ゆきのみち
25ji akasaka de
『25時、赤坂で 3巻』の特装版を購入時に付いてくる小冊子です。
B6サイズ16P
カラー表紙+裏表紙
モノクロ漫画12P
描き下ろし『オフの日』
タイトル通り、麻水と由岐のオフの日のお話。
連休を貰った2人が、麻水の部屋でまったりしたり、イチャイチャしたりします。
アラームの音で目が冷める由岐。隣には麻水の寝顔。「そろそろ朝食を食べないと」と急かす由岐に、「せっかく白崎くんがいるのに」と起きない麻水。でも今日は起きなきゃ行けない理由があった。夕方、佐久間とお家ご飯をする約束をしていたのだ。ふと、家にパンがあった事を思い出す由岐。「最近、パンをだめにすることが多いなー」と由岐はつぶやく。
卵とにらめっこしながら台所に立つ麻水は慣れた手付きで手料理を作っていく。雑用として隣で手伝う由岐は少し手持ち無沙汰で、麻水からは無職扱い。無職と言われ不満な由岐は、餃子の餡を作っていて手が使えない麻水にちょっかいを出す。ぎゅーってしてみたり、キスしてみたり。そんな由岐の可愛さに煽られた麻水と2人ソファーへ雪崩れ込んだ。手を洗ったのか気になるけど(笑)、麻水の手は由岐の服の中へ。「もうすぐ佐久間さん来るから」「他の男の事考えないで」一生見ていたい光景は、突然のチャイムの音とともに終了する。しかし佐久間との楽しい団欒もあっという間。ふたりっきりになった麻水は、家からダメになりそうなパンを持ってくるように伝える。にらめっこしていた卵は、フレンチトーストのつけ液に変わっていた。2人は明日もお休み。明日こそ2人とも無職だとベッドで語り合うも、フレンチトーストを焼く大役があることを思い出し、夜は更けていくのでした。
たった12Pですが、読み応えのある小冊子でした。
とにかくオフの2人の、のんびりさが心地良い!麻水の手作り餃子が野菜多めなのも、それっぽくってポイント高しでした(笑)いつかフレンチトーストを仲良く食べている姿も拝見したいものです。
オフの日のお話。
一緒にご飯を作ってる二人。
「切ったのどうしますか?」と聞く白崎くんに、
「ラップして冷蔵庫入れといて」と言う麻水さん。
「入れてきた。次の仕事は?」と聞く白崎くんに
「ないね。無職です」と答える麻水さん。
無職って表現が独特で笑っちゃいました。
麻水さんも今混ぜてるもの終わったら無職だそうです。
そして無職の白崎くんは麻水さんにくっついてー…。
いちゃいちゃしてる二人が可愛くてずっと見たかったです。
なのにタイミングがいいのやら悪いのやらの佐久間くん。
なんだろう。
夏野先生の作品って心がこそばくなるんですよね。
このお話もすごくこそばくなりました(*´ω`*)
あぁ、いいなぁこの空気感(*´ω`*)
本編コミックスでは舞台の稽古が上手く行かない由岐が、麻水に秘密にしていたのでせっかく同じマンションに住んでいるのに恋人同士の甘さが足りませんでした。
こちらの特装版の小冊子では、その足りない甘さを補ってくれています。
麻水の部屋で目覚めてから朝ごはんを食べて、夕方に訪れる俳優仲間の佐久間と家ご飯する為に麻水が料理を作っているのですが、所在なく周りをうろつく由岐とのやり取りがとても面白くて可愛いです。
そして2人がイチャイチャし始めた頃に早めに佐久間が到着してしまうのです。www
佐久間が帰った後に、しみじみと引っ越して来て良かったと言う由岐がとても可愛いんです。
そして何気なく由岐が言っていた言葉を覚えていた麻水は理想の彼氏でした。