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usotsuki to kuchibiru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
波真田先生の作品って映画を観てるみたいで読後の余韻が堪らない。
表紙でカワイイ顔の受けを見てちょっと考える。
目のクリクリした少女みたいな可愛さはあまり好きじゃないけど、
読み終わるとカワイイ顔の受けに愛着を持ってるし、
作品の心地いい読後感に満足してる、読ませる作家さんって本当にスゴイなぁと毎回思います。
カット割りやセリフ回し、表情や間の取り方が映画を観てる感覚で、
どこかの街で夢に向かって葛藤して支え合いながら、本当に生活してそうな二人。
売れないイラストレーター×雑誌編集者
ノンケ年下ワンコ攻めとツンデレ美人ゲイ受け。
居酒屋バイトで生活する売れないイラストレーターの勘大が、
持ち込み先出版社の編集者 蓮と知り合い、付き合わないと提案されて…
「…オレは3秒以上 悩めない」
いやいやもっとちゃんと悩んだ方がいいんじゃない?と読んでて勘大にツッコんじゃう私。
初めは可愛らしい見た目と反して、煙草をふかし辛口発言の蓮にギャップなんですが、
素の蓮を知る程に更にギャップ萌え展開なのが堪らない。
勘大はそのまんま等身大で、蓮との出会いから悩み、恋に夢にぶつかって成長していく姿がいい。
勘大が素の蓮を引き出してくれるので、蓮のギャップ萌えに何回もやられました。
可愛いうそつき蓮の純愛が、ゆっくり月日をかけて成就していく、
それぞれが恋焦がれながら夢を追いかけている姿もステキ。
そして、勘大が蓮への気持ちに気づいて、追いかけてぶつかって粘る姿にキュンキュン。
この作品は攻めも受けも魅力が増していく展開で、あっという間に引き込まれて終わってました。
そうそう大好きな場面を一つ…序盤に勘大が蓮にお口でされる場面があるんですが、
喘ぐ年下攻めにキュンキュンしました。
絡みで喘ぐ攻めはなぜか笑ってしまうんですが、口だけだと可愛いなんて新しい発見でした。
そして今回ツボだったセリフ回しは「やらせてもらってます」。
ネコやらせてもらってますとか、会話のテンポや言い回しが上手くて好きです。
描き下ろしでは、勘大の髪の毛が少し伸びていて男前増し。
波真田先生の作品は背景の風景や部屋、小物まで全部じっくり読みこんでしまう。
季節感のある情景や風や香りを感じさせてくれ、
丁寧でキレイなカット割りと作画に作家さんのこだわりが伝わってきます。
※シーモア:みえない描写。
浜真田かもめさんの絵が大好きなんですよね!切れ長?の上がった目尻、オシャレな服、確かな技術。なにより理不尽さのないストーリー。
可愛いのにデキる男風編集部勤めの蓮になかば脅されてお付き合いすることになる駆け出しイラストレーターの勘大。
デートは奢られ美術系や映画館などなど連れていかれ至れり尽くせり。いざお礼を求められたら…。
あっさり勘大が蓮にアレでコロッといったように一見みえるけど、それまでのお付き合いや蓮の可愛さや笑顔に気持ちがざわついてての、一押しだったのかな。
もう蓮のことが気になって仕方なくて。会いたい知りたいそばにいたい。
そして蓮の秘密がわかり…。
お互い頑張って頑張って一年後。
はぁ〜良かったねえ!
蓮のもう一つの秘密も。良い意味で叶ったというか。
本当は可愛くて臆病な蓮と単純で素直でがんばり屋や勘大。素敵なお話でした。
久しぶりに波真田さんの本を読んだ気がする。
いつもながら読後感がすごく好き。
無理のないナチュラルなストーリー展開も好み。
イラストの持ち込みに行った先で出会った
出版社の年上の男に「付き合うなら」なんて言われてホイホイw
流れで付き合うことになったものの
二人の関係は思ったよりうまく転び~そして~なお話ですね。
よくある~数年後~な展開なのです。
個人的にはここがイマイチだった。
空白の期間がもどかしすぎるんだよ( ノД`)シクシク…
終わりよければそれでいいのだけど
波真田先生作品は「おはようとおやすみとそのあとに」からファンなのですが、今回も可愛らしい受けの蓮でしたがそれほど萌えられませんでした。
それはきっと攻めの勘大よりも年上で落ち着いたところがあったからだと思います。
恋愛面では初々しくて可愛らしいんですけど。
タイトルにある通りに蓮がとある嘘を勘大についてしまうのです。
それにしたって3秒以上考えて結論の出ない疑問に答えは無いって、勘大も思い切りが良すぎるというか呆れるというか…。
蓮の嘘がバレた時も嘘をつかれた勘大は前向きなんです。
それに耐えられないというか、そのままでいられなかった蓮は勘大の影響をかなり受けていたと思いました。
進化しようとする蓮も、それまで待つと言った勘大も素敵でした。
実は蓮と勘大が出会ったのはずっと前だったというエピソードには萌えました。
ただ滾るような萌が今作はなかったんですよね。