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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初めて読んだ こん炉先生の作品です。
予備校講師 月谷 冬ニと受験生 阿掛 透のお話。
祖父と2人で暮らしていた透。
その祖父が病気になり入院したことで生活が一変します。
資産家の祖父が全財産を透に譲ると宣言したために親戚の後継人争いが始まりました。
当事者の透は争いに巻き込まれて受験勉強が進みません。
そんな中、透は成り行きで予備校先の講師 冬二に相談しました。
何故か冬ニから「土曜の夜に親族会議を開け」と提案をされます。
言われた通りに透が親族を集めると冬ニが現れて…。
金持ちの親が病で倒れると、子供や親戚が遺産目当てに争い出すのは世の常。
全財産を相続する透の後継人争いが勃発し、叔父たちの親族会議はヒートアップ。
突然 現れた予備校講師がまさかの親戚だとは思わなかった透ですが、その場で冬二を後継人に選びます。
そのまま冬二の家で同居をすることになリました。
しかし、「阿掛家」の物は一切置いてこいと言う冬二の命令で透はパンツ一枚にされてしまいます。
一方、まだ幼い頃に母親の連れ子として「阿掛家」の一員なった冬二。
義理の父親(透の祖父)の過度な厳しい躾に反発をし、母親が亡くなってからはますます対立することに。
ある日、思いもよらぬ事件を招いてしまい、冬二は「阿掛家」逃げ出してしまいました。
果たして、冬ニが「犯罪者」呼ばわりされる理由とは?
ここからは、本編をご覧ください。
過去と現在を上手に絡めながら、少しずつ冬二の過去と祖父の想いが紐解かれます。
こん炉先生の綺麗で丁寧な絵柄が作品のシリアスな雰囲気にマッチしており読み応えがありました。
予想外のストーリー展開に冒頭から物語に入り込め、ドキドキしながら読み進められます。
カバー下も必見ですよ。
このお話には、当て馬は登場しません。
…が、冬二の義理の兄が邪魔をするので当て馬っぽいかな。
脇キャラとしては、透の祖父であり冬二の義父、透の叔父母が登場します。
Hシーンは、エロ濃いめです。
コマ数は短いのに何故こんなにもエロいのか(笑)
引き締まったボディラインに絶妙なアングル。
全てが妖艶で美しかったです。
そして、冬二の「明かりを消してこっちにこい」と言うセリフにはゾクゾクしちゃいました (〃ω〃)
冬二ってSに見えて溺愛するタイプだろうな~。
描き下ろし『Lovers Affair』
本編のその後のお話。
最後は、病床で透に伝えた祖父の願いは叶い、後悔していた気持ちも救われます。
おじいちゃま、本当に良かったね(泣)
近いうちに、3人で“家族”として会えるようになったらいいな。
予備校講師と受験生がじつは叔父と甥の関係だった2人。
そして、お互いがお互いを選んだことでかけがえのない存在になります。
莫大な資産よりも大切なモノを手に入れて、共に歩む人生はまだ始まったばかり。
この先の2人も見守りたい♡
個人的には、ツンデレ過ぎる冬二がクセになりました(笑)
イケメンのツンデレ攻めが好きな方にはとくにおすすめです!
インタビュー記事を見て購入を決めました。こん炉先生は初読みになります。
金に群がる親戚と家族の絆についての話でした。
祖父と二人暮らしの透ですが、その祖父が入院したことから、透の後見人争い(と言う名の財産争い)に巻き込まれてしまいます。
どうやら祖父はかなりの財産持ちなようで、知らない親戚がわんさか押し寄せて、我先に後見人に立候補するのです。
そのことを予備校講師の月谷に相談すると、”土曜の夜親族会議開け”と言われ、その日に月谷が叔父だと言って登場するのです。
透が月谷を後見人に選ぶと、月谷の家に連れて帰る。この家の物は全部置いていけ。と服まで全部脱がせて連れ去ります。
悪者に囲まれたお姫様を救出するみたいでカッコいい!とか思ってたんですが、パンイチで連れ去られる透がシュールで笑ってしまいました。
話は家族の絆について考えさせられるエピソードが続きます。
透にとっては死んで欲しくない大事な祖父。両親が死んでしまったようですが、生前のほんわかエピソード。明らかに真っ直ぐそだった透の性格。
その祖父の子供であろう親戚達の明らかな金の亡者っぷり。
そして家を嫌って明らかにひねくれている月谷。子供時代の顔も暗いこわばった顔ばかり。
同じ親(と祖父)とは思えない違いに何だろう?と考えてしまいました。
月谷が家を出る事になった事件で猛省した祖父と、両親に大事に育てられていた透が暮らす事で、祖父の気持ちに変化があったのかな?
後に残るであろう透に金ではなく家族を与えたくて、後見人を選ばせたのかな?
なんて想像してしまいました。
それから信じてあげられなかった月谷への罪滅ぼしも兼ねていたのかな?
二人で生活していくうちに先ずは透からLoveが芽生えていきますが、かぁわいい~
甘え上手なので、月谷が絆されてしまうのも納得。
変なことを吹き込んでくる親戚にも耳を貸さず、信頼している所もいい子だなあ、と好ポイントです。
月谷はなかなかデレないですけど、デレたら溺愛彼氏っぽいですね。
描き下ろしとかカバー下のエピソードがチラチラ溺愛の片鱗見え隠れしてます。
祖父は持ち直してくれたようなので、三人で仲良くしてくれるといいな~なんて思いました。
残りの親戚は不幸になってしまえ!金はこれから散財して親戚に渡らないようにしてやれ!なんて思う程度には嫌な奴らでしたねw
こん炉先生にしては王道かなという印象。
俺様な塾講師・冬ニ×わんこ系愛され男子・透。
2人の距離が近付いていく過程が胸キュンで、あっという間に読み終えました。
祖父が倒れたことで、親戚たちの後見人争いに巻き込まれた予備校生の透。
悩む透が講師の冬ニに相談すると、土曜の夜に「家族会議」を開けばラッキーデーになるかもよ?と、言われ……
ちょっと切ない、家族と愛の物語です。
祖父に愛されて育った透と、父親から厳しく育てられた冬ニ。
同じ人に育てられたのに、こうも違ってくるとは……
冬ニは俺様でかなり強引な印象だったのですが、話が進むにつれてさり気ない優しさだとか、寂しさだとか、いい面が沢山見えてきてキュンとしました。
一方の透は、両親を亡くした寂しさなんか少しも感じさせない、素直で優しい子でした。
透が先入観や偏見でものを見ず、ちゃんと自分が知ってる冬ニを信じているところが凄く良かった。
冬ニが欲しかった言葉、欲しかった気持ちを自然にくれる透。
そんな透に惹かれて行く冬ニの気持ちが、手に取るように分かるんです。
透も冬ニの色んな一面を知るほどに気になっていき……と、いう展開。
全てがじいちゃんの思惑通りに進んだ感じかな。
まさか恋人関係にまで発展するとは思わなかっただろうけど;
透が冬ニのいる予備校に通っていたのも、じいちゃんの作戦?
厳しかった冬ニの父が透にとっていいじいちゃんになったのは、冬ニとのことを後悔していたからなんでしょうね。最初からこうできてたら全然違った結末だったかも。
ただ、何で冬ニにそんなに期待していたのかが分からなかったです。そこが読み取れる箇所があれば尚よかったのに…
父親に選ばれながらも最後の最後に信じてもらえなかった冬ニですが、その冬ニを信じて選んだのが透でした。
お互い以上には何もいらないという意思表示をした2人の意思は固く、何よりの遺産は『家族』だったんだと思わせてくれたラストが素敵。
でも、一人になっちゃったじいちゃんが心配だな。
エロ展開は、ちょっと強引に感じたかなー。
家族としての背徳感は全く感じさせませんでしたね。
本作には、この葛藤がないんですよ。
ただ、透がエロかったので、冬ニが煽られるのは納得。
攻めがとにかくカッコいい・・今まで読んできたこん炉先生の漫画の攻めさんの中で一番カッコよかった。とにかくこの月谷先生を見ているだけでも幸せ。もうどうしていいかわからないほどかっこいい。影があるイケメン最高。そのクールイケメンが笑顔爆発させたりしてもう大変。
受けの透くんは純真無垢というか愛されて育ったいい子感が場を和ませてくれる。透くんが月谷先生に向ける行為がいい意味で少女漫画感があって萌える。可愛い!
ストーリーは家族問題がテーマで(タイトル通りですが)BLの王道ではないかもしれないけれど少しミステリー要素もあって骨太ヒューマンストーリーで面白い、読後いい話だった〜という満足感がありました。こん炉先生どんな作品でも読みやすく描いてくれるから読んでてストレスがない。
キスシーンも素敵すぎるのでぜひ見ていただきたい、女子が死んでしまうシチュエーション、大人のキッス、大変、もうキュン死しそうでした。エチチが多いわけではないがその少ないエチチの迫力がすごい・・。
Recommend,Recommend♡
阿掛の家はお金持ち。余命幾ばくも無い祖父と暮らしていた孫の透は、いきなり全財産を遺すと言われ、そのせいで親戚中に後見人を選べと詰められる。
普段家に寄り付きもしなかった叔父や叔母が、財産狙いで構って来るのにうんざりしていた透は、予備校の先生に頼るが、実は先生こそが、阿掛家の親戚の1人、祖父の末息子で透の叔父、冬ニだった。
冬ニは欲をかいた親戚たちの目の前で、自分を選ばせ、鮮やかに透を攫う。いやー、めでたし!と思ったのも束の間。ぜーんぜん優しく接してくれないのだ。たった1人、素の優しさで透の家族になってくれると思っていたのに。素っ気ない態度。けれど時折り見せる笑顔。細やかな優しさ。なんだ、この男、と思いながらも惹かれて行く透。
もちろん、冬ニも。え⁈ 今、どこでエロスイッチ入りました⁈ と、後半は驚かされるものの、結構序盤はミステリー。透の慕っていたお祖父さんの顔が生きているのにモブ扱いで、その顔が判然と描かれないという不穏さ。庭に何かがあったと思われる跡。
阿掛の家に寄り付かなかった冬ニの過去。
訳もわからず、ハラハラとしながら読み進むんだけど、意外にもシンプルな事件で。ホッとするやら。ミステリー的には肩透かし的な。
祖父の、冬ニへの想い、孫の透への想い。それはもうちょっと深掘りして欲しかったんだけど。家族、家庭という大切なものを、優しい孫の為に遺してあげたかったという真心は本心。このお祖父さんがどうやって財を成したのか、とか。2人が出て行った後、家はどうなってしまうのか?は、ちょっとばかり気になりました。
透の顎の線の細さとか、カァっと赤くなる様子とかはそもそもエロい。そもそも冬ニは、透を知っていて、狙ってたんじゃないかな。冬ニ視点の方も見たかったです。
修正は形に添った白抜き。冬ニがウブな透の身体を開き、貪る様に抱く様子はエッロいです。
大学受験前(一浪中)の大事な時期に
祖父の財産目当ての後見人争いに巻き込まれた透は勉強に身も入らずボロボロ。
予備校講師の月谷に思わず相談すると意外にも親身になって話を聞いてくれた。
そして土曜に親族会議を開くとラッキーデーになるかもしれない、などと謎めいたことを言ってきて何故か透も素直にそれを信じ、叔父たちを呼び出すと4人目の叔父として現れたのが月谷だった!というところから始まるお話。
冒頭数ページのエピソードでかなり引き込まれる展開でした。
月谷のクールでミステリアスなところや
何に対しても動じないところがすごくかっこよかった!
透が惹かれる気持ちがわかりました。
内輪揉めが続く一方でふたりの絆は深まっていったのが素敵だなと思ったし
誰も不幸にならず(叔父たちは別として)丸くおさまるラストだったので良かったなと思いました。
後見人争いに辟易してる孫の透。
後見人としてやってくる阿掛の息子達。
そこに現れてない後見人の権利を持つ叔父の月谷冬二。
冬二は阿掛の実子ではなく、透の祖父が再婚した女の連れ子である。
冬二は阿掛家を透の祖父を恨んでおり寄り付く事は無かったが予備校の教え子である透から後見人の話を聞き、関わっていく。
冬二と(透の)祖父との関係性。
両親を早くに亡くし1人ぼっちになった透を育てた祖父と透の関係性。
相反している環境であったのが展開を追う毎に明らかになっていく。
冬二と透の背景を擦り合わせしながら進み、後見人というのも「冬二」を透が選ぶように仕向けた祖父の思惑を感じる展開で中々面白いと思っていた。
ただ、「中立」にしたのは…
透は家族に早くに亡くし、祖父も入院するなど心中不安な状況だったのを楽にさせた存在が冬二であって。
私には「家族」という方がシックリきていたので、透が冬二を恋愛対象に見るように変わったのが違和感だった。
また冬二も透をただ阿掛家から切り離すだけに近づいた所から、透に恋愛感情を抱く変化は描かれていたが……それも何となく違和感を感じた。
BLなので主人公がくっつかないと終われないので、そうなるのが普通なのですが……
違和感でしか無かったので、キスシーン~エッチシーンがいきなり、ぶっ込まれたくらいに感じました。
なので、「中立」にしちゃいました………
透も冬二もくっつき、冬二と祖父の関係も良好になって終わったのは良かったです。