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nijuu rasen
二重螺旋
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
いつもながらのスピード感溢れる吉原先生の文章が今回も炸裂していました。
なんだろうあっと言う間に読んでしまうんです。
そして各章のタイトルもその後のお話の繋がり方も秀逸で、流石はベテラン作家様だと思いました。
今回は雅紀が如何に尚人に執着して溺愛しているかが、年相応の青年らしさで語られていたのも新鮮でした。
それに尚人が素直に雅紀に対する愛情を表現出来るようになっていたのにも感激です。
尚人を取り巻く環境が静かに静かに変化して行ってるので、今後の展開がとても気になりました。尚人の雅紀の隣で支える存在になりたいと考えるようになっていた事に感無量です。
次巻からは高校三年生なので尚人の進路に興味深々になりました。
沙也加が相変わらずで、父親ソックリだと思ってしまいました。
加々美と高倉も兄妹弟間の確執を知ったので、尚人の守護者が増えたと思いました。
沙也加の心情の吐露が出て来る度にしんどくなります。だから早く沙也加には自滅して消えて欲しいです。
電子版は11/6発売で、やっと今朝購入できました。紙本の売り上げを伸ばしたい戦略なのかな?まあ、良いです。
相変わらず、短文で改行が目立つ。吉原先生の間のび文体は、慣れたら苦も無く読める。
御朱印巡り班の就学旅行中の観光ガイドが、ネットで話題になり、とうとうカミングアウト。
偽物まで現れて・・でも学校側が上手くとりなしたので、問題は起きなかった。
影の実力者尚人君が表に出てくるようになると、妹の沙也加の怨念がブスブスと増幅。
母親の時のような攻撃を、尚人君に向けて大砲撃しそうで怖い。尚人君を早く遠い所に移して守ってあげてほしい。
才能や魅力はよく「光」に譬えられるけれど、尚人君の持つ魅力は強く光っていて、マサキ兄ちゃんが隠そうと囲っても、ほんのちょっとの隙間から漏れて他人の目を引いてしまうみたいです。
あっという間に読了。ワクワクして読んだけど、この巻は、前巻の続きで、余り大きな変化はなかった。
・・尚人君にとって、今が一番幸せで充実しているのかもしれない。嵐の前の静けさ、でなければ良いのだけど。
今から1巻から読み直します。次巻は来年末かな?
大々々大好きなシリーズの第13弾。ブルー気味な表情の表紙ですが、中はコンデンスミルク並の甘さです。ああ癒される。やっとナオの波乱に満ち満ちた高校2年が終わり、次巻からは高校3年なのかな?!ゆっくりペースなご本なのですが、いまから楽しみでしようがないです!本編210Pほど+あとがき。
今回新しい登場人物はいなかったと思います。
クリス(ひげちょこっとある眼鏡イケメン挿絵あり!!!)、ユアン(カラー、モノクロの天使絵あり!)、加々美さん♡、高倉さん♡、ショウ、ナオの学校のお友達(桜坂、中野、山下)、裕太ぐらい?ちょこっと沙也加も出てきたかな。
前巻だったか?超人見知り妖精モデルのユアン(=ペルシャ猫イメージ)にすっかり懐かれたナオ(=白猫イメージ)。今回も来日したユアンとまーちゃん話&から揚げお弁当できゃっきゃ和んでました。二人の座っているソファになりたい。そんな楽しい時間を、家でまーちゃんに楽しそうにキラキラ語るもんですから、まーちゃん嫉妬しちゃって。でもそんな自分に申し訳なさを感じもしたらしく、ちょっと可愛らしくなっていたまーちゃんでした!ああ可愛い!!
まだまだ続くし、お話はどうなっていくのか全く分からないですが、とりあえず次巻からは高校3年になりそうなナオ(いやその前に春休みがあるのか?!)。大学どうすんのかなあ。ナオのモデルデビューはあるのか?!まだまだ目が離せないです!
今回の特筆エピソードは、ちょこっと間に挟まっていたまーちゃんのピアノ話。イタリアの地方空港でフライト待ち中に、あこがれのベヒシュタインのピアノがあったからって、ナオのことを思いながらノリノリで弾いちゃったまーちゃん。それがSNSにアップされてきゃあきゃあ大騒ぎ というものでした。これどっかで出てきてたかなあ?と気になってます。こんどのCharaさんバースデーフェア小冊子で出るかな?期待しよう!
『二重螺旋』の13巻目。
1巻が刊行されたのが2001年。これほど長い期間愛され、新刊が出続ける作品もなかなかないよなあ…、と感心します。
今シリーズが始まったころはドが付くシリアス作品でしたが、ここ最近の『二重螺旋』はほのぼのベース。と言っても「吉原作品の中では」という注釈はつくかな?ガチ兄弟ものですし、悪役がはっきり存在しているので苦手な方は注意が必要かもしれません。
けれど、まーちゃんと尚人が、お互いに兄弟という枷を吹っ切れたのが原因だろうか。仲睦まじい、ほのぼのなやり取りが多くなりました。特に今作は悪役(=彼らの実の兄妹である沙也加)の登場シーンも少なかったこともあってかなりほのぼのベースでした。
ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
外国人が主に利用するネット上で、某所の通訳さんが話題になる。
カップルで通訳してくれるが、女の子の知識量は半端なく、男の子の英語力も素晴らしい。
というもの。
このカップルは誰だ?
と話題になるが、実はそのカップルは…?
という出だしで今巻はスタートします。
ええ、多くの読者の予想通り、その男の子のほうは尚人なのです。
英検1級を持ち、ネイティブさながらに英語を駆使できる、イケメンの男の子。
ということで、「アズラエル」の高倉と加賀美は尚人をマネージメントしたいと再度雅紀に打診するが。
んー。
ほのぼのなお話は好きなんです。ほっこりするお話も。
でも、バッサリ言ってしまうと前巻とほぼ同じような展開なんですよね。
多くの人を惹きつけてしまう尚人。
その尚人を、自身の事務所に引き入れたい高橋さんと加賀美さん。
尚人を殻に閉じ込めておきたい&尚人が傷つくような事態は避けたい雅紀。
無駄にシリアスベースにする必要はないと思っていますが、なんだか話に締まりがなくだらだらと続いている感じがしてしまいました。そろそろvs沙也加の絡みがあっても良いかなー、と。沙也加ちゃんも鬱憤がたまってるっぽいので、ぜひとも火花を散らしていただきたい。
タイトルは秀逸でしたねえ。
太陽という光を浴びて輝く「月」。
その月が、水面に写ってー。
その水面を見ているのは、誰なのか。
なんとも意味深なタイトルで素敵でした。
円陣さんのイラストは今巻も神。
美しい!
ただ、前巻に引き続き濡れ場が少なかったのが残念だった…。
まーちゃんのビジュアルがドツボに入りすぎてしんどいので、ぜひとも画集を出していただきたいなー、と絶賛切望中であります。