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butyou to katyou
過去作「車輪の下 」での巧みな心理描写、深い造形の知識、優れた技量。
5話完結です。
あぁ~期待を裏切らない面白さ。
1巻で止められませんでした。
即全巻買いました。
各話毎に始まるプロローグ、最後のエピローグ、心理描写のモノローグが引き込まれます。舌を巻きました。
たまに入るギャグやデフォも可愛かったですね。
同じ会社にて部長(啓)と部下(吾朗)としての関係から物語が始めります。
吾朗「俺の乳首おかしくない?見てくれない?」から始まるエモさ。
エモいの使い方違います?
過去、先生と生徒という関係でも有った為、
至って冷静で常識人な啓が、少しずつ理性が瓦解していく。
16年間心の奥底に押し込めていた泥が溢れ出しているのに、色々理由を付けて納得しようとしているのが流石先生だなと思いました。
まぁ崩れたけどね。
まさかの乳首が蟻の一穴。
吾朗君鈍すぎる。
だけど吾朗君さ!
あの場面で「先生」は無いわ~(大歓喜)
無意識?無いわ~(大歓迎)
さぁ、そのコインは裏か?表か?寧ろ回転増してませんか?
まさかの3巻ラスト。
副題、たまに甥ってそういう意味?おいおい甥ー。
そして5巻ラスト。
まるでピタゴラスイッチを見たかの様な嵌まり具合。
車輪の下とはまた違う、
先が読めない明るく楽しく、少し毒の有る癖になるストーリーでした。
さぁ早く単行本を出して下さい!宜しくお願い致します。