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old-fashioned cupcake with cappuccino
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズまとめて読んだので感想はこちらに。
同じ楽な事を選ぶ繰り返しの毎日が少し憂鬱な39歳会社員の野末。ちょっと無愛想だけど信頼できる10歳下の部下外川と、ひょんな事からパンケーキを食べに行く事に。そこから始まる野末のアンチエイジング作戦。その裏にある外川の野末への想い⋯。
真っ直ぐで一途な若い外川の勢いに惹かれながら上司である野末さんが臆病になっちゃうのも、四十路直前の焦りとか戸惑いとか色々わかりすぎる。
でも野末さん普通のアラフォーおじさんとは全く違って、すごく可愛いし素敵ですから!好きって言葉の重みと尊さ。愛おしすぎる二人。
普通の部下と上司なら休みの日にまでわざわざ会ってご飯食べないし、家に行ったりもしないし、一緒にいてそれが心地良い時点でもう特別な存在なんだよね。
withカプチーノでは同僚にバレそうになった野末さんが怖くなっちゃうけど、それはお互いを守りたい気持ちからで。大事なもの程失うのは怖い。相手の人生の全てになるって、すごい事だよね。外川くんのストレートな言葉がとっても響く。
おとぎ話のような大人の男同士の恋物語は、すごく甘くて胸に沁みた。
これまで沢山作品を読んできましたが、他とは少し雰囲気の違った、丁寧で繊細な作品でした。
設定が特殊でなく、ぶっ飛んだ話でもないので
どこかで本当に彼らがいるかもしれないと感じるぐらいにリアリティに溢れていました。
また、作中の彼らの会話や考えが刺さることばかり。
特に外川ですが、彼がぽろっと野末さんに話す言葉がどれも深く、お気に入りの言葉たちが多いです。
どうすればこんなにキャラクター達の中身を感じられる言葉選びをチョイスできるの…と実感しました。
ゆるくて優しくて、でもふとした時に差し込まれる現実的な部分が胸をうちます。
1巻だけでも満足度は高かったですが、続編を読むことによってキャラそれぞれの性質がよくわかり、物語の解像度が高くなりました。
どれだけ身体が老いていったとて、自分の精神も同じように歳を取っているとは限らない。
久々の恋愛に浮き足だって、ふとした時に我に返って現実を痛感する。
そういうことは、あるよな〜と共感します。
そこで逃げたくなる気持ちもわかる。
でもちゃんと向き合えて良かった。
1つ壁を乗り換えた2人のその後、読みたかったなあと今でも待ち続けています。
(1~2巻、および「episode.0」まとめてのレビューです)
ドラマ化もされるぐらい、あまりにも有名な名作ですが、個人的にはずっと絵柄がネックで手を出せませんでした。
最近談話室でちょこっと話題に上って気になっていたところ、仲良くさせていただいてるレビュワーさんの数少ない神判定作品だと教えていただき、俄然読む気が湧いてきたのです。
それに「ラムスプリンガの情景」を最近読んで、4000点越え(1巻)のレベチ高評価の作品ならば たとえ絵が全然好みでなくてもある程度は楽しめると知った(というか味をしめた)ので、すんなり読破できました。
39歳の頃ってこういう感じで臆病になったり新しいことにチャレンジできなくなったりするよな…って自分にも置き換えてみて感情移入できました。
しかもそれを部下に言い当てられたうえに、ぐいぐいアプローチされるとは。
こりゃー意識しちゃうよね。
最初は受けの髪型がな~と思ってたけど、某加賀○次長とイメージが脳内で重なった瞬間、平気になりました(えぇ当方単純です)。
いろんなすれ違いやその心情描写がすごく「ありそう」で、見せ方・魅せ方がすごく上手いし(特に、コマをまたいで吹き出しをつなげてくれるのがすっごい分かりやすい!)、攻め告白のシーンでは泣けました。
階段下のシーン、野球チームの例え、なかなかセッしない理由 etc. 好きなシーンやセリフが読後にこんなに簡単にポンポンと思い出せるなんて…高評価なのも大いに納得です。
特筆すべきは腕や手のスジ(そこかぃ!w)。
みなさん同様、私も「後悔は幸福になるための糧で 人生の燃料」という言葉がすごく心に響きましたし、読後には歳を重ねていくことに対する不安や心配をスッと取り除かれたような感覚が残り、とても癒されました。
しかも最後の最後に、夫婦茶碗の大きさが違う件、こうやって店員のおばあちゃんの声によって令和に沿った形で描かれていて、なんだかすごく嬉しかったです。
(現在は同径の夫婦茶碗も売られているようです)
女性との友情がわりとしっかりめに描かれてるのも良かった。
ちょっと受けの「自分はおじさんだからうんぬん(自虐)」ネタは多すぎたし、受けの名前がモロ女性名なのはかなり萎えたし、最後まで絵柄は好きになれなかったけど、それらを差し引いても本当に素晴らしかったです。
1巻も最高~!!でしたが、そのままの雰囲気を丸ごと持ってきたような2巻……さらにさらに素敵でした!!
2巻温泉旅行のシーンもプロポーズのシーンも……だい好きなシーンが多すぎます。
……納豆と指輪が並ぶの、全然かっこよくなくて笑うんだけど、リアルなCPってこんな感じなのかも、と思わせてくれるようなエピソードでした。
上司と部下、同性同士で悩みながらも、二人で歩んで行くことを選んだ野末さん。
2巻を通して野末さんの可愛い部分と年上故の悩みと年下なのに圧倒的彼氏力で見事にアンチエイジングに成功した外川二人が見れて最後は幸せな気分で読み終えました。
積読していた1作目、今作を続けて読んだのですがほんとに分厚い、!
評価が高く期待値が高すぎたのか思ったよりもお話にのめり込めない
リアリティがありそうだけど共感できないシーンがいくつもありました
外川が仕事を転職するくだりも今の会社ではもう成長できないの?とよく理解出来ませんでした。
話し合うと言いながらちゃんとした話し合いでなかった気がします
長くて分厚い作品で続き物ならキャラクターの過去がじっくり描かれたり、2人の日常に浸れたり、ますますそのキャラ達を好きになれることが醍醐味だと思ってるのですがそれがありませんでした
名言もあった気がするのですが読み返すか?と聞かれると読み返さない気がします
最後の終わり方が、なんだか最近…で想像させる感じなのは素敵でした
前作はしゅみじゃない、だったのですが、今回は中立に…
そのポイントは、同性どうしならではの苦悩、将来に対して、職場恋愛はどうなの?というようなものが描かれていたからです。
相変わらず野末さんは好きになれないけれど…
社内の友人達にカミングアウトするシーンなんかは、かなり入り込めました。
また、旅行先のお土産物屋さんのおばちゃんの対応が神で、常々思っていたことだったりするので凄いなと。
夫婦茶碗、夫婦箸、なんで大小なのか?というようなところが書かれていたのは、そしてそれを理解しているおばちゃんが素晴らしい。。。
前作は好きだったのですが野末さんの顔面の少女漫画化とカマトト化が進み過ぎてなんだかなと思いました。
こういうの少女オジサンというのでしょうか、若干気持ち悪いです。前作のスマホいじるのが苦手設定がギリでした。
一番好きだったのは夫婦茶碗で同じ大きさにしますかってところですね、この作家さんがうまいのはそういうところだと思うのに何か登場人物を恰好させてる所が鼻につきました。
ちなみに今続編もやってますがカマトト臭はなんぼかマシなので、気になる人は大丈夫です。
『オールドファッションカップケーキ』の続編です。
こちらでは甘さだけではなく
悲しさ、切なさ、辛さが入っていました。
セクシャリティに対しても…。
好きだけじゃダメなんだなぁとひしひしと感じました。
保守的な野末さんだからこそ余計たくさん考えちゃって
外川も外川で考えてるんだけどうまくいかなくて
そんな二人のすれ違いを見るのが辛かったです。
ちゃんと現実的なところを考えて
前に進むことを決めた二人を見て
なんとも言えない気持ちになりました。
そして二人で行った温泉旅行で
夫婦丼を買うところで涙が止まらなくなってしまいました。
野末さん〜!(´;ω;`)
彼なりの精一杯の頑張りでこっちまで胸が熱くなりました。
きっとこの二人ならこれから先も大丈夫だと
そう思わせてくれる出来事でした。
野末さんから「一緒に暮らそう?」って言ってくれてよかったし、
野末さんからプロポーズしてくれてほんとに嬉しい気持ちになりました。
はぁ…ほんとに素敵なお話でした…。
二人の同棲編も見たいなぁ(*´ω`*)
続編読了〜 。
個人的にはオリジナルより続編の方が寄り重みがあってBLを越えた自分らしく生きる、みたいな生き方の一つの答えがあって、とっても良かった。
左岸先生の画は美術ぽい透明感とかお洒落さがあって、とってもいい。
人物も上手いけど、風景とか
空気感とかの魅せ方、構図が好きだなって思った。
多分、コマ割りとかも
一般的より細かいと思う、
だからよりイメージとか
世界観とか伝わってくる感じした。
今回の話の主になった
男同士で、しかも職場恋愛するリスク
っていう、話が
わりと最近みてない(逆に)感じだったし、
世の中の当たり前、異性だったら
男が〜とか、そういうの本当いらないよなあ、って今更ながら改めて感じました。
ネタバレだけど、
最後に野末から外川にプロポーズするのも、プロポーズってなんとなく攻側のイメージ、だったけど
今回の男同士、とか、世間の目、とか
男とか女とか、そういうの抜きで
したいって思った方がすればいいじゃん、って思える内容でした。
今更ながら、異性とか同性とか関係なく、その人だから好きになったんだよ。ってめちゃくちゃロマンチックだし、素敵だなあ、男同士のほうが対等な関係というか、〜べきみたいなのがないから、自分はBL好きなのかな、
って本当に今更改めて思う一冊になった。
最高。