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先日談話室での「BL好きなら知っておけというもの」のタイトルを見た時、真っ先に浮かんだのが「春を抱いていた」。
私的にも約10年前商業BLを買うようになってから本作の存在を知り、本屋古書店をひたすら回って1冊づつ一生懸命に揃えていった…そんな大きな存在です。
さて、これが正に1巻。
絵も違うし、初めは岩城さんは香藤を超嫌ってる。
2人とも男女AVの男優で、AV男優同士が愛し合うという内容の映画を撮る、という企画で出会うのですね。
岩城さんはAV出身がコンプレックス。
一方香藤はもっと割り切っていて、この初期からメンタルの強さ大きさを感じさせます。
香藤は岩城から避けられながらも離れがたく、勝手に押しかけて同棲へ⁉︎
ここから全てが始まります。
BLのバイブルと言われる「春を抱いていた」
とうとう手を出してしまった。
はまるのが怖いという気持ちと、もしはまらなかったらとの不安とで手を出さなかったのに。
三十路手前の岩城と22歳の香藤、ともに売れっ子AV男優ですが岩城は現状に焦りを感じているようで…。
まだ1巻だからかな?香藤が岩城を可愛いと思ったり、恋人宣言を否定されてムカついたり、乱交プレイを思わず止めたり、好きのレベルはどのくらいだろう。
ちょっと好きかもからどこまで大きくなるのか楽しみですが。
可愛いって思っただけで恋人宣言かあ。うーん。話題狙いなのか外堀埋めなのか。
ずっと年上な岩城が余裕がなかったり、香藤もすぐムカついたり。
エッチがオーディションの時ほど抵抗がなくなってるみたいなのが謎です。
映画やドラマをやるというので覚悟をしたのでしょうか。
電子書籍サイトで完結特集が組まれていたので、無料の一巻を読んだらかなり面白くて、ALIVE含めてまとめ買いしました!
タイトルは知っていて、短い番外編を1話だけ雑誌で読んだことがあったのですが、あまり絵柄が好みではなく、かなりの人気作と存じていましたがこれまで手を出さないでいました。
でも、まとめ買いして大正解!!
各話ストーリーが練られていて、キャラクターの人生や関係の変化に夢中になっていき、2日かけて読みました。なんせ長いので、読んでも読んでも次がある幸せ(笑)そして、終わらないで…!と思いながらページを捲る手は止められません(良作あるあるですよね)。
俳優二人が主人公なので、お芝居に絡めたストーリーも多いのですが、その時々で芝居に必要なことを探しながら個人としての生き方のヒントにも辿り着くような展開が、読んでいて胸にストンとはまる気持ち良さがあります。
私は付き合い始めた二人のその後を読むのが大好きなのですが、こちらの作品はその部分が大半です。色々な問題を糧にして愛を深めていくストーリー。
芸能界BLとしてはくくれない、同性を愛するという人生が描かれているところがとても魅力的です。
実際はこうはいかないだろうなと頭によぎる部分もありますが、そう考えさせること含めて、作者が伝えたいメッセージがある気がします。
悩んで、行動して、傷付いて、でも愛を曲げない二人にどんどん魅了されていきます。
人を想うこと、ままならない人生に希望を見いだす瞬間、セリフやモノローグ、キャラの表情に何度も涙しました。
もしも迷われている方がいたら是非読んでほしいです!!
AV男優から華麗に転身し、俳優への道を駆け上がって行くイイ男2人の物語。王道といえば王道なのかもしれませんが、新田先生の美麗過ぎる絵と必要最小限に抑えられた台詞やモノローグによって、飽きさせることもなく2人の濡れ場と心情の変化に集中して読めるところがとても良かったです。近年の作品でいうと、掴みだけなら芸能ランキング上位同士の2人が絡み合う某作品に近いのかな。ただ、初っ端から2人の関係が世間にオープンになりそれが暖かい目で受け入れられるところや、演技で本当に恋人を演じた者同士であるが故に恋愛に発展していく流れが自然なところなどは、この作品の特筆すべき点かなと思います。もちろん、これから波乱が待ち受けているのかもしれませんが。
2人のビジュアル面も最高で、攻めの香藤の色気ある長髪と垂れた目元、受けの岩城の精悍な顔立ちと爽やかな短髪黒髪、もはや言うことなしです。ワンコ過ぎる年下攻めは得意でない私ですが、香藤は岩城に喝を入れることもありますし、尻尾を振るというよりは適度に距離感を保って接している感じ。対する岩城も、下剋上される年上受けにありがちなチョロさがそこまで目立つわけではなく、香藤より豊富な経験値が垣間見える時もあるし、浅はかというよりは真面目過ぎて喰われてる感じなんです。そういった2人のキャラ設定も絶妙でした。長編シリーズなのが嬉しく、続きがとても楽しみです。
10年以上前に古本屋さんで出会いました
ずっと気になっていた作品で、こんなに肌がオレンジの漫画なのに人気があるのは何でだろう 読んでみたい と思って読みました
この作者さんの絵柄は癖が強いですがハマると色っぽくて素敵です
ひたすら名言が多いイメージです
このシリーズで覚えてしまって忘れられない単語は多いですね
とても良い台詞だったので日誌に書いて提出したら
中学校のHRで先生に黒板に書いて晒されてしまったのを思い出します
恥ずかしかったです でもクラス担任の先生がみんなにHRで話したいと思うくらいいい言葉が沢山あります
段々と岩城さんが加藤のことを好きになっていくところ、加藤も岩城さんも成長していくところが読んでいて楽しいです
全く関係ない余談なのですが、古本屋さんでこちらの作品購入したところ男褌祭りの新聞記事が挟まっていて、さらにセックスシーンで陰茎がボールペンで縁取られていました
私の前の持ち主の方は何を思って関係を縁取ったのでしょうか
強調したかったのかな?
誰もが知っている 名作です。
ビバ☆リバップル!!
どっちの男も大好きです。
これは ファンタジーですから。
最初からぶっとんでますよおおおおおお。
AV男優ですよ。
淫靡な匂いをまきちらす男達よお。
どこで販売してるんですかねえ?
私 欲しいんですけど。男優 岩城のビデオ!!
めちゃくちゃHがうまいですね。(当たり前)
香籐は 真面目な岩城にハートを打ち抜かれちゃったね。
これからまだまだぶっとんだ話は続いていく。
やっぱりおもしろい!!
ちょっとしたBL好きーさんにはきついかもしれない・・・。
私も最初はこのリアルすぎる描写と、生々しすぎる内容・展開に
少し買ったことを後悔した瞬間もありました。
しかしこれは本当に読んで欲しい。
BLの枠を超え、『同性を愛する』ということに理解を示したいと思ってる方には尚更。
話は芸能界・・・いや設定のタブーを突き進んでおります。
主人公はAV男優の人気俳優、岩城と加藤。
二人とも性格は真逆で、どちらかというとお互い苦手なタイプ。
そんな二人が、AV男優から「俳優」というステップアップをしながら
お互いに惹かれる想いを募らせていく・・・。
お互いの交際を公表したり、浮気の疑いを番組を通じて晴らしたりと、
ありえそうでなかったこの生々しい芸能界における二人の恋模様。
男性を受け入れることへの葛藤や世間体・・・
気持ちをストレートにぶつけてくる人間となかなか素直になれない人間・・・
色々な悩みを抱えながら愛を育んでいく。
正直映画化できる作品だと思いますw
性行為の描写はリアルだし、
心情を表現し、取り乱すシーンもとても人間臭く、生々しい。
時には昭和の恋愛漫画のようなクサさがありますが
それもこの作品を際立たせるひとつ。
BL漫画という枠を超えて、これはいろんな人に読んでもらいたいなあと思った一作です。
この作品はBL好きさんにはぜひ読んで頂きたく!!
めっちゃ個人的になっちゃいますが。。
全巻かなり何度も読みこんだ上で、1巻を読む方に伝わったらいいなと思って書くことにしました。
春抱きの良さは、リアルな描写です。
ストーリーも、キャラもHシーンも、リアリティーに満ちてます。
たまにありえないとこもありますが←それも愛嬌w
男同士の恋愛に違和感を持つところ。受け入れられるまで時間がかかるところ。攻め受けどっちになるのかの戸惑い。。。
常に悩みの混沌の中で、ぶつかり合う2人。
男だからこそ、キツイ言葉で言いたいことをぶつけたり、時には叩いたりして自分を主張できる。
体格もBLの王道のような受けの繊細なところはありません。
身長も体重も、岩城さんも香藤くんもほとんど同じ。
リバもありなところも、とてもリアルだなーと思います。
1巻はまだ新田先生の絵が安定する前で、少し取っつきにくいかもしれないです。巻を追うごとにだんだん柔らかいタッチになってきます!
ぜひ、絵で決めないで先に進んでほしいなーと思います。
私も最初苦手だと思いこんでいて、手を出すのが遅れた過去があります。
ラストまで読んでみて、本当に新田先生はデッサン力がすごいって思います。キャラの体のラインとか動き、背景、光と影。
どのページを見ても手抜きなく、細やかに描かれていてすごい!
読んだことある方もまたよく見てみて欲しいなーって思いました。
部屋の中の家具やら、床やら、キャラが立つ位置によって受ける光の具合でかわる影の入れ方とか。。。どこ見ても手が込んでます。
今売れてる漫画家さんでもここまで描いてる方いるのかなーと。
結構白い漫画も多いので。。。
そしてストーリーの組み立て方もとっても上手いと思います。
どのお話も、作りこんであって安定感があります。
そしてなんといっても、岩城さんと香藤くんのキャラの個性!
途中から本当に実在しているかのように、躍動していきます。
2人の存在感が読み手に強烈に残る!!
読み終わっても、2人のやり取りが容易に想像つきます。
それくらいキャラが生きている漫画です♪♪♪
そして読後感が幸せ~~♪
Hシーンも多くて有名ですが、この作品は総合的に素晴らしい神作品だと思っています。
ぜひに、岩城さんと香藤くんのラブラブ生活を覗いてみてください★
ちょっとゲップでるかもしれないケドwww
というわけで、1巻から神評価にしておきまーす♪
岩城さんと加藤は人気AV男優。
年上の岩城さんは型物で真面目。
年下の加藤さんはフレンドリーで自由人。
先に惚れたのは加藤。
決して…弱気を見せなかった岩城さんが
可愛く見え 同性に目覚めて 岩城さんに好き好きビームを!!
でも…岩城さんは
恋をするのが怖いという少し可愛げな気持ちで…
加藤を拒絶する。
1巻はまだまだこれからという
2人の出会い編で今から面白くなるって感じです★
レビューをはじめたミドリさんにかぶせちゃおう♪
というわけで私は、ドラマCD『冬の蝉』で鼻垂らして大号泣→OVAの最初のほうをチラ見
で、「ダメだ!もうこれはコミックで最初からきっちり読むしかねーな」と思い、この、名作と名高い春抱きシリーズを集めることにいたしました。
OVA、初見なのに、はしょられてる場面が多いことに気づいちゃったんですよね…。とても丁寧な作りのOVAでしたが、原作未読者への説明不足が否めないことが分かっちゃった。そうなると気になって仕方なくて、先に原作から読みたいなと。
まだ五巻までしか入手できてないんですけど、まあいいのだ、ちまちま揃えて、いつか全巻制覇します!
というわけで一巻ですが、いやいや素直に面白いです。
かなりエロいんだけど、AV男優から俳優への転身を目指す個性的な男ふたりのぶつかり合いが面白い。
一巻、いきなりのリバーシブル展開があります。
二人の性格の対比がいいですね。プライドを捨てきれない岩城と、そんなものを超越してしまってる香藤。香藤が本能で突っ走る天才肌なら、岩城は理詰めで物事を考える秀才肌。
本編最後のモノローグが好きでした。
「でもその時の俺は数日後飛びかうであろう記事の事でいっぱいだった――。」
ここ、ニヤッとしてしまいました。
これが岩城の人間くさい魅力なのだ。
香藤、岩城を陥落させたいなら、心してかかれよ!とw
この先、二人の個性が相手の価値観にどんな化学変化を与えていくのか、気になる一巻です。