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dakara ore wo tabeteii
テロまではいかない飯BLという枠があるのなら、ヤスエイ先生を入れたいな…。カラー遣いや絵柄、お話を包むあたたかい雰囲気が好きな作家様です。カバーイラストでおっ?と思ったけれど、作風は変わらなくて嬉しい。
中学からの同級生同士。
芥野修司は高坂耀に長いことに片思いしている。絶対叶わないと諦めながら、社会人になってもアパートのお隣さん暮らしに一縷の希望をチラつかされ、耀と彼女の修羅場に遭遇して正気を取り戻す…を繰り返す日々を送っている。
耀は超美形の天然タラシ。デザイン関係の仕事をしているが、制作に没頭すると寝食を忘れてしまうので、修司が頃合いを見計らって体に優しい栄養満点スープを作ってあげている。
女の子とは続かない耀が、修司を意識し始めて屈託なく色々とチャレンジしていくあたりのドタバタな描き方が下品にならなくて好きです。あちゃ〜、、ってなるけど憎めなくて可愛い。
修司も生真面目な公務員よろしく、職場では容赦なくビジネスライクになるのに、こと耀に関してはでろでろのぐだぐだ笑。恋するメガネ男子ギャップを存分に見せてくれました。
喫茶店のマスターがよかったなぁ…。
インテリアやファッション、器など、背景や小物のナチュラルで落ち着いたセンスも好き。
ちょっとお疲れ気味の大人に優しいお話でした。
表紙の可愛らしさに一目惚れし、
ホッコリ系のお話が読みたい気分だったので購入。
名前は存じておりましたが初読み作家さんです。
温かくて素朴な作風のイメージを持っていたので、
"毎日スープを届ける"片想いのお話とマッチし掴みやすかったです。
さてさて。
あらすじにも書いてあるように、
受けは片想い相手である幼馴染みのお隣に住んでいます。
攻めは創作に集中すると生活がおろそかになり行き倒れていたところを何度か遭遇。
身体が心配になった受けがスープを作って届ける…という習慣ができました。
大好きな攻めの為に愛情を込めてスープを作っています。
高校時代からの友人で、隣人。
告白する勇気はないままズルズル続いているある日、
受けが攻めのタオルで072しているのを見られてしまい…。
想像に反して攻めは拒絶しませんでした。
それは受けに期待と希望をもたらすけれどーーーと展開します。
・受けが作ったスープで身体が作られる
・愛情スープの原点になったエピソード
・どうしても期待してしまう片想い
これらのポイントはグッとくるものがあった心を温かくしました。
そうそう、こういうのが読みたかったの!と気分にピッタリ。
ただちょっとハマりきれなかった部分もあって…;
ノンケの攻めが
受け以外の男を試すところが個人的に合いませんでした…。
直接的な描写はなく「全然勃たなかった」の一言で終わるけれど、
試すことは散々試した事後の雰囲気と全裸姿はあまり見たくなかったなぁと。
あと恋してる感が微笑ましいんだけど
思ったよりキュンキュンしないなぁ…と理由を考えたら、
小学生の恋を見ている時の微笑ましさに似た感覚でした。
エッチシーンもしっかりある大人同士なんですがね。
ノリがピュアな小学生がキャッキャしている既視感…。
(特に攻めが好奇心旺盛な小学生っぽくて…)
(こう思ってしまうのは私の感覚が悪いんですが;;)
微笑ましいんだけど、萌えた!って感じはあまりなかったので真ん中評価です。
この作品には雰囲気がすごくあって、温かくて柔らかい世界観を味わえました。
正直、人物の作画は好き嫌いがわかれるかと思います。
けど、話と作画とすべてがマッチしているので違和感なく読み終えました!
毎朝スープを作り想いを寄せる攻めに渡す。すごく一途で愛情深い受け様でした。
話は片想いの切なさが満載でしたが、攻めが恋心に気が付き始めた時からその後が超急展開になります。
動かし役が必要なんだろうけど、編集?みたいな人との絡みは余計だった気が。カフェの店長だけで十分でしょうって少し思ってしまいました。
でも店長のキャラデザが正直あまり萌えないため、役不足感が否めませんでした。当馬二人がイマイチだったのが自分的に残念でした。魅力的な当て馬がでてきて焦るとかなら良かったなと思ってしまいました。
ヤスエイ先生の作品は何作か読んだ事があると思うのですが、毎回絵が気になってしまうんです。
大体は顔のバランスだったりするんですが、今回はそれが作品の雰囲気に合っていて、ようやくヤスエイ先生の味だと思うことが出来ました。
このお話は修司の長い長い片想いのお話なんです。ずっと耀の隣で友人として居続けた、修司の気持ちがとても切なかったです。来る者拒まずな耀の隣で、どんなに苦しかったのかと思ってしまいました。
それでも淡々と母親の教えのとおり、大事な人を思ってスープを作り運び続ける修司が健気でした。
それに比べて修司を意識した途端に、仕事関係の人間の口車に乗って男と寝れるか試す耀がデリカシー皆無で呆れてしまいました。
ヤスエイ先生は耀の性格を良く表しているつもりで描かれたかもしれませんが、好き嫌い分かれると思いました。
修司がゲイである事を知ってて、長年片想いしてるのも分かってるのに、耀って人物は鈍感なんです。まあ、修司が誤魔化すのが上手かったと言えばそうですが…。
修司が耀を思いながら一人で食べていた朝食のスープを、やっと両思いになった二人で食べるシーンには心が暖かくなりました。
修司が作る色んなスープが食べたくなって、お腹が空いて困るお話でもあります。www
高校時代から想い続けている耀に毎朝手作りスープを届ける修司。なんて愛のある習慣なのでしょうか…!
言葉にして伝えられないかわりに、気持ちを込めたスープを作る。ずっと好きだからしていることだとしても、なかなか出来るものではないなと感じました。幼い頃に母が作ってくれたスープのエピソードもほっこりして好きでした。
耀もきっと、修司のことは随分前から友達以上の存在だったのでしょうね。居心地の良かった友達同士からステップアップしてくれて本当に良かったなと思いました。
ヤスエイ先生のあたたかなタッチにぴったりのふんわり優しいお話にとても癒やされました。
ちょっと辛口すぎたかもしれないと思いつつ中立評価です。
あったかくほっこりするような恋愛を描かれるイメージの作者さん。
今回は、タイトルに食べるとあったので、グルメものかな?と思ったら違った。
若い頃から一途な片思い中の主人公、修司。なぜか成人した今、その彼はマンションのお隣に住んでいる。
修司は、毎朝好きな彼のためにスープを作って持って行ってあげている。健気。
修司の片思いの相手はというと、キラキライケメンの作家さん。女性と適当につきあっては分かれてを繰り返しているっぽい。悪気はなさそうだけどちゃらんぽらんのイメージ。
自分に優しい修司のことをだんだん意識するようになり、というお話なのですが、なんとなくイケメン以外に彼を好きになる要素が見当たらず乗り切れませんでした。ごめんなさい。
修司の恋の相談にのってあげるカフェのマスターがいい味。