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otogibnashi wa awa to kie
2023年末に読破。
映画部シリーズは全部神作評価したので他に何か読みたいなと思ってたんですが、本作は表紙の受けが小柄に見えたのでショ○かと思い、手を出していませんでした。
でも著作の中では↑の次に人気なので(ちる点1400越え!)気になって読んでみると、↑の懸念点は「なぁんだ普通体型の大人じゃん」と3ページ目でアッサリ解決。
DK同士から社会人になっていくセフレものBL。
攻めが色気があってカッコいい。
「お伽噺」「泡」というキーワードからも分かるように、人魚姫は誰なのか?
あの重要シーンの髪型で先が簡単に読めちゃったのは残念でしたが…。
身代わりであそこに入る話は実際に聞く話なので、リアリティありました。
本作は映画部シリーズと比べるとそこまでのビッグウェーブ的な萌えはなかったものの、これはこれでという感じ。
じゃのめさんは相変わらず作画アングルのバリエが多く、えrシーンは修正が要らない描き方でえrい!オススメです。
<残念だった点>
メイン2人の髪型がボリュームや長さがありすぎというか…好みではなかったです。
作中で濡れた時ぐらいなら好みなのになぁ。
せめてもうあとほんの少~しだけ攻めの前髪が短ければいいのに!と何度思ったことか。
<良かった点>
朱巳のおじさんの方がメインの2人より好き!
ちゃんと会釈もできる礼儀正しいイケオジー!
彼が若い頃のエピソードを含む!スピンオフを!ください!(うるさい
ちなみにアンデルセンが実は同性愛者、もしくは両性愛者(バイセクシャル)だったというのは一般的にはあまり知られてなくて(諸説あるため)、パトロンの貴族、エドヴァルド・コリンへの失恋が元となったのが「人魚姫」だそうで、私もこちらのレビューでこれらのことを知ることができました(レビュワーさんに感謝!)
<注意点>
受けの顔や体つきが、表紙と中じゃ全然違う印象を受けると思います
SNSで見かけたこの作品の絵が目に留まって購入しました。
大人の男と青年…?という勝手な想像をしながら読んだので
まさか同級生だとは驚きました。
雪也の初恋と思われる人物が登場し、紆余曲折ありました。
ほんといい仕事してくれた。ありがとうございます。
正直気付いてはいましたよ、お伽噺を読んで泣いている人が誰なのか…
日本南島に転勤になったラーメン屋の雪也に愛する人のお迎えが来ますように。
にしても、組の男って雄み強いのに
好きな相手に対してメンタル弱なのがかっこいいですよね。
えち展開8回(過去回想含む)
美しいのなんのってじゃのめ先生の作品で
また推しをつくってしまった…ʅ(◞‿◟)ʃ
朱巳もカッコいいし…
なんていっても駿河がめっちゃ好みです!
水が滴るワンシーンで…結ばれてくれって
切ない気持ちになりました。。。
じゃのめ先生の描く人々は、
本当に喋らなくても表情で
「愛おしい」とか
「切ない」を感じさせてくれて
お互い好きっていうより愛してるが溢れてる。
表紙をめくるといつものじゃのめさんの絵がありちょっとほっとするなど。
(カバーのイメージがなんか違った~)
割と無邪気なラーメン屋店主、雪也。幼なじみで同級生の朱巳とはセフレ。
朱巳はヤ〇ザの家に生まれ、それに雪也を巻き込めないと思っている。一方の雪也は、気心知れた朱巳とは惰性で続いているけれど、その関係に名前を付けられないで要る。。
という設定です。
じゃあ、俺にしとけば?という一言で始まった体の関係ですが、長くなればなるほど本心が行方不明、というちょっとこじれた二人でした。
どっちかというと雪也が自覚なしなのが罪深くて、彼の成長物語というのが正しいかもしれない。
ただただかっこよくクールで、自制している朱巳がせつないです。
こちらBLアワードで高得点だった作品だと気になってました。なんといってもタイトルがステキすぎる!
両片思いの切なさが泣けます。やっぱりモチーフは人魚姫なんですね。最初のシーンで、いっきに引き込まれました。泣いてる少年と波打つカーテン、海の中を揺蕩うようなとても綺麗なシーンだと思います
攻君→人魚姫 受ちゃん→王子様といったところでしょうか?
じゃのめ先生は宵々モノローグというお話が1番好きだったのですが、こちらの作品読んでみてとても好きになりました。
実は反社物って少し苦手だったのですが、あまりその辺には触れてなくて、ただただ2人の純愛がすばらしかったです。
朱巳くんのたとえ泡となって消えたとしてもって言葉が泣けます。家がヤクザだから丘につらい思いをさせたくないから、身を引こうとする朱巳はまさに人魚姫やん
お互いの孤独を知ってるからこそひかれ合うう二人
少女漫画みたいで、少女漫画にはない魅力が、BLにはたくさんあると思うのですが、片方がもう片方にもたれかかるのではなく、お互いがお互いのことを考えて行動する姿は素敵です。沖縄で再会してこれから2人の物語が始まって行くのでしょうね。
続編出ないかな?コマという男の子に興味ありますとうとう最後まで顔出ませんでしたが、あとセフレが何人もいるっぽい駿河とか
あと朱巳くんが非常に色っぽかったです筋肉のつきかたが美しいHシーンは濃厚ですが、なんだかさらっと読めました。私にはちょうどよいですとても画力のある先生だと思います。
初めて読む作家さんです。
上手く言えなくて申し訳ないんですが、なんだか映画みたいなお話でした。
駿河が現れて、あれこれどうなっちゃうの?と途中ドキドキしましたが、ただの良いやつでした。
濡れ場は多いけど一つ一つがサラッとしてるので胃もたれしません。そしてこんなに爛れてるのに純愛…なんだか邦画っぽい…。
ヤクザはヤクザでも、変に血が流れるような話ではないのでそこは安心して見れるんじゃないかなと思います。
絵が綺麗で繊細な描写がとても好きです。
評価がとても良くてタイトルにも惹かれて読んでみました。
良いお話ですね。遠回りと思いきや気持ちを積み重ねて。
丘の引きずったままの初恋の相手は実は…で。
しかも相手だと思ってた人は、全然違ってしかも大学デビューで別人のようになってて。
しかし彼のおかげで色々助かりましたよね。
なんだろう、とっても良いお話なんですが、スラスラ〜と目が滑ると言いますか。
絵柄や人物のポーズや等身の比率?とか表情とか…。
うーん、これは好みの問題なのかなあ。
住む世界が違ってもなんとかなる!
初読みの作家、著者は絵が上手。素描が上手くてデッサンがしっかりしている。
手足首の関節が上手く描けているので、後ろ姿がエロ綺麗。
構成=伏線の仕込みも上手いので、観ても読んでも楽だった。
自分の性癖を隠すのだけで精いっぱい、恋もできずに高校を卒業する丘、
たった一人、自分を受け入れてくれたのは、友人の朱巳。
そのままずっとダラダラと朱巳と関係を続け、仕事もバイトの延長でラーメン屋の店長職に就く丘。
二人が一歩踏み込み「家族」を意識しだすと、ダラダラが変わりだす。
朱巳は「人魚姫を読んでくれたコマ」を「使い捨ての駒」として当たり前に使う家族たちの考え方が嫌いだと丘に話す。
でも「図書館で人魚姫を読み、涙を流す」丘の初恋の人は誰なのか、コマの話を聞いても気づかない丘。
(著者の作品の主人公は総じて鈍感です)
朱巳の問にコマが語る 「怪物と人間 住む世界が違うってこと・・」を思い出して、朱巳は泡のように消えても、丘を守りたいと思っていた。朱巳の想いはとても深い。
朱巳に密かに庇護されていたことに気付かない。鈍感な丘君は幸せ者。
★この物語は、本当に仕込みが深い。
著者がを題材にした「人魚姫」。アンデルセンは、実は同性愛者。
パトロンの貴族へ失恋した失意を寓話にしたのが「人魚姫」だったのは、有名な話。
アンデルセンは国外追放を受ける、それでも諦められない気持ちを物語に込めて作った。
朱巳の気持ちも同様に深いって意味なのだと思う。
参考:アンデルセンの名作『人魚姫』に隠された秘密 https://bit.ly/3lFAkJQ
高校生から始まった二人の恋
いや、恋なのに全く気づかなかった二人
この『お伽噺は泡と消え』なんだか脆く消え去りそうで、ドキドキしながら二人の跡を追いました。
本当に丁寧に丁寧に筆致が重ねられて行きます。
この絵にこのストーリー、本当に美しい。
本当にじゃのめ先生の絵は心に優しく美しく刺さりますね。
このストーリーにぴったりで、余計切ない。
攻めも受けも真っ直ぐ前を向き、お互いを思い遣り、そしてそれ故離れてしまう事もあったけど、それは全て長いこれからの二人の人生への踏み石で。
受けの見た図書室でのあの涙のシーン、何回も何回も想います。
そしてデカダンスな絵柄なのに、怠惰にならないストーリー運びの上手さ!攻め受け以外の登場人物の巧みさに、その人生の背景。
いやぁ凄いです。
惹き込まれ全てが愛おしい。
ゲイである自分が後ろめたく、将来への希望が持てない丘。
ヤクザの家の子である自分は人を不幸にすると、意識的に人と距離をとって生きている朱巳。
高校時代からずるずるとセフレ関係を続けています。
お互い好きな両思い同士。
初恋相手との再会を経て、ずっと朱巳のことが好きだった自分を再確認し、丘は朱巳に「恋人になりたい」と告白しますが…
丘のことが好きだからこそ、ヤクザ一家の自分ではなく普通の人と幸せになってほしいと、その告白を拒む朱巳が凄く切ない。
愛の逃避行、音信不通、そして再会。
ある意味テンプレートな展開ではありつつも、2人のお互いへの愛が丁寧に描かれていてとてもよかったです。
Hシーンも丘のエロ可愛さと朱巳の色気ダダ漏れドSっぷりが最高でした。
執着・共依存・両片思い作品がお好きな方は是非。