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神様×生贄の少年――珠玉の身分差ファンタジー、ついに感動の完結巻!
hana wo meshimase
神様×人間の少年
土地神さまのオブシディアンと、そのもとに贄としてやってきた少年シュルクの恋のお話、三弾目!
完結という事ですが…寂しいなあ。
この二人のこれからを、もっともっとたくさん読みたかった。
この本では
ディアンさまの出自や家族のお話。
幼い頃のオブさまと破壊神・アンデシンさまの出会い。
などいろいろな要素が明らかになります。
ディアンさまのパパ…カッコよすぎ✨
ディアンさまの住む世界はシュクルが生きた世界は違うけど
お互いを想いあう気持ちはいつも同じ。
ディアンさまはいつも通りシュクルの一挙手一投足に浮いたり沈んだりだし(笑)
シュクルはいつも通り表情は少ないですが…笑った顔は本当に花のよう。
シロツメクサで編んだ指輪で逆プロポーズ…可愛すぎかっ!
あ。今回H少ないです←でも満足満足♥
先生、甘くて可愛い物語、本当にありがとうございました。
花を召しませシリーズ、遂に完結。
前作までの2冊とは違い、ちょっと緊迫した部分がありましたね。
あまあまなだけじゃない、ふたりのしっかりとした絆が形になってました。
花嫁決定戦の会場では
「神側」のほうにそれ以外が居るというだけで
異質で悪者扱いされてしまうという…
でもそんな偏見にも負けないのがシュクルの強いところ。
ディアン様を守る、という揺るがない気持ちと大切に想っているということがみんなに伝わったんだなと思います。
このシリーズを通して、シュクルのこころの成長が見られたのがすごく良かったです。
完結してしまうのは寂しいな…
ふたりが寄り添って顔を見合わせて笑ってる姿がまたみたいです。
そして、神父様はやはり神だったんだということがわかって良かったです。
完結、ということですが
またどこかでふたりの続きが見れたら良いなと思います。
1、2巻ときて、ついに完結巻。
ずっと甘々で相愛な2人でしたが、今回はお互いにお互いを想い合う気持ちを再確認し、幸せなエンドでした。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
情報を見たときは、3巻まで出るのか!と蛇足感があったらどうしよう...とどきどきしていました。
けれど読んで損はなかったと断言できます。
今までの2人は、オブシディアンの領域で幸せな日々を過ごしていました。けれど今回は、それを脅かすような出来事が起こります。
新たなキャラクターもなかなかに濃く...皆設定が気になりすぎて、そっちに目が行ってしまうときもありました。
神様と人間という異なる生まれゆえに、周りから認めてもらうことが難しい...
そんな困難に、今まで守られてばかりだったシュクルが立ち向かっていきます。
この過程でお互いの気持ちをさらけ出していて、高まりました。
オブシディアンに出会って、どんどんと良い方向に変化していくシュクルは強くて、逞しかったです。
終始幸せで、2人の絆を確固たるものにする3巻でした。
神父何者なの~~~とそこだけが一番気になります。
土地神様オブシディアンと人間シュクルの甘い溺愛ラブのさらなる続編です。
あまあまプラスかと思っていたらシュクルに対抗する花嫁候補が登場で、ディアンにはどちらがふさわしいかの勝負をすることになり…という前作の砂糖とはちみつ大放出状態に比べるとだいぶ甘さ控えめな展開。
しかもディアン以外の神様たちの人間に対する対応や認識がキツすぎるのがちょっと残念だったりもして…。
そして、クセ強めな破壊神アンデシン。ディアンとの過去が明かされて彼もまたディアンへ想いを寄せているのが分かるのですが、シュクルだってディアンを想う気持ちは本当に揺るがなく真っ直ぐで。
あんなに華奢なのにちょっと、いや、だいぶ強情で、凛として芯のしっかりした強さを持っている。
ディアンもまたそんなシュクルが愛おしくて仕方がないのが伝わってきました。
ディアンの花嫁として神族からも祝福されてふたりの結びつきもより一層深まり、お互いがふたりらしい慈しみに満ちた気持ちを告げて…
高まりに高まってさぞかし愛に溢れた一夜が…なんて思っていたら優しいキス…のみで描き下ろしでも匂わせながら行為はございません。
ふたりの強い気持ちの繋がりに重きをおいたお話しとなっており、自分の考えがよこしますぎて恥ずかしくなってしまうほどのディアンとシュクルの眩しい純愛を見届けさせてもらった完結編でした〜。
(でも正〜直に言うとよこしまでエッチなシーンめちゃくちゃ見たかったです)←