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“支配”されて、喜ぶなんて――…。
hizamazuite ai wo tou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
Dom/Subユニバースってなんじゃ?
と、開拓&勉強がてら購入したんですが…ッ
うわーーーーーー!!。゚(゚´Д`゚)゚。
めっちゃ良かった!!泣けた!!!
Dom/Sub全然知らないけど刺さった!!!
設定については作中で説明してくれるので特に困ることはなかったです。専門用語?は時々出てきますが、それも前後の流れとニュアンスでなんとなく理解出来たかな。完全にDom/Subを知らない状態だったけれど楽しめました。また個人的に愛が薄い家庭環境設定はどーにも泣ける質でして…その点もすっごい良かったです。
「支配」の解釈が肝になる気がします。
支配したい本能(Dom)と、されたい本能(Sub)が男女以外の性別として加わっています。(ちなみにどちらにも属さない(Normal)もいました)私はSMとどう違うの?という疑問を持ったのですね。作中でも『SMといった性癖と混同されがち』とあって、実際Subを痛めつける描写が多かった。
けれど彼等はマゾではありません。支配と痛めつけるはイコールじゃないんだと実感し、Dom/Subの世界では【愛のある支配で守れるモノがある】という部分に触れていて、これがも~~~~~~ッすっっごい良かったんですよーーーー!!!(;////;)キュンキュンというよりは刺さった!って感じ。良かった…良かった…。
さてさて。
攻め:悠生はいつもニコニコ、ワンコっぽい可愛さがあるDom。(命令するときのギャップがすごい。ゾクッとした)イイトコのお坊ちゃんで、正しいDom/Subの関係も学んでいて紳士的な考えを持つ子です。
受け:正己はお金の為にSub専用クラブでDomとして働き、自分はNormalだと信じていて「支配されたい」と思ったことはありません。ヤンチャにみえますが進学のためにお金を貯めて学校では真面目に勉強に励む子です。母親がSubで"底辺"の生活をしてきた為にSubへの偏見があります。
ある日街中で正己は悠生から親しげに話しかけられます。記憶にない人間だったので適当にあしらったけれど転校生として学校で再会。昔は同じ小学校に通っていた同級生でした。
そして悠生からとんでもないことを言われます。
「キミ、Subなのに」
「俺Domだからわかる」ーーと。
それからの正己は自分の中が一変したかのような状態に襲われます。悠生を前にすると支配されたくてしかたない。命令に従い褒められるとどうしようもなく嬉しくて幸せに満たされる。プレイが終わると自己嫌悪に陥るけれど、悠生との時間は心が癒やされてーーーと展開します。
正己が母親(Sub)を通じて知ったDom/Subの支配は殴る・蹴るの暴力によるものばかり。心身衰弱状態の母親はDomに逆らえるハズもなく子供に愛情をかける人ではなかったのですね。ちょこちょこと子供時代の回想が入るんですが、正己のいじらしさや口には出せない淋しさが伝わって…。唯一残っている幸せな記憶のカラクリには悠生の愛によるもので涙腺崩壊しました(;///;)こういうの弱いんだよーーー!
因果応報なんですが正己がピンチになった時、実は悠生の支配によって長年守られ続けていたことが明らかになるんですね。Dom/Sub全然知らないから余計に「こういう支配もあるのか(´⊙ω⊙`)!?」と大興奮。悠生の命令が正己を救うのがほんともう堪んなかった…(;////;)すげぇ…。奥深い世界だわ…。
最初は本能的にひっぱられた形で「悠生に支配されたい」にみえたけれど、すこしずつ心を開いて信用して本能とは関係なく悠生を求める部分も胸熱。正己が欲しいものを欲しいと言えるようになっていくのがもぅもぅ…(泣)
で。母親から呪いのような言葉を投げられて育った正己の「常識」を、悠生は愛の詰まった言葉で正していくんですね。頼るのが下手な性格も、なんでも"平気"と我慢しちゃう性格も。甘えてイイよ・頼ってイイよ・安心してイイよというのが言葉だけじゃなくて行動から伝わるのがすごく良きです。切ない展開でも悠生がいるから大丈夫と謎の安心感がw
いや~~~~すっごい良かったです。初めて触れたDom/Subがこの作品でラッキーだったかも。きちんと対等に描かれていたし、SMとの違いも理解出来て、もっといろんなDom/Subが読みたいな思えました♪
※追記※だんだん不安になってきたけれどDom/Subの解釈ちがってたらごめんなさい…。あくまで超初心者視点で感じたことを書いています~!
超溺愛系なS攻×強気なツンツンM受の再会ラブ!
「Dom/Subユニバース」という設定の作品で、設定を知っていなくても分かりやすく、かつ新感覚な萌えも感じて、これが新たな「令和BL」か……!とジャンルの誕生に感動した1冊でした。
「SM」が根底にあるお話ですが、支配関係を乗り越えようと愛を育む受と攻の姿が尊いオブザイヤーです。
そして、「S」を内包している攻が、受を溺愛していてめちゃくちゃに愛し倒していく展開に、ギャップ萌えが詰まっていて心臓がやられました。
そして、受ちゃんも、攻の溺愛に戸惑いつつも、嬉しかったり応えようと頑張ったりする姿が初々しくてたまりません。攻の指を無防備に吸うシーン、何か…新たな性癖に目覚めました……。
ゾクゾクする世界観と可愛いふたりの初恋模様を楽しめる、新感覚BLです!
Dom/Subユニバース初挑戦だったので、未だこの作品の良さを掴みきれていないのでは…と思いつつ。
とても面白かったです。
最初は、受けの正己の差別的発言が嫌だなぁと思ったし、正己の冷たい態度もお構いなしにやたらと懐いてくる攻めの悠生もイマイチ好きになれませんでした。
でも正己の家庭環境や、悠生と正己の過去にあったことなど人物のバックボーンを知っていくうちに、ふたりを全力で応援したいと思うようになりました。
特に、2話と3話の間に攻め視点の短いお話(描き下ろし)があって、そこで悠生の株が爆上げ。
あとがきに悠生が留学中のエピソードが書かれているのですが、これも良かったです。
正己は相当な苦労人だけど(正己のスマホのよく見るサイトが泣かせる)、悠生も辛い経験をしてきたんだなぁと。
このふたり、ほんとに推せるわ。
一話目を試し読みした時点では、まさかこんなドラマチックなストーリーだとは思っていませんでした。
タイトル回収が素晴らしかった。
跪いてってそういうことだったのか…!
本編後に収録されている後日談「愛を問うたその先に」(描き下ろし)の、最後のふきだしも最高。
あの描き方によってより一層余韻がグッと残りました。
最高だったので初レビューします!試し読みしてからずっと気になっていてやっと読めました。感想は文句なしの神評価、何回でも読み返したいです。悠生君の溢れんばかりの愛と優しさ、正己君が自分を受け入れていくのがとても良かった。
○ネタバレ○
試し読みをした時は離れた体育館にいてもフェロモンがわかるくらい漏れていたのに今までバイト先や日常生活では気づかれなかったの?と思っていましたが納得いく理由があって良かったです、その理由も良かった…これがもしオメガバースだったら二人は絶対運命の番ですね。
基本は甘々で内容もしっかりしていたのでストーリー重視派の私も大満足の内容でした。定期的に読み返したいです。
Dom、Subという、第二の性が存在する世界。
自分はnormalだと思っていた正己が、悠生の転入でSubの意識が目覚める。
あらすじは、上記を読んでください。
表紙から高校生とは思わず購入。
読んでいて、ええ?!学生?みたいな驚きがまずありました。
幼少期の家庭環境により、Subに対して底辺の存在という思い込みがあり、まさか自分がSubになるなんてという葛藤があります。
それでも抗えない程、Domの悠生を求めてしまう姿がすごく官能的でした。
悠生も、従わせるだけの存在ではなく、お互いに求めてこそDom/Subなのだという強い信念があり、傷つけることや強引な行為は一切ない関係が良い!
自分には何も返せないと泣きながらも、お前のそばにいたいと正直に気持ちを打ち明ける場面やその後の正己の告白は、美しく感動的で泣きました。
初めてDom/Subユニバースというものを読みました。今後浸透していく新しいジャンルなのでしょうね。こちらの作品、わかりやすく入りやすいお話だと思います。
怒ったり、睨みつけたり、病んでる表情にやられました。
繊細だけど迫力もあって!!表情もとても豊か。
ストーリーと画の雰囲気もとても合ってて惹きつけられました。お話の設定も複雑なのかと思ったけど、そんな事も無く入っていけました。何回も読み返してます。
スイッチが入ると雰囲気が変わるところが病みつきなってきました。
そのうち、悠生が命令してるシーンが、もっともっと見たいと欲が出てきちゃって。ホントいい作品です!
まだまだ商業誌では少ないですが、
dom/subユニバース大好きなので発売を楽しみに待っていました。
dom/subは初見ではとっつきにくい設定ですが、SMに限りなく近いけど、根本的に精神的な欲求をお互いに満たしあう関係なため、対等で信頼関係が必須な、ロマンチックな関係です。
SMが苦手な人にも読みやすいと思います。(前半は主人公の偏見と認識の間違いからSMの話みたいですが…)
今作の主人公、正己くんは本来はsub(M)ですが、dom(S)として夜のお店で客のsubたちをいたぶっています。
この頃の正己くんは、本当に尖っていて、domとしてのお客の扱いもひどく、この話大丈夫…?ただの
SMの話なんじゃ…と心配になるくらいトゲトゲしていました。
その後、悠生くんdom(S)と小学校以来で再会し、自分がsubだと自覚します。
反発しながらも、悠生くんとの信頼関係によって、正己くんはどんどん満たされて穏やかに、かわいくなっていく様が、本当に最高でした。
これぞdom/subの醍醐味!
本編にも少し出てきますが、カバー裏のあとがきを読んで、悠生くんのここまでのことを知り、
再度読み返して納得。
満たされない欲求、二人とも、辛い時期を乗り越えてきたんだなぁ。
最後の最後、奥付まで話は続いていて、大満足です。そして読み終わって最初に戻り、口絵のカラーを見て胸がキュンとしました。
山田先生がどうしても書きたかったとのことですが、本当に素晴らしいdom/sub作品だと思います。
特に後半の怒涛の展開から奥付までつながる流れに涙が出ました。
読後は、私まで満たされた気持ちになりました。
内容に対してとっても良いレビューがあるので、私は注意事項を書いておきます。
(私は大変楽しく読まさせていただきました。ラストあたりは涙がポロポロと、、)
Dom/Subユニバースという特殊設定のお話になるので、まずはそこを調べてからお読みになることを強くオススメします。
正確に言うと違いますが、わかりやすく言うとSMのような部分もこの設定にはあります。その為、地雷の方は注意です。
私はオメガバースとほぼ同時期にこのDom/Subを知っていたのでスルッと内容が入りましたが、知らない方は少し戸惑うと思いますので、事前に設定はさらっておいたほうが良いと思います。
本書内でも説明されていますが、初見だと内容が散漫になってしまうかと、、。
設定の性質上、差別的な部分も多少ありますので、お気をつけください。
dom/subユニバースのお話です。
ノノノ先生の前作のSMも良かったですが、今回も良かったです!!
後半はとくに泣いちゃいました。
もう、正己くんが可愛くて可愛くて可愛くて…初っ端からは想像出来なくなるくらい可愛くなります!
そして、dom/subなのもありエロエロです。
エロもストーリーも良いです。
口絵のカラーは読後に見ると、もうそれだけでウルウルしちゃいます。
dom/sub入門にオススメな作品です!
紙本購入
修正は白短冊です。
初めて読んだ山田ノノノ先生の作品です。
Dom/Subユニバース設定です。
高校生の伊達 悠生(Dom)と同級生の佐山 正己(Sub)のお話。
Dom/Subユニバース
男と女とは別に「Dom」「Sub」といった第二の性が存在。
人を支配したい本能を持つのが「Dom」
人に支配されたい本能を持つのが「Sub」
第二の性を持たないのが「Normal」
Normalの正己は生活費と学費を稼ぐために、夜は「Sub専用クラブ」で働いていました。
イケメンで残酷なプレイが人気の正己。
ある日、仕事の帰りに見知らぬ男子から声を掛けられます。
ただの客だと思い適当にあしらいましたが、なんと翌日に正己のクラスに転校して来て…。
こちらの作品を読むまで「Dom/Subユニバース」という言葉も設定も知りませんでした。
ちなみに…地雷のひとつがSM系です。
そのような理由もあって、普段ならこの作品を手に取る機会はなかったと思います。
正直、個性的な表紙とタイトルにあらすじを読む前から委縮していました。
しかし、あるキッカケがあって読ませていただいたのですが…
も――う!!めちゃくちゃ良かった (੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡
なんで、もっと早く読まなかったんだ?!
確かに、Dom/Subの関係性には、SMや差別のような描写があります。
でも、悠生と正己は一般的なDom/Subの関係ではなく、もっと深くもっと優しい場所で繋がっているんです。
Dom/Subの関係である2人のラブストーリーと並行して正己の悲惨な生い立ちもクローズアップされており、山田ノノノ先生の上手な心理描写とストーリー構成で物語に惹き込まれます。
また、悠生が正己を本当に大切にしているのが伝わり、Dom/Subの関係に嫌悪感を抱きませんでした。
最初は、悠生のことが嫌いだった正己ですが、悠生の誠実さに少しずつ心を開いていく過程も良かったです。
Dom/Subユニバースは、オメガバースのように「番」や「運命」などはないそうですが、悠生と正己には「運命」があるのだと思えました。
「DomとSubは対等だよ」
悠生の言葉に正己の擦れた心はどれだけ救われたでしょうか。
途中、正己の母親が登場し、「Sub」であるが故の悲しく辛い人生にいたたまれない気持ちになりました。
ネグレクトを受けても心のどこかで母親を必要としていた正己の思いは届くのか?
「支配」とは、物理的なことだけを意味しているのではありません。
Dom/Subユニバースにおいての「支配」とは、信頼関係があって成り立つものだと思いました。
最後は、感動で涙が溢れました。
1P目にあるカラーイラストの意味がわかります。
ぜひネタバレなしで読んでいただきたい。
Hシーンは、どれもエロくて濃厚です。
「Sub」の正己が「Dom」の悠生に抱かれて何度とイく姿も見応えがありますが、悠生の愛情溢れる手の表現がおすすめです。
悠生の手は、セックスの時だけでなく、いつでも優しく正己に触れているんですよ。
描き下ろし『愛を問うたその先に』
本編のその後のお話です。
初めてのDom/Subユニバースが、この作品で良かった。
山田ノノノ先生は丁寧な絵柄とスッキリしたコマ割りで読みやすいです。
またDom/Subユニバースの設定もわかりやすく描かれていたので、最後まで迷子になりませんでした。
個人的には、勉強も頑張っていた正己くんが進学したかが気になる…。
「支配」を言う名の純粋で繊細なラブストーリー。
愛されることの尊さを感じられる作品です。
「オレ Subで良かった」
少しでもDom/Subユニバースが気になっている方には読んで欲しいです。