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4gatsu no tokyo wa
上下巻を読んでの感想です。
上巻はまるでこちらの感情まで揺さぶられ、心を爪でひっかかれるような痛みが辛くて泣きました。
下巻で辛いことはあったけど二人の思いが通じあい強く幸せになれたことに、またまた泣いて涙が止まりませんでした。
素晴らしい愛の物語。是非読んでほしいです。
BLの良さ、BLであるという作品自体の意味がある上下巻でした
BLの良さと言ってもただただ楽しい!というのではなく葛藤や切なさ、そして歓びが描かれている良さがある!と読了後の余韻がじんわりと押し寄せます
彼らの物語は中学生から始まります
そして時を経て大人になっての再会
再会ですがありがちな偶然ではなく、ちゃんとお互いがその過ぎた時間を抱えたまま追い求め続けながら過ごした上での再会である所もしっかりストーリーとして組み込まれています
偶然同じ会社、という流れはあってもこの2人の場合は手繰り寄せた!という感覚がとても印象深く偶然感に勝る運命的なストーリー性があります
恋のお話しだけでなく、ちゃんと大人として再会した場所である職場でのお話しもキャラの人間味を伝えてくれる描かれ方がリアルです
過去と現在が入り組む構成なので読み込む程に背景が見えてきて「今」の和真と蓮の心の不安定さが伝わって来ます
とても上手に見せて下さいます
ただ…上手過ぎて、、、ぶっちゃけ胸くそ展開も…リアルに胸糞悪めです (*´д`)
あのサナダムシ…マジで絶ゆるなゴミクズ野郎で反吐が出ます(ー_ー)すごく……きらい
っていう流れもあるので、、、特に社内での理不尽系やハラスメント系がダメな方などはお気を付けて欲しいな…って思います
でも!このド級に嫌な野郎の存在すら凌駕してくれるのが2人の愛ですね
蓮が和真の事を「太陽のような存在」ってずっと思っていますがとてもその表現が伝わるキャラです
太陽と言っても陽キャのようにキラキラ輝く感じの太陽ではなく、緑の芝生や縁側の猫、干したてのお布団を想起させるような温かさと匂いを感じさせる太陽であり陽だまりのような存在が和真です
そんな不可侵な安心感を覚えるからこそ蓮はその領域をこれ以上侵してはならないと苦しむ。。。本当はその温もりに包まれたいのに…(ノД`)シクシク
あぁ、、、切ないねぇ・・・
そして読ませてくれますよね、、、これぞBL…!
胸くそキャラも居ますがその役割はちゃんと全うしてるし、その他にもこの作品に登場する脇キャラはみんなちゃんと意味があって「全員で」この作品の世界観を守ってくれています
和真のママ、、、脇キャラでこんなに印象が大きく変わる人もそうそう居ない
でも、彼女も彼らが中学生だったからこその言動だったし、2人が抱えて過ごした時間分彼女もまた抱えていたんだろうな、、、ってすごくグッと来ました
サクッと読めるお話しではありません
でも読み込んだら読み込んだ分彼らの時間が自分の中にちゃんと流れてくるのが実感出来ます
蓮は和真に包まれて、私はこの作品の温かさに包んでもらいます
想いを伝え合うシーンのコマ割りが最高に好きです!
セリフがシンプルなだけにとても胸と目と脳に訴えかける流れが圧巻でした
見て、感じて下さい、是非…!
とても良い余韻です
最後にクスっとなれるのもまたイイです
この余韻のままシリーズ一気読み、、、♪
最高です!!
修正|修正も最高です!!(シーモア)
修正が良いので濡れ場も回数ではなく質で満足出来ますしヤッテルだけではない意味を感じられる濡れ場です
素晴らし過ぎました。これこそが神です。上巻も下巻もどちらも神でした。
上巻があんまりにも良かったので、インターバルを2週間とりました。
そのくらい感銘を受け過ぎて、下巻をすぐに読むのが難しかった。
それでクールダウンした状態で下巻を読んだのですが、やっぱり作品世界にぐいぐい惹きつけられ、二人の気持ちに翻弄され、読後には胸が一杯になりました。
10年前の中学三年生のあの夏の日。
「好きになってごめん」と泣いて、別れさせられた時に、蓮は一度死んだんだと思いました。
しかもただ命を失ったのではなくて、罪悪感を刷り込まれ、自分の恋が禁忌になり、居場所も苗字も奪われ、ずたずたに切り裂かれて死んだのでした。
上巻のレビューでも書きましたが、初めて人を好きになったのに、初恋がこんな恐ろしいことと一体化してしまうことが気の毒でなりません。
でもこの深い傷をすべてくるんで、おひさまのあたたかさで蓮を愛する和真が尊くて、二人の仲良く過ごす日々が愛しくて、蓮が「奇跡」と称した毎日がずっと続けばいいのにと願っていました。
10年の時を経て、再び動き出した二人の時間が、これからもずっと穏やかで幸せでありますように。
本当にステキな作品でした。
下巻、ヤバいくらい最高でした…
それにまたまた泣いてしまった。涙流すなって方が無理です…。
和真からの告白シーンが頭にこびりつく。往来で泣いて抱き合ってキスする2人に、それまで彼らが過ごしてきた悲しくも切ない時間や、再会してからの楽しい時間が走馬灯のように思い巡らされてきました。
蓮にとってようやく叶った大好きな和真との恋
。こうなるまでにどれだけの痛みと涙を抱えてきたことか…。本っ当に嬉しい!
セフレという関係でも、恋人同士の2人にしか見えなかったんですけど、思いが通じ合った2人はやっぱり格別です。分かりやすい溺愛とイチャイチャは、これまでのご褒美かってくらい甘々でした(〃ω〃)
下巻は2人のBLの総決算であると同時に、会社の闇に迫るシリアスなシーンもあったりで、ハラハラのオンパレード。蓮が人事部長のクソヤローから暴行を受ける凄惨な場面もありました。(真田め!!怒)
デザインチームはチームワークが良くて印象のいい会社だなぁと思っていたのに、終盤では真田の過去の暴行事件を公にしたくない社長の対応に怒り心頭です。こんな会社だったのか…と残念な気持ちになったけど、お陰で新しい生活を始めるチャンスになったから、見切りを付けられて良かったかもですね。
予想外だったのは、和真のお母さん。
蓮のことを憎んでいたのかと思っていたら、実は2人の仲を認めてくれていたんですね。颯爽としていてカッコいいお母さんで、大好きになりました!
蓮には身内と呼べる家族がいないも同然なので、和真のお母さんの存在は心強いと思います。2人を応援してくれる家族も出来て良かったです♪
恋人同士になった和真と蓮が最高で最高!幸せオーラがプンプンで、こっちまでニヤニヤが伝染っちゃいそうです。
電子限定のお話も含め、あまいイチャつきが素晴らしくて何度読んでも飽きません。ラブラブイチャイチャがとことん神。もちろん評価も神評価です。
和真と蓮がセフレになってから2ヶ月が過ぎています。
和真の母と会った蓮はまた行方をくらまします。
蓮の行方を追って八神の元を訪れる和真ですが、蓮の過去を個室でもない飲食店で話したり大声を出したりと周りの客に迷惑になっていて、そっちにばかり気を取られてしまいました。
真田が蓮に一方的に暴力を振るって襲いますので苦手な方はご注意下さい。
和真が助けたので未遂です。
真田は性的暴行で女性12人に訴えられていますが蓮は裁判には関与してないようで、お金を貰って示談にしたから実家への借金を返せたりしたのかなと邪推してしまいました。
和真が蓮に告白する場所が人目の多い道端だったので萌えられなかったです。
そういうのは他人の目が届かない二人きりの場所でやって欲しいです。
和真の母と和解しますが、和真が女の子だったら許さないという台詞に違和感がありました。自分の子供を危険な目にあわせた奴を許せないのは当然ですし、そこに性別は関係ないと思います。
シーモアは白刻み海苔修正でした。
両想いになってからの甘々なえっちが見たかったです。
ドラマチックな展開を詰め込み過ぎて後半が駆け足になってしまったのが残念でした。
実写化すると聞いて原作を購入。
初恋こじらせの読みごたえある上下巻でした。
もともと社会派な側面のある作品ですが、
cm出演俳優の不祥事とか、
権力者からの性加害とか、
図らず?も現実とリンクする内容になっていて
これ、このまま最後まで放映できるのか不安に。
作品内の二人がたどり着いた幸せに希望を見いだして
色々な立場の人に読んでもらたいし、
ドラマは原作に忠実であって欲しいです。
後はどれだけ肌色シーンを入れられるか┅
mbsさんの制作なので期待しています。
びっくりしました笑 最高で!
1巻を読んでから数ヶ月が経った今購入したのですが,
上巻は個人的にあまりささらなかったので,この下巻には期待していませんでした。
(やっぱり上下巻物って2巻目が1巻目を超えれることって中々ないですからねえ!)
そんなこんなで読み始めたこの作品ですが,
2巻目がめちゃ良いと言うよりかは,1巻目のストーリーを踏まえての2巻目が良かったですね!
ストーリーが結構壮大で,トーンも切ないよりなので
面白いだけではなく感動もできます!
そして,主人公達の学生時代から現在(大人)までの心,環境の変化も丁寧に上手に描かれていて,成長したところも楽しめますしね。
キャラ2人のすれ違いが純粋に胸を打たれます!
上下巻通してのレビューです。
中学生の時に出会った蓮と和真の純愛ストーリーです。
上下巻通して一気に読んで、大満足です。
蓮と和真が離れ離れになってしまう原因になった事件や、再会してからお互いに素直に気持ちを伝えることができなかったり、辛くて切ない展開でしたが、お互いがお互い以外何もいらないと言い切れるくらい強い思いで全てを乗り越え、最後は穏やかなハピエンで幸せになれて良かった♪
それにしてもサナダムシはムカツク(怒)それを庇う社長もムカツク(怒)
こんな奴らの下で働きたくない!!辞めて正解です!!
重くて暗い中を、幸せを信じて読み進めてたどり着いたタイトルの「4月の東京」の回収の仕方にひどく感動しました。私はこの1ページを、きっと死ぬまでいちばん好きだ。
ここまで残酷で幸せで美しいBLは、他にはない。
絵やストーリーはもちろん、私はなにより使う言葉の美しさに惹かれました。何度も何度も、綺麗な言葉が出てきてそのたびに反芻した。
その中でも1番すきなのが、上に記したタイトルの回収の言葉だった。
圧倒的美しさに、何度でも泣かせてもらう。