あがってたんせ

agattetannse

あがってたんせ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神44
  • 萌×227
  • 萌19
  • 中立12
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
16
得点
397
評価数
106
平均
3.9 / 5
神率
41.5%
著者
yoshi 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
¥659(税抜)  
ISBN
9784799749647

あらすじ

真冬の北国。東京からやってきた青年・春希は、猛吹雪の中、行き倒れていた…! 春希は、ひょんなことから三兄弟(カタブツ長男+双子高校生)の家でお世話になることに。しかし、三兄弟の長男・賢太郎の嫁としてやってきたという噂が広がり、町中に嫁認定されてしまって…!? 北国BL、開幕♥

表題作あがってたんせ

芳賀賢太郎,27歳,兼業農家
浅桜春希,28歳,農業がしたくて田舎に引っ越してきた青年

その他の収録作品

  • 番外編
  • 描き下ろし
  • キャラクタープロフィール・あとがき(カバー下)

レビュー投稿数16

 おいしいご飯の力

 浅桜春希は、東京から米作りをするため北国にやってきます。落ち込んだときに新米で作ったおにぎり、お米の味が忘れられず、農業を志したのです。
 賢太郎の家で同居することになるのですが、春希の顔立ちから周囲には女性、嫁に間違えられ、気まずい思いをします。

 賢太郎と春希、賢太郎の双子の兄弟である孝太、遼太との交流が温かいコミカルなお話ですが、春希の「美味しいものを食べるってほんとに幸せだもんね。」という言葉が心に残りました。

0

ほのぼのします

周りの人も優しくて、ほのぼのするお話です
攻め君のしっかり者と、受け君ののほほんとした感じがほっこりします。
せめて稲刈り、新米まで描いて欲しかったのと、嫁としての成長まで続いても読める!って思える話だけど、うまく一冊でまとまってるなと思います。
自分で育てたお米を頬張る主人公君がみたかったw⟵まだ言ってる
攻め君が、年下彼氏(旦那)なのだけど、しっかり者で2人のバランスも終始よかったです
強めの絡みが少ないけれども楽しめます

0

お米のはなし

お米作りをしたいと仕事をやめ、東北の田舎にやってきた春希。
割と何も考えていない無鉄砲なキャラ。
雪国で行き倒れていたところを救われ、農家の嫁を探してた家に居候することに。
そこで家を支える若い賢太郎と出会う、というストーリー。

お米づくりを目指しているという設定の割に、お米作りに関するお話はなくて、主に料理か食べる専門みたいでした。
田舎ということですが、周囲も男同士ということに抵抗がなく、何となく現実感がないままに読了してしまいました。

綺麗な絵ですし、明るく朗らかでいつも満面の笑みを浮かべている春希ですが、それがだんだんしんどくなってきて、日常の風景、自然な表情なども見たいなと。
何となく人間くささが感じられないキャラで、私にははまらなかったかも。すみません。

1

ご飯美味しいのって幸せだよね

田舎のほっこりBLって感じです雰囲気好きです。何より先生の画力がヤバい…めちゃくちゃ綺麗。
双子も可愛いし癒し系。
えっちなシーンは少なめ。
私はもっと絡みが見たかったので物足りないなと思ってしまったけど…

犬も出てきておばあちゃんもでてくる。可愛い。
こんなに田舎で男同士が受け入れられることあるー?!って感じだけどみんないい人。まじハッピー。
ほのぼのBLが読みたい方におすすめです。

あ、読む前におにぎり握っといた方がいいです。

2

優しい世界

相変わらず美しいyoshi先生の絵にうっとりしつつ、ほのぼのとした雰囲気に癒やされながら読み進めましたが…
唐突な展開というか、急転直下というか。
萌えよりも戸惑いが大きかったです。

お米好きだからといって、何の後ろ盾もなく田舎にやってきた春希とそれを不審がることなく受け入れる町の人々。
そしてゲイでもないのに春希を嫁として受け入れる賢太郎…
それが架空の土地の話だとしてもちょっと無理があるかな、と。
障害があることを望むわけではないけれど、うまくいき過ぎていてアレッ?と思ってしまった。
担い手不足の農家さんにしてみれば、嬉しいことなのでしょうけど。

そして賢太郎と春希が急に両想いに!(笑)
でもそうなることでみんな幸せそうだったので
もう何も言うまい…と、思いました。

個人的には地元言葉がたくさん散りばめれていて懐かしく、すごく嬉しい気持ちに。
優しくて温かな世界で春希には頑張っていってほしいなと思いました。

3

幸せな読後感

久しぶりに読んで良かった!と思える作品でした。
表紙を見て勝手に攻は俺様な感じかな?と思い、俺様攻があまり好きではないので読むか迷いましたが、嫁入りものが好きなので読みました。
読んでみたら、まず絵がとても綺麗。
キャラクターも、出てくる人みんな優しくて良い人ばかりで、ほっこりしながら読めました。
攻も全然俺様ではなく、素朴で優しい…。
BLにありがちな、いつお互いの何に惹かれたのかよくわからないままあっという間にくっつくということもなく、丁寧に描かれているのが良かったです。
双子の弟達も可愛い。
テンポも良く、まだまだ続編が読みたい、この家族の幸せな日常を見たい、と思えました。

4

あれ…?

10ページぐらいごっそり読み落としたのかと思ったけどどうやらそうでもない…いつの間に健太郎と春希は恋愛感情を持つようになったのか全く分からず、ポカンとしてしまいました。どちらかが元々男性が好き〜みたいな描写もなかったよ…ね…?皆様のレビューで謎が解けないかと一通り拝見しましたが、違和感持ってる方もあまりいないようで深まる謎。

普通ならおにぎりくれた同僚とフラグ立つところですよね。しかしこれはBL漫画。同僚が男ならワンチャン…

1

米処に嫁いだ”姉さん女房”と家族のあたたかいお話

雪国の田舎町を舞台に、それぞれの事情を抱えた人たちが心を通わせながら家族になっていく、ほっこりとあたたかい気持ちになれる素敵な作品です。

まずはyoshi先生、絵がさらにお上手になっていませんか…?
以前別の作品を読ませていただいたことがあり、その頃から雰囲気のある絵柄だなあと思ってはいたのですが、より一層美しく洗練されています。
これだけの作画クオリティを維持しながらひとつの作品を描き上げるのに、一体どれだけのコストがかかっているのだろう…と思うと、本当に頭の下がる思いです。

唯一の肉親である祖母を亡くしてふさぎ込んでいた主人公の春希は、ある日食べたおにぎりの味に感動して、米作りに携わりたいと身ひとつで冬の雪国へやってきます。
そこは分厚い雪に覆われ、電車もバスもほとんど来ない田舎町。
様々な誤解が重なって、偶然知り合った男三兄弟で暮らす家に、長男・賢太郎の“嫁”として迎え入れられ、生活を共にすることに。
新しいことだらけの目まぐるしい毎日を、“嫁のフリ”をしながら楽しく過ごす春希ですが、どうやら賢太郎の気持ちは違うようで…。

攻めの賢太郎は、一見真面目でカタブツな印象を受けますが、根は優しく、いちど懐に入れた相手には惜しみなく愛情を注ぎます。
両親を事故で亡くし、一家の大黒柱として仕事をしながら弟の面倒も見なければならない、という責任を抱えることになってしまいますが、賢太郎もまだ20代の若者です。
家には両親が残した田んぼがありますが、到底そちらまで手が回らず、手放すことも考えていました。
そんな折に突然現れた春希。頼るあてもないのにすべてを引き払ってやってきた春希の無鉄砲さに呆れつつも、最初は人手が増えてくれれば助かるという気持ちで、“嫁のフリ”を受け入れます。
けれど、彼のフットワークの軽さと天真爛漫さに、少しずつ惹かれていきます。

お互いの欠けたところがまるでパズルのピースのようにぴたりとはまったふたり。
春希の方が年上ということもあり、いままでひとりで重圧に耐えてきた賢太郎をすべて受け入れてくれます。
いままで必死に家族を守ってきたぶん、これからは春希にも頼って、皆で力を合わせて生きていけるといいな、と思いました。

そして、近所の人々もとてもあたたかくて優しい人たちばかり。
おそらく、現実の田舎だとこんなに簡単には受け入れられないかな…?とは思いますが、そこはファンタジーということで。笑
逆に言うと、嫌な人が一人も居ないので安心して読むことができます。

特に大好きなのは、賢太郎の双子の弟たちです。
しっかり者で察しの良い兄・孝太と、無邪気で甘えん坊な弟・遼太。
春希を家族として受け入れ、兄として慕ってくれます。
そして、賢太郎と春希の仲を応援しつつもときどき茶化してみたりするところも可愛い。
彼らがいなかったら、きっとふたりはくっつかなかっただろうなあ。

エッチは1回のみで、あっさり。
受けの春希は上の服を着たまま、というのが、雪国の寒さに慣れていない彼を気遣う優しさにも思えて、なんだかきゅんとしました。
ラブラブで甘々!というような恋愛要素よりは家族愛の要素のほうが強いかもしれませんが、じんわりと胸にしみる描写がたくさんあり、優しい気持ちになれます。
色々な家族のかたちがあって良いんだな、と思える物語でした。

5

ほのぼの系、そして黒髪メガネがタイプ

攻めの黒髪メガネの顔面がタイプなのでそれだけで購入しました。表紙買いみたいなかんじです…。
内容は、ほのぼの系でえろ少なめで安心して読めますがちょっと物足りなさも感じてしまいました。
ですがとっても読みやすくて絵も綺麗だし、なんといっても攻めの顔がタイプなのです。笑
お米が美味しくて優しくて親切な弟達もいて、素敵なおうちにお嫁に行けるなんて羨ましい~♡

1

もうちょっとお米がほしい

「良かった」と「うーん?」が渦巻いてこちらの評価になりました。

方言的にもいぶりがっこ的にも、地方イメージ的には秋田でしょうか。
と言っても、東北地方の方言は似通った部分が多々あるので、それっぽい架空ののどかな土地といったところかな。

隣近所はだいたい知り合い。お裾分けは日常茶飯事で、インターホンを鳴らさずに家に出入りをする人もいれば、噂話をしようものなら伝言ゲームのように一瞬で広まり、よその家庭の事情をなぜか他人が詳しく知っている。
なんて、田舎あるあるがたくさん。
似通った田舎に住んでいる身としては、田舎の良いところを切り取ってあたたかく描いた作品だなと思います。うちの地元もこんな素敵なところだったらいいのにな。
毒気がなく、非常にほのぼのとしたお話でした。

お米が好きすぎて、これまで住んでいた東京に別れを告げ、無鉄砲なほどに体ひとつで米どころの地域に乗り込んで来た春希。
その計画性のなさと謎の行動力に、若干の引っかかりを覚えつつも、それはそれとして。
訪れた地方で、男3兄弟で暮らすとある家にしばらくお世話になることに。
そこで育まれる、都会っ子と田舎っ子たちのやり取りがなんとも心地良いぽかぽかとしたぬくさ。

春希の無邪気な表情はどれもすごく可愛らしかったですし、お話だって心の交流を丁寧に描いたほのぼの癒し系で優しくて良いのです。
ただ、ほとんどが冬のシーンばかりなので、肝心の米作りは…?となってしまったのが正直なところ。
描き下ろしにちょろっとしかないのはもったいない。
絵もとても綺麗なのですけれど、やはり圧倒的な米不足。あれだけお米が好きな主人公なのに。
ラブに至るまでの過程もあっという間でやや伝わり辛く、消化不良な部分が多かったかもしれません。
ラブと米がもう少し読みたかったです。

2

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