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kamisamananka shinjinai bokua no Eden

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
上巻に続き下巻もレビューします。
以下ネタバレあります。
上巻では突然のヒートに翻弄されていた二人だけど、ヒートが徐々に落ち着いてくる。
しかし西央に彼女がいることを知った喬が、嫉妬と独占欲から激しく西央を抱くシーンはゾクゾクしました。喬の強い嫉妬心が蛇の形となり西央を責めたてるという描写が凄い(エデンの園の蛇を彷彿とさせるような…)。
喬はその後も嫉妬に苦しみながら、一時的に精神が分裂。これはアルファとしての変化から生まれた人格だろうか。支配したいアルファの人格と、元々の喬の優しい人格が対立して最後は喬がアルファと一体化する。西央を支配したい本能と、そうしたくない理性の葛藤を、二つの人格の対立で描く迫力ある描写が凄かった…‼︎
そして西央に選ばれたいと願う喬。
一方西央も彼女に連絡し、好きな人ができた、と言って振る。
「喬のメス一択でいいのに」
お互いに惹かれあっているのに、自分だけが好きと思っている両片想いに。
後半は、ヒートが終わりに近づく中、好きなのに気持ちを抑え込む二人が切なく焦ったい展開に。
博識で秀才な喬が、自分たちに起きている体の変化は、人類の生存戦略のための進化だと考察する。オメガバースをとてもリアルなものとして描いているのが、大変興味深かったです。
とうとう西央のヒートが終わっていく。しかし二人の中に芽生えた気持ちは消えなくて。西央の好きと言いたいのに言えない、生い立ちからくる心の繊細さが切ない…。
ラストは喬がさらりと「好き」を伝えて…。
跪いての告白シーンは、喬の愛の告白がめちゃくちゃ格好良くて、もうギューーーン‼︎となりました!とっても素敵なラストでした♡
本編が長いので描き下ろしなしですが、巻末にその後を描く番外編を各SNSで読めるとのお知らせあり。発売から4年経ちましたがまだ読めました!
本編直後に二人がイチャイチャするお話。
ちょっと修正が大きかった(グレーの四角でガッツリ覆われてますw)けど読めて嬉しい。
人類初のαとΩを描いたオメガバース前夜譚、本当に素晴らしかったです!さすが多くの方から高評価されている作品、期待を遥かに上回る面白さでした!読んでよかったです♪
(連載中の続編も我慢できずに読んでしまったのですが、大変引き込まれました!続きが楽しみです♪)
(カバー下に二人の名前の由来が。凛々斗はアダムの最初の妻リリスから来てるのかなと思っていたらその通りで、詳しく知ることができて嬉しかったです)
紙本 白抜き修正
まず初めに、この作品の上下巻は一気に読んで欲しいので、上下巻セット購入をおすすめします
上巻が「起」「承」であれば、下巻は「転」「結」ですね
ちなみに上巻に比べて下巻はエロが抑えられている印象(当社比)
ここから、とりあえずとても長くなりました
αの特性がだんだんと強くなって、Ωの西央くんに対する独占欲が強くなる喬くん
独占欲だけじゃなくてリーダー性って事で身体能力も向上してます
自分のテリトリーにイレギュラーが起きて向上した身体能力で対応し、1話目時点では目立ちたくない感じだったのに目立ってます
やっている事が群れを守るリーダーのそれで、本当α
1話目の喬くんどこに行ったのかと思うのだけど、根は変わってなくて優しい喬くんが自分の特性との向き合い方を思考の方の能力全開にして結論を出したところは表情がいい、本当西央くんのこと大好きになったのだね、アオハルってやつです
この子、守ると決めたものは全力で守ります
西央くんへの感情の答えをしっかり見つけた後のエッチな場面では、喬さん悟りすぎでしょとアオハルとはまた違う一面も垣間見れて何度読み返しても面白い
一方、ストーリー開始時点で彼女がいるという話でしたが、自身の身体の変化についての見立てを聞いた後のΩの西央くんですよ
「メス」にあたる存在になると言われているのに、最終的に喬くんのメスに喜んでいて、しっかり惚れさせられています
始まりの2人だから前例がないのに、納得できるって本当に喬くんが心許せる存在になったのだなと感じたシーンです
1巻から出ている憂いの部分も丸ごと包み込む喬くんと対の存在であることが、これから西央くんの光の一部になるなるのだろうと感じさせる瞬間でした
そして気持ちに向き合ったら行動する西央くんは、やっぱりかっこいいのです
もちろん喬くんに甘える西央くんはエロかわいいのです
かわいいもかっこいいも兼ね備える西央くんに好いてもらえるとは、本当に喬くんは羨ましいヤツめ
該当ページを拡大して飾りたいとさえ思うほど好きな場面ができました
ヒートが終わった後に色々あって喬くんがしっかり西央くんに思いを伝えるシーンが本当にいい
始まりの2人だから、様々な事が起こり幾度となく乗り越える必要がある問題が出てくるのだと思います、が、喬くんの知識・好奇心で解決策を見つけるでしょう
そんな喬くんをかっこかわいい西央くんがしっかり支える未来が見えます
読了後も色々想像が広がる2人
想像するのは楽しいし、確実に言えることは1つ
気持ちを伝え合った2人の今後に幸あれ!
上下巻読んだところまでの感想です。
人類初のαとΩを描くというストーリーということは知っていたのですが、どういうことなのかな?と思っていたら、私の想像なんて軽々と超えてしまうすごい作品でした。
オメガバの設定ありき、そういうもの、そういう世界としてオメガバ作品を読んでいるものからしたら衝撃過ぎました。本当にすごい。
あー、こういうことかのかも、なんだかリアルに思えてしまうし、そもそもオメガバとは?みたいなところにいきついてしまいますね。
もしかしたらこんな風にオメガバって始まったのかも…と思えるくらい説得力のあるストーリーでした。
人類初のヒートに2人で立ち向かう訳ですが、これがもう本当にすごい。
心と身体の葛藤がビシビシこちらに伝わってきました。エッチ、なんて言葉じゃ言い表せないくらいの熱量。
下巻で無事にヒートを終え2人で最後の時を過ごし、そこからの告白が本当によかったです。
続巻もありますし、なにやら新しい世界が始まるようなところで下巻は終わり。
すぐに2巻を読もうと思います。
オメガバ好きとか嫌いとか超えたものすごい作品です。
んん??どういうこと…??
って正直思った1巻。
これはもう、ゆま先生独自のオメガバースの世界観ですね。
オメガバースありきの設定しか読んだことがなかったので最初は戸惑いました。
が、2巻読了後の多幸感よ。
喬がもうめっちゃくちゃかっこよかったよッ!
初見は眼鏡のもっさいくんだなァと思っていたけれどw
西央が気持ちを伝えきれなくて、
このまま終わっちゃうのか!?とドキドキしたけれど、喬が男を見せました!!
「お預かりしますっ」もしびれたよ!!
上巻では世界観、独自設定、展開、人物、全てのことに、すごい、すごい、となりつつ、よくわからないまま読み進みました。
語彙力を失う凄さです。
お話として興味深くおもしろいのだけど、難しい、よくわからないまま、下巻に突入しました。
これはこう、あれはああ、と理解しなくて読み進むのがいいと思います。
だってこの世界の誰もまだ、アルファとオメガのこと、ヒートのこと、わかっていないのですから。
この世界で初のオメガ、初のヒート、応じる初のアルファ。
ヒートになった2人が一緒に過ごすのはアルファがよくわからないままがんばって揃えた、つたなく、臨時の巣、場所はなんと体育倉庫です。
体育倉庫での高校生のセックス、は、淫靡で青くて、欲望まみれのイメージがありますが。この2人のセックスは、本能に突き動かされた営み、です。
日常と非日常、熱、熱、熱、迫力がすごいです。
長い長い告白シーン、すごい迫力で、すごくかっこよくて、すっごく素敵でした。
ハッピーエンド、であると同時に、新しい何かが始まる物語、でした。
もうなんか…感動と神秘とエロが共存しててやばい(語彙力)
野生動物みたいに盛ってた上巻とは違って、徐々に理性を取り戻すと共にお互いに相手に本能でも恋愛感情でも惹かれ合うことに気づいていく下巻。尊すぎる。一生見てたい。
喬くんは本能(アルファの支配欲求)と西央くんへの恋心の狭間で悩んだ末、支配するんじゃなくて西央くんの1番に選ばれたい!って結論出したシーンはめちゃめちゃ感動しましたтт
なにより最後の喬くんの告白シーン!!!たった一人の俺の異性ってオメガバの世界にぴったりじゃないですか!?個人的にオメガバはBLジャンルかもしれないけど妊娠できるならそれはもう男じゃないと思っていたので、このセリフはすごく合っていて良いなと感じました。
あと、喬くんの「俺たちのようなタイプ(オメガバの体質)が多数派になるときまで俺は全力で西央くんを守る」っていうセリフ。見た目がどれだけ冴えなかろうと男前すぎる。2人が添い遂げるのを身近で見届けられる世界線どこですか。
星5じゃ足りない。セリフも世界観も設定も全部全部最高だった!何度読み直しても感動して読める!!
優しく控えめな優等生だった攻めが、アルファ化して支配欲に満たされることに苦悩する。そんな下巻でした。
しかし、そんな心体の変化を理解していこうとする攻めがかっこよく見えてきます。
一方、イケメンだし確実に男子だけど、かいらしく見えてくる受け。
この少しずつの描写の変化がうまいなあと思わされます。
人類がオメガバース化していく歴史の最初を描いた、ラブストーリーでもありSFっぽい映画のようでもある、そんな作品でした。
人間ドラマ、恋愛、H、どれを求めている方にもはまりそうな読み応えある作品でした。
まだレビューしてなかったわ。先にドラマCDを聴いてから原作を読みました。
この頃やたらと多いオメガバース作品のひとつですが、人類初のαとΩっというユニークな設定を加えた、特に印象的な物語でした。
体育倉庫である二人の「エデン」が舞台の密かな七日間―
大きな事件はないものの、それでも自分が今まで触れてきたオメガバース作品の中で一番面白かったです。
やっぱり僕エデはキャラがいいんですよ。見た目や性格がαっぽい西央くんがどんどん「メス」になっていく描写が個人的に萌えたし、日々増していく喬のスパダリっぷりも大好きでした!
あと、ドラマCDも超オススメです!ぜひ聞いてみてください (^^)
※上下巻あわせての感想です。
病院長の息子である喬は、同じクラスの西央を保健室に連れて行こうとしたが、発情した西央に迫られるまま、使われていない体育倉庫で関係をもってしまう。
それまであまり接点のなかった二人が、身体の関係から心を通わせるまでを丁寧に描いたお話。
ヒート(発情期)という表現や、アルファという名称は登場しますが、いわゆるオメガバースとは一線を画しています。
いわゆるオメガバースは、アルファ、ベータ、オメガの世界観が厳然として存在し、登場人物は第二次性の検査を受けるなどして「当たり前」に受け入れています。
本作では、オメガバースという言葉は登場しないし、第二次性の世界観もありません。
西央はわけもわからず、ただひたすら発情するようになってしまい、自慰をしても一向におさまらない。
フェロモンにあてられた(作中ではニオイと表現)喬が、やみくもに西央を犯しても勃起はおさまらず、西央は家に帰れなくなってしまいます。
発情がおさまるまで、喬は西央を抱き、支え続けるのですが、その間に何故か西央の考えていることが手に取るように心に入り込んできたり、見えないはずの西央の過去や心の傷に触れたりして、少しずつ二人の関係性が近くなっていきます。
くわえて元より学究肌である喬は、二人の間に起こっている尋常ならざる事態を解明しようと、調べたり持ち前の知識から仮説を立てるなどして、発情期、狼の群れのリーダーたるアルファ、という答えに行き着きます。
この作品のすごいところは、並々ならぬ画力もそうですが(フェロモンにあてられぐらぐらする描写や、ニオイの可視化など)、十代男子の心の不安定さと、諦めや葛藤を内包する無垢な魂、純粋な心の結びつきを、セックス描写と絡めて描ききっていることだと思いました。
言い方は雑ですが、上下巻通じて二人がやっている描写がほとんど。なのに、何もかもに意味があり、目が離せない。
このあとどうなっていくのか、どういう風に結論づけられるのかを知りたくて、最後まで一気読みでした。