか言いようがありません。

前作ほど行為中に痛いプレイをするようなことはありませんが、それもふたりの関係性が変わったことの表れなのかなと想像できます。

ストーリー重視の人には間違いなくおすすめします。ぜひ前作から一気に読んでほしいです。

17

予想外に甘い

予想外の甘さにびっくりでした。
続編ということですが、どうせ青鬼と天獄のことだから
大して変わってないんでしょう?と高を括って読み始めてみると…
めちゃくちゃ甘々でした~♡

初っ端からデートだし、一緒にお風呂入っているし、
二人きりのときには「篤郎くん」「学」と呼び合っているし、
まるで普通の恋人同士みたいじゃん!と嬉しい驚きでした。

特に変化を感じたのは天獄でした。
前作では散々青鬼を脅し、苛め抜き、ひどい仕打ちをしてきた
あの天獄はもう影もなく、すっかり青鬼にベタ惚れておりました。
そんな青鬼の影響か、他者への思いやりや我慢を覚え、人として
成長を感じられる部分もありました。

ただ、相変わらずマイペースな所は健在で、恋愛初心者ということもあり、
ときどきズレた発言で青鬼を妬かせてしまったり、的外れなことをしてしまう
こともあるけれど、それでも青鬼のことが大好きというのが表情や態度から
だだ漏れておりました。
まさか人前で青鬼のことが「好き」と惚気る天獄が見られるとは…。

だけど、その分青鬼を失うことに臆病になっていて、
青鬼のちょっとした一言や態度に敏感になってしまい、
それが原因ですれ違いが起きることも…。

そんな天獄を見守る青鬼もまた前作に比べると
とても表情が柔らかくなっていて、穏やかさを感じました。
照れ屋で不器用で天獄のように表情や口には出さないながらも、
天獄を安心させてやるために二人の関係を同僚にカミングアウトしたり、
天獄が不安がる度に誠実に言葉で伝えてやったり、と愛情がひしひしと
伝わってきました。
そんな行動の一つ一つからこの先もずっと天獄と一緒にいたいという
青鬼の想いが滲み出ていてすごくよかったです。

最終話では前作で「恋愛なんて興味ない」とか言っていた天獄の口から
「愛してる」という台詞が聞けて感無量でした。
しかも、ある意味、公開告白で(笑)

あとがきではさらに続編が決定と嬉しいお知らせがありましたが、
続きではどんな二人が描かれるんだろうと今から楽しみです。
天獄の兄、母親との確執も解消され、心配ごともなくなったので
次はとびきり甘々な同棲編?マリッジ編?



続きもあるとのことで

15

続編としての意味がある

素晴らしいの一言につきる。
最近は続編ラッシュですが意味を感じられ無い、ただ甘々イチャコラを見せるだけの作品が多かった中、精神的成長と変化、受け入れる事甘える事で救われる心を見事に表現している。

印象的なキスシーン、情熱的なセックスシーン、無言のコマだけで魅せる恋情が深まっているシーン!とどの表情もセリフも構図も抜群の表現力!!
新キャラの女子も良い子で泣けちゃった。
同性婚をどうにか推し進めたいと真剣に思いました(笑)
それくらいリアルさも感じられるんですよね〜
いや、最高ですよ!ほんと。

阿賀さんとお吉川さんの相性もとっても良いと思うんですよね〜
次回の続編・・・ハードル上がりすぎちゃってかえって怖いです(笑)

14

素晴らしい作品

大好きな作品なので続編発売がすごく嬉しかったです。

恋人同士になって数カ月後のお話。
天獄先生は恋愛に関してはバブなのですが
お泊り=セックスと思っていたのを
そうじゃないんだよと篤郎くんに教えてもらったりと
付き合ってから色々学んでいきます。

愛を知り、嫌われることに怯える天獄先生を見て
あぁ、人を愛するってこういうことだよなぁと思いました。
嫌われたくなくて、大事にしたいからこそ篤郎くんと別れるべきなのかもしれないと
悩む天獄先生に胸が痛くなりました。

感想書くのが難しい作品だなぁ…。
なんとも言えない作品の雰囲気とか、
少しずつ愛を知る天獄先生を見て胸がぎゅっとする感じとか
なんていうか…自分の心をぐぐぐっと持っていかれる作品です。
何も伝わらなくてごめんなさい。
とても素晴らしい作品だと思うので
まずは【鬼と天国】の上下巻を読んでこちらを読んでほしいです(*´ω`*)


続編が始まるとのことですので今後も楽しみです(*´ω`*)

13

あっま〜〜〜い!!!

展開が秀逸で、何かが足りない大人たちが恋愛に発展していく様子がとっても好きだった上下巻。
再も読むのが楽しみで、その期待にぴったり沿ってくれた内容でした!!

私は倫理的に何かが欠落している人間が大好きなので、天獄が人間になっていく様子をすごい寂しく感じてしまうんですが、それでもひよこが大人になって飛び立っていくのを見守っている感覚でとても愛おしく感じられました。

青鬼のお母さんとのお話は、すごい胸に刺さりました……許さなくていい、許さないで、と言える天獄がよかった。子供が歳を取ったら親が丸くなっていて、というのは私自身にも降りかかったことなのですごいジーンときました。

現実のカップルを「推しカプ」と形容するのは何となく嫌なので、同僚の女性があの時友達に報告しなかったのは素敵でした。。。

総じて前作より好きだったかもしれません。とっても甘かった…………………。よかったです。
そして続編決定!!!!!!!おめでとうございます!!!!楽しみです(´ ꒳ ` )♡︎

13

最高

前作2巻も楽しませていただいた為、続編の今作もとても楽しみにしてました。期待以上の満足感で幸せいっぱいになってます笑笑

⚠️ここからネタバレ
今回は2人の成長(特に天獄)がすごく感じられて良かったです。恋愛したことが無い、愛情の正しい伝え方、受け取り方が分からない天獄先生を青鬼先生がちゃんと包み込んで教えてあげているのがとてもいいなと思いました。
あと個人的にお互いの呼び方が「篤郎くん」「学」となっていたのにとてもテンションが上がりました笑

今回は新キャラで腐女子の浦部先生が登場しますが、素敵な女性ですごく好感を持てました。商業BLに登場する腐女子にいつも複雑な心境になっていたのですが、天獄先生と青鬼先生の二人の仲を邪魔する訳でもなく、過剰に応援する訳でもないただ見守るだけというスタンスがすごく良いと思います。

巻末で続編の発表があり、まだまだ楽しませていただけるのがとても嬉しいです。

11

感動した

この気持ちをどうかけばいいかわからん。うわーって感動するより、マジか・・と放心してしまうような感動。表情がすごい、でセリフがすごい、セリフのないシーンもすごい。前作までは難しい話だなと思っていたけど今作二人の気持ちがストレートに伝わってきて作品にのめり込みました。本当の人間の男性が愛し合うってこういう感じなんだろうなあ、多分、という気持ちにさせられる。BLにはいつも癒しをもらっていますが、なんだかBLの範疇を超えて癒されました。家族と難しい(生々しくよくある感じで難しい)関係にある篤郎さんの傷を癒す学さんにこっちまで癒されるし。恋愛がよくわからない学さんを包み込む篤郎さんの静かな愛情にも癒される。と言ってシリアス一辺倒にならない、実生活感がある。すごい。感動した。セックスも、ああ、めっちゃくちゃよかった。

10

愛が深まってる

「鬼と天国」の続きの話が読めて良かったです。

普通の恋愛初心者な2人が、愛を育んでいくのが尊い!

全体的に天獄のターンのように思いました。
天獄に恋愛をする情緒が育って、愛おしそうな顔をしたり、ヤキモチを妬いたり、青鬼に対する時の顔が全体的に柔らかくなっていたり、前と違う所が沢山見られました。

そして、天獄の様子がおかしくなると、すぐに気づいてフォローに回る青鬼の包容力!やっぱり年上だからなのか、天獄の事をよく見てて、天獄に必要な物をすぐくれる人なんです。

印象に残るシーンが沢山あって、それぞれすごく良かったんですが、特に好きなのは、青鬼が天獄と付き合っていることを同僚に言った後、天獄に”必要なくても言いたかったんだよ”って言ってるシーン。
後、青鬼の実家から帰るタクシーの中で、天獄が”僕はあなたを愛しています”と言うシーン。
帯に大人の純愛ってありますが、本当にそう!もう尊い!
気持ちを言葉で伝えるって大人ほどあまりしなくなりますが、そういう所大事にしてて好きでした。

もう今から続編楽しみです。

9

鬼と天国 再

最高でした
二人の時間がとても熟成されてました
愛が深まった感が半端ない
とても丁寧に心情描写がなされていて、読んでいて少し苦しくなったり、ほろっときたり、クスッと笑えたり、映画を見ているような作品でした

二人が身体を重ねる度に愛が深まっているのがエロくて可愛い
新しいキャラもすごく良かった
この世界線がとても平和で、けれど小さな波乱はポツポツあってそれをのらりくらりとかわして、時にはもがく二人が頼もしかったです

まだまだ二人に会えるようなので今から楽しみです

9

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