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melon no aji
一番すきな作品。お互いに生きづらさを抱える二人が徐々に惹かれあっていく。その距離感がやさしく、じんわりと心に染みます。うつ病や家庭環境などセンシティブな内容がベースのしてあるので、暗めな描写もしばしばあるが日常生活として自然に溶け込んでる感じがリアリティがあって好きでした。机に置かれたメモ帳とか、喫茶店のコーヒーといった日常の切り取りが映画を観てるような作風なのもこの作品の見どころ。恋人ともいえない、無二の特別な関係が大切に紡がれていきます。
上巻を読んだ後、掴みどころのないフワフワした感じがして、うまくレビューが書けないなぁと思っていました。
下巻も、これはハッピーエンドになるのか?このままフワフワな感じなのかと読み進め、ホント最後の最後に、っぶぁ〜!!と心を鷲掴みされました!!
やっぱり絵津鼓先生のお話、大好きです。
絵を変えたとのことですが、前の絵も今の絵も、全て好き。
作中、手を握って身体をくっつけて眠る場面が何度かあり、その場面を見ているだけで、心地よい感じがしました。
この漫画の世界に引っ張られて一緒に気分が落ち込んでしまい発売時に購入したのに、まだ2回しか読めていないです。
作品としては神!です。たぶん自分はblに現実とは違うフィクション的な要素を求めているので、読んでいてすごく苦しくなりました。
元気のない木内を中条君が安易に励ましたり、簡単に付き合ったりしない所が自然で違和感なく納得出来ました。
清潔感のあるキレイな主役の顔、公園や自転車などもとても上手く描かれていて絵が素敵でした。
上巻がありますよー‼︎
しっかり、上巻読んでから下巻をどうぞ‼︎
というより、絶対読んでから読んでください‼︎
上巻の最後が
おっ!って感じだったので
わっくわっくで開いたのだけど
なんか急にすごい良い雰囲気…
で、読み進めていくと
木内さんの闇が深くなったり戻ってきたり
少し不安定になり始めて
ナカジョーくんが異変に気づくけど
すごく自然に…?
なんて言えばいいか分からないが
とてもいい距離感で木内さんの闇に触れていく。
すごくいい人‼︎‼︎
なんでこういう人ばかり
人の気持ちとか察しすぎて不幸になるの…
せちがれぇー世の中だぜ。って感じで
進んでいくストーリー。
ちょっとふざけて語ってしまいましたが
すごいいい話です。
重めが好きな方は
期待しすぎるとちょっと違うな…って
なると思います。
束縛とか依存とかそういうことではないので‼︎
癒しを求める人には勧めたいです!
甘々トロトロとかイチャイチャではないので
なんだろなぁ〜すごい親しい友人の恋愛話を
聞いているような心がポッて温かくなる話
良かったね!って思える優しい癒し
エロさはあまりないので
本当、純粋に心が解けていく
惹かれあっていくふたりを読んで!!!
だから“エロ少なめ”というだけで
読まないという選択をしないでほしいなと
思います。
愛だよ…
支えあえるってこういうこと‼︎
皆さまの高評価レビューを参考にして、大きな期待を抱いて読みました。
期待を裏切らない素敵な作品でした。
丁寧な言葉選び、時間の流れが感じられるコマ割り、なんとも言えない表情等々、何度読み返しても、新たな発見や解釈が生まれてきます。じっくり読み返す時に感じるこのジワジワと染み入る感覚がたまらないです。
書き下ろしの幸せそうなふたりの姿を見ることができて、あったかい気持ちになりました。(海外というのもこれから家族を増やすには良いですね!)
期待しすぎたから少し微妙に感じたものの,
普通に素敵な作品でした。
キャラもストーリーも全然悪くはないので,
もう少し大きな展開があればもっと良かったなと思いました,,!
久しぶりに再読してみようと思い、上下巻ともに紙媒体で読みましたが泣きました。
前読んだ時はそんなに重く読み取れてなかったなと思いました。大人になったり、いろんな経験を積めば積むほど共感できる部分も増えるのかなと思います。
絵もとても綺麗でコマの使い方や、余白の使い方がうまいので間の取り方が本当に良いです。
雰囲気もいいので、流れていく時間が素敵だなと感じました。
主人公のナカジョー君はライブハウスで働くフリーターなのですが、家がなくなった木内と一緒に同棲することになります。
ナカジョー君は親とあまりうまくいっていない。
木内はいつも軽く明るいイメージだったけれど、実は内に抱えているものがあり、ずっとそれがまとわりついてしまっている。
そんな中タイプの違う2人が同棲を機に支え合い、一つになっていく。
ナカジョー君と言う表記から途中で変わる部分があるんですが、そういった漫画でしかできないポイントがあるのが凄く良かったです。永遠に余韻に浸ってます。個人的に書き下ろしを読んだ後と読む前とで全然また考え方が変わるので、連載追っていた人は単行本化ですっきりするのではないかなと思いました。羨ましいです。笑
鬱描写がリアルに描かれているんですが、木内の明るく愛嬌のある性格のおかげでストーリーとして、読みやすくなっているなと感じました。
メロンの味。なんそのオシャレなタイトル。そしてちゃんと伏線を回収して、これはメロンの味ですわ、、
と読んだ私は思ってしまいました。結構グサッとくるお話で、中々BLを読んでいても出会えないけど、求めていたものがあった!と思いました。
ぜひ読んで頂きたいです。
泣きました。ストーリーが、素晴らしい。
上巻の雰囲気はそのままに、登場人物たちのより深いところに切り込んでいく下巻。
なんでもないように、いつもと同じトーンで紡がれる(紡がれているであろう)言葉のひとつひとつに、言いようのない質量がある。
本当に苦しいとき、無理やりに手を取って、引き上げるのではなく、事実を事実として、悲劇にせず受け止め、ただそこに居てくれる。どうにかしたいけれど、どうにもならない自分を、無言で肯定してくれる。程度の差こそあれ、誰もが経験しているであろうそんな感覚を、素晴らしいストーリーで再認識させてくれる本。
自分もだいぶ経ってから読みましたが、もっと多くの人に知ってほしい作品です。
想像していたよりずっと木内の心は傷ついていたのがわかり、そうするといつも明るく振る舞う彼の笑顔もなんだか切なく見えてきて。
重たくて苦しい部分もたくさんありましたが、その心が明るい方に向かうラストになっていたので救われた気持ちになりました。
病気と向き合っていないわけではないけれど、それを知った相手が自分と一緒に深く沈み込まれることで生き辛さを感じていたのかな。
ふとした時に木内の世界が歪んでしまうが悲しかった。
でもだからこそ、良い意味で距離を保ってくれる中城の存在はかなり大きかったのだろうなと思いました。
ふたりが恋人同士になってハッピーエンド!ではないけれど。これから先のふたりはどんなカタチにも、どんな関係にもなれるという希望をもてる結末ですごく素敵でした。
描き下ろしまでの間に、ふたりにはどんなドラマがあったのでしょうね。
家族になることを選ぶところまで見れてすごく幸せな気持ちになりました。
重ためのテーマのお話でしたが久々の絵津鼓先生の作品、すごく楽しめました!
すべてを知った上でまた読み返してみようと思います。
絵柄を変えたと先生の言葉がありましたが、私は何冊も読んでいないのでよく分からなかった、でももしかしたら全体的に大人っぽくなったのかなぁ?
良い事だと思いました。
小学生のような少年に見えるのに20代後半、って顔つきの絵柄のかたがいらっしゃいますが私は抵抗有ります。
メロンの味 は優しいお話でした。
優しさしか求めてなくてそれだけが救いになる人々、がいること。そしてそんな時期が誰にでもあること。
先生があとがきに残している文章を読むと先生にも辛い時期があったのだと知ります。
心の病気の木内さんが中城くんと出会って少しずつ良い方向に向かっていくお話です。
10代の頃に音楽で一世を風靡した木内さんはもう音楽を生み出せなくなり不本意な印税生活をしています。
ですからラストは彼が再び曲を作りミュージシャンとして再活動するのかと思ってしまいました。
違いました。
一方の中城くんは親にゲイバレしており腫れ物を扱うような親に衣食住を保障されバイトはしているものの何不自由ない暮らしをしています。
たぶんだからなのかな、中城くんは木内さんに優しく出来る、求めている優しさを木内さんに与えてあげられるのだと。
人に優しく出来るのは心に余裕がなければムリでしょう。
心に余裕があるのは生活に疲れてないからでしょう。
木内さんも中城くんに懐くように接します。
木内さんはふんわり優しい中城くんを早い時期からふんわり好きになっています。
人とくっついてないと寝られない、この木内さんのクセ?、私にはよく分かります。
ヒトの体温を感じるのが本能的に好き、だから一緒に眠りたい、だからついセットでセックスしてしまうのです。
機会が今までなかったからだけで男でも抵抗ないタイプ。
2人は最初から約束されたカップルのようにナチュラルに生活していきます、離れたりくっついたりしながら。
描き下ろしをみても、木内さんは音楽で再活動しているわけではなさそうです。
中城くんも自立しているかどうかは不明です。
でも2人は仲良く暮らしていて2人の時間はゆったりと穏やかに流れている。
それでいいじゃないですか。
シアワセそうでした。