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――奏介さんを独占したい。 私だけを見ていてほしい。
sayonara nanashi no violin
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『モテる男の圧が強い』を読んで、うめーち先生の個性が良いなと思ったので、前々から気になっていたこちらも手に取ってみました。
感動する話だったような気がするけれど、レビュータイトルのシーンばかりが頭に焼き付いている。アタマがね、そう、アタマが。
人外モノで人間も同じ土俵で戦うことあるんだ〜っていう。人間は人間界の常識を教える側じゃないらしい。この世界は人間界ではなくて、最初から名持ちという存在が当然そこにある世界ですから、名持ちに常識があってもおかしくはない。見せられたのは名持ちも人間も常識が無いパターンだったけれど。
全力でコメディに振るわけでもなく、不思議な余韻のある作家さんです。
付喪神とは、民間信仰や妖怪伝説に登場する、長い年月を経た道具や器物に精霊や魂が宿ったもの。
ですが、これをBLと掛け合わせるとか独創的で素敵。
先生が音大出身だそうですが演奏シーンの作画が特に凄くて立体的で、迫りくる感じでワクワクして、音楽の世界全然わからないけど音が踊るってこういうことなんだって思いました。
楽器へのフォルムチェンジ場面も立体的で画力が
「もんげーすげー」と語彙失ったw
ファンタジー好きでも、そうでもない人でも納得させてしまう絵ヂカラ!
漫画って絵で魅せるってまさしくこれです!
それでいてしっかりBLもしてて
こうくるかー。と唸りました。
お見事!!
※作者様、梅内創太名義で少年漫画を書いている
方でした!「モテる男の圧が強い」が好き作者買いをしたのですが、いま知ったわー。
BLを書いて下さりありがとうごさいます✨️
ちょうど2年前に読破。
着眼点が非常に独創的で面白い!そこに目を付けたか〜!という感じ。
クラシック奏者のBLは山のようにあれど、私が知る限りこの設定で描かれた作品は本作だけです。
大量に楽器を所有するミュージシャンももちろんいますが、楽器奏者と一楽器との唯一無二の関係性って確かにミュージシャンあるあるなんですよ。
楽器奏者にこの作品の話をしたら
「あーそういう(本作の主人公のような)ミュージシャンいるいる!」
って言ってました。
個人的には付喪神(つくもがみ)のようなものだと思えばすんなりと受け入れられました。
さらに実際にはLGBTQ+の中にも対物性愛(object sexuality)というのがあって、有名どころではエッフェル塔と結婚した女性ですね。
(彼女はレズビアンで、エッフェル塔を女性とみなしているそうです。ちなみに二次元性愛とは別物です)
なので本作のキャラたちにはそんな風に見えているのかな、と腑に落ちました。
絵柄はあの先生の影響をかなり受けてらっしゃる感じで美麗、なおかつ○○ジョのように幻想的です。
☆1つ減らしたのは、今回たまたまキャラたちのビジュアルがあまり好みではなかったため、個人的に本作をBLとしてでなくブロマンスものとして見たかったな、と思った点です。
(好みならもちろんBLで見たかった)
でも一ミュージシャンとして、本作を生み出してくださったことに心から感謝の意を述べたいです。
この独創性を生かして今後も素晴らしい作品を生み出してほしいものです。
ていうかオチー!ww その名前だったかw
すごい!すごく面白買ったです。人と楽器が楽しそうに演奏してる表現方法が独特。こんなお話読んだことないです。
相変わらずしっかりした線で描かれる絵が素晴らしい。
「伏線回収」ってこういう事をいうんだよなぁと絵だけでなく、ストーリーにもたいへん感服いたしました。
主人公達の性格は可愛らしく途中吹き出して笑っちゃう箇所もありますし、ここでこれ来るのかぁと読みながら泣いてしまうシーンもあります。
1冊の中で色々な気持ちを味わえました。読み返す度にパワーを貰える作品です。
めちゃくちゃ面白かったです!!!絵自体に迫力があり、すごく線が綺麗でした!!特に2人の体が男性らしいのに綺麗で見蕩れてしまいます。すらっとしつつ内側にかなりの筋肉感がある感じ、なかなか書かれる方居ないのでありがたい
攻めの洋風な顔立ちもすごく雰囲気があって良いです︎^_^
音楽にあまり詳しくないのですが、引き込まれる音の表現で話としてもすごく面白かったです!!!二人の関係性も懐き方もドンピシャで、良いBLに出会えてうれしい…︎^_^♡
しっかりした絵柄と他にはない設定に惹かれました。実際に名前を付けた物体が生物になるというのは、かなり大変そうな世界です(笑)
【過去に名持ちのバイオリンを失ったことがある奏介。名持ちは持たないと決めていたが、成り行きで名前を忘れた名持ちの人型バイオリンを持つことになる。】
この人型バイオリン、Gaが純粋で不思議ちゃんキャラ。持ち前の強引さで奏介の心にどんどん入り込み、かたくなな心を溶かし、癒し、愛を植え付ける役目です。
子どもっぽいのに、攻めるときには雄臭くもなる見目のよさ…ありがたい(?)
名前が見つかって良かった。思わぬ名前だったけど(笑)ちょっと『千と千尋の神隠し』を思い出しました。
奏介のトラウマへのこだわりの割りにはすんなりと進んでいくので、BLとしての葛藤をあまり感じられませんでした。物体が命を持つというテーマが単行本一冊に対して大きすぎるのかもしれませんね。キャラクターもビジュアルも明るく、深刻さが伝わりにくかったのではと思います。
また不思議な設定や、画力を活かした作品を見てみたいです。
モノに名前をつけたら命が宿る、なんてファンタジー作品でしたすごく珍しい設定!つくも神みたい
絵もきれいだし、ストーリーもしっかりしています
初めての作家様なのですが、他ジャンルで書かれているのでしょうか?またすごい新人さんが…
特にバイオリンの子が変化していく表現?とても美しくて好きです
絵の表現力が素晴らしい
ナナシのバイオリンの名前には伏線が張られてあって、昔飼ってたバイオリンのねこちゃんの名前とナナシのバイオリンが同じだったとは~ナナシのバイオリン君はねこちゃんの生まれ変わりだったのでしょうか?
名前がちょっとあれで感動したのに笑えてしまいました。
あと奏介がホントに美人で、女神のようでした。
作者様の次回作に期待が高まります。
面白い世界観に驚きました!
名前があるとあんなに表情豊かになるバイオリン、可愛いすぎやしませんか?
バイオリンから人間へ変身?するときや
気持ちよく演奏してる描写の瑞々しさ&躍動感!
見ているこちらも気持ち良い!
そしてGa.(バイオリン)の健気さと可愛さに癒され
最中の雄々しさに悶え♡
クライマックスのまとめ方に悶絶しました。
本日も良い作品に巡り会えて幸せ~♡
まだ読んでない方、お薦めです!
物に名前をつけると生き物になってしまう世界という設定はどこからきたんだ?と作家の想像力に感服し、ストーリーに奮い立ちました
付喪神という考えが日本にはあります
物を大事にするとそのものが魂を持ち神になるという信仰です
物に名前をつけ名を呼ぶ行為は物への愛着をまっすぐに伝える行為は信仰関係なく美しいと思います
この気持ちを突き詰めればこの作品のアイディアかなあと思いつつ
物との出会いに運命を感じる時があるように
物の壊れてしまうかもしれない怖さや
出合いの煌めきトキメキ
そのものに名前をつけ名前を呼びかわいがる気持ち
とてもよくわかる気持ちだと思う
そこに魂が宿り気持ちを交わす
とても素敵なお話でした
人外ものが好きな私としても
切ない運命が好きな私としても
是非読んで欲しいです
収録の別のカップル(?)の短編もとても素敵です
物には魂が宿る、といいますがこの作品の世界ではまさに名前を与えられた『モノ』に命が宿り生物の形が授けられるという不思議なルールがあります。
人や動物が楽器に変化する描写に度肝を抜かれるんですけど魅入ってしまうくらい美麗で、演奏シーンは絵で音を奏でているみたいに彩り豊かに感じられて目が楽しいです。
ピアノのコスモが楽器に変化するところはちょっとだけこわいですけど…。
仲良くしようと迫ってくるバイオリンのGaに対しての奏介の腹のくくり方が斜め上すぎて吹き出してしまったし、それに戸惑うGa の反応も面白いしなんかもうカオスで(笑)
鳴かせるなんていうからてっきりGaが受けかなと思っていたのですが、まさかの攻め。
Gaが発する金属と瓦礫の音が自分の熱で溶ければいいと願いながらしっとりと抱かれる奏介の「きっしょ!!!」からの振り幅…。
そしてGaが名前を忘れた理由が明かされていき、ドキドキしながら読み進めて、一番ドラマチックな感動シーンでそうくるか〜!と奏介の幼少時のネーミングセンスに脱帽して、いろんな意味で一気に脱力してしまいました。
シリアスとコミカルの加減とか世界観とか諸々と斬新ですごかった。
作者様の発想力、着眼点、表現の方法がとってもオリジナリティがあって唯一無二感を感じる一冊でした。