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オカン気質なリーマン×一途な不憫系男子の再会愛
koi no kizu wo iyashite aishite
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
DKの頃、恋人だった二人が、社会人になって再会するお話。
美しい作画に惹かれて購入したのですが、ストーリー的にはあまり刺さるものはなく、、言葉足らずですれ違う必要がないのにすれ違っていく感じが!萌というよりもやっとしてしまいました。
受ちゃんがもっと素直になればすぐ幸せになれたのでは?とか、攻くんがもっとスパダリみ溢れるタイプだったらソッコー幸せになれたのでは?などと思ってしまい・・・スーパー光属性なので壮大な背景とかがないと不憫受をうまく消化できない脳なのかもしれません・・・_(:3 」∠)_
サクッと切ないハピエンを読みたい時におすすめです。
かなり久しぶりに日野ガラス先生の本を購入しました。
以前は絵が好きで購入していたのですが、色々な作家様を知るようになり物足りなくなったのが離れた理由です。
今回はあらすじにインパクトがあったので、読んでみたい気持ちになりました。
でもやはり良い意味でも悪い意味でも変わりなかったかなと思いました。
可愛らしい翼とカッコいい義高の再開愛には萌えました。また過去も痛々しく高校生の彼等には酷だと感じました。
ただ翼が過去に義高に黙って引っ越した事や、再会してから義高の家を出て行った事などが、予定調和に思えて盛り上がりに欠けました。
申し訳ないですが過去作もあまり記憶に残っていません。
もっとガッツリした作品が読みたいと思いました。
日野ガラス先生の出身地は徳島県とある。四国出身の他の作家さんが、大阪の大学に進学していたので、大阪弁に馴染みがあると仰ってたのを何かで読んだ事があるので。日野先生もそういう由縁があるのかもしれない。
主人公2人は、東京に住んでいるが、大阪出身で、全編通して大阪弁なのだ。私はちょっと笑ってしまう。よし君の話す大阪弁は、TVで「ビジネス大阪弁だ。」と、揶揄される某アイドルグループのMCの様だし、顔も可愛くて女の子の様な翼の喋る大阪弁はまんまモテ系女子の大阪弁に聞こえて来るのである。もちろん、イントネーションは違えど男性だって「(オレは)いややわ、そんなん。」と言ったりはする。けれど、翼の特に冒頭の「イヤァーッ!」と言って逃げようとするその声はどうしても京都寄りの女子だ。「いやぁ、アカンて。堪忍なぁ。」などと言い出しそうな雰囲気。如何にも男が悦びそうである。
ちょっと可笑しみを湛える言葉使いに反して。物語は日野先生らしいシリアスさ。よし君と翼は学生時代、親友で恋人だったのに。ある事件をきっかけに疎遠になってしまう。
社内恋愛をしていて、最近彼女と別れたよし君は、気まぐれにデリヘルを頼もうとアプリを検索していたら、翼に似たボーイを見つける。やって来た男は、やつれていたけども翼本人だった。面倒見の良いよし君は翼の境遇を憂えて、甲斐甲斐しく面倒を見るが、翼と別れる結果になってしまった記憶が重くのしかかり始めて。敏感にそれに気付いた翼はまた。よし君の元から離れようとする。
んもー。傷付いているのは、翼なのに。よし君の身勝手さには本当にハラハラしました。もうこれ以上無いほど翼を愛しているのに!翼に哀しい想いをさせないでっ‼︎
翼も、よし君も封印していた過去の記憶。それは。翼があまりにも可愛いかったから。心無い生徒達にレイプされた事。よし君は、それを目の当たりにしていて。助けるのには遅かった。その後も、翼は気丈に振る舞っていたのに。自分の悲しい悔しい気持ちにかまけていたよし君は、翼を手放してしまう。翼も、辛そうなよし君を見ていられなかったのだ。
今度は間違えない!と、決心した2人にはホッとさせられたけど。
その前に、激しい劣情に駆られて結局よし君が翼をレイプしちゃうところは悲しくて。ううう。コレは要らなかったよー。嫌な記憶も、悲しい記憶も積み重ねて、これからの2人。なんだろうけども。その後の甘あま後日談をもっと見せてくれないと!こちとら安心出来ませんぜっ!っていう。
あと、物語の冒頭で、よし君が社内恋愛の彼女と別れた理由とその後も気になる。彼女はしゃしゃっては来ないものの。気まずいよ。これは。
修正は白抜き。翼の身体がどこもかしこもエロくて、これはアカン!
『また、あした』に続いて読んだ日野ガラス先生の作品です。
会社員 加瀬 義高と売り専BOY 小田桐 翼のお話。
仕事は激務で残業の日々と精神的ストレスを溜めている義高。
彼女にもフラれて欲求不満…なのか、高校時代の恋人の夢を見ました。
ある日、デリヘルからの流れで男性の売り専サイトを覗くと高校時代の恋人 翼によく似たボーイが…。
「ま…さか…そんな筈ない…」
うーん、予想以上に切なくて、想像以上に良かったです。
日野ガラス先生の丁寧で綺麗な絵柄が作品をより繊細な雰囲気に仕上げており、義高と翼の葛藤と愛情に胸が締め付けられました。
また、2人が再会した現在に過去の回想シーンを上手に取り入れているので感情移入しやすいです。
お互い好きだったのに、高校時代に起きた事件をきっかけに別れてしまった2人。
後半までシリアスで重いストーリー展開が続くので、途中から残りのページ数を気にしながら読みました(笑)
同じ頃に東京に引越して来た義高と翼は高校で出会います。
偶然、大阪出身だったことで仲良くなり、唯一無二の親友から…やがて恋人同士に。
ところが、複数名の男子生徒が小柄で美少年だった翼をレイプする事件が…。
母子家庭の母親に知られたくないと平気を装い警察沙汰にはしない翼。
しかし、義高は自分が助けられかった罪悪感に苛まれます。
自分のことで辛い思いをさせていると感じた翼は、受験を理由に一旦離れる提案をしました。
そして、2人の関係は戻ることがないまま、翼は卒業式の後から姿を消したのです。
マジで辛すぎる(泣)
しかも、義高は翼のレイプ現場に遭遇しています。
どちらの立場でも想像を絶するような辛い出来事…神様、何もなかったことにして欲しい。
翼が売り専ボーイをしていたのは、好きでもない相手とセックスすることで、あの事件は「大したこと」ではなかったと自分に上書きしていたように感じました。
誰とセックスしても、心はそこにない。
きっと、愛のないセックスをする度に身も心も荒んでいったんじゃないかな。
一方、奇跡的に翼と再会した義高は今度こそ翼を守りたいと同居を申し出ます。
少しぎこちなくても楽しく過ごせますが、それも束の間。
今度は、翼の男性関係を目の当たりにして苦しむことに…。
好きだから一緒にいることで辛くなる2人。
相手を苦しめている自分の存在に関係はさらにギクシャクします。
このお話には、当て馬は登場しません。
…が、どうしても、翼の男性関係で数名のモブが登場します。
脇キャラとしては、義高の同僚、翼の売り専の仲間、警備員の同僚が登場しますが、みなさん数コマだけです。
個人的には、警備員のおじさんが優しくて良かったな~。
Hシーンは、本編で2回あります。
最初は、翼とケンカした義高が無理やり…。
キャ—(;´༎ຶД༎ຶ`)—ッッ!! やめて~!!
翼は過去のトラウマがあるのに(泣)
でも、翼は義高をギュッと抱きしめていました。
どんなカタチでも、義高に抱かれたことは嬉しかったようです。
打って変わって、2回目は両想いのセックス♡
愛が溢れ出して求め合う素敵なセックスでした。
翼のボロボロのアパートで布団1枚に寝る2人が可愛い。
…えっ?!ここで終わりですか?
いや、綺麗にまとまっているけれど…もっと見たい!!
せめて、あと18Pぐらいは、2人の甘いイチャイチャがあっても良かったのでは?
描き下ろしでもいいので、その後の幸せな2人を見届けたかった(号泣)
もう、俺が出来ることは、お前が苦しまんように離れることしかない
それぞれの気持ちがわかるから、もどかしくてやるせない気持ちになりました。
後半になればなるほど、ドラマテックになっていくのでハラハラドキドキします。
純粋で一途な想いだからこそ離れようとする2人を優しく見守ってください。
最後は、ウルっと涙がこぼれますよ。
シリアスなお話がお好きな方にも方言萌えの方にもおすすめします。
日野先生の作品はかなり読んでいるのですが、レビューするのは初めてなんですよね。
可愛い表紙からは想像も出来ないくらいセンシティブでした。
かつて親友で恋人同士だった2人の再会ラブです。
お互いに忘れられない相手で、嫌いで別れたわけじゃないところが切なくて、これでもかってほどすれ違ってしまう姿に胸がギュッとなりました。
男同士の恋愛において、自分の恋人が同級生にレイプされてしまう……という展開はあまり見ないかも。
男女でも男男でも、この状況はすごく辛いです。
被害者はレイプされた翼なんだけど、彼氏の加瀬も凄く後悔してるんです。
だからギクシャクしちゃうし、翼を見ると辛くなってしまう。
そんな加瀬の気持ちを汲んで、距離を置いたまま姿を消してしまった翼……切ない。
高校生ゆえの未熟さも感じて、子ども2人では抱えきれない大きな問題だったのだと思いました。
そして大人になった2人は最悪の形で再会し、想いを再燃させていくのですが……
訳あって、男の元を転々としながら身体を売っていた翼。
そして、それを知った後の加瀬の態度が最悪なんですよ。
再会前のことを責めるような態度をとってしまったり、挙げ句の果てにレイプ紛いのセックスをしてしまったり。
それをお前がやるか?という感じで怒りしかない。
でも、翼は加瀬に抱いてもらった身体を大切にするんです。
他の男に迫られても拒絶して殴られて……
酷い目に遭っても、健気で気丈な翼の姿に胸が痛みました。
ほんのちょっとのことなんですよ。
守らなくてもいい。ただただ黙ってそばにいれば良かったんじゃないの?と、思わずにはいられなかった。
そして、「好きや」という一言があっという間に関係を修復し、2人の溝を埋めていくところにグッときました。
ずっと両片想いだったんだから当たり前です。
関西弁も可愛いし、2人のコミカルなやりとりはホッコリ。
Hも綺麗でエロかったです。H中の関西弁が堪らなく可愛かった♡
「あかん」「イってまう」って、可愛い〜
すごく良かったのですが、ラストがちょっと駆け足に感じてしまいました。
もう少し余韻があったら良かったかなあ。
二人ともただ一緒にいたいと思っていただけなのに、どうしてこんな事になってしまったんだろう……。
読んでて何度かそう思いました。
学生時代の恋人との再会話です。
あらすじに「お互い嫌いになって別れたのではない、あのことさえなかったら――。」とありますが、この「あのこと」が重い。
初々しい高校生カプだった二人。
ところが受けの翼が、ある日同級生達からレイプされてしまうんですね……。
翼を守る事ができなかった自分を許せず、怒りや悲しみなどで苦しむ加瀬。
自分を見るたびに辛そうな顔をする加瀬を見ていられなくて、加瀬の心を守るためにあえて距離を置こうと翼は言い、そして卒業式の後音信不通となってしまう…。
そして、8年後。
ウリ専サイトで翼を見つけたことがきっかけで一緒に住む事になるんだけど、やっぱり、ここでも過去が二人の間に立ち塞がるんです。
翼に優しくしたいのに、過去の突然の別離はいまだにトラウマとなっているし、複数の男に抱かれてきた翼の過去が見え隠れして、心穏やかでいることが難しい加瀬。
おまけに、あえて強がる翼の言い分をまともに受けて、「誰とでも寝れるんやったら、俺と寝ろや」と凄んで手首縛って犯してしまう……oh……..
ぎゃあぁぁ!レイプ被害者になにしてんのーー!!って感じなんですよ。(私にとっては結構地雷)
だけど、そうすることでしか重なることができない二人の不器用さがただひたすらに哀しいんですよ。
その切なさ。
心が引き裂かれるような痛み。
読んでて感情が持っていかれるというのかな。
そこがまさに日野ガラスさん!って感じ。
(でも、二人とも関西弁というのがちょっと新鮮。)
他人によって傷つけられてしまった恋を、不器用な二人が遠回りし、心から血を流しながらも必死に取り戻す様子。
二人の「好き」が本物だなとビシビシ伝わってきて、私は好き。
そして最後のお布団のサイズのやり取りがちょっと泣けました。
親友から恋人に変わった在りし日の二人の記憶に繋がっていて、紆余曲折ありまくりだったけど、あの頃の二人に戻ってきたなという感じで。