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garou owner no kigakari na anken
キャラ文庫アンソロジー『瑠璃』の一編。
『瑠璃』は、未読のお話の方が多くて購入を見合わせていたのですけど。
電子だと分冊で入手できるんですねぇ。
なので読みたいものだけ購入させて頂きました。
「パブリックスクール」より『画廊オーナーの気がかりな案件』
攻め様であるエドワード視点で進むお話。
めっちゃ好き"(ノ*>∀<)ノ
礼の為に設けたギャラリー「パルム」
エドワードにとってここを訪れるの事は、愛しい礼に会える事と、愛しい礼が自分以外の人間を優先するのを目にする事でもあり。
貴族の顔の下でそんなジレンマを抱えているなんて。
"俺のレイ"ι(`ロ´)ノなエドの嫉妬と独占欲を存分に味わえました(≧∇≦)
このお話が「アンソロジー瑪瑙」のお話しへと続くのですね。
本編で衝撃的な盗作事件が起き、エドが画廊「パルム」のオーナーになってからのお話のこちら。
もーーーエド視点で語られる、嫉妬と独占欲、そして思い出すめくるめく礼のロンドン到着からの蜜月7日間などに、最高に萌えて萌えて身悶えてしまった…!
本編の方で高性能スパイアプリを入れたりしていたエドですが、こちらの番外編でも「礼のそばにいる男は全員敵!!」な目線で内心けちょんけちょんにしているのが笑えます。
特に、個人的に大好きな変人画家キャラ・デミアンとの応酬が楽しくて楽しくて、本当にずっと見てたい聞いてたい。笑
ツンデレのデミアンが、礼の一言で怪獣される様子と、その様子にイラつくエドの対比がなんとも平和?で微笑ましい!!!(*´艸`)
礼の一言でコロッと気持ちと態度が変わってしまうのはもちろんエドも同じで、「またどこかで二人きりで、過ごせないかなあ」「エドを独り占めできたもの」という礼の言葉を聞いて喜び湧き上がるエドがなんとも、なんとも可愛くて胸がきゅっとしました。(かわいい、なんてエドには絶対言えないけれど)
エドの誰をも平伏させる王たる強さと、礼のしなやかな絹糸のような、手折られても何度でも立ち上がる繊細な強さ。
誰がなんと言おうと、これ以上ないほどピッタリの二人とエドの想いに、二人に幸あれ…!と願わずにはいられません。
二人の結婚式、結婚生活、そしてその先、老後まで余す所なく見たいなあ、、と思ってしまう、甘ーく終わる素敵な番外編でした・:*+.