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otogibnashi wa awa to kie
もちろん作者買いでしたが、もちろん安定の神でしたっ!!
内容についてはみなさまが書いてくださってることで激しく同意でございます。
紙派の私、突然気がついたのですが、じゃのめ先生って、いつも修正ってどうなってましたでしょうか??
今回も可愛らしくカッコいいふたりの、素敵なシーンがたっぷりなのですが「あれれ?通常ならば現実にひき戻される白かったり線だったりの修正が一個もないぞ!!?」じゃのめ先生っていつもそうでしたっけ???
先生の既刊はほとんど持っておりますが、そんな目で見てなった…そして今はすぐに確認出来ない…
もしかしたらじゃのめ先生もお好きじゃないのかもしれませんね、修正。(って、勝手に想像して申し訳ありませんm(_ _)m)
描いたものを修正で消されて、世界観が崩れるって作者さんの意図したことではない筈です。そのものズバリを描かずともこんなにエロい!!素晴らしい発見でした。
ありがとうございました。
読み終わった今、本当に幸せな気分です。
ノスタルジーを感じるのは、朱巳と丘の過去と現在を行き来するストーリーだからだろうか。
学生の頃の図書室なんて、何かを想像したり、思い出したりしない方が無理だ……!
ストーリーの甘さと切なさの配分が私には程良く、読んでいる間中心地よかったです。(7:3くらい。アダルトラブとの事で、せつなめの話と覚悟して読んだからかな?私にはとても甘い話に感じられました( ´ ▽ ` )♡)
ハデな濡れ場はないんだけれども、一つ一つの色気がすごいのはどうしてだろう。これはまさしく、アダルト!!
自分が言った何気ない言葉が、行動が、誰かの救いになっていたり、拠り所になっていたりする。
朱巳はあの時、どれだけ救われたのだろうと思うと涙が出る。
きっと、この先、何度も読み返すと思います。
面白かった!オススメです。
いつもよりアダルトな雰囲気の作品ですが、映画のようなストーリーと流れるような動きのある見せ方は顕在。
両片想いをこじらせたお話で、ツボど真ん中でした!
人の悲しみに寄り添える優しいラーメン屋・丘と、ヤクザの息子でクールなちょい悪・朱巳。
高校時代から長きに渡りセフレ関係を続けてきた2人が、それまでの関係から抜け出し、恋人に変わっていく姿を丁寧な心理描写で描いています。
とにかく、朱巳がカッコいい!
クールを装っているのに、丘にだけ見せた弱さに胸キュンさせられました。
ちょっと変わっているだけだと思っていた家族が、実は普通じゃなかった……
そう、まんまヤクザだったと思い知った時の朱巳の絶望、大切な人を失った悲しみには胸がギュッとなりました。
そんな朱巳を知らず知らずのうちに癒すのが丘なんですねー
丘の損得勘定なしの優しさが温かいんです。
そして、このままでの関係ではダメだと悩む丘の前に現れたのが、元同級生の駿河。
この駿河の劇的ビフォーアフターは可笑しかったです。チャラw
ベタな当て馬の登場で、独占欲を見せる朱巳の「噛み跡」に萌えました♡
なのに、丘とは絶対に付き合えないという朱巳。
振られてしまった丘が切なくて切なくて──。
ヤクザという〝家〟から出られない朱巳は、丘を幸せにはできないと思っているんですよね。
そして、そんな朱巳の固定観念を覆すのも丘でーー…
「変わりたい」と思う気持ちは、人との繋がりを通じて感じるものだと思います。
朱巳にとって、それは丘だったんですね。
丘との関係を続けるために、変えるべきものは変える…と、いう決断をした朱巳の潔さがまたカッコよかったです。
泡の様に消えた朱巳を信じ、1年も1人で待つ丘がいじらしい。
初めて自分で選んだ人生を歩き出す朱巳と、やっと動き出した2人の恋に胸アツでした。
Hは多いと思います。
おねだり上手な丘もですが、2人の肉感がエロかった。
後ろから見た2人のお尻が可愛くてニヤけました。
描き下ろしも深みがあり、ヤクザ怖い……と、思ってしまった;
家族という関係を盾にヤクザ稼業を継がせるような家族なら、私も要らないと思う。
最後まで飽きさせず、キュンとさせられたり切なくさせられたりしながら一気読みしてしまいました。
回想シーンが多いのも良く、さり気なく初恋を実らせちゃってるところも素敵でした。
じゃのめさん、実は初読みでして。
ちるちるさんの作家インタビューでお見掛けして、めっちゃ面白そうやん!と思って購入してみました。
ヤバい。
めっちゃ良かった…。
なんて言うんだろうな。絵柄がちょっと独特って言うんですかね。
少年漫画のような、あるいは青年誌のような?キラッキラの恋愛ものを読ませる可愛い絵柄じゃないんですよ。
が、その絵柄が、味がある。
ストーリーに合ってるっていうか。じゃのめさんの紡ぐ世界観にKOされました。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
主人公はラーメン店店長の丘くん。
彼には朱巳という名の高校時代からの友人がいる。朱巳は、丘くんがゲイだと知っている数少ない友人でもあり、親友でもあり、そしてセフレでもある。
自分と朱巳の関係は…?と悩む丘くんだけれど、二人の関係は曖昧なまま。
そんな丘くんが、高校時代の初恋相手の駿河くんと再会したことで歯車が回り始め―。
というお話。
凄く狭い世界のお話です。
丘くんと朱巳は恋人同士ではない。
だから二人でどこかに出かけることはない。
朱巳のマンションで会い、くだらない話をして、そしてセックスして。
ただ、それだけ。
けれど臨場感があるんですよね。
これが、じゃのめさんの描く世界なのかと圧倒されました。
二人ともに相手に恋愛感情があることを自覚している。
していて、なお踏み越えられない。
二人ともに、「そこ」に踏み入ることを躊躇っているから。
生ぬるく、そこはかとなく心地よく、このままでいいじゃん。
という曖昧な関係は、確かに居心地がいい。
痛みもなく、ただ漫然と過ぎていく日々。
そこに駿河くんというピースが嵌まったことで、彼らの関係もまた動き始めていく。
途中、朱巳視点に切り替わりますが、ベースとしては丘くん視点。
丘くん視点のお話ではありますが、この作品は丘くんの心情を描いた作品ではない。
朱巳が、「自分」を見つけ、つかみ取っていく。
そんなお話なのかなー、と読んでいて思いました。
今作品は、タイトルにもついているように、お伽噺、もっと言うと人魚姫がベースに混ぜられています。自分が欲しいものが、泡となって消えてしまうことがないように。
今まで生ぬるくくっついていたものを剥がすときには痛みを伴う。
けれど、その痛みも、出血も、相手を掴むために必要な痛みなのだと。
そんな二人の深い想いにめっちゃ萌え滾りました。
ゲイという性癖に対する葛藤。
実家がヤクザという孤独。
二人の抱えるバックボーンをきちんと回収しつつ進むストーリー展開も非常に秀逸でした。
あ、あとこれだけは言いたい。
朱巳の男の色香がヤバい…!
スーツ姿も、タバコを吸う仕草も、ラーメンを食べる時さえカッコいいって、これどういうこと?
じゃのめさん初読みでしたが、違う作品も読んでみたいと思います。
"高校の同級生同士のセックスフレンドもの"
と聞くと、痛々しかったり、薄暗かったり、エロティックだったり、そんなイメージを持ってしまいがちなのですけれど、こちらの作品はそうではない。
読中・読了後に、じわじわじわ〜っと萌えが広がっていく言葉にならないこの感じ。
いやあ、これは好き。すごく好きです。
切なかったり、しっとりとした雰囲気はあるものの、両片想いと共依存関係の描き方がなんだか甘さや優しさを感じるものなのですよね。
2人の間に流れる空気がたまらなく好みでした。
「お伽噺は泡と消え」というタイトルが素敵です。
そして、作中のあちこちに登場する、人魚姫を彷彿とさせるエピソードの数々が上手い。
本来ならば人間とは相容れない、人の世界とは違う海の底で暮らす人魚達。
もし、異なる世界で暮らす人魚が、外の世界で暮らす人間を知り、相手を愛おしく想ってしまったら?
"人魚姫"と聞くと何を想像しますか?
BL的にはなんとなく、受けの切なくて苦しい悲恋ものになりそうなところですが…
このお話は、外の世界を夢見る人魚姫が攻め。
人魚姫に手を伸ばし、海の底から引っ張り上げる王子様が受けです。
攻めの朱巳も受けの雪也も、どちらも非常に好みのキャラクターでした。
お互いへの気持ちが優しい人同士のお話ですごく良かった。
なんというか、攻めの朱巳が色気たっぷりなのですけれど、ふとした時に可愛らしさも感じられて好き。可愛い攻めで好きでした。
綺麗じゃなくても、ゲロ臭くても、ピザやラーメン、酒にタバコ、ヤクザが登場するお伽噺があったっていいじゃない。
じゃのめ先生流のお伽噺、存分に楽しませていただきました。
あらすじ買い。
表紙と中身の絵は結構印象が違いました。絵柄とキャラたちのファッションセンスは合わなかったんですがw画面の作り方や構図が好きでした!あおりと俯瞰が多く使われてて、妙な迫力を出してくるんです。こういう描き方ってBLだとあまり見ないな~と新鮮な気持ちで読みました。
登場から、なんだかんだ言いながら包容力のありそうな攻めが良かったです!お見送りする攻めが可愛く見えて好き。拗らせまくって、自分を人魚姫に重ねちゃう重症っぷりも良きw
初恋からセフレに両片思いに当て馬に身分差、再会も入ってたりして、一冊の中にときめき成分が大量に詰まってるんですよね、実は。攻めの嫉妬と独占欲も見られるし、内容充実でお得感がありましたw
二度目の告白シーンは神!このときの攻めの反応は何度でも見返したいくらい好きです!
受け視点で進むストーリーですが、気が付けば攻めを幸せにしてやってくれー!と全力で攻めの幸せを願いながら読んでました。
読後はじわぁっと幸せを感じられる一冊。タイトルもいろんな含みがあって、余韻をのばしてくれる感じで良いです。
じゃのめさんの新刊発売日が楽しみで仕方がありませんでした〜!
好きな作家さんならではですね、迷いなくぽちっと購入
…はぁー眼福。
話のテンポもよく絵も丁寧でおしゃれ、1ページ1ページ、大切にめくりながら読みましたがあっという間に読み終えてしまいました
前回の作品がお好きな方は間違いなくハマると思います!おすすめです♪
素敵なタイトルと両片思い設定と1巻完結に惹かれて購入したのですが、
とても繊細で色っぽいラブストーリーはすごく好きな感じでした!
2人の関係性が変わるときに必ず雨が降るのですが、雨って官能的なイメージがありますよね。
中学時代からの親友で現セフレ、たまったら逢って発散する割り切った関係の2人、という冒頭の軽めのトーンから、徐々に深まっていく展開にひきこまれます。ずっと一人でいようと思っているから、性欲処理にちょうどいいとうわべは強がってるけど、実は身体だけじゃなくて心もどーしよーもなく依存しちゃってる。離れられないのに、”親友”以上の気持ちを伝えられない事情が切ないです。
ファミリービジネスがやくざという境遇に苦しむ朱巳の唯一の救いで居場所のような存在が丘なんですよね。でも、自分はやくざやさん(怪物)だから大切な人(人間)を面倒ごとに巻き込みたくない、幼いころ何度も読み聞かせてもらった”人魚姫”の王子と人魚のように住む世界が違うから、交わっちゃいけないんだと思っている、すごく優しい男なんですよ→朱巳。だから孤独を背負っちゃう。それが独特の色気に変換されていて魅力的なキャラクターでした。
2人の関係に刺激を与えるのが、高校の同級生で地元にUターンしてきた駿河で、この人がナイス当て馬。丘がなんとなく同じ匂いを感じてた通りゲイなんですが、丘の初恋の秘密の鍵を握る男、2人にとってのキーパーソンで、いい働きをするんですよね~。この”実は”のストーリーがいいんです。(ところで、高校の図書室って高確率で恋が始まる場所ですね。)
キャバクラのトイレの場面に萌え転げました。(”おまえだって俺のこと好きだろ?”からの展開が好きすぎる。)じゃのめ先生、初めて読んだんですけど、言葉のセンスがとても好きでした。攻受のピロートークすら洗練されててかっこよかったので、もっと他作品も読もうと思います。
じゃのめ先生の柔らかくて優しい世界観が好きです。
静かにモノローグのように言葉を紡いでいくシーンも、まるで映画や舞台を見ているようで引き込まれます。
描き出される言葉の一つ一つに登場人物の心情と、心の中の情景があらわれているようで、まさに漫画だからこそ表現出来る世界なんだなと、感動しました。
中学時代からの親友でセフレでもある丘(受け)と朱巳(攻め)の両片思いでちょっぴり切ない物語です。
見た目はクールで男らしい朱巳ですが、実は自身の境遇をアンデルセンの人魚姫に置き換えちゃう程繊細でナイーブ。高校時代、人間になりたいという欲望を捨て愛する人の命を守る為に泡となって消えていく人魚姫に想いを寄せて、一人図書室で泣いちゃう朱巳……。。
丘は丘で自身がゲイであることに後ろめたさを感じながらも、今を生きて行くために様々な感情に蓋をして曖昧に過ごしている。そんなだから高校時代に図書室で出会った、溢れる涙の人を初恋として忘れられずにいる……。
そんな二人なのでお互いに心の内には踏み込めず、もどかしく曖昧なまま時だけが過ぎて行く……。
サブキャラの駿河が丘の初恋のイメージを裏切る(色々な意味で……)程の良い人で良かった。
そして泡となって消えることを受け入れていた朱巳に、丘が手を差し伸べることが出来て良かった。
一年間、不安に思いながらも信じて待っていた丘の前に、何事もなかったかのようにさらりと現れる朱巳のかっこよさ。突然のことに動揺し、ジタバタしたりウルウルしたりで感情が忙しい丘……。
もーっ!良かったよ〜っ!二人共〜!二度と離れるんじゃないぞ〜!
いたしてるシーンで接合部分はほぼ描かれていないのに、それでも溢れ出る色気と臨場感。個人的に声も含め激しい描写は大好きなのですが、たまに「んっ?これは手か?脚か?……イチモツはどこだ?」みたいになる時があるんです。そうすると物語の世界から一気に現実に引き戻されちゃって少し残念に感じてしまうのですが、この作品では修正がほぼ入らなくて良いように描かれていて不自然さはありません。
主人公の表情と体の動き、そして控えめな喘ぎだけで充分に引き込まれドキドキします、素敵。
初読みの作家、著者は絵が上手。素描が上手くてデッサンがしっかりしている。
手足首の関節が上手く描けているので、後ろ姿がエロ綺麗。
構成=伏線の仕込みも上手いので、観ても読んでも楽だった。
自分の性癖を隠すのだけで精いっぱい、恋もできずに高校を卒業する丘、
たった一人、自分を受け入れてくれたのは、友人の朱巳。
そのままずっとダラダラと朱巳と関係を続け、仕事もバイトの延長でラーメン屋の店長職に就く丘。
二人が一歩踏み込み「家族」を意識しだすと、ダラダラが変わりだす。
朱巳は「人魚姫を読んでくれたコマ」を「使い捨ての駒」として当たり前に使う家族たちの考え方が嫌いだと丘に話す。
でも「図書館で人魚姫を読み、涙を流す」丘の初恋の人は誰なのか、コマの話を聞いても気づかない丘。
(著者の作品の主人公は総じて鈍感です)
朱巳の問にコマが語る 「怪物と人間 住む世界が違うってこと・・」を思い出して、朱巳は泡のように消えても、丘を守りたいと思っていた。朱巳の想いはとても深い。
朱巳に密かに庇護されていたことに気付かない。鈍感な丘君は幸せ者。
★この物語は、本当に仕込みが深い。
著者がを題材にした「人魚姫」。アンデルセンは、実は同性愛者。
パトロンの貴族へ失恋した失意を寓話にしたのが「人魚姫」だったのは、有名な話。
アンデルセンは国外追放を受ける、それでも諦められない気持ちを物語に込めて作った。
朱巳の気持ちも同様に深いって意味なのだと思う。
参考:アンデルセンの名作『人魚姫』に隠された秘密 https://bit.ly/3lFAkJQ