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yotsumoji
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
つい最近新刊が出たようで、全く気付かず今頃2巻を読んでいます。6割ほどが、なれそめ編。ちょっと若い2人です。1巻から読み返して、中井さんってそこまで仏頂面かな〜とも思ったんですけど、この作品で描かれている中井さんはほとんど先生と一緒にいるので、そら表情も豊かですよね、と。なれそめはロマンティックで、かつ創作物では良く見る感じではある。先生の親との確執なんかも、BLテンプレ感があってなんとも。とはいえ、平和でシンプルなので読みやすい作品です。
電子限定おまけ漫画1枚 先生をもふもふする中井
萌〜萌2
なんでもない日常をおもしろく描くのって難しいと思うんですよね。
しかも、キャラも地味めでおじさん2人。
それをしっかり人間味を出して、魅力的に描かれている手腕がすごいなと思います。
作家キャラって偏屈で変わり者が多いイメージだったんですが、岡本先生はむしろほがらかで穏やかで。
逆に担当編集者の中井くんが無愛想でとっつきにくいという。
おもしろいカップリングだなと改めて。
でもやはり作家だけあって岡村先生は繊細なところがあって。
その背景も描かれますが、ゲイと恋愛小説家であることを父親に反対されるという、ありがちと言えばありがちな話。
中井くんも子どもの頃から無愛想で周囲から怖いと思われ…と、こちらもそこまでドラマチックではない話。
でも、そんなよくあるような背景を持つ2人だから、またいいんです。
岡村先生が中井くんのことを
「なんでもないようなことでも幸せを感じられる人なのかなって」
「すごく素敵で一緒にいて楽しいです」
という言葉が、まさに本作の魅力を表しているなと。
それを言われた時の中井くんもかわいかった。
中井くんがずっと気にしていたことを払拭するようなことを岡村先生が言ってくれた。
しかも、岡村先生は自分とは真逆のほがらかさで憧れの存在でもある。
それがうれしく、好きにもなったんでしょうね。
前作では岡村先生が中井くん好き好きな態度だったけど、なれそめも岡村先生からぐいぐいだったんですね。納得。そうじゃないと始まらなさそうだし。
岡村先生が告白する時、すらすらと気持ちを伝えてさすが恋愛小説家〜と思いました。
日常を描いた作品です。ほのぼのとした2人の関係を見られます。
また、冬や夜明け特有の空気感を感じられるお話があり、情景が目に焼き付きました。
受である中井くんの時々思い切りのいい所が物語のスパイスとなっている気がします。
なれそめエピソードでは、路地に入り、攻の岡村先生が中井くんに改めて告白するシーンが印象的でした。普段表情が淡々としている中井くんがたじたじになって赤面しているところはとても官能的だと思いました。
どのエピソードも何度も読み返したくなる作品でした。
身体に優しいごちそうみたいに、読んだ後にほっとする作品です。一日の終わり、静かな夜のひとときに、読みながらくつろぎたいです。その他大勢の人々と同じように、毎日コツコツ働くアラフォーのいつもの日常に癒されます。
お気に入りの場面は、中井さんの彼シャツです。なんでもない朝の一場面なんですけど、いちいち尊い。こんなにも互いの生活の一部になっても、同棲には踏み込めない中井さんの心理も、なんとなく大人としてわかりみ~と思ったり。でも、次巻くらいから一緒に住む展開あってもいいんですよ!同じ会社のリーマン同士よりも、作家とその担当編集者って、なんだか絶妙に難しい利害関係があるような気がして、きっと中井さん悩ましいんじゃないかなと勝手に妄想してしまいました(笑)。
大人の深い関係は、お互いの弱みを知るところから!と、この2人の馴れ初めを読んで気づきました。いいところから始まる関係性より安定感があります。こういう過程があったから、この日常があるんだなぁと納得しました。
コミコミさんのおまけは、先生の新たな素顔にときめく中井さん、、でした。日常のなかには、まだまだ思いがけないときめきがあるものなのです!
『よつもじ〜明日も明後日も〜』の続編。
前作では既に付き合っている2人のお話だったので、どういう経緯で付き合うことになったんだろう…と思ってたところに、出会いと馴れ初めのエピソードがあり、痒い所に手が届いた〜。
先生はいつも穏やかで、優しい人物だと思っていたけれど、意外に繊細で人知れず気苦労の多い人なんだなぁと分かったし、中井もまた飄々としているようでコンプレックスを抱えている人物。
そんな2人がお互いの弱さを曝け出して、お互いの良さも認め合って、寄り添うようになったのかと思うと胸が熱〜くなります。
先生のストレートな告白にはこちらまでポワ〜っとなっちゃいそうでした。
それにしてもいきなりベッド⁉︎ってなりましたが、まだもうちょっと若かりし時だもんね。
先生が落ちてる時に中井に甘えて落ち着く様子が、愛おしいですね。
いつまでも末永く幸せでいて欲しい2人です。
前作から引き続き、穏やかな日々を送るおじさんカップル。まだ同棲はしてないけど、先生の部屋で迎える朝が中井の生活の中にきれいに馴染んでるのを実感する描写がすごく好きでした。
そして気になっていた二人の出会い編。イメージ通り先生がぐいぐい迫っていったんですが、これがおじさんとは思えないピュアな告白で…!中井の反応もDKかな?ってくらい初心で笑。まー体の関係を持つのは早いんですけど、手っ取り早く確認できて効率的で良いと思います。
続きも気になってしまい、drapのWeb連載まで覗きに行っちゃいました。今から続きが出るのが楽しみです。今作もほっこり幸せな読後感でした。
ちょっと甘えたがりのワンコ系の作家岡村先生(42歳・攻)と、淡々ドライとしているようですごく先生大好きなクーデレにゃんこ系の担当編集中井さん(40歳・受)の、「おじ×おじ」且つ「作家×編集」の、ほのぼのほっこり日常BL~なれそめもあるよ編~です。
前巻「よつもじ。~今日も、明日も~」からの続刊です。ほっこりテイストは相変わらずで、さらに、先生の姪っ子ちゃんがかわいかったりクスッとできたりホラー描写が地味にヒヤッとしたり二人のなれそめと生い立ちにしんみりしたり…と、激しい山や谷があるわけではないですが、色んなテイストの小話がつまったエピソード集でした。
二人のなれそめと生い立ちですよ。淡々としたテイストで描かれているなかで、お互いから見たお互いへの気持ちの変化やそれに伴う戸惑い、そして向き合う決意して。また、そこに至るまでのそれぞれの生い立ちが少しシリアスで。でもしんどいことがあったからこそ今があるわけで、何かが違ったりしたら二人は出会わなかったかもしれないし、交際しなかったかもしれません。当たり前のことだけど、改めて過去があって今の二人がいるということを感じてしまいました。
このレビューを書いている2021年6月現在、連載が続いているということで、また続刊が出るのをまったりと待ちたいと思います。
おじさま好きの方は勿論、初めておじさまモノを読んでみたいと思ってる方にもオススメできるシリーズです。
絵がいい意味でリアルさがなく、渋さというより、中年の可愛らしさが滲みでていて読みやすい。このクセのない絵柄で、若者とのカップリングじゃなくおじ同士というのが自分的にはポイント高い!
前作では、日常だけじゃなく、キャラの背景も知りたいとレビューした私。今作はその、この人たちのこういう部分が知りたい!と思っていたところが描かれていたのでとても満足だった。
双方の視点からじっくり描かれた馴れ初め編は必読。いい歳の大人同士で同性同士の恋の始まり、進展具合など、心理描写が丁寧で説得力があり、思わずキュンキュンしてしまう。
当て馬もライバルも余計な女性キャラも出てこない、平穏な世界はそのままに、さらに深まっていく二人が見られて幸せな気持ちになれる良作でした。
続編です。
前作を読んでからの方がより楽しめるお話でした。
とても穏やかでけど情熱的でした。
先生と中井さんの馴れ初めがすごく良かったです。
どちらから好きになったのかしらと思っていたのでその答えがあって嬉しかったです。
なかなか緩やかなようで展開は早くて、それも良かった。
二人の日常がすごくリアルでほのぼのとした雰囲気がとても伝わってきます。
エロイというわけではないのに、なぜか見ている方が照れてしまうような、そっそり二人の生活をのぞいているようなそんな臨場感も最高です。
前作「よつもじ。〜今日も、明日も〜」からずっと楽しみにしていた続編!
とても嬉しいです!!
今回は二人の若かりし頃、なれそめ編がメインとなっています。
先生がゲイだというのは前作から分かっていましたが、おそらくノンケである中井さんとどうやって結ばれたのかがずっと気になっていました。
先生の心の中に中居さんの優しさがゆっくりと積もっていく様子や、中井さんがあたふたしながら先生に寄り添うと決める展開がすごく………良かったです!!
中井さんはかわいいし、先生は優男に見せかけて繊細で、でもどちらにも頼れる部分があって…素敵な二人たちだなあと感じます。
まだ連載は続くということなので、3冊目が待ち遠しいです!
ほのぼのストーリー、おじさまカップルが好きな方におすすめです。
drapホームページでのweb連載は無料で閲覧できるので、読んだことないという方はぜひご覧ください。