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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ファンタジーBL大好きな私にクリティカルヒットな作品。時は現代、陰龍と戦うチート五龍衛士で女性関係はろくでなしの春馬(攻め)と、春馬の命を救った健気な人外の碧(受け)の、大事なもの、守りたいものを見つける話です。
かなり少年漫画寄りの作風で、アクションも勢いがあり終始カッコいいです。設定がしっかりしているので世界観に入りやすい。そのため説明するセリフは多めですが、私的に読まされてる感(説明乙感)は感じず、すんなり理解できました。周りの人物も個性があり、それぞれの役割を果たしていました。
そしてクライマックスがアツい!見せ場がある!
ちなみに、セックスシーンもちゃんとありますよ。(春馬さん手を出すの人外でも躊躇なくて速すぎだったけど…笑)
少年漫画のアクションバトルを読むような燃えと、BLの、お互いの繋がり思い合うことの萌えとどちらも味わえる、ごちそうのような一冊でした!
面白かった!
映画一本観終わった気分です。
設定は複雑、文字多めで、二転三転する展開にハラハラドキドキしました。
それに人魚姫的要素が加わる事で、ラストは切なさも感じます。
遊び人の春馬は、世界の澱みに生じる「陰龍」を解く「五龍衛士」と呼ばれる存在。
ある日の任務中、廃工場の屋上から落下し、死を覚悟した春馬を救ったのはーー…
春馬を救ったのは、鱗と尻尾を持つ謎の少年。
その子に碧という名を与え、春馬は共に生活する事になります。
この、碧が本作のキーパーソン。
碧は、陰龍を探知する陽龍に思えたのですがーーと、碧の正体も最初は推測でしかないのです。
そして、初めから春馬に懐いていた碧との関係は、過去に遡ります。
碧に力を与えるために贄としてHする春馬。
春馬と一緒にいたくて、どんどん変化していく碧がとっても健気で可愛いんです♡
最後の最後まで碧の正体、春馬との過去は伏せられています。
文字が多くてページ数の割に読むのが大変で、最後は少し詰め込みに感じました。
それに、後付のような展開も気になったのですが、それを差し引いても面白かった。
碧の成長を見守る親のような気持ちにもなりました。
ただのラブストーリーではなく、陰龍と対決する五龍衛士や、サポートする脇キャラたちも魅力の作品です。
壮大なテーマなので、一冊にまとめると少し物足りないのですが、陰陽師的な要素が好きな方にはお薦めします!