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ashita no kimi ni iitaikoto ga aru
作家さんの新作発表
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悠晟を守るために何度も死んで時間を戻してきた奏斗(受)と奏斗と幸せな明日を迎えるために一緒に奔走する悠晟の、サスペンスタイムリープラブストーリーでした。上下巻モノなのでまずは上巻を読了下さい。
ということで、下巻を読みましたので感想を書こうと思います。
肝心なネタバレに触れないようにはしますが、ご注意ください。
下巻、読んでてすごいアドレナリンが出ましたよ…!
他の被害者遺族との絆、悠晟と奏斗のお互いへの想い、事件のピース。それらが徐々に集まって、来るべきクライマックスに向けてエンジンを蒸かす展開がたまりません。そしてクライマックスの衝撃と疾走感と絶望と爆発力。
奏斗の決意と悠晟の想いが、幸せな明日を迎えるために、勇気を振り絞って。
そして。
初回読み終わったときは、言葉にできない燃え尽きた感がありました。でも、読後感がすこぶる良くて、すがすがしかったです。
妹を失った兄、嫁を失った夫と姉を失った弟、祖父を失った孫。
他の被害者の遺族たちの背景や心境が、とても切なかったです。
はじめは、事件を追うミステリー的要素や奏斗の人間的成長の方が強く出ていたかなとは思いましたが、恋愛面も、悠晟の奏斗へのまっすぐな気持ちや、奏斗の悠晟を必死に想う気持ち、何よりクライマックスのそれぞれの決意がすごかったです。
犯人のサイコなシリアルキラー感は、それはもう何度読んでも色褪せぬほどの胸糞感で、逆にスッキリと同情の余地なしでした。「こいつのために彼らが手を汚すのは勿体無い!」という意味では事件の巻引としてはこれがやっぱりベストだなぁと思いました。
上下巻通してよんで、感情をたくさん揺さぶられて楽しい時を過ごしました。
面白かったです!
瀬戸うみこ先生の作品は、既刊全部読んでます。
ほわほわしたお話でギャグが多くて、ラブコメ風味で楽しくなるテーマで可愛くて…という作品群からは一線を画す作品でした。
本誌を細切れで読んでいる時から
『えええ…この展開だと…幸せになるって…難しい?』と
結末は読まずに、コミックスになるまでジリジリして待ってました。
自分が死ぬ事で24時間前にタイムリープする事ができるカナ。
兄を殺された以後、12月24日毎年兄と同じ状況で殺されるひとたちの遺族と、犯人を見つけ出し殺すという目標で生きてきた。
ただ今年は…唯一の拠り所であった幼馴染の悠晟が殺される…
絶望の中でカナは、悠晟を助けるために何度も死んで、何度も24日をやり直す。
少しずつ変えられていく未来。
生きる意味を復讐ではなく、今を幸せに過ごしていく事に変えていく。
前向きになっていくカナと彼を支え続ける悠晟。
謎解きに時間をかけた分、結果が見えたあとの状況はあっけなかったけれど、みんなが幸せな未来を手に入れることができてよかった。
物語は凄惨だけれど、ところどころに先生の色が散りばめられていて、辛い物語の中でもほっとしたり笑わせてもらったり。
やっぱり瀬戸うみこ先生、好きだなあ…と再認識。
いつもかわいらしいラブコメディを楽しませていただいてる瀬戸うみこ先生の最新作。
今作はいつもとは毛色が違うなと思い読み始めましたが、大当たりでした、面白い!
上下巻まとめてのレビューです。
幼馴染の奏斗と悠晟。互いを大切に想いつつも、関係性に名前を付けられずいるふたり。
そんな二人に事件が降りかかる中、自らの死によって時間を遡ることができる奏斗が、運命を変えようと奮闘するお話。
とても綺麗に構築されたフィクションサスペンスストーリーでした!
サスペンスの推理要素はもちろん、ラブストーリーの感情の揺れ動きや昂まりがクライマックスへ向けて本当に綺麗に散りばめられており、何を犠牲にするでもなくフィクションとしても、サスペンスとしても、もちろんBLとしても楽しめる大満足の作品でした。ページを捲る手が止まりません。
ぜひ極力ネタバレなしで、ハラハラドキドキキュンキュンしていただきたい。
シリアスにお話は進みますが、うみこ先生節は随所に健在です!
好みによっては気が散ってしまうなどするのかもしれませんが、私には満足感を高めるいいスパイスでした。
他うみこ先生作品や本作試し読みで気にならない方は問題なく楽しめると想います。
この奏斗と悠晟は紆余曲折ののちハッピーエンドに落ち着きますが、作品としては少し含みを持たせ、切なさと、ひとつまみの希望を残したエンディングです。
そしてこのストーリー、このエンディングだからこそ、このタイトルに字面以上の重さがあるように感じました。
明日の君に。
そう、『明日』『君』に伝えたいんです。
複雑で強い想いを描く秀逸なストーリーと、それを載せたすてきな、すてきなタイトルです。
この話は上下巻になっています。下巻だけ読んでも話が分かりませんので、上下巻セットでの購入をお勧めします。
ネタバレを見てしまうと面白さ半減かと思いますので、ネタバレ無しで読むことをお勧めします。
以下ネタバレ含みます。
タイムリープを繰り返しても悠晟を救えないカナは、とうとう悠晟に能力とこれから起こる事を伝えます。
そこから話は大きく進んで行くのですが…
この話を読んで思った事を書きます。
瀬戸うみこ先生は初読みだったのですが、見慣れていないせいか、登場人物が見分けられなくて大変でした。
顔が同じに見えて、髪型、髪色、瞳の色で見分けていましたが、横顔になったりするとあれ?ってなってました。
登場人物が多いので、何度か混乱しました。
登場人物が多くて上下巻に分かれていることもあり、情報が溢れてて整理するのが大変でした。主人公の回想で5年前、4年前、現在を行ったり来たりするし、タイムリープもするし、他の登場人物の掘り下げもあるし、なので、頭フル回転で内容を把握しようと頑張ってました。
なので、1周目読んだ時は、恋愛のドキドキ部分は敢えてスルーして2周目で楽しむことにしました。
頭が良い人は1周で把握できるでしょうね。羨ましい…
犯人の動機とタイムリープでなかったことになる過去にはちょっとモヤモヤしました。最後のタイムリープであの人やこの人のこの記憶がなかったことになるのかーとモヤモヤ。
カナと悠晟はこれ以上ないってほどハッピーエンドなので、ずっとつらい思いを繰り返していた分良かったなあと思いましたが、事件の解決編はあっさり過ぎて拍子抜けでした。
文句ばかりな感想のようですが、すっごく面白かったです。
面白い部分はネタバレしたくないのであまり伝えられないのがもどかしい。
あと理解力の足りない自分のせいなので、普通の人はすんなり読めるのではないでしょうか。
シリアスな話ですが、それが苦手でなければ読んでもらいたいです。
追記
レビュー後3周4周と読み返すうちに、人物や内容の把握がしっかり出来て、じわじわと評価が上がりました。神評価に上げます。
人物や内容の把握に時間を取られてサクサク読めないのが地味にストレスだったのですが、把握後はストーリーに没頭出来て評価が上がりました。
上下巻読んでの感想です。BLとしてというよりもサスペンスのストーリーとしてとても面白かったです(BLとしても関係性等とても刺さりました!)。続きが気になりすぎて上巻を読んですぐ下巻を読みました。ぜひ読む際は上下巻とも揃えてからお読みください。瀬戸うみこ先生の漫画はカスタマスカレード!を全巻持って読んでいますが今作は雰囲気もノリも違いました。そのため先生の別作品であまり刺さらなかったという方にもオススメしたいです。
↓多少ネタバレあり
タイトルにも書いた通りストーリー重視の方にオススメしたいです。最後はハピエンではあるのですがそこに至るまでがかなりシリアスなのでイチャエロや甘々BLがお好きな方にはあまりオススメではないかも…。
ミステリー要素があるので他の方も言っている通りぜひネタバレなしで読んで欲しいです。伝えたいことは多々あるのですがネタバレ極力無しで読んで欲しいのでレビューらしいレビューができずすみません…。伏線回収や複数いる登場人物の設定が上下巻でよくまとまっていて良かったです。
ハピエンに至るまでの過程に山がありすぎてみんなの今後の幸せを切に願わずには居られないです、カスタマスカレードみたいなノリのその後の番外編も読みたい。とにかくストーリーが面白かったです、この作品に出会えてよかった!
すごい!!
これを頭の中で練って、作画して2冊にまとめるなんて天才としか思えない!
様々な所に伏線があるのですが、全て回収されてます。
幼なじみの悠晟の過去とか、盛り込み過ぎかなぁとも思いましたが、これがあるから今のカナへの想いがあるのでしょうね。
一度死んで生き返ったら、前の自分がいた時の周りの人達には会えない。これに気づいた時に、涙が溢れました。
悠晟の最後の行動に救われた!
シリアスで残酷だし、狂ってるけど、瀬戸先生が描く作品のクスッとくる場面も健在で良かった。
是非2冊いっぺんに、じっくり読んで頂きたい作品です。
カスタマスカレード等でギャグとストーリーに定評の有る瀬戸うみこ先生ですが、今作はストーリーを重点においたミステリー作品です。
主人公 カナは12月24日に兄 の律が殺害された。本当は、俺が殺される筈だった。
そして毎年12月24日には同様の殺害が繰り返される事になるが、5年目の同じ日 幼なじみの悠晟が殺されてしまった。俺が運命を変えてしまったからだ。
カナは死ぬと24時間前に戻れる能力を使い、助けるために命懸けでタイムリープします。
今作は5年分の関係者やら友達やらが出てくるので登場人物は多めです。
被害者の遺族の過去は重く特に悠晟のDVによる機能不全家族として育った過去はリアルで痛々しかった。
家族の為に我慢していたことが、更に悪循環にさせては居たがこれは全て母親の問題なので、足枷なんて思わないで欲しい。
1人では抜け出せなかった闇から救ってくれたカナに惹かれるのは必然で段々2人の関係が逆転するのは自然で違和感なく溶け込めました。
各人物が「他人は皆自分と同じ思考回路だと思ってるのか?人の思考を勝手に決めつけるな」の様なセリフが出てきますが、立場や状況によって救済にも絶望にもなる。こんなにも違う解釈に成るのか。瀬戸うみこ先生に感心しました。
タイムリープものなので正直何処に繋がったのか迷子になり、何度も戻って納得する。の繰り返しでしたが、これ多分私の能力の問題ですね。
後半、各其々のパズルのピースが集まり怒涛の勢いで犯人まで進むストーリーは最高に楽しかった。
途中感動で鳥肌が止まらなかったです。
私は最後の最後まで犯人は分からなかったので緊張感が凄い。ネタバレ厳禁。
シリアスながら途中ギャグが良い塩梅で、私は好きだけど醒めるのもちょっと分かる。カスタマでも思いましたが、顔が似ていてやはり女性に見える時もある。
それを凌駕するストーリー。是非とも映像化を!
タイトル、明日の君に言いたいことがある。読了後だと更に深い意味に感じました。
上下読み終えてのレビューです。途中までネタバレはないと思います。
元々サスペンスが好きなのですが、登場人物の苦しみや心境の変化がよく描かれていて物語に入り込めました。2冊というのも、短すぎずちょうど良いスピードの展開。
恋愛のドキドキよりも事件のドキドキが大きく上回りました。途中「あれ?」と思っていた伏線も、最後できちんと回収されていて良かったです。
あと、所々に刺さる言葉が散りばめられていてグッときました。
以下ネタバレあり
少し気になった点としては、正確に24時間前に戻る訳ではないらしいことと、初読み作家さんだからか顔の見分けがつきにくかったかな…
あとパラレルワールド説が出てくるのですが、それだと2人がいなくなった世界もあるのか…などと考えてしまって辛かったです。でも漫画で描かれる二人的にはハッピーエンドなので、それでもよかったのかなという感じです。
絵がすごくかわいらしいのに、ドキドキするようなミステリーサスペンスでした
ミステリーは好きなので小説ではよく読んでましたが、
BLでミステリーはこれはこれで面白かったです。
瀬戸うみこ先生のラブコメとはまた違ったシリアス多めでした
ただ登場人物が多くてしかも登場人物たちの過去話から結構詳しく描かれていたので、上下巻ながらすごくボリュームでした
ミステリープラスタイムリープ物なので設定が少し多めなような気がします
上で始めなにがなんだかわからなくて、どうなるんだろとドキドキしながら読めました下巻で伏線回収みたいな感じになってて
全部悠晟にはなしてからの展開が早かったですね
犯人の殺人動機が以外とそんなもんだったのというのが残念もう少し意味があると良かったです。
最後の大切な人が隣で笑ってる世界線が存在するかもと言った悠晟の言葉に涙!
好きなカップルは律と氷室です。
前半で絡まっている、
二人の関係がそうなった原因と、
サスペンスの謎解き、
そして物語の終結と、
実にすっきりと収めてくれます!
展開自体もドラマチックで面白い!
しかし読み終わってちょっと気になったのは、
奏斗くんがタイムリープするために
死んでしまった方の世界は、
どうなっているのかなと。
それはやはりそのまま
別次元として存在するのかと。
そうだとしたら、ラスト、
あそこで置いていかれる悠晟くん、
可哀想すぎじゃありません⁈
でも、奏斗くん
戻らないわけには行ききませんものね……
その辺がちょっと気になりすぎて、
評価は、神寄りの「萌×2」で!
でも、手を離さなくてよかったねv
最後に必ず愛は勝つ!