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私はとうとうーー いや あっさりと禁断の果実に手を出した
chijin no ai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
どM攻め そう言ってしまえば簡単なんだが
人間の欲や執着 劣情や痴情に支配欲
そんなものを存分に読ませてくれていると思います
コミカライズってすきなんですよ
文字だけでは捉えられなかったものが視覚からはいってくるので 想像力とぼしいあたしにすれば その魅せ場が瞬時にわかるようで
この作品もコミカライズとは言わなくとも 元があるので期待はしました
ただ時代を現代に その美貌の持ち主を男にした時点でどこまで谷崎潤一郎のお話を再現できたんだろうか?と なのでここは 同名の全く別物と思って読んだ方が そうとう狂っていて面白く読めるんではないかと思います
正直に言って 絵にクセもなく綺麗なのでお話の世界観にひっぱりこまれるのは早かったんですが 元ネタ作品を読んでいる前提で描かれている部分が多いのかな?と感じてしまうことが多々あり 特に二人の関係以外がおざなりになりすぎていて もう少しこのおかしな世界をじっくり余すことなく描いてほしかったと言うか
壊れていく人間をみるのは面白いんですが その壊れている人間を際立たせる普通の人が少なすぎるのと 急に投入される浜田と熊谷の存在
展開が雑すぎるというか 受け入れられるだけの流れがないというか その状況をなかなか飲み込めなくて え コイツらなに急に? どういうこと?ってなってしまったんですよね いやそこだけではなく端折ったものが多すぎるのか場面場面がほんと急で
その美貌に取り憑かれたひとりの地味で真面目な男の破滅 まではいかなかったけど 愚かにも愛欲に溺れ奴隷のように生きるイカれっぷり
このページ数でこれ以上を求めちゃうのは酷なのかな…… 面白かったんだけどなぁ
谷崎潤一郎の小説「痴人の愛」を現代版+BL版にしたドラマCDを北沢キョウ先生がコミックス化した今作。
北沢先生のイラストのキレイさに惹かれ、購入しました。
内容は、カフェのバイトをしていた直巳に一目惚れし、彼を家族として養うようになった譲治が直巳の性への奔放さに翻弄されていく・・・というストーリーです。
原作が小説なだけあり、文章も小説を読んでいるかのようでした。
率直な感想は、直巳に対して好意を抱けませんでした。直巳にも過去やトラウマがあり現在の誰とでも寝るような奔放な性格になったのでしょうが、そこは詳しく描かれていなかったのと、最初は直巳の行動に嫌悪感を抱いていた譲治も次第に自分が悪いのでは?と直巳の行動に口出しせず、直巳が散らかした部屋を片付け、直巳の好きな高級外車を買い、直巳が好むように変わってしまいます。
直巳の妖艶さとか、魔性な感じが売りだと思いますが、私はただのわがままな青年に思えてしまい、イラッとしてしまいました( ; ; )
原作小説を読んでいたらまた違うのかもしれませんが、ストーリー的には趣味じゃありませんでした。
しかし、北沢先生の絵が素晴らしいので、萌にさせていただきました。
谷崎潤一郎さん原作の小説をBLにしたコミックス版でした。
原作の小説とCDは未視聴です。
率直に感じた感想としては、うーん。何とも言い難いです。
読み進める度に譲治さんがだんだん壊れていくというか囚われていくので見てられなかったです。
読むのが怖く、読み進める毎に不安に駆られました。
直巳の考えていることが見えてこず、全く共感できないからなのかなんなのか分からないのですが、好きになれなかったです。
もう少し直巳の過去や考え方などの描写があればまた印象が違ったり、もう少し好きになれたのかなと思いました。
読後感はモヤモヤというかなんだかよく分からない気持ちになってしまいました。
夜寝る前に読むものではなかったです(笑)
2人のこれからの未来が心配で堪りません。
恐らくですが、原作の小説を読んでいたらまた感じ方が変わったのかなと思いました。
作者さん&表紙買いだったので、絵は見惚れてしまう程とても綺麗でした。
先生買い。めっちゃキレイしエロいんだけど、狂気じみたところにあと一押し欲しいなあああああと思ったので萌にしました。雑誌掲載7回分+描きおろし4P。カバー下は表紙同一絵ピンク単色図。
2年前入ったカフェで店員をしていた直巳に一目ぼれした譲治。カフェに通いづめ、大学進学の資金援助をするといい、家族になろうと言って同居し・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
浜田、熊谷(受けの友人)、攻めの勤務先後輩ぐらいかな。
++難しかったところ
コミックであるために、谷崎作品のどろどろしさ濃厚さを求めるのは難しいのかもしれないなと思うのですが、煮詰まった感じがちょっと足りない気がしたんです。
譲治の追い詰められた感、囚われていく感はあるのですけど・・
ただ!絵は大好きなきょう先生の魅力満載で、大満足。直巳は可愛いしキレイし、譲治の朴念仁っぽい感じなんだけど、ヴィジュアル超イケメンなところは目が♡。谷崎の世界観を感じてきょう先生の絵を堪能するっていうことで満足する部分はあったので、コミックとしてはこれで良かったのかな。この後も他の作品のBL化ってあれば手に取ってみようと思います。
原作既読です。谷崎潤一郎の作品群の中では、「細雪」がダントツで好きでして。
長編なんですが、幾度と無く読んだ作品です。なので、それに比べると本作は、そんな好きでも無いというか。有名ですけどね。あと、これ多分メリバというヤツじゃないですか。BLにももちろんメリバは在りますけれども。ちょっとハピエンを期待しちゃったんですよ。も少し捻って欲しいというか。設定を男子にした、現代にした、というだけで。
モノローグは原作に忠実に。ここ違和感ありますよね。現代的な若い人のものの考え方にしちゃっても良いと思うんです。そうでなければ、時代物のBLにした方が良かったとも思ってしまって。何が正解かは分かりませんけども。「BL御伽話」的に、大胆なトンデモ展開にしてしまっても良かった気がします。割と作家さんの使う、「赤ずきん」とか、「白雪姫」とか、そういうのみたいに。ただ、絵は美しかったので素敵だと思いました。今後こういう「超訳」的に文学を紹介していく試みは面白いと思います。
谷崎自身が結構トンデモ野郎じゃないですか。友達に嫁譲渡とか。嫁は物じゃねぇ!ってのに。貰って喜ぶ佐藤春夫も春夫だし。芸術家という者だけに許されているのか、この「変化を好む」という身勝手さ。そういう作家自身の特殊性を下敷きに読むとこの業の深さもまた浮き彫りになって行くかと思うので。お勧めしたい。
さて。本作ですが、まぁまぁ高給取りの譲治は、行き当たりばったりに拾った直巳の学費と生活の援助を申し出る。共に暮らす内に、美しい直巳に欲情して、恋人同士に。
しかし性に奔放な直巳は、譲治だけでは飽きたらず、学生たちとも関係を持つし、ヤリまくり。ヤリまくりなだけでは無く。もの凄い浪費癖もあり。幾ら高給取りと言っても譲治は所詮一介のサラリーマン。セレブでは無い。身の丈にそぐわない金の使い方を直巳の為にする様になる。本作では、似合わない高級外車を買う、みたいな表現しか無いですけれどね。
「好きなら全部受け入れる。」という、一見激しそうな情欲に溺れて。
直巳の存在そのものが、自分のドM癖を暴いたという感じの結末だとは思うのですが。
今後経済的にも破滅して行くだろう事は匂わせ程度にもなってはいない。
アリよりのアリけり、にもなっていない様な気がしました。
どちらかと言うと、私は本作をBL化しようと思い立った経緯が知りたい。現代ではちょっと難しい思考だと思うんですよ。譲治にしても。直巳にしても。
修正は太め短冊。譲治さんのが服の上からでも大き過ぎる‼︎
これは純粋なBLとして読むなら、好みがわかれるものだと思います。
原作を読んでいる方なら、その余韻を楽しみながら読むことができると思います。
個人的には、リスペクトされているなあと思いました。
現代風なアレンジですが、内容や雰囲気はほぼほぼ原作のままです。
攻めのマゾ性癖や、受けの精神的DVなど。
普通の青年だった攻めが、受けに出会って性癖を開花させていき、コントロールされていく。
外側からみれば攻めがコントロールしているように見えて、内側からみれば受けが手綱を握ってる構図。
最高に歪んでいて、萌えました。
理解しようとして読む作品ではないと思います。
マゾやDVも描写としてはソフトですし、北沢きょう先生の絵柄が美しすぎて、エロ描写までも美しく感じます。
いったいどちらが痴人なのか。
BLとして読むのではなく、文学として読んでみてください。
原作小説とCDは未視聴の感想です。
情けない程相手に執着する様や、歪んだ関係が好きな方にはお勧めです。
純粋なハッピーエンドしか読めない時は、2話まではきっと楽しく読めます。
「電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様」だそうです(多めの白棒)
直巳をカフェでひと目見て気に入った河合は、お金の無い彼の大学諸費用を援助すると持ちかけます。途中で心変わりをしない裏付けの為に家族(養子?表記無し。同居)関係に。
やましい気持ちは無かったのに、美しい直巳に誘われて…と始まる、エリートサラリーマン河合譲治を手玉に取る直巳(ナオミ)の依存関係のお話です。
原作のナオミは女性。河合は若い娘を教養育成しあわよくば妻にという変わった結婚願望だった為、顔も悪くなく高給取りなのに童貞という設定だったようです。このコミカライズでは、直巳との出会い以前の河内の人生や思考は描かれていません。真面目に勉強して色恋に興味がなかったという感じでしょうか。
女性設定を青年にしてBLに、とは強引だと思ったのですが、魅了され狂わされるお話は青年の方が逆に面白いと思いました。
直巳は奔放な性格で、嘘をついたり他の男と遊んだり、又それを見せびらかしたりと譲治を翻弄します。
誘い方も上手く、経験浅い譲治にはひとたまりもありません。
直巳が他の男達と陰で嘲笑っていると知った譲治。(内容は大体行為の話なんですが、主人公とのそれを覚めた口調で聞かされるって、あまり無いですよね?そこが新鮮且つ譲治を可愛く感じました。)
傷付き直巳を一度手離すものの、彼のいない生活に耐えられません。言いなりになり求めてしまいます。
「いい子にしていたら直巳は戻ってくる」「宝石が紛い物だったとしても大切にする」と悟り盲目的になる譲治。
直巳に試され、求められる自分を受け止め与える。それに悦びを見出します。「他人にどう見られても気にしない」と自覚しているので、きっと外野がどう言おうと幸せなのでしょう。
譲治が直巳の足に執着する様が好きでした。足蹴されながら片足を舐めたり、足を抱いて寝れば、何が起きていようがそれだけで安心というような、うっとりした顔と危ういフェチズムは素晴らしかったです。
少し物足りなかったのは、直巳の魅力。河合も可愛い系統の顔で若干似通っていたし、魅惑的な佇まいよりあざとさが目立ちます。
身体が筋肉質なの弱めが良かったなぁ。
また、直巳は大学で何を勉強しているのか、夢は何かも触れられず、性的な面でしか描かれてないように思います。それは直巳の後半の台詞に関係しているのでしょうか。
自分の知らない自分を引き出してくれる魅力的な人に出会ってしまったら、誰でも誘惑に負けると思います。
それが天使だったら最高ですが、悪魔であってもきっと抗えないんでしょうね。