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star no managermo koishitesimaimashita
本作単体でももちろん面白いとは思うのですが、『国民的スターに恋してしまいました』のスピンオフ作品なので、こちらから読んでもらえたらより楽しめるのではないかと思います。
いやー今作も大変面白かったです。
本作はスピン元から存在感バリバリだったマネージャーと付人のお二人のお話になります。
スピン元の旬くんのスカウト現場や、あの事件の裏ではこんな事が…的な楽しみ方も出来て、スピン元の大ファンの私はそれだけで大満足。
もちろん本作のお二人の関係性も大変良いです。デリカシーのない攻めの言葉に笑い、穏やかな受けに癒され、あっという間に読み終わってしまいました。
何よりこのシリーズ、作中作が現実にありそうな物ばかりで実際に見てみたいな〜と思いながら読んでいて、そう言った点でも楽しめました。確かに若手俳優って脇役から名をあげて行って大河も出てミュージカルで幅を見せて…あるあるだなぁと。
あと本作の受けの日暮くんの芸人の感じもよくあるなぁと思いました。吉⚪︎みたいなお笑いに特化した事務所じゃない事務所所属のコントユニット。テレビも出てネタも面白いけど売り切れる前に辞めてしまうという…
あ〜こういう芸人知ってるなぁと、思わず笑ってしまいました。
芸能界ものとしても大変楽しめる作品だと思います。超おすすめです!
ストーリーは面白かったです。
ただ会話のやりとりが気になってしまいました。
後半に行くにつれ会話をしているのにしていないというか、一人の鉤括弧が長すぎて…
リアリティを求めるならそのセリフの途中で数回相槌入るだろ…ってくらい長くて、もはやご丁寧に説明ありがとうってなってしまいました。
それ以外は二人の関係性や展開、すごく良かったと思います。
カッコいいのに服のセンスないとかぷにぷにが好きとかいう攻め可愛いですよね。
タイトルと表紙のイラストで、もうネタバレしてますね。日暮さんと樫原さんのカップルです。
もう、想像がつかなさすぎて早く読みたい〜って前作から思ってました。
日暮さん視点で、過去のお話から始まります。
前作品で、旬くんの付き人の日暮さんは実はトリオお笑い芸人だったとは!ビックリでした。
ユニークなお顔リーダー、イケメン、モブ顔(日暮さん)の3人組だったんだって。
これからって時に、メンバーの家庭の事情でグループ解散からの裏方のお仕事を始める事に。
すごく気が効いてフォローの出来る日暮さんは、クセ強ワガママ女優さんにも気に入られて毒舌強面敏腕マネージャーの樫原さんにも気に入られちゃうんだよ。
芸能人もしてたからこその気配りと持って生まれた性格なんだろうなー。
読んでて本当に日暮さんは、サポートに向いてる人材だよ。
そして、最初の方から樫原さんに好きの矢印出ちゃってんだよね。やっぱ、ギャップ萌ってあるよね。
観察していくと樫原さんが可愛く憎めない存在になっていくんだよ。
毒舌でオラオラしてるけど、実はタレントへの気配りが出来てる。仕事も出来る。顔が実は美形、声もイケボ(ドラマCDでは、安元洋貴さん!ピッタリでした!)スタイルが良くてスーツはビシッときまってるのに、私服が無自覚にダサい。
日暮さん視点でどんどん私も樫原さんが気になっていきます。でも、この人がモブ顔日暮さんと本当にどうこうなんの???って思ってたのに、ちょいちょい嬉しくなっちゃう事言ってくれるんだー。
普段褒めない人が褒めてくれると嬉しくなるよー。
テクニックでしてるんじゃなくて、本心で言ってくれてるからまた嬉しいよね。
そーかー、樫原さんはこんな感じでデレるのか〜、あと行為の最中はめちゃくちゃオヤジ言葉責めなんだなー。日暮さんも童貞処女だったのに割と淫乱だしね。予想外の2人でしたが、とても面白く読めました。エッチなシーンよりも言葉のキャッチボール部分がとても楽しいシリーズです。
樫原さんと日暮さん、日暮さんと旬くん、旬くんと樫原さん。それぞれの関係性で話し方や会話が違うのも面白いです。
過去パートが終わると前2作の時系列に沿って話が進んでいくので、あの時彼らは、、、みたいな感じで面白いです。
全編通してドラマCDの安元さんのボイスで脳内再生されつつ読みました。(日暮さんは浮かんでこなかった。また聴きます。)
変に拗れるすれ違いや当て馬もないので
ヤキモキする事もなく
すごくハッピーな気持ちになれるシリーズでした。
タイトル見て、スターのマネージャーってことはあのノーデリカシーな樫原だよね、樫原の相手なんて出来る人いるの??と思ってました。
で、誰だろ??と思って読み始めたら、あの日暮さんじゃないですか!!あ゛〜納得!と。
実は、購入元(シーモア)のあらすじには、
「所属コントユニットが解散し、芸能人の付き人業をすることになった遼太。任されたのは、敏腕マネージャー・樫原のサポートだった。樫原は眼鏡の似合う美形で、仕事はできるが口が悪く滅多に人を誉めない。そんな樫原と温厚で気の利く遼太は相性がよかったらしく、二人はいい相棒に。いつしか遼太は、樫原に本気で誉められると仕事以上の喜びを感じるようになってしまい!? 「国民的スター」シリーズ、スピンオフ。」
とあるんですね。
日暮の下の名前を知らなかったので、てっきり「遼太」という別の新人でも登場するのかと思い込んでました。
考えてみれば「国民的スター」シリーズでも実に息があってましたもんね、二人は。
ノーデリカシーな樫原の発言で落ち込む旬を、いつも上手く持ち上げていた日暮。
樫原が鞭役なら、日暮は飴役といった感じで、旬のお父さんとお母さんといった二人だったけど、まさか実は恋愛関係だったんか!!と。
でもそれは誤解で、読み進めていったら、日暮が七年もの片思いをしててそーだったのかぁぁぁ!!と。
「国民的スター」が好きなので、あのエピソードの裏側といったものも読めたりしてそこも良かったです。
二人のラブだけではなく、充実したお仕事エピソード、そして相変わらずの葛生×旬のバカップルぶり(お弁当エピ)なども読めて楽しかったな。
恋人同士になっても、相変わらず樫原の辞書には「デリカシー」の文字がないんだけど、案外デレてたりして樫原も人の子なんだなと思いました。
ニヤける。樫原が好きだ〜。美形で仕事できて口悪いのに、ファッションセンスないのとか笑った!Tシャツ謎すぎるけど、遼太の言うように樫原だからいい♪ 遼太が心配になるくらいアッサリ告白受け入れたけど、結構な具合でベタ惚れしてるのは樫原の方だ。モテ期の遼太が心配なご様子でにんまり。めちゃ癒されて元気出るし素直でいい奴だからね。もち肌が気持ち良さそうで、私もぷにぷにしたい。SSペーパーは、めちゃ笑った後に樫原のあの発言でキュン♡ズルい…。葛生と旬のバカップルしりとりも笑わせてもらい改めて好きだと思った!
台詞のやり取りが面白くて何回もクスッとしたんですが、樫原のデリカシーの無い発言になかなか萌えられず、その点では私も遼太同様乙女だったのだと思い知りました。
どちらかと言うとスピン元の「国民的スターに恋してしまいました」の方が好みでした。
こちらの作品の面白い点はスピン元の作品の出来事の裏側で、何が起こっていたのかを知ることが出来る点だと思いました。
旬と葛生の出会いや2人が恋人になったと知って、マネと付き人である樫原と遼太が協力するに至るまでの気持ちなどを知るが出来るのです。
そして1番面白かったのは遼太が付き人の仕事を始めて、担当したタレントの心をどんどん掴んで行く様子でした。旬をスカウトした時のお話も面白かったです。
樫原との恋愛じゃないんです。www
お仕事BLとして最高でした。
表題作である雑誌掲載部分は、全然甘さが足りませんでした。小林先生節が強過ぎた感があります。
私的には書き下ろしの方が、樫原の本気度と執着具合が分かって好きでした。樫原のデリカシーの無さまで可愛いと思ってしまいました。それに樫原と遼太の交際を知った旬の反応が最高でした。www
雑誌掲載時に面白いと思ったので購入。続きを楽しみにしていたのですが、ぐるぐるが長いなと感じてしまったので萌2より萌にしました。雑誌掲載された本編110P+その続き80P超+あとがき。
攻め受け以外の登場人物は
葛生+旬(前作のカプ)、琴里、きよら(事務所の女優)、他事務所の上司、同僚等ぐらいかな。時系列としては「国民的スター・・・」の旬君デビュー前からスカウトした時のお話、その後と重なるので、旬君たちのお話を読んでいた方が絶対面白いと思います。
++面白かったところ
攻め!すごく有能なマネージャーさんらしいんですけど、超毒舌!大好きこの人。担当している女優の寝起きの悪さに「毎回手間かけさせやがってあのアマ」だの旬君に手をだした葛生さんに「NGプレイをやらかしたら去勢する」だの、傍から聞いている分にはめちゃくちゃ笑えるんです。面白かった・・・
受けさんは3人組コントをやっていたんだけど夢半ばで破れ芸人→マネージャーに転身した方。キングオブモブ顔で、ちょっともち肌のぽっちゃり型らしく攻めによく顎をムニムニされても全く怒らないほんとにデキた良い方・・こんな方が職場にいたらほんとーに有難いんですよね。何か頼まれても何一つ文句言わず、寄り添い励まし癒してくれて!!!!!!ほしい!
後半受けさんのぐるぐるがちょっと長いように感じられたのがちょっと残念だったんですけど、前半の攻めさんの毒舌っぷりに笑い、受けさんの優しさに癒やされ、めっちゃ楽しかった一冊でした!
今回は芸能事務所のマネージャーと元芸人の付き人のお話です。
芸人から付き人になった受様が攻様の恋人になるまでと
受様が演歌歌手の臨時付き人となる続編を収録。
受様は大学の友人に誘われてコントユニットを結成、
初挑戦した若手の登竜門で順々決勝まで勝ち進み、
芸能事務所に所属して芸能界入りします。
幸先のいいスタートを切れたものの
即ブレイクできるほど甘くなく
3等分されるギャラだけでは生活できず、
各自バイトで食いつないでいましたが
ネタ作り担当のリーダーの父が倒れて
ラテン系な顔立ちのボケ役は彼女が妊娠し
2人が芸能界とは別の道へと進む事となった事で
トリオは解散することとなります。
受様だけが進路が未定のまま
社長に挨拶をする日を迎えてしまったのですが
社長は受様の人当たりの良さを見込んで
付き人をしないかと提案してきます。
それは俳優部門で曲者すぎて付き人が長続きしない
女優を任されているマネージャーのサポート役でした。
このマネージャーこそ今回の攻めになります♪
しかしどうやらこの攻様自身も癖ものらしく
受様達についていた女性マネージャーによれば
攻様は同期中一番の出世頭で姿も良く
高級車も持っている男ですが
個人的には絶対に恋人にしたくないタイプだとか (ӦvӦ。)
どれほど性格が悪いのかと戦々恐々の受様でしたが
担当する女優の送迎の為にピックアップした攻様は
想像した以上にシュッとした人でしたが
モーニングコールしても反応がない事に舌打ちし、
勝手知ったるでまっすぐに向かった寝室で
死んだように寝ていた女優に向かって
容赦のない毒舌を吐き受様をあんぐりさせます。
果たして受様は付き人として上手くやっていけるのか!?
雑誌掲載作のタイトル作に続編を書き下ろしての文庫化で、
小林先生の既刊『国民的スターに恋してしまいました』の
スピにオフで既刊の受様の敏腕マネージャーと
気配り上手な付き人とのラブコメディになります♪
出会いはこちらの2人のほうが早いので
既刊の裏事情的なエピソードも多々あり
単巻でも読めるけど読了済みだと更に美味しいです。
既刊読み故、
本当はネガティブな国民的スターを
2人があの手この手で支えるさせる事は知っているので
2人がどんな風に関係を作っていったのかと
ワクワクで読み進めました♪
攻様は口が悪いだけで
担当女優や男優のために尽力を惜しず
彼らをよりよく輝かせる能力もピカイチで
受様はそんな攻様へ向けていた尊敬と憧れを
徐々に恋心へと変化させていくのです。
受様はそんな攻様を助けつつ
攻様にはちょっとできない女優や男優に寄り添って
攻様に足りない細やかな気遣いで彼らに気持ちよく
お仕事をさせるという才能を発揮していきます。
そして国民的スターに育っていく青年との出会い、
彼が同性との恋を育てていく中で
受様の恋路も変化を迎える事になり・・・
受様の恋が実るまでヤキモキしつつも
楽しく読ませて頂きました (^O^)/
続編では攻様のライバルも現れて
見え難い攻様の独占欲がメラメラしてて
萌えさせて頂きました♡
攻様は恋愛ごとに興味がないだけで
鈍くはないし、やればできる男(笑)なので
受様が丁寧ながらもがっつり可愛がられているのも
とっても美味しかったです。
作家買い。
小林先生の『国民的スターに恋してしまいました』のスピンオフ。『国民的~』の受け・旬くんのマネージャーの樫原さんと付き人の日暮さんの恋のお話です。『国民的~』が未読でも読める造りにはなっていますが、でも前作既読で読んだ方がより楽しめるんじゃないかと思います。
『国民的~』は、個人的に小林作品の中でも1~2位を争うくらい大好きな作品なので、今作品が刊行になると知って発売を心待ちにしていました。で、中身もとっても好きなのですが、佐倉さんの描かれる挿絵もとっても好きなのです。もうね、この表紙!
この表紙だけで、彼らの関係性とか性格とか、そういったものが読み取れる。素晴らしいです。
『国民的~』を読んだとき、日暮さんてもっとぽっちゃりなイメージがあったんですよね。ぽっちゃり、というか、はっきり言っちゃうとおデブちゃんのイメージ。でも、表紙を拝見したらイケメンさんやないかい…!早く読まなくっちゃ、と急いで手に取りましたが、その期待を裏切らない、めちゃめちゃ面白くって、そして萌える作品でした。
大学時代の友人二人で組んだ、三人組のお笑いユニット「エジソンスクエアガーデン」のメンバーの遼太くんが主人公。
売れっ子になるにはまだまだ、でも、3人で高みを目指したい。そう奮闘していたある日、エジスクのリーダーから呼び出される。そこで告げられたのは、とある事情で、実家に帰らなくてはならなくなってしまった、という内容だった。
もう一人のメンバーも諸事情によりお笑いから足を洗いたいと告げられた遼太くんは、これからの展望を見いだせずに茫然自失となってしまう。
そんな折、所属していた芸能事務所のジェムストーンの社長から言われたのは、「付き人をやってみないか」という打診だった。きちんとした収入に惹かれ、とりあえず入った裏方の仕事は日暮くんに合っていて―。
というお話。
まあ、そこで、樫原さんとコンビを組むことになるわけですが、この二人の掛け合いが絶妙です。
鞭の役目の樫原さん。
飴の担当の遼太くん。
二人で仕事をしていくうちに、遼太くんが樫原さんに少しずつ惹かれていく様がコミカルに、時に切なさもスパイスとして加わりながら紡がれていきます。
その過程の中で、旬くんを見つけスカウトしたこと、口説き落として芸能界入りさせたこと、そういったエピソードを盛り込みながら、葛生さんと旬くんの恋の裏側を二人がみた視点で描いていてこれもまた良き。
BL作品て、とかく登場人物たちが皆さんイケメンなんですよね。
地味でも、お顔の作り自体は綺麗とか。
隠れたスペックを持ってる、とか。
けれど、今作品の主人公である遼太くんは、自身でも「モブ顔」「地味キャラ」と評しています。でも、そういった因子を、遼太くんははるかに超越しています。とにかく優しいの。
彼の素直さとか、優しさとか、温厚さは彼の本質であり、だからこそ、梶原さんは彼に恋したのでしょうし、旬くんも懐いてる。付き人の仕事がスムーズにできるのも、彼の持つ本質故。
なので、終始優しくってほのぼのした、ハートフルなお話に仕上がっていて、読んでいてもつい顔がにやけてしまう。小林先生らしい、そんな1冊でした。
めっちゃ良かったんですよ。
大好きな作品なのですが、あえて言いたい。
梶原さんは受けだと思ってた…!
攻めだと知った時、ちょびっと残念というか、あの辛口な男をヒイヒイ言わせてほしかったという感はぬぐえなかったのですが、読後は梶原さんの「攻め」がしっくりきました。これぞ典雅マジックか。
パーフェクトでクールに見える梶原さんの私服の趣味とか、ポヤポヤ系に見える遼太くんの有能っぷりとか、相変わらずの旬くんとか、序盤から最後まで笑いっぱなし、萌えっぱなし。
文句なしの神作品でした。
『国民的スターに恋してしまいました』のスピンオフです。
元作は未読だったのですが、全然大丈夫でした。
思ったよりしっかりお仕事しているお話で、コメディ要素は抑え目かな。
いつもの吹き出してしまうほどの面白さがなかったので、ちょっと残念でした。(あくまでも個人的な感想ですが)
とはいえ、萌える部分もあったし楽しく読ませて頂きました。
ツンデレデレマネージャー×元芸人で現付き人。
トリオを解散し、誘われるままにスターの付き人になった遼太。
人好きのする性格で、気に入られた女優にドンドン食べさせられてぽっちゃりになっていく姿が笑えるモブプニ受けです。
そんな遼太が公私共にコンビを組むことになるのが、マネージャー職の樫原。
イケメンなのに口が悪く、私服のセンスが絶望的というギャップ攻めです。
スカウトから育成までを2人でこなし、1人の男の子を国民的スターにまで育て上げるところはワクワクします。
バディでニコイチで、こんなに一緒にいたら心許しちゃうよねぇ……と、納得。
樫原の飴と鞭の使い分けが天才的で、この人に褒められたら好きになるでしょ!
遼太の告白に対する応えは「ん?」という感じだったのですが、書き下ろしを読むと、これも樫原なりの照れであり愛情表現であったとハッキリ分かったので萌えました。
その書き下ろし「彼は時々ロマンチスト」は、樫原の愛情が全開モードでニヤニヤが止まらなかったです。
嫉妬と束縛が凄いし、樫原の私服センスがヤバいことが伝わってくる佐倉先生のイラストに笑いました!
遼太の乙女思考も、樫原のSっ気ある言葉責めも楽しかったです。最終的にはラブラブバカップルでしたね♡