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ついに明かされるウジンの過去――。激動の第4巻!
killing stalking
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ネタバレ
ついにサンウはウジンに人を殺させてしまった。心理的に追い詰められて昔を思い出して刺してしまったのかもしれない。
そしてサンウとウジンは大きな袋を持って山に向かった。途中で真っ赤なリンゴが売っているのをサンウが知っていて昔母親と来たのを思い出していたのだろう。
山行く途中で事故にあっておばさんとおじさんの車に牽引してもらってなんとか山に行った。その大きな袋は何?と聞かれたがリンゴを渡して圧をかけてあっさり受け流した。
ホテルで休む2人は死体をおんぶしてホテルを出るサンウと服をスカートのようにしてあとからホテルを出たウジンは山に向かい死体を埋めようとした。するとウジンが立っているところに父親が埋まっているらしくサンウは少し怒った。
そして友人から電話が来たが警察に聴取されたとかの話だった。
これは普通に漫画でのBLのように読み切りとか心情とかで心が動くとかの作品では無い。
あと考察だけど昔山に母親と行った時の記憶は父親を埋めたときものかなと思った。
これは、怖いBL。
最初と最後だけ読了。
元々は、ウジンがサンウに助けてもらった事から片思いして、ウジンがサンウをストーキングしたことが切っ掛け。
粘着質のウジンは、ピッキングをしてサンウの自宅に忍び込み、とんでもないものをみつけてしまって、サンウに幽閉される。
・・ウジンの共依存は深くて、やっと解放されたのに、
サンウに一言告げたくて、サンウの入院先に訪れ、遺骨を預かることになる。
サンウの最期は、あっけない。
サンウがウジンの名を呼び続けていたと知り、事件現場に戻り幻影を見るウジン・・・
この展開で思うのは、サイコパスが絡んだ事件の被害者のメンタルケアを故意に温めている。
ウジンの重度の共依存に気づいた警察官、ヤン。でも、信号機の点滅に間に合わないと思う。
共依存と愛は、違うもの。
サンウの異常は、寂しさが因。ウジンの粘着質も孤独が因。
似たもの同士の共依存。 巻末の著者QAを読むと、結局ウジンとサンウはすれ違ったまま終わったのか、と寂しくなってしまった。