イケメンデリヘル大学生(※タチ専)×気弱サラリーマン

メルト アット ナイト

melt at night

メルト アット ナイト
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神60
  • 萌×238
  • 萌17
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
11
得点
504
評価数
116
平均
4.4 / 5
神率
51.7%
著者
多賀(多賀タイラ) 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784834264715

あらすじ

性的なことに苦手意識を持つ、あがり症で気弱なサラリーマンのトモキ。
泥酔して帰宅後、玄関で寝ていたトモキの元に突然イケメンのデリヘルボーイ(※タチ専)のハルが訪ねてくる。
あれよあれよと気持ちいいことをされてしまうトモキだが、途中で部屋が間違っていたことが発覚!
お詫びに、トモキの苦手意識を解消するのを手伝うよとハルに提案され…?
イケメン大学生×気弱サラリーマンの、偶然の出会いから始まる、とろけるようなステップアップ・ラブ♪

表題作メルト アット ナイト

21歳,大学生,タチ専デリヘル
26歳,サラリーマン

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数11

ガタイよし、すぐに泣いちゃう受がかわゆし

Twitterで見て表紙がかわいくて購入しました。

以下、ネタバレありです。

自分に自信が持てず泣き虫なサラリーマンのトモさん(受)と、イケメンなポジティブ男子の国春くん(攻)

自分に自信が持てず酔ってグズグズ泣いてるトモさんのところへ、国春くんがデリヘルとして来たもののそれは部屋間違いだった、というのが二人の出会い。そこからお互いが惹かれあってカップルになっていきます。

まず、攻より背が高くてガタイがいい、いかにも昔高校球児でしたー、みたいなトモさんが受っていうのが、(趣味の問題ですが)私的に神。体格差あってでかいほうが受とかマジ最高です。そして、なにより、このトモさんがとにかくよく泣く(笑)いつもぐすんぐすんいってます(笑)でも、私的に、セックスのときに目に涙いっぱいにして泣く受って、これまた神…!

お気に入りは初めてお口でしてあげるときの描写が秀逸(笑)まじまじと国春くんの国春くんを見つめるトモさん(笑)二人のドキドキ感がこっちにも伝わるような、かわいらしい場面でした!

トモさんはとにかくセックス中は泣きっぱなし(笑)もう、感じて恥ずかしがって涙ポロポロしてるトモさん、ほんとに最高でした!!

攻の国春くんは目元涼やかなイケメン。明るくて、なにより、優しい。いろんな作品の攻を見てきたけど、国春くんみたいな攻って珍しいかなって思います。

グズグズ泣いて引っ込み思案なトモさんの話を、貶さずちゃんと聞いてあげる。初めてのセックスは無理やりじゃなく包み込むような優しいセックス。ここの描写、ほんとにかわいいんです。一方で、トモさんに『もうハルくんとはしない』って言われて、結局それは誤解だったんだけど、自分のものにしたいって思ったときの雄の一面が垣間見られる激しいセックスをしたり。そのあとのストレートに気持ちを打ち明けるところとか、男らしくてかっこいい!飲み会のお迎えでちらりと見せる独占欲もよき。

国春くんて、男らしいんだけどまとう空気がフワフワしてるというか、ほんとに今まで見たことのないような攻キャラでした。

そして、この作品の最大の魅力は、なんというか、トモさんも国春くんも、すごく性格がいい。人の悪口を絶対言わないし、とても優しい。読んでて二人の性格の良さがすごくよくわかって、二人が大好きになりました!!

お互いに気持ちを寄せあう描写がもう少し尺があってもいいかな~、という感じもしますが、あんなにピュアなトモさんだから、あんなにかっこいい国春くんに優しくされたら、そりゃ好きになっちゃうかって思いました(笑)

最後、デートにでかける前の二人のやりとりもとってもかわいい。体格差あるのに国春くんに翻弄されて涙目のトモさん、めちゃかわいくてきゅんきゅんしました。

すごくかわいいカップルだけど、今度はグズグズに泣きっぱなしのトモさんを、おもいっきり攻める国春くんが見てみたい(笑)続編を熱望します~!

12

受けはもちろん攻めもある意味純粋

先生のTwitterや電子書籍サイトでたくさん試し読みできて、続きが気になったのでそのままの勢いで購入しました。初多賀タイラ先生です。

◾︎ハル(西澤国春,大学生,タチ専デリヘル)×トモキ(井ノ原,会社員)
期待以上に面白かったしキュンとしました。トモキみたいな引っ込み思案というかおどおどした感じのキャラクターがあまり好きではないのですが、然程イライラもせず。笑顔が可愛い。性に素直で可愛い。「えっちだね」「えっちです(> <)」可愛い
彼女も悪くないのだろうけれど、あの振られ方は勃起不全になってもしゃあなし。

ハルくんがイチオシ攻め!独特のあっけらかんとした感性で、大学生しつつ男も女も相手にするデリヘルをやってます。友達の「削れる」って台詞が印象的なのですが、獣のようなハルくんがそれに気づくときがいいですね。陽キャは構わんが、犯罪や反社会的勢力に巻き込まれないことを祈る。トモさんもハルくんが悪人だったらと思うと怖いピュアさだし。

友達も、ハルくんの価値観を殊更否定はせず、でも自分は違うよってきちんと表明して、それでも友達であり続ける様が、今風で良いです。同調圧力が薄い。

大体アパートの中かトモキの会社の中なので、2人の日常シーンがもっと見たかった〜パスタ作るとことか好き。でも会社を使っての"プロ"の伏線の張り方とか、流れるようでお上手でした。

松崎さん…めっちゃわかる…自分がこうなってる事もあるのが自戒されて、ヒヤヒヤする。仕事面も暗黒期を思い出して苦しくなるので、精神状態が安定してるときに読もう。姫カットアキラさんをはじめ、察しの良い志島さんとか、周りのキャラもいい。多賀先生次も買お

謎のカープ坊や笑
電子限定描き下ろし、ベッドの上でハル目線4枚!おススメ!シーモアの修正は白発光

8

やられた!

いい意味で期待をお大きく裏切られました。
最初は、Hも多いしそっちをメインにした作品かな?と誤解したんですが、ほんとにキュンとしつつじわっとくるいい恋のお話だったー。

売りの子と、純粋な会社員。
実は作者さんのお知り合いの方に起こった実話がきっかけということなのですが、BLではよくある設定でファンタジーだと思っていたら、そんなこと実際にあるんですね!びっくり。

最初は、攻めのハルくんが、デリバリー先の部屋を間違えたところから始まります。
彼女に振られ、仕事でも先輩に辛くあたられて、すっかりダメージをくらってしまったトモくん。
そこへ、イケメンで超ポジティブなハルくんがやってくる。偶然の出会いだったけど、純粋なトモくんと、優しいハルくん、お互いが求めていた人に出会えたんですね。

おバカ風のハルくんが、だんだんオスみが増してくるのもよかったし、トモくんがウブで純粋で、でも乙女ではなくしっかり仕事での成長も描かれて、素晴らしいです。
そして、ああ、好きだなあ、という心の声が読者にもリアルに観じられる、お話であり絵でした。

以前同じ作者さんのケンカップルを読んだときはここまで心に残らなかったのですが、この作品はすごくよかったです。
お勧めしたい1冊。

3

念願叶う

「ヤンキーの津田くんは生徒指導の増田先生と仲が悪い」でちらっと登場した、「国春」と「トモさん」のスプンオフです。
前作を読んだ時、ものすごく好みの攻(華奢で美人な男前)×受(黒髪がっちり)だったので、絶対読みたいー!と思っていたので念願叶って本当に嬉しい。

こちらは二人の出会いで前日譚になります。
サラリーマンのトモさんは仕事も恋愛もうまくいかず、自信をなくす日々。
その夜も慣れない付き合いで酔って帰り玄関で寝込む。そこに、デリヘルのハルが部屋を間違えてやってきて、遠慮なく攻め始めます。

途中間違いに気づき、後日トモさんへのお詫びを兼ねて食事することに。
トモさんの悩みを聞いたハルは、自分はセックスのプロだし、自信回復の手伝いができるかもと提案。
その夜、ハルに優しく抱かれ、「誰かになろうとしなくていい、トモさんにはトモさんのいいところがあるから、そのままでいい」と言われ、肩の力を抜けるようになるトモさん。

すぐに赤くなってしまうところが、昔の恋人に頼りないと言われたトモさんだけど、一夜を過ごした翌朝、「すぐ赤くなっちゃうの、すげぇかわいいよね」と言ってくれるハル。
誰かにとっては短所でも、別の誰かにとっては長所かもしれない。自分を無理矢理変えることはないんですね。

やがてハルへの恋心を自覚し、お詫びやお客さんとしてではなく、ちゃんとハルに会いたいと思うトモさん。
一方のハルも、後腐れなくエッチを楽しめるバイトが気に入っていたのに、トモさんには何だかそうしたくない自分に気づきます。
気軽な関係を楽しんでいたおかげか本気の恋愛となると不器用なハルに対して、まっすぐ頑張るトモさんが健気でかわいい。

全5話構成で、最終話は恋人になってからの甘いお話です。
ハルはモテる故に修羅場など苦労が多かったらしく、いっそ誰とも付き合わないことにしていただけで、根っからの遊び人という風ではなく、けじめもつけてくれます。
このレーベルではよくありますが、描き下ろしがないのがちょっと寂しい(加筆修正はあるかもしれないです)。

前作の二人は未通で終了でしたが、今作は1話目から本番ありで結構エロいです。色んな体位あり、トモさんが自分で後ろを触る描写も。
連載の分冊版では刻み海苔の薄め修正でしたが、単行本では広い範囲の白抜きになってます(ともにKindle)。
電子でも刻み海苔の時期がありましたが、再び白抜きに変わってしまったのかな。ストアにもよるかもしれません。紙は刻み海苔です。

話が逸れましたが、すでに恋人として年月を経た二人を垣間見ているので、当然まだ読みたくなる。
前作で国春は25歳と言っているので、4年が経過してますよね。トモさんもより落ち着いた大人の男性になっているし、大人な二人の恋愛も見たいなーと思います。

11

泣いてとろけて赤らめて

好奇心旺盛でドライポジティブな顔のイイ大学生ハルと自信喪失で赤面ネガティブなガタイのイイリーマンのトモさん。

多賀タイラ先生の、多賀先生名義の『ヤンキーの津田くんは生徒指導の増田先生と仲が悪い』に出てきた国春とトモさんの出会いのお話しです。

『ヤンキー〜』の時のトモさんは優しそうで大人なイメージだったんです。だから今回のトモさんの自分に自信がなくて大きな身体を小さくして縮こまってしまっている姿がちょっと意外で、国春と出会い(だいぶトンデモでしたが)、そのままの自分を受け入れてもらったことで自信が持てるようになり本来のあったかみが出てきたんだなあ〜、とわかり、なんとも感慨深かったです。
そして国春も、価値観が変わり余裕がなくなっちゃうくらいにトモさんに惹かれて…。
うぬぼれさせ同士のラブラブカプです。
国春が氷をガリガリ噛むのは前からなんですね〜。
絵のラインはシンプルですが表情が素敵で、ドコドコな心音とかいろんな擬音が楽しくて好きです。

作中よく泣くトモさん(ええんやで…)、私は今回修正に泣かされました…
こちらのレーベル、修正が甘いと勝手に認識していて、というのも『メルト〜』を電子(ebook)単話で読んだ時にはしっかりモノのフォルムが拝めていたし、他作品でも結構うはうはな修正具合←だったのでいざ読んだら真っ白〜!!ん?え?はあ〜!?でした…
作品は良かったです!国春もトモさんも好き!
トモさんの同僚のクール男子瀧藤が気になる!
修正だけ!修正にだけ萎えさせられました(涙)

あ、最後に津田と増田先生の続編、国春とトモさんのこれからもぜひとも読みたいです〜。

8

表紙とのギャップ

丸々1冊、表題作です。

あがり症で、泣き虫なトモさん。
大型犬のような雰囲気があり、可愛かったです♡
トモくんのコロコロ変わる表情や、余裕のないところには、年相応の可愛さがありました。
ハルくんの人当たりの良さ、陽の雰囲気(?)と、トモさんの性格がぴったりと噛み合うような作品でした。

表紙の雰囲気と物語の雰囲気が、若干一致していないように感じました。
上手く表現が出来ないのですが……
表紙からはエロさやディープを感じられるかと思うのですが、物語から受ける印象はもう少し温かいものでした。

別レーベルから出版されているコミックスは、まだ拝読しておらず……
この機会に、手に取ろうと思います。

2

受けのキャラに魅了されました

『ヤンキーの〜』のスピンオフですが全く覚えてませんでした;
なので、こちらは未読でも大丈夫です。

とにかく、受けが可愛かった。
長身、黒髪、短髪、スーツ、健気、一途、童貞、恥ずかしがり屋……と、あげたらキリがないほど好きな要素がてんこ盛り!推せる‼︎

そんな健気なトモが偶然出会ったのが、デリヘルバイトのハル。
セックスライフを満喫しているハルも、実は一途で恋愛下手なんだと思います。

ストーリー的にはありがちなのですが、キャラの良さで読ませてくれます。
ハルと出会ったことで人生に前向きに、仕事に積極的になっていくトモの姿にもグッときました。

ちょっと切ないストーリーと愛しいキャラが魅力の良作です。
この機会に、『ヤンキーの〜』も読み返してみたいと思います。

2

みんないい人!

表紙の二人を見て、ぱっと見右の子が受けなんだろうなーと思って手に取った本作。全然当たってなかったけど、受け攻めに納得のカップルでした。

ハルくんが根っから明るいのがいいですね。すごくイイ子!対するトモさんは最初ちょっと気の毒なくらい自分の事をダメダメだと責めていて、可哀想でした。
ハルくんの部屋間違いからの出会いでしたが、そこからの話の流れが全然不自然じゃないのが上手いなーと思いました。デリヘルという仕事に疑問を持たずに過ごしてきたハルくんが、トモさんを思って「削れる」を自覚するシーンなどなど、心情描写も巧みで良かったです。トモさんが職場の人たちと打ち解けていく様子は読んでてほっこりしました。

全体的に派手さはないですが、とてもいい作品でした。

0

応援したくなる主人公!

あがり症で自信がない、気弱で彼女とのセックスも上手くいかず振られるだめだめな主人公

見た目はザ・体育会系の男らしいかんじなのに女々しい感じですが、そんな見た目とのギャップがなんだかほんとうに可哀想で思わず応援したくなってしまうようなキャラでした。

そんな主人公の部屋に間違えて来てしまったデリヘルがお詫び、としてセックスの練習をするのですが、そんな関係がだんだん恋になってしまいます。

そこからなんとなーく流れが予想ついちゃったんですが、デリヘルの子も、主人公も純情でとっても可愛らしい~
一生懸命なかんじがとても良かったです。
そして主人公がだんだん成長していくのが、良かったね!ってなりました。
表紙のかんじから、ちょっと暗いお話なのかな?と思ったのですが、ピュアなお話でとても良かったです~!

2

ちょっと物足りなかった

「うまくできる人って 脳がやわらかいんだね…」

トモさんの自信の無さや臆病なところに共感しながら読みました。共に笑い応援したくなるキャラを描くのが上手い作家さんだと思いました。
国春のような、自分とは全く違う生き方をする人に肯定してもらえるってとても幸せで良い出会いで、読んでいて前向きになれます。流されやすいけど一生懸命なトモのことを、「ラインすげ〜業務連絡ぽくて可愛い」と言う国春こそ良いですよね。

ただ二人の関係やお話は、1話読後から1冊通してそこまで意外性もなく想定範囲内に収まってしまった印象でした。かといって「思ってたのと違う」は求めてないのでただの読者の我儘ですね。
「テイクユアータイム」を先に読んでいたので、あの二人が出てきて嬉しかったです。
電子書籍で読むと、ページを左右にスライドした時にドアのイラストの斜線が良いコントラストになっていました。

0

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