アンドロジナス

androsinas

アンドロジナス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×220
  • 萌16
  • 中立7
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
12
得点
205
評価数
60
平均
3.6 / 5
神率
23.3%
著者
葦原旭 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
電子発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784396785123

あらすじ

ジャングルの奥深く。 そこには、蠱惑的で神秘にみちた <両性具有>の巫女がいるーー。
はるか昔、 生贄として森の神と肉体を交わせ、 孤独な神に愛を与えた、最初の巫女・エステル。
そして時はすすみ現代、 外界からきた植物学者に秘密を知られ、 そとの世界への憧れと、禁断の恋に惑う 当代の巫女・アウラ。
両性具有の巫女の誕生と 古今ふたりの巫女をめぐる、 愛すること・愛されることを知った者たちの 2つの出逢いの物語。

両性具有となった はじまりの巫女・エステル。 異端と苛まれ、解放を望む 当代の巫女・アウラ。 褐色の巫女シリーズ2編で構成された 著者デビューコミックス!

表題作アンドロジナス

ジャック・R・スミス,30代前半,植物学者
アウラ,森の巫女

同時収録作品アンドロジナス・プリクエル

ナトライ,森の神
エステル,20代半ば,生贄を志願した森の青年

その他の収録作品

  • bonus track

レビュー投稿数12

村の神

辛めの評価でごめんなさい。
2つのカップルのお話が収録されています。
onBLUEには珍しく(?)、割とわかりやすい甘いBLでした。
村の奥に一人住んでいる少年。しかし彼は両性具有で、村からは隔離され、神のような存在であるとされながらも、実は寂しく暮らしている。
そんな彼を、外国からやってきた植物学者が発見し。。。
というストーリー。

他に、その少年の親である神と人間のラブストーリーも収録。

絵が綺麗。お話はあまり暗いところがなく、出会って惹かれ合いHもあり、という感じでわかりやすいです。
ただ、どちらも両性具有が受けさんで、見た目は男性のように描かれていますが、BL。。だよね?という疑問が若干ありました。

0

美しい森の神×生贄戦士が良い

皆さん同じ事を書かれていますが私も書き込みます。
修正があるが故に両性がいまいちしっくり来ない…。

ムッと熱気と湿度が感じられる背景と絵柄がお話に合っていて雰囲気に浸れます。
神秘的に現れるアウラに惹かれる植物学者、という設定は説得力がある感じがして好きでしたが、どうしてもその身体に強く惹かれた感が拭えませんでした。アウラは確かに貞淑(?)で純粋でセクシーに描かれていて魅力的。誘われるのは致し方ないのですが、神聖な祈りの場でなりふり構わず事に及んだり、神秘的な存在だったアウラが最終的に幼妻みたいな位置に収まったのが微妙な気持ちになりました。

もう一つのお話、両性の起源となる生贄と神のお話はもっと好きでした。
神様の出立ち、ポージングがとっても美しい!
他の主人公たちも素敵な体型でセクシーなんですが、このナトライは神々しく迫力がありました。
村の逞しい青年・エステルが自ら生贄として赴くのですが、戯れとして神が辱めると感じてしまい、神も夢中になってエステルを貪る。
ノンケが(しかも逞しい戦士が)快楽に抗えず堕ちる話が好きなので、しかも神もベタベタに肌身離さない感じが良かった…
エステルが両性具有に変化したのは若干取ってつけたような感じがしなくもないのですが、甘々エンドでOKです。二人が成熟した人間だからか、ジャックアウラ編よりも心の繋がりを感じます。
二つのcpですがどちらもお互いの身体に夢中になってすぐ入れたがる感じが、情感こもった絵で最高に燃えました。

1

雰囲気が好み

エロエロでした(n*´ω`*n)期待してなかったのにv
美しいエロスをアリガトウゴザイマス。
別の時代、同じ場所での2CP・2編ですね。
どちらも両性具有という特質上苦手な方はご注意ください。

前半、村に取材に来た記者と~なお話ですね。
両性具有という特異な身体ゆえに村から外れたところに隠されていた少年。
行くなと言われていた場所に踏み込み遭遇。
遭遇と同時に合体! www
それが忘れられずセカンド遭遇からの~な展開でございます。
孤独だった受が人との触れ合いで溶けていくという話の展開が良かった。
攻の絶倫っぷりには巻末まで笑えたが、よきエロスでございました。

後半は、過去にさかのぼります。
少年が一人いた場所は昔、神が住まう場所として村人が供物を収めていた場所。
いよいよとなり、人を供物としてささげることとなる。
そこで自ら供物になった青年は~。。
神様が覚えたてのセックスに夢中になっていく様が個人的にはツボでした。
愛ゆえにでございます。

2

二つの孤独と二つの救い

両性具有である必要性は、あると言えばある、無いと言えば無い。
数百年に一度生まれてくる両性の子は、森の巫女とされる。
それが祈る使命を与え、誘惑する身体として忌み嫌われ、孤独へと繋がる。
その特別で不憫な境遇を作り出す役割を、
両性具有と言う設定が担っているとは思います。
もう一つは単純に、萌え属性の一つとしての役割も果たしていますね。

但し、特別な存在として他者との区別を付けるのならば、
この設定に拘る必要性は無いとも取れます。
両性の身体を生かした特殊なプレイや儀式などのシチュエーションも無く、
Hシーンも挿入位置に多少違いを付けているとは思いますが、
結局は修正で、前も後ろも見た目的に大差無いような気がして、
それ特有の有難味があまり感じられませんでした。
仕方ない事ですが年齢制限無しで、
両性具有のエロスを描くのは難しいのかもしれません。

攻めのジャックですが、何も覚えておらず躊躇うアウラを
半強制的に抱いておいて後から謝ってもねぇ…
彼には責任を持ってアウラを幸せにしてくれないと許せないですね(^-^♯
その後は危険を呈してアウラを連れ帰り、
大切にする良い所も見せるので見直すことも出来ました。

後半のプリクエルは両性具有と森の巫女誕生のお話。
村の皆を救う為に自ら生贄になるエステル、
口調や態度は丁寧だけれど、神様相手にも言いたい事ははっきり言える、
強さも併せ持つのが良かったです。
神の力で蘇り、その時両性具有になるのは何故かよく解らなかったけれど、
二人が幸せそうなので良しとします。

両作品共通しているのは、孤独から救い出す、と言う点。
受けが快楽に対して素直な点も共通していますね。

一応ストーリー性はありますが、Hシーンが大半を占める印象。
可愛らしく美しいキャラ達が魅せる、表情と肉体美は色気があります。
森の植物や岩場など、しっかり描き込まれた背景で世界観に引き込まれ、
美麗なイラストと神秘的な雰囲気の、エロスを楽しむ作品だと思います。
両性具有と言うBLでは珍しい題材を描いてくれた事には好感が持てました。

1

褐色両性具有

皆様の感想と似通ってしまう…
両性具有、男ふたなり、大好きなんですよ。そこをポイントにかなり期待を高めて、レビューも見ず買ったのですが、皆さんのレビュー見てからにすればよかったな。つまるところ「ちょっと違う」ってなってしまった。

最萌ポイントになるはずだった両性具有、エッチシーンは沢山あるのに今どっちに入ってるかいまいち分かりにくい。うまみ半減。終盤になって、「あ、今までそっちにいれてたのね」は残念だった。やっぱ両性具有作品はそっちとそっちの穴両方見える描写が欲しい。

そして絵がとっても綺麗なのにストーリーに厚みがなく感じたのももったいない。表紙の雰囲気や色使いなど大変好きなんですが。別にエッチシーンばっかりでも上に書いた点がクリアになってたらもっと楽しめたと思うのだけど、エッチも濃厚ではなく、挿れるだけって感じでしたし、キャラクター(2作品の主役4名とも)に愛着が湧かなかった。

あとがきは電子だからなかったのかな?あとがき収録して先生の両性具有とか作品とかに対するこだわりが見えたら、次の作品も続けて買ってみようかなって気持ちになったかも。色々もったいない気持ちになるデビュー単行本です。先生がって言うよりは編集の方に頑張っていただきたい気持ち。

電子限定おまけ漫画1枚 プリクエルほのぼの

5

もっとじっくり2人の距離をつめて〜!

2カプのお話が入っています。
表紙の2人は二編目のお話の2人です。
Twitterでのチラ見せと、表紙の雰囲気から期待度高めで購入!
ズバリ、感想を一言で申し上げますと、「せっかくの画力が〜(;′Д`)」というところでしょうか…。
絵は最初から最後までとても美しいです!
そして、日本からは遠い国を思わせる雰囲気、高い画力、そのあたりから素晴らしい作品の予感!と期待して読み始めたのですが、ストーリーがちょっと残念だったかな…


一編目は研究者✖️森の巫女(生贄ポジション)
とにかく受けちゃんの容姿がすてき!眼福!
褐色で肌色多めの衣装。
エロくていいのですが、あまりにもセックスまでが早すぎるというか、せっかくの設定なのだから、受け攻め共にもっとバックボーンを描いて2人の性格的なところを見てみたかったかも。

二編目は神✖️生贄
同じ世界観です。
こちらもやはりエロ多め。

エロは大好きなんです!
でもそこまでの過程を丁寧に描いてくれていたら神作だったと思うのです。
もしかすると座裏屋先生的ポジションにさえいけそうな絵のうまさです。
というか、onBLUE作品なのがとても意外です。
デビュー作とのことなので、今後のご活躍に期待です!



4

特殊設定の褐色ちゃん

この美しい植物の描き込みの数々。すごくないですか?
作家様のTwitterを見たところ、どうやらアナログでお描きになっているようで更にすごい。
なんちゃってジャングルではなく、説得力のある作画です。祈りの場である洞窟の描き込みも緻密で、本当に絵がお上手。
先にこちらのインタビューを読んでいたので、お試しページの褐色肌の受けに惹かれ、アンドロジナスのタイトル通り、両性具有という難しい設定をどう生かして描くのかが気になり購入。

結論から言いますと、褐色肌の受けをお求めの方には間違いなくおすすめの作品です。
褐色肌に更にトーンを重ねて、削って、肌の照りも表現されていて、トーンワークが非常に美しいんですよね。その点では大大大満足です。
しっかりと筋肉も付いていて、肌の質感がとても綺麗。
筋肉はエステルの方が男性らしいラインで美しいです。アウラはかなり小柄なので、少年というだけで年齢設定はありませんが、人によっては身長差もあいまってショタっぽく見えてしまうかも?

肝心のお話は…うーん。内容については他レビュアー様が詳しく書かれているので割愛致しますが、大変失礼ながら、ストーリーに関しては多くを語れるほど胸を打たれるものがあったかというと、否かなと。すみません。
というのも、孤独なアウラに救いがある点は良かったのですが、いかんせんジャックの行動を考えるとどうにも…説得力やときめくものがなく…
読んでいて、アウラちゃん!その男はやめておきなよ〜!ねえ〜〜!となってしまって。
アウラが健気で良い子なだけになおさら…それでもアウラが幸せそうなら良いのですけれど。
彼にとっては、知らない世界を教えてくれるジャックは魅力的な人なのでしょうね。

エロス重視とのことなので、アングルからバリエーションまでかなり豊富。画力が高いので非常に見応えがあります。
しかしながら、両性具有設定はエロスな部分にはあまり反映されていない気がしますね。
というよりも、修正の関係上、どちらにナニが入っているのかが分からない部分もあったり。はっきりと分かる部分もあります。
どちらかというと、この設定はアウラの孤独の部分を描くために必要だったのかなーと思います。

ちなみに。今作では2カップルのお話が描かれているのですが、どちらの受けも褐色・竿あり・玉部分もぼかしてありますがおそらくあり。
両性具有だからといって、そちら側ばかりなんてこともありませんし、BLです。

個人的には、ジャックの尻を引っ叩きたくなってしまったのと、せっかくのあまり見かけない設定ですし、絵も本当にお上手なので、もうちょっとストーリーにも何か読ませるものが欲しかったです。
性描写はお見事でしたし、褐色受けの美しさは堪能出来ました。
ストーリーを重視する方はうーん?となるかもしれません。褐色肌がお好きな方、画力の高い美しいベッドシーンをお求めの方、一風変わった設定をお求めの方におすすめの作品です。

6

初恋

作者さんの初単行本。
美しい。
草花の一つ一つの描き込みなど細部にまでの拘り。
下調べから始まってどれだけ時間がかかったのかと心配になるレベルです。
表紙の白の使い方も素敵。

両性具有に惹かれて購入。
作者さんもエロ楽しんで~とのことだったので期待高まりました。
結果的には綺麗なエロエロでした。
見かけも男性体で筋肉しっかりです。
でも、でも。少年を強引に致すのは頂けないよジャック・・・
アウラの年齢が出ていないので何ともいえないのですが、見た目年齢中学生くらい。
最初は麻薬効果のある植物の摂取により意識もうろうとししたアウラに乗られますが
2回目はレイプかな。同意のないショタ受けはどうにも苦手です。
アウラに新しい世界を与えてくれたのは良かった。
外界と隔たれた場所だから起きてしまった村八分。
知識があれば・・・とも思いますが野暮かな。
救済物語。

同時収録「アンドロジナス・プリクエル」
表紙の2人。
伝承はどこの国にもある。
この村にとっての両性具有の誕生秘話。
女性器使用あり。

修正(紙)
白抜き 輪郭は分かる
受けズは褐色ということもあり存在しているけれどほぼ見えません。

8

ちょっと期待し過ぎた

SNSでの出版社の推しが凄かったのと、試し読みで興味を持って購入しました。

ですがかなり期待外れでした。
何故かというと兎に角ジャックとアウラのエッチシーンばかりで、内容が無かったです…。

だから最後まで盛り上がりに欠けていたように思います。
余りにも簡単に行き過ぎてて、引っかかってしまう場面ばかりでした。
肝心のセックスシーンも、私には色気が感じられませんでした。

そしてナトライとエステル編もですが、アウラの存在の為に取って付けた内容に思えて仕方がありませんでした。
特に両性具有になったあたりです。
ナトライの心情変化だけが救いでした。

電子以外は初コミックスらしいので、次作に期待して萌にしましたがほぼ中立です。

1

褐色の巫女

褐色大好物人間として飛びつくしかない作品でした。
そして、もうひとつ興味津々ポイントの両性具有(アンドロジナス)。

中編が2編収録されていて、まず現代のお話しで植物学者・ジャックと両性具有の森の巫女・アウラ。
神に仕える神聖な巫女として体良く隔離されていたアウラに出会ったジャックはその美しさと脆さをはらんだ姿に魅了されて…。
その昔のお話しで、森の神・ナトライと自らを贄として森の神に身を捧げたアウラのルーツとなった初代巫女・エステル。
高慢なナトライに愛されたエステルが両性具有になる経緯はその愛ゆえに…、とだけ申しておきます。

アウラは自分の身体の女性の部分を疎んでいたので主におしりに挿入しているかんじ(描き下ろしでは手前なのかな?)で、エステルはどちらも愛して欲しい派。
ただ、おしりだけだと手前の意味がなあ…でも手前ならBの意味も薄まるなあ、とも思い…
両性具有というモチーフの作品を読んだのが初めてなだけに楽しみ所を模索していて、神秘的な部分も感じ取ろうよとセルフツッコミしながら読みました。

個人的な局部問題(まだ言う)を除けば、身体を交えるシーンはとっても情感に溢れていて、作品の雰囲気も魅惑的で作者様こだわりの褐色肌も質感が美しくて、褐色の魅力を存分に味わうことができました。

8

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