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無愛想な領主×転移者の料理人+ちびっこ。ほのぼの異世界レストランラブ!
isekai shiawase koishokudou

Kindle Unlimited にて拝読したこちらの作品。
好いて信じた人に騙され、辛い思いをした主人公が
異世界で実力を認められ、心癒されていくー
そんな優しく包み込まれるような物語、
じんと心に響く異世界転生ファンタジーです。
他の方も書かれていますが、まず留依(受け)と2人の子供たち(攻めの実子)、
アリン&ヴァジルとの交流がなんとも心温まるほっこり感。
裕福そうなのになぜか痩せている、そんな秘密に
どうして?と興味が湧いてグイグイ物語に引き込まれ、
更に「マレビト」なのに異能力を持たないことを
負い目に感じていた留依に、そんな能力が!と
刺激的な展開も。
お店ごと異世界に転移してきて、なんとか生活が落ち着いたところへの
まさかのお店消失事件には思わず涙しました( ; ; )
ハシビロコウみたいに表情変わらぬ、
天然男前パパのルシアンがこれまたなんとも
心地よいスパダリみを発揮してくれていて。
ひとり部屋で涙する留依の頭をポンポンとし、
慰めてくれるシーンがとても好き…
不器用天然ながら、優しさ溢れる彼の人間味が愛おしかったです。
欲を言えば、想いを確かめ合い身も心も繋がった後の、
彼らのスイートな「その後」をもっともっと見たかったー!
でも、そこは想像力で補います( ̄▽ ̄)
実は「攻めに実子あり」というのが
地雷とは言えないまでも苦手要素だったのですが、
この作品のルシアンは全く問題なく読めましたし、
大好き!と言えるキャラでした✨
ルイが料理人ということで、美味しそうな料理が数多く出てきて
お腹が空いて大変でしたが笑、美味しいものを美味しそうに食べる子どもたちやルシアンの描写に、
こちらまで幸福感でいっぱいになる物語でした☺︎・:*+.
片想いの相手に騙され借金を背負った主人公が店ごと異世界転移して異世界で洋食屋を営むお話。
主人公があまりにも分かりやすく不憫なキャラクターなので応援しやすくて良かったです。
しかし、攻めであるルシアンのことはあまり好きになれませんでした。
子どもたち(アリンとヴァジル)との接し方に好感が持てず、悪人では無いのですが、やや悪い印象のまま読み終えてしまいました。
幼い子どもたちから嫌われているので距離を置こうという発想がちょっと……。
彼らの関係改善の過程が長めに書かれているので、そこでモヤモヤしてしまったのは残念でした。
波乱は幾つも起こりますが、基本的に安心して読むことの出来るお話だと思います。
とはいえ、主人公の店が悪意を持った人に放火されたり、当て馬(女性)や主人公に嫌がらせをする料理人が複数人登場するので、そういった展開が苦手な方にはオススメできません。
私の場合は苦手な展開だったものの、世界観がかなり緩かったのでメインキャラクター以外のことはあまり深く考えずに最後までサラッと読むことが出来ました。
異世界の領主、ルシアン侯爵✕料理人の留依。
表紙の絵がかわいい。
きっと甘いお話であろうと予想し、手に取りました。
甘い…んー、甘かったといえば甘かったような…なんとも言えない読後感。
なんだろうな、これ。
まず、留依が異世界に行ったのって「逃避」だよね?っていう思いが最初にありました。
現実世界で、仄かに恋心らしきものを抱いていた相手に裏切られ、借金だけを背負わされてしまいます。
夢も潰え、住む場所も追い出されてしまうという、ツラい状況…。
イヤだよー、こんなの、なんとかしてよード◯えもーん(イメージ)的な感じで、異世界へ。
異世界での留依の待遇が良い、という苦労知らずの部分も鼻についてしまって、冒頭からムムムッと。
すみません、ひねくれ者なので。
そしてルシアンというスパダリ攻め。
表情が乏しく、ハシビロコウという例えがしっくりしていた彼が、留依と関わり、だんだん柔らかい表情を浮かべるようになるのが素敵なんです。
ただ、スパダリを感じる場面は残念ながらなかったです。
そんな彼曰く「妻とは政略結婚で、苦労をかけた」らしい。
いや、でもね、子ども2人もうけているよね!?と。
「政略結婚」だけど、1人出産後、すぐにヤることヤってんじゃん!?
…なんて下世話なこと思ってしまって、せっかくの留依との甘々なシーンもセリフも心に刺さらなくて、どうにもこうにも。
救いは、ルシアンの子どもたちの言動が、可愛かったことですね。
和みます。
ほっこりしそうで、あんまりしなかった、という珍しい作品でした。
あらすじについては他の方が書いてくださっているので、感想を。留依もルシアンも、とても人生に真剣に取り組んで、アンリとヴァジルを心から思っていて、きゅんきゅんします。ふたりの想いが通じたときは、おめでとう✨幸せになってね、と思いました。ルシアンが子どもの頃から見守ってきた家令(挿し絵にはないけれど、やさしそうなおじさま希望❣️)も、うれしいと思います。鈴倉先生の絵がぴったりで、かわいい留依、かっこいいルシアン、愛らしいちみっこで眼福でした。幸せな気持ちになれるお話です。
異世界ものです。
自分と家と家の中身だけ移ります。これは異世界ものには珍しいですね。身の回りの物や家や家財道具もあるので主人公は当初の予定通り洋食屋を開きます。
なんとも異世界トリップ物にしてはいたれりつくせりで優しい世界です。
主人公ルイのような人は何人もいて、受入れ体制もあり、言葉も通じて普通に生活できます。
そして領主親子とのほのぼの。
ちびっ子がそれはもう可愛くて可愛くて。
ルイが不器用パパとちびっ子の橋渡しもして、すっかり仲良し親子になれました。
ルイと領主の恋もみのり一緒に家族同然に暮らせるようになります。
エッチは本当にちょこっとだけですが、こんなほのぼの優しいお話なので、あるだけラッキーという感じです。
ただ話が印象がうすいというか、異世界トリップと不器用親子の橋渡しと初恋がみのる、平和で優しいお話で。
あまり攻めのインパクトもなく。
性欲も、え?あったの?みたいな。あくまで個人的感想です!
無愛想な領主×転移者の料理人+お子さま 丁寧にストーリーが紡がれていて読みやすいし、心に沁みました。まずルイとお子さま達(アリンとヴァジル)の交流が微笑ましい。家を失くした事でお子さま達の料理人として侯爵ルシアンに雇われ、お子さま達第一で頑張るルイだから家族の絆を取り持てたんだろうなぁ。親子が打ち解けていく様は素敵。横槍が入りつつも、冷静に対処して遂に想いが通じた2人に拍手。互いに(特にルシアン)不器用でどうなる事かと思ったけど、初々しい2人と可愛いアリン・ヴァジルにメロメロでした。ほっこり心温まるお話
あとがきで小中大豆先生が、数年前から異世界転移や異世界転生ものにハマっていると書いてあった通り、ここ最近読んだ3作品はまさにそうでした。
その中でもこちらの作品が1番好きでした。
ルビー文庫さんらしい作品で、エロは少なくて最後にちょこっとくらいです。
でもそれが良いのです。
何故なら留依がセアルトランドに飛ばされてからの頑張りや、アリンとヴァジルとの関係が丁寧に書かれていて好きでした。
それとルシアンと子ども達の誤解や、父親として子ども達を思いやる気持ちにホロリと来てしまいました。
ルシアンが不器用過ぎて切なかったです。
留依のマレビトとしての異能が発覚する経緯に至っても自然で、その異能を活かした活躍もとても考えられてると思いました。
立て続けに異世界ものを出しているのに、似たお話がひとつも無いのが小中先生の凄いところだと思います。
どれだけ引き出しがあるのかと感心しました。
今回はセアルトランド領主と界渡りした料理人のお話です。
異世界トリップした受様が攻様の恋人になるまで。
受様の実家は祖父の代から続く洋食屋で
やがては三代目になりたいと専門学校に通いますが
在学中に父が、続いて母も他界して店は閉店、
いつかもう一度店を開く事が受様の夢となります。
専門学校を卒業後はフレンチレストラン、
イタリアンバルで働き、一通り何でもできた受様は
フレンチで一緒だった先輩に「一緒に店をやらないか」
と誘われます。
受様はゲイでひそかに先輩に片想いしていたため
その誘いに舞い上がって言われるままに
書類に判を押し、開店資金を払います。
しかし受様が店の2階に引っ越しても
先輩は店の営業や人員の話をせずに資金追加ばかり
促された受様はさすがにおかしいと無心を断ると
連絡が取れなくなってしまいます。
実は先輩は一緒に店をする予定だった婚約者に
開店資金を持って逃げられていて
受様の恋心を見抜いていた先輩は
受様を連帯保証人にして受様の出資金も
ほとんどを着服していたのです。
真実を知った受様は
借金しかない未来に夢もなく
「死んじゃおうかな」と酩酊して眠った翌朝、
なんと店ごと異世界に異動していたのです!!
受様がトリップした世界では
異世界からの訪問者マレビトをこの世界にない
知識や技術をもたらす者として歓迎していて
マレビト認定されて本人にその意思があれば
その国の市民権が与えられていたのです。
受様が出現したセアルトランドでは
140年ぶりのマレビトとして受様は歓迎され、
受様は役所の担当者屋ご近所さんの助けをかり
異世界の食材や調味料の違いに戸惑いながらも
念願だった店をオープンさせます。
そして可愛い兄弟と知り合い
すこしづつこの世界に馴染んでいくのですが
受様の店が繁盛している事を逆恨みした料理人が
店に付火をして店が全焼してしまいます。
またしても全てを失ってしまった受様が
幸せを掴む日は来るのでしょうか!?
2人の息子と距離のある領主と界渡りした料理人の受様の
異世界トリップファンタジーとなります♪
受様の店にやってきていた可愛い兄弟は
実は今回の攻様となる侯爵の息子達で
攻様は受様を子供達の専属料理人として雇い入れてる
と申し出ます。
攻様は王都で政争に巻きこまれて毒殺されかけた事があり
産褥で亡くなった攻様の妻も毒殺かという噂が立ち
子供達は極端に食が細くなったことから
環境を変えるために領地に居住していたのです。
攻様は子供達が受様の料理なら喜んで食べる事から
受様の店の再建資金つくりのためと
公爵の庇護があればおかしな輩もいなくなるはずと
手を差し伸べてくれたのです。
そうして始まった専属料理人生活で
受様の料理は子供達ばかりか攻様にも気に入られ、
攻様と子供達の間をつなぐ役目を果たしていくのです。
ちょっと2人の間の身分差などが気になるものの
このままわりとすんなりまとまっていくのかな!?
と思いきや
攻様との縁組身を狙う侯爵令嬢と伯爵令嬢が
領主宅に滞在することになって
またもや毒物混入事件が起こってしまうのです!!
その料理を作ったのが受様だった事から
バタバタの展開となるのですが
ハピエンは間違いないはずと安心して
ハラハラ&ドキドキさせて頂きました (^O^)/
異世界トリップものなので
たぶんにファンタジックな展開も有りますが
所々に伏線が引かれていて読み進めて
コレか!?と思う展開もとても楽しかったです。
鈴倉さんの子供達がとってもキュートでした♡
「無愛想な領主×転移者の料理人+ちびっこ。ほのぼの異世界レストランラブ!」とあるけど、まさにそのまんまです。
異世界に店ごと飛ばされちゃった料理人の受けと、おチビちゃん達との交流がほほましく穏やかな気持ちで読めました。
小中さんはたま〜にほのぼの系かと思いきや、ダークな闇が見え隠れして涙目になることもあるんだけど、そういうのもなし。
ちなみに「無愛想」といっても、傲慢とか俺様ゆえの無愛想ではありません。
攻めのルシアンは君主として感情を表に出さないように厳しく叩き込まれて育った人なんですね。
彼を幼少時から見守ってきたお付きの人曰く、「おかしくなるか、歪んでしまってもおかしくないくらいの」重圧の元、育てられた。
だけどそれにも負けず、真っ直ぐ善良に育ってきた素晴らしきお方。
だもんで「やたら美形のハシビロコウ」みたいな能面タイプなんだけど、目は結構雄弁に語っちゃってるので、そこが微笑ましい。
無表情のせいで心の底から愛している息子達にすらビビられてしまっているルシアンを見かねて、留依がルシアンと子供達との仲介役となります。
ここも微笑ましい。
そんなわけで、とにかく感情がひじょーーーに抑制の効いてるお方なので、留依に対してラブめいた行動を取るなんて無理なんです。
「留依を王都に連れていってそこで暮らしたい」と思っていてもそう言えなくて、やたらと「王都はいいぞ」と王都の素晴らしさを語ることしかできないんですね。
で、それを聞いてる受けは、「早く王都に帰りたいのかな……」みたいな。
読んでて焦れったいったらありゃしない(笑)
お互い恋愛初心者同士なので、暖かい気持ちで見守りながらの読書でした。
先生買い。ルビーさんらしいお話になっていて、攻め受けとも今一つ刺さってこなかったので、中立にしました。もうちょっとなんかスパイス効いてる方が好きなんです、先生ごめんなさい。本編250P弱+あとがき。各種美味しそうな食べ物が出てきます、夜読みは少し危険かも。私はオムライス大好きなため、悶えました。
憧れていた先輩と店を開く準備をしていたものの、実は騙されていたと分かり、その先輩とは連絡が取れなくなってしまった留依(るい)。途方に暮れやけ酒していたら、その翌朝、店ごと異世界にトリップしていることに気付きます。なんとか受け入れてもらい、そのまま店を始めたある日、幼い子供二人が店を覗いているのに気づいて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
アリン(6歳)、ヴァジル(5歳)、ホレス、コリンナ(攻め家使用人)、リサ、ヒュー(トリップ先で受けを気にかけてくれるご近所さん)、ぐらい?めっちゃ気になるサブキャラなしでした。お子様方は可愛いですが。
++攻め受けについて
受けはプロの料理人ですが、読んでいるとどちらかというと庶民寄りで、とても一生懸命お子様方や攻めの体によさげなものを作る善人さん。異世界に行ってしまったけど、そんなに悲観しているわけでもないし、酷い目にあっている訳でもないし、切羽詰まった感はあまりないです。お子様方がとても可愛らしいので、三人でいる様子は大変和みます。
攻めさんは良い領主様ですが、表向き色んな感情を表さないよう厳しく育てられた方。お子様を大切に思っているのですが、どう接したらいいんだか分かんない系でした。イケメンなんですが、イケメンっぷりをたっぷり感じることはあまりなかったんですよね、なんでだろう?バトルがある訳ではないし、政治的な何かで対峙するということも無かったからかな?スパダリ!って感じはなかったでした。
攻め受けともキャラとして「ふーん」で読み終わってしまったし、何となく盛り上がりにかけてしまったお話でした。自分の萌ポイントを突くものが無かったんだと思います。こういうのは、読んでみないと分かんないですしね、しょうがない。