条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
ogikun's summerholidays
1、2巻同時に購入しました。
田子くんに一目惚れをした小木くん。
そこからすぐに仲良くなれて一緒に遊びに行くようになります。
ある日、ひょんなことから田子くんに小木くんの恋心を知られてしまい、あろうことか夏休みが終わるまでお試しで彼氏になると言われてしまう。
マイペースな高校生の田子くんと純情な大学生の小木くんの夏休みのおはなし。
基本的にほのぼのしていて穏やかではありますが、ところどころ心臓がキュッとなる。
目の見えない田子くんと、恋愛対象が男性な上、可愛いものや格好が好きな小木くん。周りの目を過剰に気にしてしまう小木くんが堂々と自分らしく生きていける様になるまで、見守っていきたいです。3巻が楽しみです。
表紙だけであまりあらすじを見ずに買いましたが当たりでした!
田子くんは目が見えないキャラですがあまりその苦労や悲惨感は出てこず(今のところではありますが…)
とてもマイペースではっきりものをいう高校生です
小木くんは可愛らしいルックスですが大学生で田子くんに一目惚れし、会って遊ぶようになります!
正直田子くんの考えていることは1巻の時点ではよく分からない部分も多いですが、それがミステリアスでは無くマイペースなのでこれからがとても気になる作品でした!
また小木くんの心情がとても丁寧に描かれていて作者様のあとがきからもこの先も読み続けたいと思いました!
単行本化してくださりありがとうございます。
購入してからたくさん読んでいます。
本当に大好きな作品です。
読み終えた後、胸がいっぱいで幸せな気持ちになりました。
明確に言い表すことができないのですが、2人のキャラクター、そして関係性はもちろん、他のキャラクター達も大好きになります。読むと、良かった………好き…という気持ちになります。
友人や家族にもたくさんおすすめしています。それくらい大好きです。
これからのお話もとっても楽しみです!
田子くんの顔が良すぎて購入(!)
絵柄が最高です。サラッとしたデジタルの洗練された絵を堪能できます。リアルと記号化のバランスが絶妙。また、目の表現は黒目の中に小さな瞳孔の円を描く方法でした(こんな感じ→◎)。その目の描き方が小木くんの焦り顔が映えて可愛かったです。なので、2人の年齢設定と絵柄がよくマッチしてます。その考えを延長すると、「アイスを食べる田子くん」「スカートを触り恥じらう小木くん」「ひらがなの『くん』付けで呼び合う学生2人」と言うことが読み取れる表紙にお2人の関係性が表れていると思います。よって、表紙を見てビビッと来たら、この本が自分に合うということではないでしょうか。
心理描写が繊細です。例えるなら「色々あるよね〜…それでも人生は続く!」みたいなスタンスです(?)。一貫してさわやかな切り口なので、疲れた時に癒されます。ここら辺の作品のカラーは、本編収録の書き下ろし番外編登場の田子くんのお母さんに表れていると(勝手に)思っていて、お母さんの「小木くんは✖︎✖︎!✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎から!」という台詞が象徴的です。また、リアリティがあったので、田子くんが◯◯を打つところが良かったです。
周りの人達が優しいです。作者であるこいかわ先生にお姉さまがいらっしゃって漫画を読んでくれたというお話を拝見しました。登場する女性、佳◯◯さん、小木くんのお母さん、田子くんのお母さんなど、皆さんデフォルトで性善説なので、作者の方の周りの影響もあるのかなと想像しました。
pixivで13話まで公開されているので気になる人は是非試し読みを。
https://www.pixiv.net/artworks/79336842
おすすめされて読んでどハマりしました。
視力が弱いことで大変なことが多いだろうから、少し重めの話題もあるのかな…と若干構えて読み始めたのですが、まず田子くんがすごくマイペースで持ってる空気感が綺麗なキャラクターで、小木くんも悩みは尽きないけれどすれてなくて素直な子で、澄んだ作品だなと思いました。
時たま田子くんがぐいぐい来るのもとっても好きです。長く描かれてほしいなあと、陰ながら応援しています!
凄く良かったです☆
可愛らしい絵柄で好きですー!
かわいいものが好きな女の子っぽい小木くんと
マイペースでちょっと強引な田子くんのお話です♪田子くんは目が見えないのですがそれがストーリーにうまく絡められてて田子くんのお兄さんの言葉にハッとさせられたりして、凄く考えさせられるし、面白かったです◎
心理描写も自然で無理矢理感なくて◎
同棲が始まったところで終わったので続きが気になります〜!
ページ数もそんな多くないのでさらっと読めますよ◎おすすめです◎
二人の世界はいつも穏やかな優しい空気。
ただ、所々で描かれる目の不自由な田子くんならではの仕草や言葉にハッとします。
二人と外界の境界、その微妙なバランスはこの漫画じゃないと味わえないだろうなと思います。
大好きな小木くんと田子くんのお話が紙媒体で読めるようになりました♪
電子でも単行本化はしていたものの、紙本での発売はないと思っていたので
こうして紙書籍となって手でページを捲って読めることがとても嬉しいです。
公園のベンチで待ち合わせ、腕を組んで歩き始める二人の男の子。
その光景は一見仲睦まじいカップルのようですが、実はそうではありません。
よくよく見てみると、二人の片割れである田子くんの
腕を組んでいるのと反対側の手には白杖が握られています。
そう、田子くんは目の見えない全盲の青年でした。
そして、腕をつかませている青年・小木くんは
年下の田子くんに片思いをしていました。
小木くんはゲイで、幼い頃から可愛いものが好きな男の子でした。
夏休みのはじめに小木くんが通りすがりの田子くんに一目惚れをして、
ひょんなことから夏休みの間、毎日のように会う仲になった二人。
ちょっとぼんやりしていて気遣い屋な小木くんと年下だけど、
達観していて、マイペースにリードしてくれる田子くん。
性格も正反対で、それぞれ障害や性的指向など、
“普通”とは違う重いものを抱えてはいるけれど、
それらが二人の間に立ちはだかることはありません。
田子くんが目が見えないことで悲観的になったり、
小木くんが田子くんを腫れ物扱いすることもなく、
小木くんの女性的な趣向に田子くんが引くようなこともなく、
目が見えなくても、恋愛対象が同性でスカートをはいていても、
二人にとってはそれは何のこともないことのようで、
そんなごく自然なやりとりが心地よかったです。
だけど、二人の周りの人々にとっては
二人の抱える事情は決して“普通”ではないわけで。
盲目であること、同性を好きなこと、男の子が可愛いものが好きなこと。
男の子がマニキュアをしていれば、「女の子じゃないのになんで?」
目の見えない子と一緒に歩いていれば、「ボランティア?」と
無自覚な心ない言葉が二人の優しい空間に罅を入れてゆく。
その度に誰かの顔色を窺って、傷ついてしまう小木くんが
生き辛そうで不憫でした。
せめてもの救いは家族は彼の性的指向には理解があったこと。
だけど、外では幼い頃から周囲の目を気にして生きてきたようで
ぼんやりしているようで実は人の感情にとても敏感な子でした。
一方、田子くんも家族には恵まれていますが、どこか幼さが抜けておらず、
その無邪気さが時折、小木くんを痛烈に突き刺します。
あくまで本人には悪気はなく、だけど、それがまた残酷でもありました。
お付き合いに至る経緯は割とあっさりとしていましたが、
その付き合いだした理由というのも自己中で、そこに恋愛感情はありません。
付き合っていると口では言っても「兄貴がもう一人できた感じ」なノリで、
「付き合ったからにはしっかり彼氏をしよう」なんて義務的ですらあって、
この時点では田子くんが結構クズ予備軍なんですよねぇ。
そんな田子くんの一挙一動にドキドキしたりキュンとしながらも
小木くんも田子くんには恋愛感情はないことはちゃんと気付いていて、
それでも一途に想い続けて尽くす姿が健気でした。
花火を見上げながら、小木くんがこっそりと涙を流す場面は切なさの極みでした。
目の見えない田子くんはその涙にも気付いておらず、
二人の気持ちがすれ違っているようでそれがまたしんどい…。
ラストでは田子兄から小木くんは田子くんの目が見えないことを
いいように利用していると指摘され、シリアスムードで次巻へ…!
友達以上恋人未満のような空気感が微笑ましい二人ですが、
次巻ではもう少し進展あればいいなぁ。。。